ある日事故を起こし死んだ工藤駆(カケル)は、女神から転生させて貰えることに。
勇者にでも転生できるという女神に対してカケルが選んだのは——御者(ぎょしゃ)。
転生先の世界には魔物がたくさんいるから、戦闘力も必要だろう、と女神に貰った肉体が
、馬車が、鞭が全てチートだった。
馬車は走るほどに車内の空間が拡張されていく特別製で、ドラゴンが100体乗っても大丈夫なほどの堅牢性を持っていた。
鞭は自分の意思で伸縮自在に操作可能で、ひとたび叩けば強力な魔物を使役することができるという魔法の鞭だった。
カケルは自分の大事な乗客が怪我をしないように、と強力な魔物や幻獣を護衛につけ、過剰すぎる防衛体制で今日も馬車を走らせていく。
そしていつの間にか空間が拡張されていく馬車の中に作った家は、どんどんと拡張されていき——。
「これってもはや城じゃないか?」
快適な馬車を走らせながら世界を巡ることで、カケルは様々な人や魔物と(色んな意味で)繋がっていく。
★★なるべく毎日一話以上更新します★★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 10:33:39
165945文字
会話率:43%
20XX年。隣町に異世界が召喚された!
愛沢瀬海(あいざわせかい)22歳はどこにでもいる文系大学生!
日当りのいい下宿で目覚めると、突如として隣町に異世界が召喚されていた!
政府は高い壁で囲い異世界特区として関係者以外の立ち入りを禁じてい
た!
そんなある日、教授に呼び出された瀬海は異世界特区の調査団に加わって欲しいと言われる!
「じゃ、行って来て。はい。これ通行証ね」
「え」
「卒論は免除してあげるから」
「よっしゃ」
卒論免除に喜びながら異世界特区に入るとエルフの少女、アルメルと出会いエルフの森を案内される。
小枝を踏み折って腕の骨を折られそうになったり、裸馬にまたがってお尻が痛くなったり、ドラゴン討伐に向かったりしながら、瀬海は亜人との交流を深めていく。
エルフにダークエルフ、ドラゴニュートにセイレーンと異世界特区は亜人がいっぱい。
レポート作成に必死になってたら、いつの間にか亜人美少女に囲まれてた⁉
最寄りの異世界まで10分!
現実世界で繰り広げられるファンタジックラブコメディー!
瀬海の命運(卒業)は、異世界レポートにかかっているのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 19:10:00
156661文字
会話率:51%