三歳になる娘に夏祭りに似合うように子供用の浴衣を着せ、髪を結ってやり、自分も十二年ぶりに実家に仕舞い込んでいた浴衣を取り出して身にまとった。ふよ浴衣を仕舞い込んでいたタンスの引き出しの中を覗き込めば、さほど大きくない紙の箱。手に取って開ける
と、中からは一本の簪が出てきた。細かく施された梅の模様の貝細工、黒漆で塗られた本体に赤い玉飾りがついて、金の鎖が上品に飾られている。
「ああ……そんなこともあったかしら。」
私の脳裏に、祭に行くと四年に一度だけ御神木の下で会える小さな少年の姿がよぎった――
此方の作品はpixiv様にも投稿させて頂いています。あしからずご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 23:32:20
15818文字
会話率:61%
ぼく達の種族・月狐は、大昔は敵無しの最強種族だった。だけど、最強種族も時が経てば力は弱体化の一途を辿る。今となっては力を使えば使うほど薄れていくって云われてる訳で、ぼくはまだ力を解放できていない。けど、強くなるために、ぼく、がんばります!
最終更新:2016-10-11 23:24:19
8241文字
会話率:48%
マーゴ・ジニエステは鏡の国の王女である。
王女でありながら国家転覆の首謀者として検挙されたマーゴは、断頭台へ向かう道の中で自分の住む世界とは別に世界があることを悟り亡命。そこは現代日本、海辺に昭和の風情を残す田舎町「藤」であった…
人々
の異能力を「芸術」と呼ぶ。マーゴもそれを手にし、現代社会の闇に直面することになる。
藤の町は温かな田舎町というだけではなく、怪奇現象の多発する一風変わった町だったのだ。しかもそれは、実は作為的な事件だった。
それは世界に古来より根付く、夜の神、白狐「メフィストフェレス」が率いる「黒の商店街」という組織による。
全ての人に「生きろ」と、
どこからともない声がする、記憶の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 20:01:03
191495文字
会話率:37%
唯々毎日が退屈。その理由がゲーム以外が楽しくないという最悪な理由の主人公、朝霧。
当然の如く怒ってくれる親友の言葉に聞く耳を持たず、退屈な毎日を過ごしていた。
しかし自身が管理しているサイトにとある情報が書き込まれる。
その情報とはゲームの
世界に行けるというものだった。
不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 19:07:03
13481文字
会話率:10%
西暦2412年、荒れ果てた大地で絶滅しかけた人類に残された希望『恵みの塔』
そこから一人の少女が荒れ果てた大地へ助けを求めに来た
しかし初めて出会った人間は……
最終更新:2014-08-03 20:42:18
20925文字
会話率:18%
充実した高校生活を過ごしていた八代舞は、友達に勧められて”人生攻略サイト”を見てしまい、この世界の知られざる戦いを知ってしまった。
このままでは人類が絶滅してしまうと思った舞は自らこの戦いを終わらせようとする。
最終更新:2016-10-08 13:15:23
2672文字
会話率:33%
赤ちゃんを失った狐と捨てられた子猫の物語です。
最終更新:2016-10-08 07:42:28
4132文字
会話率:0%
[気が付けば][荒廃した大地]の[上]に[立っていた]。
[此処]が[何処]なのかも[分からない]。
だが[お前]は[此処]が[異世界]だと[分かる]。
しかし[お前]は[お前]が[誰]なのかすら[思い出]せない。
[全て]を[失っていた
]かのように[思えた]。
だが[この場]で[立っている][以上][命]が[有る]のだ。
ならば[行動]に[移す]べきだ。
この[命]を[守り]、[生き延びなければ]ならない。
