子供たちと穏やかな生活を送っていた鎮。
だか代わり映えのない毎日に不満と疑問を抱いていた。
鎮は好奇心のままに、母を殺め、この世界の謎を解く鍵になると言われた別世界に送り込まれる。
そこで出会ったのは自分とそっくりな少年と武士として誇り
高く生きる一族。
秘められた謎と、少年との関係とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:30:13
372504文字
会話率:34%
戦国時代。天下人・徳川家康から武功を称賛され『言語道断古今無し』と謳われる武士がいた。可児才蔵だ。
元朝倉氏の側室の子供であるとの説もある才蔵は、幼少期を寺で過ごした。
ある日、その寺に怪僧・果心居士が現れて、共に母を探しに行くの
だが、そこは、おびただしい数の『家のない者』が住み着いている川原だった。
後に関ヶ原の合戦で十七もの敵の首を取った可児才蔵の少年時代から生涯を辿る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 20:25:55
1886文字
会話率:37%
明治維新から半世紀が経ち、日露戦争が終わり、日本は大正デモクラシーという時代に入りました。
そこでは平塚らいてうや市川房枝らによる婦人運動が起こり、男女平等論が広がっています。
西洋の文化が大衆社会の中に溶け込み、モダンガール、モダンボーイ
が街を闊歩する時代です。
この物語は、そんな時代の恋物語。
山中浩二と根本千代は十六歳の学生。二人は大正七年に開催された北海道博覧会の学生手伝いに応募し、出会います。浩二はいつも控えめであまり目立つことができない千代にひかれ、恋に落ちていきます。医者の家系を継いでいかなければならぬ浩二は受験に専念しなければならぬ時、一方の千代は「女の本懐は男を出世させること」という武士だった父親からのしつけで、男性からの告白をどうすればいいのか悩みます。
しかし浩二の熱意に負け、ついに千代は付き合うことにしたのでした。
楽しい交際もつかの間、浩二の母親に交際していることが知れ、母親は怒り狂います。
自由に男女平等にといっても、家柄や女子の生き方で古い考えがまだ残っておりました。
さて、この恋愛はどうなってゆくのでしょう?
最後まで読めば、当時の女子の生き方が見えてくることでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:46:42
3994文字
会話率:33%
マイナー武将で織田信長より前に天下統一!
時は戦国1548年。
都の片隅で噂話に興じている主人公。
油を売りながら生計を立てるのは仮の姿。
その正体は、堺と京都に地盤を持つ商人・そして未来からやって来た異邦人だった。
自らの目標を
掲げ、武士として名を売り、立身出世を果たす事。
その為なら、どんな金儲けでもやってやる。
こうして、マイナーな武将や無名の若者と一緒に天下を治める野望に燃えるのだった。
※作者からの見て欲しいポイント
①マイナーな三好長慶と松永久秀という武将達をこれでもか、と格好良く魅せる。
②商売物として、戦国時代なのに戦争が無い!
③下剋上と禅譲をテーマに、大河ものの様に語り継がれる口伝とリアリティ重視の物語。
④コメディーとシリアス回のギャップの大きさ、面白さ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 21:28:36
52441文字
会話率:17%
戦国の時代を生きた農奴生まれの武士は合戦で足止め役を担い死んでしまった。
しかし、不思議なことにアルビノの女の子として生まれ変わってしまう。
雅《みやび》は現代の生活によって腑抜けた自分が嫌になり少々不安を覚えていた。
そんな中、世界がダ
ンジョンの発現によって全く変わってしまった。
モンスターが蔓延る世界になり雅《みやび》は胸の高鳴りを覚えつつ早速ダンジョンに潜って魑魅魍魎のこどきモンスターを狩る快感を得てしまった。
これはそんな狂人が配信者としてダンジョンで活動する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 05:38:31
6000文字
会話率:15%
新章、突入!
