科学と同等以上に発達し得る分野、『霊媒術』。それは、超自然的な物質『霊子』を操作し、局所的に物理法則の理を穿ち、瞬間凍結や起爆、毒素を生み、また人体に扱えば一時的に硬質化や変質化を自在に引き起こす術法。
霊媒術を扱う霊媒師である芦原壱吾は、
攻撃主体の術を兄に師事する中、裏の顔として公安部第零番書庫の一員として不毛な官僚ライフを満喫していた。
世の為人の為の霊媒術を軍事運用するという暴挙に四苦八苦しつつも、同僚の七瀬智哉や寡黙な兄で上司の芦原葵と日時軍事教練に励む。だが、そんな日々が穏やかな筈もなく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-26 20:08:43
15591文字
会話率:30%
戦場《いくさば》戦人《いくと》は、命をかけた尋常の勝負……戦いを求めていた。しかしそれは、法整備され『人を殺してはいけない』道徳や倫理の染みついた現代社会では到底叶わない願い。そんな世界と、まともな道徳観の欠落した自分自身に辟易し、どこか諦
めに近い空虚感に苛まれていた。そんなある日、戦人は街で噂になっていた都市伝説『骸骨侍』と、法で定義できない存在に対処するための非公式組織『公安零課』に出会う。その出会いをきっかけに、戦人は公安零課に所属する少女、芹沢梢と共に、都市伝説と呼ばれる不思議な事件に関わることになるのだった。
第18回電撃大賞、一次選考通過作。二次選考基準の評価B(A~B+-、Cの五段階評価)。エピローグ~プロローグまで全8章構成。順次投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-19 23:30:21
92493文字
会話率:25%
突然親からの仕送りが途絶え、不如意を迫られそうになった大学生の城山仁。アルバイトを探すことを決意した矢先、異形の生物に襲撃される。その翌日、アルバイトの決まらない彼のもとに、公安を名乗る少女が現れる。「力を貸してください」当惑する城山だった
が、破格の条件に首を縦に振った。
一応、自分が書いている兄妹モノの一連ですが、少し外伝的なストーリ構成にします。時間軸としては、「妹の異世界譚」の約一年前の話になります。前作を読んでいたほうが理解がし易い部分もありますが、多分初見の方でも大丈夫だと思います。わかんないけど。それとガチで15禁なので、15歳未満の方は読まないで下さい。それでは、自分は大人だという方、まあ読んでみようかと思う方はお付き合い下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-13 20:12:27
171983文字
会話率:57%
少女は、まだ見習いの殺し屋だった。
メイドや執事に囲まれて暮らし、女子校に通う、人殺しだった。
少女は自らの家の宿命と戦い、自らの絶望と戦った。
新たな仲間とともに戦場に向かい、そして、敗北した。
少女は泣き、求め、眠った。
自らの覚醒を欲
し、狂乱の時を迎えた。
少女は、鬼斬りと呼ばれていた。
絶望も痛みも、すべてが少女の一部だった。
――――――――――
「ニセキと申します」というブログにて縦書きpdfで公開しているオリジナルの作品の第三部です。同じ内容のものの重複投稿となります。第一部・第二部同様、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-04 01:34:06
151925文字
会話率:53%
少女は、まだ見習いの殺し屋だった。
メイドや執事に囲まれて暮らし、女子校に通う、人殺しだった。
ある夏の日、少女は日蝕の孤島にいた。
かけがえのない友を護るため、かつて殺した者と対峙した。
ある夏の日、少女は恋人の部屋にいた。
ようやく得た
わずかな平穏を、噛みしめた。
ある夏の日、少女は新宿にいた。
そして、護り続けた日常を、失った。
――――――――――
「ニセキと申します」というブログにて縦書きpdfで公開しているオリジナルの作品の第二部です。同じ内容のものの重複投稿となります。第一部同様、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-17 03:19:30
184115文字
会話率:56%
少女は、まだ見習いの殺し屋だった。
メイドや執事に囲まれて暮らし、女子校に通う、人殺しだった。
