唐突に終焉を迎えた世界に、季節外れの大雪が吹き荒れた。
男子高校生のタカヤとマコトにも、いよいよ終わりの瞬間が近付いている。雪に閉ざされた家の中、燃料も食料も底をついた。自分たちが人類最後の生き残りだと確信していた彼らは、わずかばかりの後悔
と共に淡々と死を受け入れようとする。
しかし、タカヤはただ一点だけ不満に思っていた。「最後に男二人だけ残すとか、神様何考えてんだよ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 16:20:09
6923文字
会話率:35%
魔術師 -彼らは現代日本にも遍く存在する。
代々続く魔術師の名門、楠木家の次男・遥は実家の後継問題を話し合うため、東京から年末の金沢に向かっていた。大雪のために駅に足止めを余儀なくされた遥は、実家で使役されている使い魔・ハクに遭遇する。久し
ぶりの再会を喜ぶ遥であったが、ハクが恐ろしい恫喝を口にし、事態は一変する。
「我々を解放しろ。叶わなければ、一族を全員殺す」
かくして、師走の金沢を舞台に、魔術師と使い魔の腹の探り合いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 21:38:37
1753文字
会話率:38%
大雪という恵みに感謝を
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最終更新:2022-03-03 11:15:32
429文字
会話率:0%
バレンタインの日、大雪で電車の遅延。
とりあえず学校に行くと……
最終更新:2022-02-19 22:37:34
4538文字
会話率:39%
大雪になりませんでしたね。
今朝もはよから活動中。
最終更新:2022-02-11 12:00:00
749文字
会話率:3%
自分史の詩です。明日は大雪だって・・・
最終更新:2022-02-09 20:32:40
464文字
会話率:0%
雪国の海辺の村で大雪の夜、暖をとっていた子供が雪女に殺された。
その雪女が九州の宮崎にも同じように現れた。それも冬ではなく夏にである。
雪女に殺されたと言う話を科学的に淡々と語る興梠修一郎。そんな修一郎に藤川弥生は激怒した。
最終更新:2022-01-31 11:06:02
10896文字
会話率:44%
子供の頃に楽しかった雪は、いまではやっかいな存在になってしまった。 大雪の日に、会社で寝泊まりする事になった由美は、想い人の卓也と話をする。 そこで思いがけないプロポーズをされる事に。 (※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ
最終更新:2022-01-25 13:00:00
2675文字
会話率:19%
雪の降る年の瀬。
低収入・病気持ち・実家暮らしのとある三十代男性は、
実家を我が物にせんと帰省した兄と殴り合いのケンカの末に敗北し、
降り積もる大雪の中に追い出される。
深い雪の中でさまよううちに疲れた男性は、
あきらめたように眠ってしまう
のだった。
ところが、次に目覚めた場所は焼け落ちた農村。
降っていたはずの雪はなく、そこは春のような温かい場所だった。
「あなたは悪夢を見せられていた」
そう語るのは銀髪の美少女冒険者、アルシャロッテ。
何と、今まで生きてきた三十数年は悪夢であり、
目覚めたこの世界が本当の世界だった!?
更に、彼の身体には規格外の力が与えられていて……!?
