ある日のこと。突然王宮に呼び出されたと思ったら、ありもしない罪を並べられ、国外追放を言い渡された。
……でも、なんだか様子がおかしい。私を運ぶ馬車の御者さんは丁寧に接してくれるし、私を馬車へと乗せた兵士からは
「これが貴方様の新しい戸籍に
なります」
と言って戸籍情報が載ったカードを渡された。
……うん。分かった。これ妹の仕業だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 15:00:00
2019文字
会話率:38%
無気力で平凡な少年、ケイルの人生は、一人の御者との出会いによって一気に加速していく。
不定期連載。
最終更新:2021-07-12 18:00:00
5412文字
会話率:60%
ダンジョンマスターとして日本から召喚されたらしい藍花。
しかし平和な日本で育った彼女には、殺伐としたダンジョンの運営は精神的にきつすぎた。
とりあえず、人が来れば良いのだ、と藍花は開き直って、他のダンジョンとは真逆の方向性に走ることに
した。
それはダンジョン内で人を殺さないという方向性。
「ダンジョンをリゾート地にしよう!」
そう彼女は配下のダンジョンモンスター達に告げた。
それから始まるのは、日本人メンバーによる無茶難題。
「美味しいご飯! あったかいお風呂! ふっかふかな寝具! 観光地ならそれは必須で!」
「「マンガ喫茶マンガ喫茶マンガ喫茶!!」」
己の欲望を口にする日本人達。そして振り回されるダンジョンモンスター達。
「主! 宝探しの部屋が荒らされて片付けに時間がかかります!」
「マスター! 浮き輪が足りません!」
「主様。お酒を飲んで暴れてる男、ぶん殴ってきていいですか?」
ドラゴンが定期便代わりにお客を運んで空を飛んだり、精霊達が歌ったり、リザードマンが御者してたり。
戦闘能力はそれなりにあるにも関わらず、「殺さず」の精神でダンジョン経営をする一同。
そんなどこか和気藹々としつつも慌ただしい毎日を送るダンジョン「リゾート」の日常を描いた話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 12:57:56
8500文字
会話率:54%
【本編完結済み】【番外編のんびり更新中】
男装して騎士学校に通う私は、今日も盛大に暴れまわる。階段から宙返りして着地したり、暑すぎて制服の袖を切り落とそうとしたり。幼馴染には上手く手綱を握られている気がするが、細かいことは気にしない。
「カイの弱みって何?」
「うーん、ルイ?」
なんじゃそら。だったら試合で私が勝っていてもおかしくないじゃないか。頭も良いはずなのに、たまにすっとぼけたことを言い出す一応公爵令息なカイと一応侯爵令嬢な私の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 13:51:42
149657文字
会話率:53%
亡くなった両親に代わり、十四歳の頃から弟妹のためにひたすら働き続けたレナ。遊びや恋とは無縁の日々を過ごし、やっと生活が落ち着いた時には二十六歳になっていた。ある日の仕事帰りの夜、ティッジと名乗る御者の男に声をかけられてから、レナの生活は少し
ずつ変わっていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 00:00:00
80205文字
会話率:35%
ある日事故を起こし死んだ工藤駆(カケル)は、女神から転生させて貰えることに。
勇者にでも転生できるという女神に対してカケルが選んだのは——御者(ぎょしゃ)。
転生先の世界には魔物がたくさんいるから、戦闘力も必要だろう、と女神に貰った肉体が
、馬車が、鞭が全てチートだった。
馬車は走るほどに車内の空間が拡張されていく特別製で、ドラゴンが100体乗っても大丈夫なほどの堅牢性を持っていた。
鞭は自分の意思で伸縮自在に操作可能で、ひとたび叩けば強力な魔物を使役することができるという魔法の鞭だった。
カケルは自分の大事な乗客が怪我をしないように、と強力な魔物や幻獣を護衛につけ、過剰すぎる防衛体制で今日も馬車を走らせていく。
そしていつの間にか空間が拡張されていく馬車の中に作った家は、どんどんと拡張されていき——。
「これってもはや城じゃないか?」
快適な馬車を走らせながら世界を巡ることで、カケルは様々な人や魔物と(色んな意味で)繋がっていく。
★★なるべく毎日一話以上更新します★★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 10:33:39
165945文字
会話率:43%
突如! 数千年の歴史と共に”現れた”究極のスポーツ!