少女は、依頼があれば誰でも殺した。
東洋魔術の使い手でも、外国人テロリストでも、かまわなかった。
少女は、仕事の選り好みはしなかった。
公安の作
戦に、兵隊として参加することさえあった。
少女は、教誨師と呼ばれていた。
少女は、だが、絶望を認めなかった。
――――――――――
「ニセキと申します。」というブログにて公開しているオリジナルの作品です。同じ内容のものの重複投稿となります。この度、そちらでの更新が一段落したので、こちらのサイトでもアップさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-29 22:22:27
176690文字
会話率:64%
舞台はヘルティア連邦。人類は科学と共に古来より伝わる魔術を本の纏め、魔術文献と呼ばれるそれを後世に伝えることで急速な発展を遂げてきたが、一方で様々な理由から魔術をテロや暗殺などの暴力活動にも用いてきた。そんな経緯故にヘルティアでは魔術文献は
政府が許可したもの以外は個人での所有は禁じられている。ヘルティア連邦議会図書館調査局調査第四課は、魔術文献を管理する組織として日々国内を流通する違法な魔術文献に眼を光らせている公安機関の一つだ。四課員たちは国家公安という錦の御旗を掲げ、時に危険すら顧みず死地へ身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-20 00:00:00
39973文字
会話率:62%
鋼鉄よりも硬い棘を持つオオトゲアレチウリが、大地を覆い尽くす近未来の地球。人類はこの、最強の植物によって、住む場所を極端に狭められてしまった。しかも、オオトゲアレチウリには、レリア・ウイルスという、致死率90%以上の脅威のウイルスが寄生して
いた。更に、レリア・ウイルスは変異を繰り返し、ついには人間の肉体に異変をもたらす、レリア・Dーiウイルスが誕生した。
妹美鈴の死により、大学を中退した日野晃は、事故死だという美鈴の死に疑問を抱き、調べる。塔経市公安局が隠していた美鈴の死の真相は、レリア・Dーiウイルスに深く関わるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-23 16:24:53
144460文字
会話率:16%
父親の転勤で、東京から大阪へとやって来た柑菜。ある日の高校からの帰り道、電車を降りた柑菜が見たものは、見知らぬ世界の街だった。そこで出会った同じ境遇の男子高校生イブとともに、柑菜は元の世界に戻る方法を探ろうとするが……。そこはあまりにも現実
と似た世界であるにも関わらず、異世界すぎた。協力者である大学教授、篠原の口から語られる不思議な世界。民事不介入が絶対条件の驚くほど大規模な軍隊!?その軍隊を結成させ、そして解散させる権限を持つ天皇陛下!?公安の許可がなければ一般人は車を所持できない!?※ブログで連載中の小説の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-12 15:43:31
32964文字
会話率:54%
時代は十九世紀末の日本。一八九四年に勃発した日清戦争は、ライフル銃や大砲の弾が飛び交う近代の戦争において、元素力を扱う戦女神達が辛うじて有効な戦力であることを証明した。講和条約の調印に日本中が歓喜した翌一八九五年、事件は突然起きる。若きワル
キューレ達を養成する学校、函館神軍養成学校の校内で一人の男子学生が遺体で発見。翌年に一人、その翌々年にさらにもう一人の男子学生が謎の死を遂げる。一連の事件に対して本格的な調査を行わない養成学校に対し、公安は秘密裏に調査を開始。養成学校の実態と事件の真相を掴むため、一人の教官と三人の男子学生をスパイとして学校に送り込んだのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-20 04:49:41
27376文字
会話率:50%
事件数が21世紀に比べて約2倍になった23世紀の日本で公安が新たに立ち上げた特別事件対策室。その裏にある恐ろしい国防軍の計画と著しく変化する世界情勢。これらによってもたらされる世界の未来とは。
最終更新:2011-01-25 23:03:30
5522文字
会話率:50%
1nd First「美しき魂」の次のお話です。
