俺は中二病である。
人より自身を客観的認識する事には長けているからわかる。まあ定義はいろいろあるだろうけど間違いなく中二病と言われる部類には入るはずだ。
ちょっと顔が良くてイケメンと言われても、やっぱり中身は中二病なので恋愛は下手くそ。
物心つく頃から何かと女性にちやほやされるくらいにはかわいい容姿だったらしく、それは高校に上がってもやっぱりそんな感じ。可愛い、だけじゃ男としてはモテても少し複雑。
小学校、中学校、そして高校。モテと同じくらいフラれ続け気がつくと俺の恋愛観は捻くれまくってイタいヤツになっていた。
これでも結構努力した。それでも結構頑張った。
でも、結果はいつも同じ。
ならさ、これが恋愛ってことなんだよね?
セックスしてりゃ恋愛ってことなんだよね?
中二病じゃなきゃ違ったのかも。
モテない人生なら違ったのかも。
でも誰も教えてくれないし、頑張って身を削って見つけたこれが俺の答えだ。
恋愛=セックス
純粋だった中二病少年は、そこそこモテて全てフラれた結果ここまでイタいヤツになりました。
でも本当は夢に描いたような普通の彼女、やっぱりほしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:12:40
97650文字
会話率:28%
大学卒業後、近所の学童保育でアルバイトをしていた直樹は、とあるアクシデントがきっかけで、所長の薦めで小学校で教員補助の仕事に就く。自分では、充実した日々を送っているつもりでも、教師や恋人からは、そう認めてもらえず、厳しい現実を突きつけられ
る日々が続く。
しかし、そんな直樹を幼い日の思い出が、記憶の奥から訪れ、新しい日々の扉を開く力を与えてくれた。
日常に励む、すべての人に送る青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:10:15
17111文字
会話率:20%
現役小学校教諭の五島麻衣子は、初の六年生担任をしていた。親友が三十路を前に結婚し、ふと自分の将来に疑問を感じ始めていた。そんな折、麻衣子のクラスの女子児童が、「死にたい」と相談室の担当者に打ち明けたと言う。なぜ、少女はそんな悩みを抱えている
のか……。自分のクラス児童の深い悲しみに踏みこんでゆく。一方で麻衣子は、自分の可能性を試すためにも新たな動きを模索し始めてもいた。日常の困難に向き合い、懸命に生きる人々の葛藤と希望を描いた青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:40:43
20244文字
会話率:47%
閲覧注意 胸糞な内容です。
どこにでもある新興住宅地の光が丘小学校を舞台にした俺の友達無くし物語
もっとも端(はな)から友達じゃなかったんだけどね。
実在する光が丘小学校、いじめ、事件とは、一切関係ありません。
最終更新:2024-05-09 04:45:09
725文字
会話率:8%
別名義からの転載になります
高橋英一
以下にコピーしてます。
http://takahashieiiti.livedoor.blog/archives/1898026.html
閲覧注意。不快な内容です。
この物語は、フィクションであり
、実在する光ヶ丘小学校、および実際の事件とは、いっさい関係ありません。
舞台は、どこにでもある新興住宅地の光ヶ丘小学校。
俺は、性格は、ゆがみきっている。
そんな俺は、なんにも悪いことをしていない優等生のSに、試すような真似を繰り返していた。
おこらせるだけおこらせた優等生のSに「屋上に行かないか」と誘われて
タイトルは、屋上で暴力「少女革命ウテナ」から取りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 10:40:54
1694文字
会話率:0%
柳沢佑夜には保育園から小学校低学年までの間、親きっかけで仲良くしていた幼馴染み、福宮茜音がいた。しかし、小学校2年生の終わり際で茜音が親の仕事の都合で転校してしまう。そのまま7年、二人が会うことはなかった。
月日は流れ、佑夜と茜音は同じ高
校に進学することになったが、互いに実家が遠いという理由で、両家の親が高校の近くのアパートを借りて、そこで二人で同棲することになり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:57:22
56244文字
会話率:57%
高校一年 文月 楓(ふみずき かえで)
成績も運動も普通で中学ではあまり目立たなかった。正直中学校生活はそんなに楽しくなかった。だからこそ、今の高校生活がとても楽しい。友達も担任もきっと恵まれている。そんな俺は思う。
彼女が欲しい。
小学
