非常に苦しい中学時代を終え、高校に入学した琴音は新しい生活を楽しもうとしたが、思うようにいかない日々の中で食べる意欲を失ってしまい、摂食障害に陥る。
—これは自分を奪われた少女たちの、克服と再生の物語—
この作品は拙作「Thirteen」
の続編となっております。
※カクヨム・ノベルアッププラス・noteでも同内容で掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:42:57
30260文字
会話率:37%
掌編と短編を集めました。一つ一つの作品がそれぞれ独立した短いお話になっています。全て書下ろしですが、「人生最良の日は」は以前作者が書いた「『星と花』に寄せて」の続きになっております。前作を読まなくても分かる内容になっています。
※カクヨム
・ノベルアッププラス・noteでも同内容で掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 21:00:00
15076文字
会話率:41%
思春期の頃に知り合ったが最近会っていなかった「彼」に再び会いに行ったら……。
※カクヨム・ノベルアッププラス・noteでも同内容で掲載しています
最終更新:2021-04-28 21:23:50
1976文字
会話率:50%
久しぶりに会ったゼミの後輩達の中に、なぜか彼だけが見当たらなかった。
若くしてこの世界に別れを告げた後輩との思い出が蘇る。瑞々しい在りし日の後輩との交流に思いを寄せながらも、険しい現実に向き合う遺された者たちへの眼差しを向けるぼく。
自ら命を絶った若者と大切な人を喪っても前を向いて生きる人々の姿を描く純文学の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 23:21:40
5493文字
会話率:8%
俺にはたった一人、世の中に許せない奴がいる。親父だ。その親父は読書中毒だった。家族よりも仕事よりも本が好きだったーー。
そんな俺は今や書けば売れると言われるベストセラー作家になっちまった。
決して分かり合えない父と子の、それでも別つ
ことのできない因果な関係を、シュールさにユーモアをまじえて創られた独特な純文学の完成。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:41:23
1934文字
会話率:17%
夏の終わりの夕暮れ時、俺は自身の命の灯火が最後の光を放ちながら消え入るのを待っている。
長い間の土の中で待ち望み憧れた、空の世界での生活はあっという間に過ぎ去り、弱った体は思い通りにならないばかりか、意識も朦朧とし始めた。
生命の迸(
ほとばし)りと、その儚い終焉を蝉の一生を通して描く、純文学の新境地。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 16:05:52
6817文字
会話率:31%
カプセルを飲むだけで、「なりたい自分」に生まれ変われるようになった未来の日本。
カプセル内の腸内細菌が、欠点を全て矯正してくれる。
筋肉も、頭脳も、性格も、全て手に入る。それどころか、瞬間的な不安や緊張さえ速攻で消してくれる。
そんな未来
で、頑なにカプセルを使おうとしない人たちがいた。
記者の男は彼女らがなぜカプセルの利用を拒むのか取材に行くのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 20:01:31
10084文字
会話率:36%
高校を卒業し立花陽葵が務めるのは祖母がお世話になった特別養護老人ホーム翡翠の郷。そこで陽葵は一癖も二癖もある入居者様と仕事仲間と関わりながら、介護士として日々頑張る! そんな陽葵の徒然なる日常譚。
最終更新:2024-03-26 19:38:12
21522文字
会話率:76%
私は自称文字化け少女。世界の普通と少しズレてる。そんな高校生美術部の望月心美はある秋の日、一人の少年と出会う。自分には無い思いと言葉の伝え方を持つ、大川進に。
最終更新:2024-01-04 11:14:52
8109文字
会話率:50%
七瀬いをり、白上風花の姉妹は山の麓のイタリアンレストランに行くため、森の中を歩いていた
しかし看板はあるのに、進んでも進んでもレストランには辿りつかないまま、森の中で日が沈んでいく
道を進むにつれ、姉妹が抱えている問題とふたりはそれぞれ
向き合わなければならなくなる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 18:37:42
17969文字
会話率:26%
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093073810107203)にも掲載してあります。
最終更新:2024-03-26 00:52:04
5377文字
会話率:0%
栃の木の懐かしいような、切ないような、頼もしいような、小学校で繰られるそんなお話を1500文字程度でお楽しみください。
最終更新:2023-10-30 22:19:54
1477文字
会話率:45%
あなたの手は何のためにありますか?
主人公のラウダは、幼き日に失くした親友の墓参りに向かった先で、大地震に巻き込まれる。
そして気が付くと……そこはなんと見知らぬ異世界だった!
