小栗ムツ先生、通称グリム先生は大人向けの童話作家だ。大学以来の再会を果たした彼は立派な作家になっていた。作家になれなかった私は、キーボードを打つ彼の後ろ姿を座り込んでただ見ていた。何とも表現しがたい関係性に頭を悩ませつつも、今ある幸せを崩し
たくない。
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童話作家のグリム先生と作家になれなかったアンデルセンの話。親愛以上恋愛未満。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-10 19:00:00
6731文字
会話率:20%
今日のおはなし、一日一話。
最終更新:2017-02-02 00:09:46
1034152文字
会話率:40%
三年前、僕は人を殺した。
親友ともいえる少女の命が狙われ、それを守ろうとした結果だった。
僕はその「人殺し」という事実を酷く悔いた、後悔したけれど、何者もそれを咎めたりなどしなかった。いや、もっとよく言えば、何者も僕が殺人者だと信じようとし
なかった。
何故ならば、その男の死に方があまりに異常だったから。
男の心臓はまるで、「蟲食い」にでもあったかのように、ぼろぼろに引きちぎれていたのだ。
「人殺し」。その事実に悩みつつも、罪を償う方法を見つけれないまま日々を過ごしていた。そんなある日、母の病状が悪化したことを境に、僕は田舎へ引っ越すこととなった。
その町には、「触れない男」という都市伝説が横行していた。
少女をさらう謎の男。
そしてその噂を継起に次々に町で起きる――人体自然発火、神隠し、連続殺人などの異常事態。
それらの事件に巻き込まれていくうちに、僕が目にしたのは、かつで自分が命を救った、あの少女の姿だった。
(超能力バトルものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-23 01:07:03
653810文字
会話率:33%
「日曜日の子はどうしているのかな?」
月曜日から土曜日までの『猫』たちが、会ったことのない『日曜日の猫』のもとへ向かう。
※ショートショートです
最終更新:2017-01-19 17:52:27
2027文字
会話率:32%
明るい未来も
みんなで並んであるいていきましょ
そしたらいつか幸せになるんでしょう?
私も毎日を頑張って、頑張ってきっと、あるべきところに幸せと、終着地を見つけてゆくんでしょう、きっと、ねえ?
低落に堕ちて行くだけの空虚で笑えるお話を読みま
せんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 02:50:36
1334文字
会話率:0%
暖かな海に囲まれた 常夏の島に なぜか四季がありました。
どうして そんな不思議なことがあるのでしょうか・・・?
それは 四季節を支配する 四人の女王が暮らしているからだというのです。
それは 幸せな事なのでしょうか・・・?それとも不幸
な事なのでしょうか・・・・?
常夏の海に囲まれた 四季のある島の季節は いつ迄も巡る筈だったのです・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 07:07:49
48811文字
会話率:85%
全てを引き換えにしてでも、叶えたい願いがあった。全てを壊してでも、奪いたいモノがあった……。それは、「心を失った悪魔の王」が、<永遠の愛>に至るまでの物語。
世界有数の能力者学校<ヘヴン>に通う残念能力者、小夏には野望がある。
それ
は学園最強の男<セラフィム>になり、実の家族と結婚すること。だが……。
「オレのカラダに心臓が……ない?」
奪われた全てを取り戻す為、小夏は仲間達と共に、歪んだ愛を語る悪魔<欲望の主>へと挑むが……。
裏切りの物語は何度でも繰り返す。「悪魔」の正体、「己の躰」の謎、「ご都合主義」のレベルアップ。全ての謎が明らかになるとき、小夏が選ぶ「終わり」とは。
(( ――ああ、君の(おまえ)の心臓を食べたい。 ))
それは、異能使いの〈ヘヴンの子供たち〉の〈真実の愛〉の物語――。
異能バトル×恋愛×人間ドラマ(+謎解き)な青春ファンタジー、キャラ総入れ替え、舞台を変えての第二幕!!