美濃の武士・斎藤利三(としみつ)は、自分への暗殺未遂事件を機に明智光秀と知己の仲となり、光秀が目指す世の実現のために尽力することを決意する。
光秀が夢見る世とは、亡き斎藤道三が目指した「武」「富」「和」の力が揃った世。現状
、それを実現させられるのは、尾張の織田信長ただ一人。この信長の覇業を支えるため、光秀も利三も行動を開始する。
光秀は、京の将軍家に近づき、美濃平定後に行われる信長の上洛の下準備を始める。一方、利三は、美濃に在って信長の美濃平定のための調略を進める。だが、そこには、利三が考えていたより遥かに厚い、美濃の旧体制・旧秩序の壁があった。
利三は、織田家の美濃調略担当官で「人たらし」の才をもつ木下秀吉、古今稀有の謀才をもつ竹中半兵衛と共に、その壁に立ち向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:41:49
61097文字
会話率:40%
これは我々の知る日本とは異なる歴史を辿った、武術が盛んな世界の話。
近代において尚、武術という力が強大な世界で、己のこそが最強であると信じる|武士(モノノフ)達の物語。
天下無双。そんな下らない肩書きのために人生の全てを捧げようとする大馬鹿
達が居る世界で、その若葉の一人である少年とその戦友たちの物語。
さあ、誰が一番強いのか決めようぜ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 18:00:00
45885文字
会話率:24%
葦原の中つ国、と呼ばれる地がある。
「朝廷」は長らく葦原の地を治めていたが、年月を経ていくと共に弱体の一途を辿り、葦原は下克上・群雄割拠の世と化してしまう。朝廷の名門として知られる天田公爵家も、下克上の世の流れに飲み込まれ武士化していた。
公爵家の五十六代当主・天田慎鷲郎雷忠の顔を持つ青年・天田雷吾(アマダ-ライゴ)は、とある理由で引き篭もり同然の生活を送っていた。
そんな雷吾は、諸用で故郷の屋敷から公爵家の本拠地に向かうことになる。
しかし、その途上で運悪く刺客に襲われ、乗っていた愛馬諸共崖から滑落。どういう事か、葦原ではない異世界・カンフラントに飛ばされてしまう。
異世界に飛ばされた事を知った雷吾は葦原へ帰るため、そこで出会った者達を巻き込みながら少しずつ動き出す。
一見、無関係な筈の異世界に彼自身を取り巻く、因果が隠されていた事を知る事になるとは、誰も気づかずに──
異質な過去を背負う青年は、異世界から葦原に戻るまでの途上で何を知り、何を成し遂げ、何を得て、何を残すのか。
かつて「鬼天田」と呼ばれ、恐れられた武人の異世界戦記が今、ここに幕を開ける。
※一部のエピソードでは流血・残酷シーンが登場する予定のため、苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
※話の流れ上、オリジナルの地名などの固有名詞が多数出てきますがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 19:00:00
284400文字
会話率:46%
テレビで放送されていた『忠臣蔵』をみての感想。
最終更新:2023-12-17 22:16:25
920文字
会話率:0%
私は、至極何のこともない学生である。
当然言うにも及ばぬが、清少納言でも兼好法師でもない。思う丈を綴ったとして、至極何のことない事しか書けやしない。人生の教訓など教えて欲しいくらいである。
それでも、その至極何のこともない、自分なりの思い
を誰かに吐き出したくて、スマホを点け、この稚拙な文章を綴る次第である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 15:18:26
2154文字
会話率:0%
万延元年のこと。
町居の剣術家は廃墟に出るという幽霊のうわさ話を聞いた。
江戸の庶民は物見遊山のつもりで廃墟に押し掛け、夜半に町の戸を出ているのも問題あるし、留守の長屋に泥棒が入るというので番所の同心が追い払いに来る始末だという。
町の名
主に幽霊退治を頼まれた剣術家は、件の廃墟に残された絵を発見し、描かれた美人像に一目惚れしてしまう。