その名は『マギカ・バディ(Magika Baddy)』!
魔術とカバディが融合したそれは、”魔”や”術”に携わる者にとってオリンピック以上の価値と重みがある競技である
だ
がその競技は、作者ですら"観た"ことがない!(当たり前か)
そう、マギカ・バディとは、作者の稚拙なルールと悪筆な文章のみで思い浮かぶプレーの様子を、あなた自身が観戦する、究極のノベル・スポーツ(Novel Sports)です!
― 競技の概要 ―
サッカーコートほどの競技場をミッドラインによって二つに分け、レイダー(攻撃者)はたった一人で、相手コート中心に描かれたアタックサークルに向かう
レイダーの中でマギカ(魔術者)と呼ばれる者は魔術や術で、
ストライカー(格闘者)は、鍛え上げられた己の肉体のみで相手チームを攻撃しダウンを奪い、
スプリンター(疾走者)は、目にもとまらぬ俊足で相手チームにタッチし、ミッドラインやサイドラインからコート外へ出れば、味方チームに得点が入る
しかし、防御(アンティ)側もみすみすダウンを奪われたりタッチされたりしない
ディフェンダー(防御者)が魔術や術、あるいは己の肉体によって味方を防御し、アンティ側のマギカやストライカーは、相手チームのレイダーを容赦なく叩き潰す
こうして得点の多い、もしくは相手を全滅させたチームが勝利となるのである
― あらすじ ―
曾祖父、庵堂龍造(あんどうりゅうぞう)が創立した龍堂(りゅうどう)学園に入学した庵堂龍一(りゅういち)は、先輩達からこの世に魔術と術が存在しているのを初めて知り、さらに自分は偉大な魔法師だった曾祖父、庵堂龍造の後継者だと聞かされる。
さらにこの世には、魔術とカバディを融合した魔術競技、マギカ・バディの存在をも知る。
しかし、龍堂学園マギカ・バディ部は昨年、全国制覇常連校の大凶魔學院と戦うが、敗れたのち廃部し、メンバーも分裂してしまった。
かつてのメンバーはそれぞれ違う部を設立し、後継者である龍一を引き込もうとする。
勧誘に翻弄される龍一は、幼き頃に龍造に聞かされた言葉を思い出す。
『”おもちゃ”を使って、困っている人を助けてはくれぬか?』
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 00:00:00
290349文字
会話率:46%
今朝未明、三番街にある中層住宅地で、大量殺人事件が発生しました。
被害者数は11名。うち身元が判明しているのは、プラーノ商会会長のセルゲイ・プラーノ氏1名です。被害者はいずれも鋭い刃物のようなもので刺されており、ほぼ即死だったと考えられ……
……現在、行方が分からなくなっている御者を捜索中とのことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 18:14:08
9608文字
会話率:31%
転生したウェールスは、三賢者のヴァールハイトに魔法を教わる。シュトーレン国では魔法を一部の者しか使えないのであった。その中でもウェールスは希望を捨てずに、誰もが学べる魔法学校を作ることを目標に旅をする。
旅の途中、地方貴族のソフィアと
メイドのリリに会い、一緒に旅をすることになる。スリーの街での連続虐殺事件に遭遇し、その対処にウェールス、ソフィアは共闘する。そして、ウェールスは中核都市シニフィエへ到着するのであった・・・
ウェールス:主人公
ソフィア・ヴァイスガーデン:ヒロイン
スターリン:しゃべる鳥。
リリ:ヴァイスガーデン家のメイド
ステファン: ヴァイスガーデン家の御者
ヴァールハイト:魔法を創り出した三賢人の一人。
ヴァーミリオン・シュヴァルツ:ヴァールハイトと共に魔法を創り出した3人の一人、現在の大魔法貴族シュヴァルツ家の創始者、魔法を独占する血の掟を作った
ルル:スリーの町にいたオステンの少女。
ディクスン:スリーの町の警察長官
アーロン・コミンスキー:スリーの町の警官
マーリン・ジャクリーン:予言の魔女。詳細不明
感想、レビュー、評価、ブックマークお願いいたします。励みになるので、どうか、お願いいたします。土曜または日曜投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 22:00:26
28407文字
会話率:59%