※前作『ミッドナイト・ロストサマー』の大幅なネタバレを含みますが、これ単体でも読めます。
※TS(性転換)要素あり。主人公は男子ではないためBLではありませんが、心が男のためBLタグをつけました。
※異世界に行き、異能バトルがはじまるのは第二章から。
性描写を含む第二部は削除しました。現在、下記小説家になろう大人向けレーベル・ムーンライトノベルスに順次移行中です。
https://novel18.syosetu.com/n5447ep/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-29 00:10:18
170512文字
会話率:25%
その国で一番高い塔に眠り続けるのは、悲しみに包まれた冬の女王。
冬の童話祭り参加作品です。
最終更新:2016-12-17 01:04:06
3975文字
会話率:53%
長い冬を終わらせるべく、王がおふれを出した。
それを知った国の外れに住む青年は冬を終わらせるべく冬の女王の元へと向かう。
そこで青年が出会ったのは、暗い目を持った狂気の女王だった――
冬の童話祭2017参加参加作です。お題使用してます
最終更新:2016-12-16 00:04:27
7905文字
会話率:31%
――この国にはもう何か月も、冬が続いています――
この国には王様と、その娘である四人の女王様がいます。
秋の詩人に喩えられる、聡明な秋の女王様。
夏の太陽と謳われる、華やかな夏の女王様。
冬の夜空にも似た、清廉な冬の女王様。
春の陽射しの
ような、愛らしい春の女王様です。
冬に閉じ込められてしまったこの国に再び春を巡らせるため、「私」と秋の女王様は、はじめての冒険に出かけることになったのです。
※冬の童話祭2017参加作品。
お題を使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-14 14:02:22
10692文字
会話率:38%
川沿いの遊歩道を歩いていると、急に街灯が点滅を始めた。点滅は追いかけるように、先回りするように、ついてくる。その理由とは……。
童話といっても、少し大人向けな文章と内容です。
オリジナルものですので、その点もご了承ください。
最終更新:2016-12-03 16:41:22
3620文字
会話率:10%
代々、四季の女王様が塔に住むことによってら四季がもたらされる国がありました。しかし、冬の女王様が閉じ籠ったことによって、冬の季節が長引いてしまいます。王様から『季節の巡りを邪魔しないように、傷つけないように冬の女王様を出すこと。成功したも
のには褒美を出す』とお触れが出ますが、女王様の力により追い払われていきます。次第に女王様を恐れ、塔に近づかなくなります。
――三年後、四季の塔に在る人物が潜入します。その人物は世間を騒がす正義の義賊ヘリワードでした。ヘリワードは女王様を悪い人物だと思ってましたが、冬の女王様は純粋で利口な少女でした。何故、塔に閉じ籠っているのか、冬が長引いたのか。知るためにヘリワードは、笑わない冬の女王様との交流をし始めるのです。
※冬童話のプロローグを元に書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 15:52:03
27408文字
会話率:44%
卒業を積み重ねて、成長する。
童話だけど、大人向け。
最終更新:2016-10-10 00:30:53
1590文字
会話率:43%
くろくておおきな竜と、勇敢な少女。結末は、貴方の心の中に。
大人向け童話をイメージした短編です。
最終更新:2016-10-02 22:25:10
1015文字
会話率:14%
450円 メンソール ピーチフレーバー
映画『君の名は。』のあの人に宛てた煙草の掌編
※喫煙は二十歳になってから!※
※同名小説をカクヨムにも投稿してますちょこっと改稿しています※
最終更新:2016-09-05 22:16:36
497文字
会話率:0%
閉じられた森で男は運命に抗う。
閉じられた森で女は運命を受け入れる。
守人は森を守り、竜の巫女は祈りをささげる。それが役目だと信じていたが。やがて彼らは本当の意味を知ることとなる。
静謐で残酷なシリアスファンタジー。
年齢制限を
かけるほどではありませんが、大人向けです。
自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-02 19:43:42
19985文字
会話率:28%
この国には確かに八百万の神様が存在する。その神様と橋渡しを担う役職を国民は「惟楽(かんながら)の者」と呼び、彼らは歴史の中で政治にも介入する大きな権力を得た。そんな時、外国から伝わった一神教の教えに、神道を国教とするこの国は混乱の時代を迎え
始める。混沌とする時代の中で、一人の騎士を伴って旅をする娘がいた。これは、一人の女の子とそれを取り巻く人々の、成長と恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 00:46:34
38468文字
会話率:43%
変質的な性癖を描く「自由な精神」シリーズ第三弾。今回のテーマは「自傷」です。R15ですよ。15歳以下は読まないでね、ほんとに。ぼくが怒られちゃうからね。作者は子供の読者を想定していません。頭コチコチになってしまった大人向けです。
最終更新:2016-03-10 05:00:00
5379文字
会話率:2%
魔法使いが住む国『マギヴェルト』を舞台に、主人公、蒼野義隆とその家族が繰り広げるファンタジー。
蒼野義隆は妻と二人の娘を持つフリーの中年システムエンジニア。娘たちの夏休み初日。突然、連絡の取れなくなった妻の百合香を訪ねて、娘たちと共に
妻の実家を訪ねる。緑豊かなその場所には、義母と妻の車はあったものの何故か二人の姿は見当たらない。そんな時、家の中から物音が聞こえる。三人がそこで出会ったのは予想外のものだった。
※作者が自分の子供たちのために書き始めた物語を元に、大人向けにアレンジして投稿させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 18:21:42
41335文字
会話率:44%
湖上に浮かぶ流木と、そこに住むシロアリ達の物語
最終更新:2016-01-04 11:49:31
1459文字
会話率:27%