家に持って帰るか? いやしくも武士がそんな盗むような真似はできない。寝食も忘れ、廃墟で独り、つい何刻もこの絵を見つめてしまうのだった。
そのうち、この廃墟の幽霊は男女1人ずつ、薄幸そうな女と、浪人風の男の幽霊だという噂に変化した。
ある町民は確かに幽霊を見たと言い張った。幽霊はふたりいたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 17:44:56
7955文字
会話率:38%
いきなり鎌倉。二泊三日でひとり旅。
唐突に思い立った過程とその二泊三日を簡単にご紹介するというだけの、どうしようもないエッセイ! さびしがりやのダンナは家で泣いてたかどうだかはよくしらん(笑)。
まあそんな感じのいつものやつですが、よ
ろしかったらどうぞ~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 16:19:32
10162文字
会話率:3%
さらなる剣の道の高みを求め、江戸留学を希望した武次郎であったが、向かったのは国の外れにある豊かな自然に囲まれた農村だった。
思いがけぬ出会いのなかで、武次郎は己を知り、人と剣の道を知る。
※山本周五郎作『内蔵允留守』(昭和15年発表、およ
そ三十枚の短編)を原案にしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 19:10:26
39466文字
会話率:35%
ノア・レインはある日、念願の日本旅行中に突然死してしまう。そうして異世界に転生したノアは、想像した通りに動く強靱な体と、『無銘金重』・『武蔵了戒』という銘がそれぞれ付けられた二本の刀を『使徒』から与えられる。
「人々から慕われ、誰よりも強い
サムライになりたい」そう生前から考えていたノアは、使徒の手引きによって『鵺』という妖怪討伐を専門とする組織へ入隊する事となる。そこで様々な人と出会い仲を深めていく彼女だったが、次第に組織を取り巻く様々な問題に巻き込まれていく。
――これは、一介のアメリカ人の過ぎなかったノアが、『現代の宮本武蔵・宮本ノア』になるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 18:36:00
42540文字
会話率:63%
野武士の男が女戦士を好きになります。
最終更新:2023-11-24 13:12:40
1583文字
会話率:36%
もしも、源義経が兄である頼朝を討伐したら?
もしも、明智光秀が本能寺の変を起こさなかったら?
もしも、幕末の江戸幕府が黒船を撃退したら?
そういった歴史のズレが日本を極東魔界として世界に恐れられる【日ノ本七支星共和国】として転生させた。
武士・忍者・陰陽師が天皇の下で国を動かし、妖怪と共存し、少子化問題や食糧自給率低下問題を解決、メイドインジャパンやクールジャパンが世界中の若者を虜にし、世界覇権を握った新たなる日本は第二回東京オリンピックの経済効果による第二次高度経済成長を期待していた。
しかし、代々、四十八都道府県(淡路島を含む)の代表者である四十八人の防人【四十八県士】がその経済効果による利権を手にし、各々が望む新たな日本社会創出を目論み、第二戦国時代が勃発しようとしていた。
全世界を己が郷土色に染め上げようとする埼玉と群馬、経済と覇権の独占を企む大阪、暴力と任侠で世界最強の日本を目指す福岡、自然への愛とアイヌ一族の誇りに懸けて戦う北海道、そして、世界掌握という護国を成し遂げる為に暗躍する裏日本。
さらには、北方領土や台湾を狙うロシアや中国、世界覇権奪還を目指すアメリカやドイツが介入し、世界情勢は混沌と化す。
そんな野望の渦中に東京県士の弟ととある日系アメリカ人の少女が挑む。
※日本以外でもアメリカや中国、ロシア、ヨーロッパ諸国、中東、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア諸国も歴史改変され、国力も強化されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 17:53:46