校も中学校でも俺は特に恋愛をしてこなかった。かといって別にモテなかった訳でもない。小学生では俺の事を好きだと言う人の噂を聞いたこともある。だが小学生の俺に恋愛なんて1ミリも興味なかった。だが、中学生以降はそんな噂は聞いたことはない。中学生にもなると女子を意識することもあったが、俺の全盛期はきっと小学生までだったのだろう。中学生の俺に恋愛という言葉なかった。だから俺は生まれてから恋愛を1度もしたことが無い。そして彼女が欲しいと思う割には異性に恋をしたこともない俺はこんこなことを思う
「恋ってどんな気持ちなんだ」
もしかしたら、俺は恋をしているのかもしれない。だけど俺はそれが恋なのかすら分からない。
文月 楓は恋愛をしなさすぎて恋という気持ちを知らない。そしてそれがどんな気持ちなのかを知りたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 06:58:59
206179文字
会話率:39%
俺、中井川大輝(ナカイガワ ダイキ)と左門悠(サモン ユウ)・右近由佳(ウコン ユカ)は同い年の幼馴染である。十字路の交差点の3点にあるそれぞれの一軒家で生まれた俺達は、赤ん坊の頃から多くの時間を一緒に過ごしていた。
2人と小学校は別になっ
てしまったが、俺は知っている。そんな2人が登下校時や色々な時に手を繋いでいることを。
俺は自分の手を見て、そして手を繋ぐ2人を見て、2人はいずれ結婚して夫婦になって、俺はただの時々会うかもしれない友達でしかなくなるのかと思っていたが……
そんな俺達3人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 07:20:00
3591文字
会話率:37%
卒業式から1年、大好きだった高校時代の陸上部のメンバーと再会した。だがそこにいたのはかつての彼らではなく、大人になった彼らだった。そんな当たり前の変化についていけず、変わらないどこか劣化していく自分は取り残され、自分の大切な居場所はいつの間
にか失われていた
それでもそんな現状を変えようともせず、ただあの時の輝かしい青春をやり直したいと嘆き枕を濡らす日々だったが、それを見かねた神様でもいたのだろうか。ある日起きると…
主人公:紫陽正明《しようまさあき》春から大学2年生。浅く広くという大学の一般的な人間関係に馴染むことが出来ず、友達は0。サークル無所属、バイト経験なしで学校もサボりがちの引きこもりだ
花城悠月《はなしろゆづき》:部内で一番1500mのタイムが速く高3夏の県大会では8位入賞を果たした実力者。明るく人懐っこい性格が特徴的で現在は都内の女子大に通っており、日々インカレサークルの活動に明け暮れている
石野森陽平《いしのもりようへい》:努力家であり天才。定期テスト・模試共に毎回トップ3にランクインしていて、また部活動でも優秀な成績を収めており、夏の県大会の5000mの決勝では3位に入賞し、関東大会に出場した。1年の浪人期間を経て都内の医大に合格し、春から通うことになった
前田孝弘《まえだたかひろ》:圧倒的なルックスとコミュ力を持ち合わせていて自分の高校のみならず、女子校の生徒までをも虜にしていた。正直、性格はあまりよくない。現在は渋谷にある大学に通っていて陸上サークルに入っており、高校と変わらず充実した毎日を送っている
柊あかね:家が近くにあり小学校から高校までずっと共に同じ学校に通っていた幼馴染。ずっと仲のいい幼馴染として上手くやっていたが、高2の秋のとあることをきっかけにその関係性は崩壊してしまった。現在、どこに通っているのかは不明
岩波鉄平《いわなみてっぺい》息をするように毎日アニメの話をしていて、毎クール20本以上のアニメを視聴、また見たアニメは全部自分のブログに感想を含めて投稿し、月に1回はライブにも行っていて周りからは少し距離を置かれていたが、同じアニオタの俺とは話が合い、毎日尽きることなくオタトークを楽しんでいた。でも今は…
黒鐘ひより:清楚で気配りの上手い部内唯一のマネージャー。高2からマネージャーを務めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 02:47:09
7661文字
会話率:47%
小学校時代。クラスメートにからかわれたことで絶交してしまった、鈴木ゆらりとクール系不思議男子の由良水都。
八年が過ぎ、ふたたび同じクラスになった。けれど気まずいまま、視線も言葉も交わしていない。
謝りたいけれどどうしたらいいのかわからないと
言うゆらりのために、友達の魅音が教えてくれたのは、水都のSNS。
悪いと思いつつ……ごめんなさい! こっそり読んでいます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:00:00
28965文字
会話率:40%
『顔だけ見れば超最高、でも頭の中身は小学校』と中学生の頃噂されていたナツ。美少女の顔に騙された男子達は、ナツの愛する『小学生が好みそうなちょっとお下品トーク』を聞き沈黙することに… 先輩サチに騙されて高校でも吹奏楽部に入部することになったナ