神から職業を授かる世界で【御者】という珍職を授かったミロ。ハズレ職と馬鹿にされ、職業を聞かれて答える度に「馬車とかに乗るあの御者?」と返されながら、ミロは帰り方がわからなくなってしまった生まれ故郷を探すべく旅に出る。手がかりは「ナックおじさ
ん」と「真っ赤で黄色のシャラララン」。果たしてミロは無事故郷に帰ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 23:20:20
256944文字
会話率:59%
勇者パーティーから追い出されたり、ギルドから追放されたけど実は最強、今まで主人公のおかげで成り立っていた。気ままに冒険者ライフを送ったら実力を認められて美少女は寄ってくるは国に認められるはの成り上がり。の流れを参考にした短編連載型のファンタ
ジー小説。
勇者エルディアとその仲間たちによって魔王は倒された。
勇者パーティーの雑用係兼御者を務めていた主人公イシュトは魔王を倒したことでお役御免。
身一つで放り出される。
今までの経験を活かして冒険者稼業についたイシュトは魔王なき人の時代を生きる。
「そりゃだって弱くはないでしょう。勇者たちが出払ってる間、SSランクの魔物から荷物と馬車をたった一人で守らなきゃならんのだから」
倒したはずの魔王が魂となってイシュトに憑りついたり、今度は人同士で戦争が始まったり平穏無事には暮らしていけない様子。
激動の時代、向かう先は一体どこなのか?イシュトのセカンドライフが今始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 08:39:46
126136文字
会話率:46%
月のない夜を一人の女が歩いている。
真っ暗な公園、骨でできた馬、体のない御者、角の生えた少年。彼女を取り巻く少しおかしな、平和な日常。のんびり過ぎる、ローファンタジー小説。の予定です。
最終更新:2020-07-21 00:58:02
2679文字
会話率:31%
自分が生んだ子にまつわる噂が原因で、王都の社交界からはじき出された伯爵夫人ティルダ・ノリス。ノリス領で採れる茶葉も評判を落とし、王室御用達の認定から洩れること三回。ついに夫の弟であるビジリア子爵から、領主としての資格なしとして、夫であるヴァ
レリーともども退陣を迫られる。
次の品評会でも評価を得られなかったら、ビジリア子爵の次男を養子に迎え、家督を譲ると約束する。
「やることがある」とだけ言い残し、一年前に姿を消した夫を信じ、侍女のレージュと御者のエディ、それと強引に加わったビジリア子爵の嫡男ブレニンを連れ、品評会の審査会場、マルヴィルト宮殿へと旅立つ。
しかし、ことはどうもノリス伯爵家の問題だけではすまないようで――
王女のウルリカが内密に、品評会に向かうティルダたちを守るべく、護衛を引きつれてティルダたちのいる山へ踏み込んだり、山に行ったはいいけどみんなに置いて行かれて迷子になっちゃったり、そばにいるのがどうにも頼りにならない大人一人だったり――
※主人公はウルリカではなくティルダです。
落ちぶれた伯爵家が王都に返り咲くお話。
※『魔譜研究室は今日も平常運転です』の“ノリス家の事情”に当たります。そちらを読んでいなくても問題なくご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 07:43:20
73368文字
会話率:25%
5分で読める胸キュン小説を目指しました。
主人公が密かに恋しているエリカ様、彼女とは部下と上司の関係。
勇気を出して行動を起こす主人公、そして普段は見せないエリカ様の可愛い一面が…
少し大人の甘酸っぱい一幕をどうぞ
最終更新:2019-10-24 19:08:38
1312文字
会話率:24%
昨夜、両親が事故に遭った。アルトンとリヴィメリア・ダンドゥリオンの公爵夫妻。まだ28歳と23歳の若い夫婦だった。馬車での移動中に飛び出してきた野生の鹿と接触。御者をしていた男性と共に三名の亡くなる事故だった。
領地の屋敷に残っていて難を逃
れたのは、一人娘である私───アルメリア・ダントゥリオン、3歳だった。
これは全て自分のこと、夢でもなんでもなく今現在のアルメリアに起こっている事実なのだ。
3歳にしては、冷静過ぎる?