7674文字
会話率:40%
もしも江戸時代にSNSがあったら、どんなことが書かれていたでしょうか。ちょっといい話、不思議な話。名所旧跡にまつわるエピソード。ほんとか嘘かわからない健康法。おまじないやライフハック……。江戸で暮らしたごく普通の人々の息づかいをリアルに伝え
る、短文随筆集『耳嚢』の魅力に迫ります。
本作は、ひだまりのねこ様主催『集まれエッセイ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 10:20:38
4631文字
会話率:0%
昏倒から覚めると、そこは戦乱の只中。
男は着の身着のまま、状況は不明。救う者も無い状況で戦国時代に歩み始める。
戦場から命からがら逃げる際に一人の少女を救い出すという、些細な拾った手柄で迎え入れられたのは、かの有名な「織田家」……なら
ぬ「小田家」であった。
一抹の不安を抱きながら当主に会うと、そこには戦場で助けた少女の姿。
そう、この少女こそが百戦百敗の迷将「小田氏治」である。
外交駆け引きなど微塵もできず、戦に出れば必ず負けて、その癖家臣の諫言なんて一つも聞きはしない戦国屈指の暗君愚将。
仕える男は器用貧乏で平々凡々の特徴ない若人。夢と浪漫の戦国時代に足を踏み入れるも、その日を生きるので手一杯。物語の様に甘くない現実と常識の違いに四苦八苦する。
しかし、少女には一つだけ誰にも劣らない能力があった。
それは、戦国屈指の絶大な「人気」である。
男は大きな歴史のうねりに相手にされずとも、必死にもがいて目の前の問題を解決し続ける。夢や理想と乖離する戦乱と謀略、味方の中の敵、気難しい武士の人間関係に揉まれながら、少女の「人気」を生かしていずれ来るお家滅亡を回避するべく文字通りの悪戦苦闘を切りぬけていくのである。
※貨幣流通に関して、研究資料に解明されていない部分は現在資料で読み取れる延長線上の範囲で独自解釈等を加えている部分もあります。
※軍事チートやらチートNAISEIの類は使用しないリアル路線です。故に物語の流れは遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:40:36
2602917文字
会話率:49%
鎌倉で武士として生きていくことを決めた主人公、九条月華が上司から受けた命により事件に巻き込まれていく恋愛ファンタジー。
京都を模した舞台で繰り広げられる、男女の恋愛と、友情、兄弟愛をテーマに月華が妻を迎え幸せになっていく過程を描きます。
最終更新:2023-11-15 12:00:00
232337文字
会話率:41%
時は戦国。岩陰なる国にて。
武士『橘玄』は主君を傀儡にした妖女『白姫』によって国を乗っ取られた。橘は化け物としての正体を見せた白姫を斬るも殺せず、家族も何もかもを失う。
牢人となった橘はとある神社で龍神『黒姫』に出会った。
そ
して、亡者を生み出す外法──それを操る南蛮の邪竜が白姫の正体という事実を黒姫より聞く。
日の本の征服を目論む白姫を討つならば手を貸すという黒姫に対して、橘は手を結ぶことを決意。
かくして竜の血を浴びた牢人と荒ぶる龍神が亡者を操る邪竜に立ち向かう。
悪鬼と物の怪、不死者と亡者、妖術使いと忍び、そして侍と龍が入り乱れる和風ファンタジー、いざ開幕──!
*この作品は小説家になろう、カクヨム、ハーメルンで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:11:37
171555文字
会話率:61%
戦国時代。岩陰国なる国にて大名『北右近』に仕えていた武士『橘玄』。彼は異国より訪れた少女『白姫』が主君に取り入り、その邪悪な物の怪の本性を現すさまを見た。彼は故郷岩陰国を妖術を使い乗っ取る白姫を討ち取らんとするもあえなく敗れた。主君は傀儡
にされ、橘の故郷の村は妻子とともに焼き払われた。
戦国の世のある不可思議な話。血塗れ、怖気まみれです。
和風ファンタジーの需要調査用につきまだ未完です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 17:49:58
3842文字
会話率:36%