ツ。早速ナツに任された仕事は『新入生勧誘係』だった。はたして自他共に認めるちょっとおバカなナツにこの大役が務まるのか?〈登場人物〉喧嘩上等サチさん、密かにナツに想いを寄せる男前ルイ、イケメン大好きモモコ、孔明の再来?アンズ、浮世離れなお嬢様武者小路さん、天然空手女子剛堂先輩etc…個性豊かな先輩、友人に囲まれながら、今日もナツのオモシロ生活が繰り広げられる。 ※この作品には、小学生が好みそうな若干お下品な表現が含まれます。 ※序盤、ストーリーを進めるためギャグは少なめですが、じわじわオモシロ要素が増えてきます。 ※オーボエはしばらく登場しません。 ※この物語は吹奏楽部を舞台にしたコメディですが、音楽的な描写はほとんどありません。それをご理解いただいた上で、どうぞお楽しみ下さい。※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:29:05
164846文字
会話率:48%
近未来の高専生・高校生と、新スポーツ・精神没入型バーチャルリアリティ「ネオトラバース」を中心とした物語。
仮想世界上での天才プロバーチャルスポーツゲーマー、東雲柳(しののめ やなぎ)という高専生を巡る陰謀に、彼に恋心を抱くスポーツ万能な幼馴
染、桐崎クリスタル(きりさき くりすたる)が挑む。
未来の日本、東京湾に本州と陸続きで新たに建設された、未来ノ島。数々の最新技術に関連した企業、それを支える学生の教育施設、人々の住宅や商業施設が立ち並び、厳重な警備で守られた新たな東京のシンボルだ。
中でも特徴的なのが、未来の技術を支える学生たちを通わせるための学園キャンパスエリア。ここに小学校・中学校・高校・高専・大学・大学院の校舎が建っている。
柳は、昨年度中にプロ試験に合格し、大手企業とスポンサー契約を結んだ、今日本で一番有名な高校生だ。彼は幼少時から親しんできた、「ネオトラバース」のプロ選手として、プロデビューから連戦連勝の戦績を誇っている。幼馴染の桐崎クリスタル(きりさき クリスタル)は、そんな彼のことを好きな幼馴染。度々のアピールと日頃からの好意にも関わらず、一向に自分の気持ちに気づかない柳にヤキモキしている。彼らは青春の甘酸っぱい関係を保ちながら、2年生に進級してからも順風満帆な学生生活を送っていた。ネオトラバースは、精神没入型バーチャルリアリティスポーツで、繭(コクーン)と呼ばれるコックピット型の装置に設置されたシートに座り、シンクロヘルムというヘッドギアを装着することによって、現実世界の肉体ベースのアバターを電脳世界の領域に生成し、フィールド上でゴールであるゲートまで互いに妨害しながら、あるいはそれを避けつつ到達するというものだ。プログラムにより変化するフィールドを駆ける選手たちの攻防は、観客達の五感を刺激する。柳の出場を、クリスは毎回観戦していた。そんな二人のクラスに、転校生がやってくる。チェン・ユエン。彼はアメリカのネオトラバース高校生部門優勝という経歴を持ちながら、進級と共に突然この島にやってきた。彼は柳と旧知の中である清宮流磨(きよみや りゅうま)や柳と交流するが、その本心を肝心なところではぐらかす。しかしあらゆる技術と優れた人格は本物で、警戒していた流磨との距離も次第に縮まっていく。しかし、柳の連勝記録は打ち切られた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:27:38
291731文字
会話率:28%
絶海の孤島でもある平穏な佐渡ヶ島で勃発した連続殺人事件。十六年前に閉校された小学校を舞台に、サスペンスドラマが繰り広げられる。
最終更新:2024-05-05 12:00:00
199006文字
会話率:46%
生まれたときから声を出せない小学生の夏俐(なつり)は、合唱の伴奏者である夕灯(ゆうひ)さんに憧れていました。
自分もピアノを弾くことができれば、『邪魔者』になんてならずに済むから。
しかし、5年生で彼と同じクラスになった夏俐は、彼も「話す」
ことに難しさを抱えるひとりだと知って……。
声を持たない少女がピアノと出会い、人生を少しずつ変えていくお話。前編(小学生編)です。更新は不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
96822文字
会話率:24%
性決定遺伝子の異常で思春期に性転換してしまった冬浦小依。
急な環境の変化と、多感な時期の同級生によるいじめによって心を閉ざした小依は、地元から逃げるように遠くの高校を受験し通うようになる。
中学以前の自分を知らない新生活が始まるかと思い
きや、同じクラスには同じ小学校出身の人間が居て……的な話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:14:46
300267文字
会話率:73%
【幼馴染大勝利!】
俺には幼馴染がいる。小学校まではいつも一緒だったアイツ。
あの件があって以来、中学3年間ほとんど口をきかなくなかったけど…
幸いな事に、同じ高校に進学してクラスも同じ!これはチャンス?