当たり前。今の私は3歳のアルメリアではない。中身は、れっきとした成人の日本人女性である。
そんな私が6歳の時に、求婚してきた同じ貴族のぼんぼんがいる。10歳も年上のアンシェル・デルフィーン公爵令息だ。
見た目は少女漫画の王子様そのものでかっこいいし、頭もいいし、イケメン!
できることなら「Yes」と言ってしまいたい……
でも、ごめんなさい!その求婚はお受けできません!!
私には帰る場所があるのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 06:00:00
16696文字
会話率:13%
婚約破棄を乗り越えて?傷心旅行に向かう。の続きです。
ガタゴトと一頭立ての馬車が街道を進んでいた。
御者台に座るのは刈り上げた黒髪に黒い瞳の青年。仕立ての良い服に身を包み手綱を操る姿は一枚の絵のように整っていた。
最終更新:2019-09-17 17:00:00
3960文字
会話率:32%
レッディングタウンに住む人は大人になるとみな馬車に乗り、街を離れて戦場へ向かう。
一度街を出た者は二度と街へは戻って来ない。
戻ってくるのは御者一人。
これはレッディングタウンで生まれ育った少年ハーモニカと、御者を務める兄フューリーの日常の
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 20:19:14
4337文字
会話率:29%
ペロー版『サンドリヨン』(シンデレラ)に拠り、馬車の御者となったネズミの視点で物語を描きました。
※ 遥彼方さま主催「紅の秋」企画 参加作品。
最終更新:2018-09-13 08:00:00
1310文字
会話率:28%
音楽家を志すフレート・ヴァルザーは、ピアノコンクールの予選さえ通過できない日々が続いていた。そんなある日、フレートは父親に卒業後はルアゴで学ぶように命じられる。偉大な音楽家の故郷でもなければ、有名で立派な劇場があるわけでもない、ただの湖の畔
にある町。そこには、父の友人とその家族が住んでいた。家に見限られたのではと恐怖しながらも、青年はひたすらにもがき続ける。なんちゃってファンタジーにつき。現在地「ルアゴの狂詩曲」:父に言われるまま、フレートは陽気な御者とルアゴへ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 20:41:28
26798文字
会話率:30%
私、神谷葉那は私の家で私の家ではるちゃん、涼君、唯君、皐月君の5人で暮らしている。
季節は秋、涼君の誕生日が近づいたある日のことだった。
これは、シンデレラ、ネズミの御者、王子の続編です。
上記の作品を読んでいなくも楽しめるものとな
っていると思いますが、上記作品を読んでいただいた方がよりわかると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 17:09:32
11287文字
会話率:55%
俺、岩城唯は葉那の家で幼馴染3人と友人との5人で暮らしている。
夏休みになった。
俺たちの住む家に葉那の従姉妹が泊まりに来たんだ。
※こちらはネズミの御者は騎士になるの続編になります。
この話だけでも楽しめるとは思いますが、シン
デレラやネズミの御者を読まれてからの方がよりわかりやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 20:17:18
12368文字
会話率:56%
俺、椎名涼は高校生。
幼馴染3人と高校でできた友人との5人でで葉那の家で暮らしてる。
初めての中間テストを終えた日のことだった。
葉那とはるにある事件が起きた。
こちらはシンデレラは夢を見るの続編に当たります。
こちただけでも
楽しんでいただけるとは思いますが、前作を読んでいただくとよりわかりやすいかと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 21:42:29
12970文字
会話率:51%