[笑われ]ても[蔑まされ]ても[裏切られ]ても、[生き延び][続ければ]きっと……きっと[何か]を[思い出]せる[筈]だ。
[故]に[お前]は[思い出]す[為]に[歩み][始める]。
――[長い][長い]、[お前]の[思い出]す[旅]が[始まった]のだった。
※PC版での横読み推薦。
※独特の文章で普通の小説ではありません。俗にいうTRPGやゲーム、ローグライクのような非常に見辛いものとなっており、苦手な方が多いと思います。
※同じ文章が何度も続く為、[クドイ]と感じます。それに関しては仕様で、これだけは変更出来ません。ご了承お願いいたします。
備忘用 設定資料集を作りました。
http://ncode.syosetu.com/n5083db/
↓ここからは最近の活動内容。ネタバレ注意↓
出来る限り21時前後で投稿します。
誤字脱字、投稿ミス等があれば感想欄等で報告してくれると嬉しいです。
※基本、書き溜めはしていません。サイコロ、コロコロ。ダイスの戦乙女の仰せのままに。
2018年現在凍結状態。再構築中なのでいつかは投稿したい所。
古いデータと新しいデータが混在し整理中に間違って一部を両方とも消したのは内緒です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 21:00:57
585398文字
会話率:7%
私が投稿している
『[お前]は[異世界]で[命]を[守る]。それが[お前]の――』
の私的な備忘録。設定資料集とも。
[お前][種族][職業][経験][超能力][魔術][武技][本内容][本一言][FNo.s][謎文字羅列][突っ込み集]
[敵達]など掲載予定。
微ネタバレの部分もあるかもしれません。
本編はこちら
http://ncode.syosetu.com/n3541db/
↓ここからは最近の活動内容。ネタバレ注意↓
8/31 近日[お前]の[登場人物]-[港町ホーロー]を追加予定。
また[お前]の[道具]は追加未定。
[お前]の[お前]を更新しました。
[お前]の[種族]を更新しました。
[お前]の[職業]を更新しました。
[お前]の[敵達]を更新しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-03 13:03:06
39040文字
会話率:21%
狐乃街と言う田舎街に住み、高校も卒業間近となった主人公佐々木望は。一年前に通学の時間と電車がたまたま同じになった二歳年下のクールな美少女、林原 空(はやしばら そら)に一目惚れし。一年間の片思いの末に勇気を振り絞って告白するが、彼女から“女
性にしか恋愛感情を抱けない”と言う衝撃的な想いを告げられて断られる。
そんな無理難題に直面した望の悩みを幼馴染みである仙狐(せんこ)の狐娘こときつ姉が彼に力を貸し。望を転生させて狐娘の美少女にして貰う事により、二人を阻む壁は取り除かれ。
望は空の彼氏兼、お嬢様故の葛藤に苦しむ彼女を身近で支える妹分に成る為に、様々な障害を乗り越えて彼女が通う由利原(ゆりはら)学園へと新入生として入学し。
合法的に様々な美少女達に囲まれたり、狐巫女としての能力を生かして奮闘したりと忙しいが実りある青春の1ページを二人は大切な友人たちと共に刻んで行く。
※後先を考えずに書いていて話が滅茶苦茶になってしまっているので、本当に申し訳無いのですが作者の都合により1度打ち切りにさせて頂き、次回1から書き直そうと思っています。
楽しみにしてくださっていた皆様すいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 17:56:57
208331文字
会話率:55%
時は元禄、所は小田原。まさかまさかの女性からの婚約破棄に、男は狼狽え涙に暮れる。このまま終わるか、腐るのか。それを救うは、狐の妖怪!?