弱者として踏みにじられた男が、異世界で弱者のために立ち上がる。
そんな、ありふれたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 12:00:00
261096文字
会話率:23%
数年ぶりの大雪となったある年の冬の日。
白く染まった街の片隅で小さな雪だるまが生まれた。
その名は雪乃丈(ゆきのじょう)。
最終更新:2022-01-08 17:00:00
602文字
会話率:0%
昨年度もお正月は雪の中でしたが、今年は量が違う、西北部、もののけの里やら次元が違うと麓より言われる、山の中より、本年度もよろしくお願いします。
最終更新:2022-01-01 08:03:51
889文字
会話率:6%
西日本では珍しい大雪のあの日、真っ白い銀世界に雪だるまは恋をしたのかも知れない。
最終更新:2021-12-30 23:47:50
999文字
会話率:71%
十一月の過ぎた冬が盛る季節のある日の深夜、──その病院の建つ地方では大雪が降っていた。しかし窓を隔てた雪景色に気付ける筈もなく、その少年は寝付けない事に途方に暮れて思い悩んでいた。翌朝も気分は優れなかったが、リハビリの最中に降り始めた雪が少
年の心をときめかせた。屋外に出て雪の中を歩き、病院でできた友達と雪で遊び、明日の天気予報が雪であることを知り胸を高鳴らせる。就寝直前にも降り頻る雪を眺められ、空に煌めく星が更に心を楽しませ、朝の気分も忘れさせ少年に感動を贈った。
これは、少年のひとつの幸せな思い出。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 04:00:00
7009文字
会話率:40%
季節外れの大雪の翌日。公園の端のブナの木の下。
そこで起きた、小さなお話し❅*°
最終更新:2021-12-12 13:53:24
946文字
会話率:18%
初夏になる前の爽やかな土曜の昼前に、雌猫ニャーは我が家にやってきた。猫は嫌いだと思っていた妻は、意外にも好意的にニャーを迎える。風通しのいい木陰で昼寝するニャー、女同士の共感のシャワーの溢れる平和な庭先の昼寝の特等席が温かな小春日和のあた
る場所に変わったころ、妻の態度は豹変する。妻が変わったのでない、妻ははじめっから雌猫を好きになるはずはないのだ。それを承知していながら、わたしは女同士の共感のシャワーを見続ける。
ニャーのいなくなった庭先を見つめながら・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 08:53:32
6885文字
会話率:16%
北海道にスケッチ旅行に行きたくても、経済的に無理かなと思っていた多恵さん。そこに大樹さんの教室の教授夫人が多恵さんの画を買ってくれることに。年が教授よりもかなり上の為か世間に妻を公にしない教授に心を残して、ありがたく北海道、大雪山に旅立つ多
恵さん。先ずは旭岳、そこで不倫に悩む若い女性と知り合う。そこに新たな幽霊を加えて杉山君と良介君が現われる。妻依存症の彼のために探す事を約束する多恵さん。不倫に悩む女性も多恵さんと話す事などで何とか心の整理がつき始めた。其の彼女に恋する良介君。ホテルや次の黒岳でも彼の妻らしい人物に会うがみんなはずれ。スケッチだけは幽霊さん達のお陰でスムースに捗る。聞けば夫の幽霊さんは妻が恋しくて泣き出しそうとか。そこに現れた女性に尋ねると、今まで彼女と板と言う。やっと今の彼女の顔と居場所が分かり、杉山君たちの力を借りて夫に妻を引き合わせられた。
次の日、最後に向かう青い池。そこで見た光景に多恵さんはあるひらめきを得る。其の後も滝や牧場で大いにスケッチの収穫を得る。良介君の片思いを見届ける為に、杉山君も一緒に北海道に残るよう
に言い残して北海道を後にする多恵さん。多恵さんはお土産と描いてきたスケッチを直接渡したいと教授宅にお邪魔した。そして青い池で撮ってきた写真を見せて、教授にある一大決心を促すのであった。そして、秋晴れの日に・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 16:44:41
49590文字
会話率:53%
街一つが氷に閉ざされた。
妖魔退治を専門とする陰陽師『葛木家』に属する葛木修吾は、怪異の調査中に何者かの罠によって凍った湖底へと落とされてしまう。すると、そこで氷中で眠る美しい少女を発見。
恐ろしい被害をもたらす大雪を魔物に例えて『白
魔』と呼ぶ。
それほどの氷雪を操る雪女の少女が犯人だと思ったが、彼女は否定し、修吾にこう告げる。
「私と、恋人になってほしい」
葛木修吾を主役とした三年前の出来事を描く天井裏のウロボロス外伝!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 22:00:26
37642文字
会話率:49%
ギルドの事務員ナンナは、寒がりでいつも足が冷たい。
ある日ギルドに配達人の男がやって来た。彼はこんな大雪の日に、なぜか薄着で汗だくだった……。
冷え性の女と旅する男の寒暖差ラブ。
最終更新:2021-08-15 06:41:22
5574文字
会話率:21%
動物園にでも行って癒やされよう、そう提案してきたのは彼女の方だった。チケットを二枚握りしめてゲート前で待っていたのに、約束の時間を過ぎても来る気配が無い。
仕方なく一人で先に園内を見て回るが、思いがけない物を拾ってしまう。
最終更新:2021-08-11 00:16:03
2921文字
会話率:29%
一年の終わりが目前に迫っていた冬の季節。
東京でシナリオライターとして働いていた“俺”は電車に乗って帰省途中、運悪く大雪に見舞われてしまい無人駅で待機を余儀なくされた。
古い駅舎の中にあったのはストーブが一台と、見知らぬ女性が一人。
実家の
親に車で迎えに来てもらおうと考えた“俺”は、女性に携帯を借りることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 18:25:50
7785文字
会話率:55%