でもアイツと来たら相変わらず、俺の
事を睨み付けてはソッポを向くだけ。
果たして俺にチャンスはあるのか?
そう思ってたある日。アイツの父親が開発中のソシャゲのクローズドベータテストを頼まれて…
オープニングムービーを見てて寝落ちしたら、2人でゲームの世界に転移していた。
2人っきりの異世界イチャラブ大冒険!
召喚した女神に強制的に付けられた、自爆機能標準装備『勇者の証』を首から引っ提げ、不滅の冥王相手に世界の命運を賭けて戦うぜ!
俺達の明日はどっちだ!
幼馴染大好きっ子に贈る、幼馴染好きの、幼馴染好きによる、幼馴染好きのための冒険、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:58:22
1153111文字
会話率:65%
とあるきっかけで、芽吹小学校に転入することになった沖和司。
彼の周りで起こる学校行事や事件の数々。
特殊能力に目覚めた人とまだ目覚めていない人が交錯する中で
彼らはどのような時間を過ごすのか。
最終更新:2024-05-03 21:44:59
128353文字
会話率:52%
とあるきっかけで、芽吹小学校に転入することになった沖和司。
彼の周りで起こる学校行事や事件の数々。
特殊能力に目覚めた人とまだ目覚めていない人が交錯する中で、
彼らはどのような時間を過ごすのか。
本作品は『特殊能力のある世界』で描かれなか
った
サイドストーリをまとめた作品です。
本編と併せてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 06:52:41
7576文字
会話率:53%
主人公の神谷たかしは小学校六年生。
特に目立つところはないごく普通の男の子だ。
行きつけの本屋である一冊の本に出会うことから、心に秘める様々な思いに駆り立てられるようになる。
雑誌の編集者がおじさんの知り合いだとわかり、どんどんその雑誌に引
き込まれていくようになる。
身近に抱える友達とのこと。クラスメイトの問題。
雑誌の取材旅行に参加した事で、少しずつ成長し、自分の抱える問題にも正面から向き合っていく姿を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:57:19
54806文字
会話率:42%
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)
が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 15:50:45
281063文字
会話率:45%
僕、神田勇樹(かんだゆうき)は自分で言うのもなんだけど、ちょっと臆病なところ以外は平凡な高校一年生。
そんな僕には片想いをしている幼馴染の女の子がいる。
高橋悠美(たかはしのゆうみ)。マイペースでおっとりしていて、優しくて、クラスで癒
し系女子と評判だ。僕とは小学校一年生で同じクラスになって以来の仲だけど「いいお友達」な間柄から距離を縮められずにいた。
クリスマスが迫ってきた12月初旬のこと。
悠美と一緒にクリスマスを過ごしたい僕。
それとなく話を振ってみたのだけど、結果は空振り。
彼女は男女の恋愛に疎いところがあるから、はっきり言わなかった僕が臆病なだけなのだけど。
というわけで、クリボッチが確定して憂鬱になっていた12月23日土曜日の夜。
【ゆう君、明日だけど、もしかして暇だったり、する?】
悠美から唐突にLINEのメッセージが届いたのだった。
プレゼントも用意してないし、どうしらいいんだろう?
でも、一世一代のチャンス。
なんとかいい雰囲気を作って、告白できるといいのだけど……。
これは僕と彼女が一歩先に進むクリスマスのお話。
あるいは一見特別なようで、なんでもないクリスマスのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:39:40
6875文字
会話率:50%
風邪を引いた。しかも38度以上とそこそこの熱で辛い。
当然ながら学校を休んだ俺だけど、両親は共働きで家には僕一人。
「心細いなあ……」
小学校の頃、母親が看病してくれたことを思い出しながら熱にうなされていると
枕元にはいつもどお
り学校に行ったはずの、小学校から皆勤賞で元気いっぱいな幼馴染、
柳原優美(やなぎはらゆうみ)。ずっと好きで、でも関係を変えるのが怖くて言えないでいる相手。
でも、こんなところに優美がいるはずはなくてこれはきっと夢だ。だから、まあいいやと告白してみたのだった。
かえってきた反応は戸惑い。
「……返事、待ってもらっていい?」
夢なのに妙にリアルな返事だ。看病されながら眠りについた僕だったけど、起きてみれば、枕元には
やっぱり優美がいた。
あれ?もしかしてさっきの告白って現実?