今一度握る刀に託そう、自分の生きざまを込めて。時代劇風に語られるは、恋心と男の意地。
「和モノ×テン
プレ企画」投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 08:11:56
12768文字
会話率:44%
すっぱいみかんやすっぱいキウイが好きな人に送るパロディ童話です。
最終更新:2016-10-05 02:01:55
411文字
会話率:13%
新しい職場環境に慣れず悩みを抱えた主人公、美佳子 ( みかこ ) 20歳は帰宅途中に小さな祠にお願いをする、その晩帰宅し就寝した後に今までに無いくらい現実味の無い夢を見る、勇気を出し一歩を踏み出した、しかしそこに待ち受けていたモノはーーー
最終更新:2016-10-05 01:08:48
2037文字
会話率:28%
新選組に入った雷丸。沖田総司の相方として、戦いに挑んでいた。しかし、大政奉還が起こり、江戸幕府は滅亡し、十三代目である霧風は自害した。
幕府滅亡後、旧幕府軍として、新政府軍に対抗することを決めた。
これは、伊賀の狐と京の狼の時代
が変わってからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 17:17:03
2836文字
会話率:50%
時は幕末、伊賀の狐と京の狼という者たちがいた。その者達は決して、出会うことなかった。だが、人間のふがってな行動で狐と狼は出会うことになってしまった。しかし、伊賀の狐が京の狼は良い人ばかりと言っていた。狐の言うとおり、狼の者たちはいい人ばかり
であった。しかし、おもいがけな共通点があり、狐は驚いていた。これはそんな狐と狼の出会いの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-02 16:57:34
19943文字
会話率:57%
異世界召喚されたレシアが、魔窟の仲間と共闘する話。
最終更新:2016-10-01 17:59:14
657文字
会話率:10%
俺の姉は小さい頃から幽霊が見える。姉はその力を使って警視に出世している自慢の姉だ。
そんな姉に俺は結婚前提にお付き合いをしている恋人を姉に紹介したのだが……
「この恨み晴らさでおくべきか」の女の恋人が主役。
単品でも読めると思います。
最終更新:2016-10-01 16:32:10
5832文字
会話率:55%
これからもう冬休みそんなときこの事件は起きた。
俺たちが教室にいると突然床が光りだした。
そしたら俺らは突然異世界に。
クラスメイト皆で勇者召喚に巻き込まれ。
魔王を倒せとテンプレが。
しかし言われたのは勇者だけだ。
魔王は勇者に任せて異世
界旅行に行ってやる。
主人公は狐の妖怪の先祖返り。
見切り発車です。思い切り不定期です。
どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 12:52:35
4685文字
会話率:48%
母をなくし、絶望した少女が空を飛んだ。
目を覚ました先で狐となのる男の子と出会い2人で生きる理由を探し出そうとするが……。
最終更新:2016-09-30 21:29:09
464文字
会話率:0%
俺こと伊達大和(だてやまと)は赤い月と青い月の二つが浮かんでいる異世界で目が覚めた。
コールドスリープの影響か記憶を失った俺に盗賊たちの魔の手が襲う。
そして、俺は青い髪をした猫耳の魔女に命を救われる。
彼女の名前はソフィ。彼女は俺のことを
神様といったのだった。
そしてソフィと俺は伝説の聖獣赤龍(レッドドラゴン)を倒す。
色々とあって俺とソフィは結婚したのだった。
俺たちは俺を救ってくれた恩人ハルカに会うために、異世界ガーデンを放浪することになったのだった。
異世界を舞台に主人公ヤマトが元の世界に戻ろうと世界中を放浪していきます。
チート設定はほとんどなく、主人公の成長もそんなにしません(笑)
敵もかっこよく書くがコンセプトだったりします。
ストーカー系ヒロイン達の活躍もお楽しみに!
弱ハーレム要素あり(32部の時点ではなし)
初めて長期連載ので至らぬところなどあるかもしれませんが、ご容赦ください。
2016年7月27日
星球大賞に応募すべくあらすじ大幅に変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 16:27:39
232105文字
会話率:19%
とある女子高生が事故に遭い、狐人に転生。『神狐の末裔』なんていうとんでも称号を持って生まれた主人公。
その主人公が、人外のステータスや世の理完全無視のバグ能力を手に入れます。
そんな主人公が織り成す異世界転生無双物語。ご都合主義もあり。
主
人公は新世界の神になります。
※処女作です。稚拙(←幼稚とも言えます)な文で、しかも語彙が貧困ですが、応援していただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 07:37:01
176270文字
会話率:48%
ある日、空から尻尾が生えた美少女が降ってきてな。
そんな妄想を常にしていた冴えない大学生の前に本当に現れる尻尾が生えた美少女。
思わぬ形で夢が叶い天にも昇る思いになったのも束の間。それは妖怪大戦争の発端となった⁈
人と妖狐が織り成す恋愛フ
ァンタジー。
やがて彼女はその悲願を達成する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 01:25:21
22212文字
会話率:62%
異世界に住むエルフの女の子が、彼女にとって異世界に当たる、現代日本から空間魔法で手に入れた様々な小説を読んで過ごす、ほのぼのとした日常を描いた作品です。
ほのぼのとした日常と、小説の紹介がメインとなります。
作中で紹介する小説に関する印象は
作者独自のものですが、全て作者本人が読んだ作品で胸を張って面白いと言えるものばかりです。
みなさんが面白い小説に出会える一助となれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 23:20:12
2782文字
会話率:52%