しかも勇者の証に選ばれてしまったラウダは、幼馴染でボクっ娘の
ローヴと共に、傭兵のノーウィン、セルファに引き連れられ、世界を救う旅に出ることに。
だけどそんなラウダには人には言えない秘密があって――
ただの楽しいファンタジーじゃ終わらない。
これはそれぞれが失くしたものを探す物語。
※平日に更新予定です。
※この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927860614129671)」にも掲載しています。
※この作品は過去に投稿していた同名作品の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:50:10
120675文字
会話率:31%
人とは他者を褒めたたえるよりも、踏みにじることに快楽を見出す生き物だ。
慈善家として民に親しまれるホルスト卿の異質な結婚パレードが開催される中、警察が突如として現れ、ホルスト卿の逮捕を試みる。その訳とは一体――。
※カクヨム様、
アルファポリス様にて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:39:31
37520文字
会話率:62%
不治の病を発症した嫁の脳を冷凍保存してから、三十年もの時が経ってしまった。六十となった私は現在、一人の女性と共に生活している。そんなある日の夜更けに、一本の電話がかかってきた。それは嫁の脳の冷凍を委託している研究所からで――。
※カク
ヨム様、アルファポリス様にて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 09:09:51
9942文字
会話率:53%
死者からは純白の花が咲き誇る。死者に咲く花を生者から守るのが「墓の守り人」と呼ばれる一族の務めであった。隔離された墓場で孤独に生きるはずであった墓の守り人のイエンは、しかし、掟を破り、一人の少女と交流を深めてゆく――。
※カクヨム様、
アルファポリス様にて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 08:54:01
22308文字
会話率:58%
そこには、目眩をおぼえるほどの青だけが広がっていた…
三人の人物が織りなす、21世紀、日本純文学の短編小説最高傑作
最終更新:2024-03-24 21:00:00
13829文字
会話率:4%
あなたは友達の男に呼ばれた。
どうやら悩みがあるらしい。
聞くと「妻が狐かもしれない」という馬鹿げたことだった。
でも話を聞いているうちに貴方は彼の妻の正体に気づいてしまう。
最終更新:2024-03-23 00:04:12
1079文字
会話率:0%
あてのない青年が懐にしまっていたあてのない手紙。本人が気まぐれで書いたはずのそれはしかし、彼が知らない幼馴染へのものだった。
最終更新:2024-03-17 22:29:13
2319文字
会話率:29%
彼はふと、家族がいた気がした。しかし、彼がいるのは森の中であり、そのような存在は縁遠いものだった。
彼は小鳥と蝶とを見た。どちらにも家族がおり、そして彼は蝶を羨んだ。
最終更新:2024-03-11 12:26:31
2203文字
会話率:0%
その鏡は、長い間風雨に晒されていた。
最終更新:2023-10-15 11:22:56
753文字
会話率:20%
渡会絢哉が恋人・藤ヶ谷紗絵の死を知ったのは高校二年の春であった。失意の底にいた絢哉に声を掛けたのは紗絵の叔母・眞緒である。曰く、宇霊羅の隠れ里には死者を蘇らせる秘祭がある。里には紗絵の実母が営む旅館があるため紹介できる、と。旅館から滞在の
許可が下りてすぐ絢哉はバイクに乗り出発した。だが道中の事故により渓谷に転落して――。
屍人が蘇る北東北の隠れ里を舞台に、亡き恋人の面影を追う少年の、破滅的な恋情と篤い友情を描いた幻想文学。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。登場する団体、職名、地名、氏名、その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※書き溜め保有済み。約二十万文字。一頁40*40計算で180頁。纏め次第順次投稿予定。
※本作品は2023年上期メフィスト賞に応募したものです。タイトルを検索すれば似た文言がヒットしますが、決して模倣したものではないことをここに明言致します(え、結果ですか? それ聞いちゃう? ええそうですとも。橋にも棒にもかかりませんでした。座談会にも印象に残った作品にも選ばれませんでした! ……まあメフィスト向けのミステリかと言われれば違うから、残当でもなく当然ですね、はい)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 15:02:33
203972文字
会話率:43%
筆舌し難いので、「私」は話すをやめた。
最終更新:2024-03-15 12:18:43
528文字
会話率:0%
「たす...け...て...。」
私の部屋の隅のラジカセからはよくそんな音が聞こえるのだった。
私はそれを、叩き壊した。
最終更新:2024-03-14 15:00:00
1490文字
会話率:27%
日付の変わる時に刻まれる物語。
その、2つ目。
とある春の日。
大手企業に勤めるサラリーマンのあなたは、仕事終わりにある山奥を訪れた。
そこは、桜の隠れた名所として有名な所だった。
車から降り、しばらく歩いたあなたは、一人の若い女性に
出会う。
妙に馴れ馴れしく話す彼女は、あなたの手を引いて桜並木へと歩いていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:00:00
2227文字
会話率:0%
日付の変わる時に刻まれる物語。
その、1つ目。
とある夏の暑い夜。
若いOLであるあなたは、残業からの帰り道にあまり人気のない道を通った。
そして、そこで道端に座り込む一人の男を見つけた。
その男は顔は若いが、その割には汚れが目立ち、中
年の作業員のようだった。
その男は、あなたに声をかけてきた。
そして、男はあなたに物語りを聞かせ始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 00:00:00
2495文字
会話率:0%
本の要約です。ニューアカが分かりやすくて手をとってしまいました。
最終更新:2024-03-13 18:24:01
472文字
会話率:0%
カクヨムにも連載中https://kakuyomu.jp/works/16818093073506564430
最終更新:2024-03-12 04:50:31
7571文字
会話率:39%
今この手を放したら、今度こそ、私はあなたのなににもなれなくなってしまう――大切な恋を輝かせるために彼女が選んだ手段と、その失敗の話。
*
2024.3.11/公開・完結
(初出:2018.12)
■軽微の暴力描写あり
■別所でも公
開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:00:00
16381文字
会話率:16%
彼女と手を繋ぎたいと思うことは、恋愛感情から生まれているのだろうか? それとも性的感情なのだろうか?
なぜ人は生殖には無意味なのにキスをするのだろうか?
恋愛感情と性的感情を全く感じられず共感ができないアセクシャルの彼女。彼女と付き合
えることになった私。
彼女のセクシャリティーを尊重したい私。しかし、彼女と付き合っていく中でセクシャリティーの違いによる様々な葛藤と問題に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:21:19
3091文字
会話率:6%
一度壊れた人生は――――
最終更新:2024-03-04 20:17:17
1562文字
会話率:0%