勢いでやらかした告白の顛末やいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 11:07:57
6114文字
会話率:52%
俺、葛城裕也(かつらぎゆうや)。何処にでもいる普通の男子。俺には彼女が居た。少し背が低いけど、とても綺麗な女の子、友坂美琴(ともさかみこと)。彼女とは小さい頃、そう幼稚園、小学校、中学校、高校とずっと一緒に居た。
だからって幼馴染とか
じゃない。美里は、親が事業をしている家庭の一人娘として生まれ、俺は普通のサラリーマンの家に生まれた。でも父親は仕事の事故で俺が小学校五年の時に他界した。
中学生の頃にはお互いの家を行ったり来たりして、美琴の両親も俺の母親も俺達がいつも一緒でいる事に暖かく微笑ましく思っていてくれた。
二人共ずっとこんな時間が一生、そう一生続くと思っていた。だって約束していたから。
「祐也、大きくなったら結婚しようね。子供を一杯産んで幸せな家庭を作ろうね」
「当たり前だよ、美琴と俺は運命の糸で結ばれているんだから」
「うん」
俺達はそれが当たり前だと思っていた。
でもある時を境に二人の関係は大きく変わった。俺は、こんな事になるなんて夢にも思って見なかった。
美琴が俺の知らない男と手を繋いで歩いている。そして美琴の家に入って行った。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 07:00:00
205787文字
会話率:54%
大学教授と女優でモデルの女性が結婚し、可愛い男の子が生まれた。名前は早乙女麗人(さおとめれいと)。何処に行っても『可愛いお嬢さんですね』と言われたらしい。五歳の七五三の時には、女の子は三才と七才ですよと宮司に間違われたくらい。
そんな子
が小学校に入ると先生から良く女の子と間違われていたり、男の子から苛められたり、何故か女の子からも嫌われていた早乙女麗人。父親は、そんな自分の子を見て隣町の道場に通わせる。
やがて中学に入り、背も高くなったけど、綺麗な肌で可愛い顔立ちが綺麗な女の子の顔立ちにもなって来た。
中学を卒業するまでには、多くの男子から告白される事に。でも麗人が男と分かると、彼を苛めようとする男子が現れたが、小さい頃からやっていた武術で簡単に撃退。
でも女の子からは誰も声を掛けてくれなかった。何故か皆決められたように一定の距離感で接してくる。苛められる訳でもないから良いのだけど。
そんな麗人にも親友が二人いる。二人共、小中と一緒の小早川健吾(こばやかわけんご)と東雲雫(しののめしずく)。いつも学校では三人で居る仲の良い友達。
そんな麗人が親友二人と高校に入った。まあ普通の進学校。決め手は三人の家から近い事。麗人、健吾と雫と一緒に平和な高校生活を望んでいたのだが。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 07:00:00
122097文字
会話率:56%
彼は、昔映画で見たかっけえおっさんに憧れた。小学校の時にはその夢が理解されないことを知り、将来自分もかっけえおっさんになることを夢想して孤独に努力した。しかし彼は、歳をとる前にその命を落としてしまう。
そして、彼は異世界で生まれ変わる
。誰もが固有の魔法を持つ世界。彼に与えられた魔法は〝変化〟。彼は思った。「これ、かっけえおっさんになれるんじゃね?」そしてなれた。彼は決める。前世で叶わなかった夢を、この世界で今度こそ叶えようと!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 06:00:00
777078文字
会話率:49%
静岡県清水区の架空の高校を舞台にした、日常系ラブコメです。
静岡県静岡市清水区在住の高校1年生である高野正太郎は、近所の幼馴染である山本祐子と、進学校である清水高校に入学した。小学校以来である同じクラスとなり、お互いに戸惑いながらも、新たな
生活に飛び込んでいく事となり、いろんな仲間達が織り成す人間模様(ドタバタ)の中で、正解の無い青春時代を、時に躓き、時に真っ直ぐに歩んでいく、ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー(月並みなお話)です。誰もが主人公になる青春時代にスポットを当ててみました。
青春時代は真剣だから面白いんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 22:18:05
701515文字
会話率:67%