太古から、日本に変わらずに存在するあやかし、あるいは妖怪。
人に害をなすそれらを処理するための特殊機関がある。国家公安委員会第十一特別外局、通称「イレブン」
そこでは、あやかしを制御する特殊
な力を持つ人々を「士」(し)と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-06 11:41:34
32432文字
会話率:46%
あやかしは存在する。
太古から、日本に変わらずに存在するあやかし、あるいは妖怪。
人に害をなすそれらを処理するための特殊機関がある。国家公安委員会第十一特別外局、通称「イレブン」
そこでは、あやかしを制御する特殊な力を持つ人々を「士
」(し)と呼ぶ。年齢に関わらず、その能力を発した時点でイレブンに登録される。その数、全国に約五千人。大抵の場合その力は、親から子へと受け継がれる。
活動の特殊性ゆえに、イレブンの存在は公にされていない。東京のどこかにその本部があるといわれるが、その場所を知る者は、そこへ入ることを許された士と、日本という国の中枢にいる数人だけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-14 14:54:29
55493文字
会話率:47%
幼少時、ある組織に攫われ、殺人機械として徹底的な教育を受けた主人公、夜向 明助。
時は経ち、組織も崩壊し、高校生活を謳歌していたが、明助を助けた警視庁特殊公安課<黒組>は彼の特殊な能力を利用し、巷を騒がす怪奇事件や異常犯罪を
未然に防ぐべく、番犬として闇夜に解き放っていた。
そんな折、クラスメイトが麻薬の売人をしているという情報が明助の耳に入る……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-20 02:34:41
4186文字
会話率:39%
突然のクビ宣告。
残りの財産は金にもならなそうな家具と五千円札、そして6キロ程度の米のみとなった元公安職員、静狩 一士(シズカリ ハジメ)。
元上司の口利きで再就職した先の仕事は現実化する噂、都市伝説を闇から闇へと葬る特務機関。
局長、
月舘 石南(ツキダテ シャクナ)の指示のもと、一士はヒトという現象が引き起こす、現実と幻想の戦争に巻き込まれる。
“ケリを着けたはずだった、お前が俺の前に現れなければ…”
茫漠の彼方へと封印した過去の過ち、自らの異能をもって一士の“今”が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-21 18:20:00
16301文字
会話率:42%
経済不況や冷戦によって荒廃してゆく未来の世界を舞台に、終末の運び屋『VECTER』としてその時代を必死に生きている琴永咲弥(ことながさくや)。
霧の林で目覚める咲弥は、モノクロの世界で霞む記憶によって多くの問題を抱えていくが、強くたくまし
く真実に迫ってゆく・・・・。
咲弥は恐ろしく研ぎ澄まされた五感で危険を予知する特別な能力を持っていた。しかし、ある日咲弥の前に軍の特殊訓練で気配を完全に消すことの出来る公安部隊「MALCS」の天才、三島槙輔(みしまてんすけ)が現われる。
咲弥は事故により死んだVECTERの先輩、緒崎彰人(おざきあきと)の噂を聞き、その謎を追っていく・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 19:31:10
1403文字
会話率:0%
デフレセル王国内務省に所属する某公安特殊機関の女性工作員は、上司から新たなる任務を命じられる。その内容は国内に潜入した少女、フロイナを対象とした監視任務であった。フロイナの実父は国際的に禁止されている魔術の技能を継承する『魔術貴族』の大物で
あり、彼女の潜入目的を探り出す必要があったのだ。フロイナの隣戸に入居した女性工作員は、計画通り彼女と親交を結ぶことに成功する。しかしながら、事態は思わぬ方向へと変転してゆく……。ファンタジー風舞台のSF作品ですが、SF臭はごく薄めになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-19 19:37:20
126067文字
会話率:38%
男は市電に乗って港へ。懐に32口径を忍ばせて。一体誰が味方の救出人で誰が敵の公安か?しかし、彼は勘違いをしていた・・・‘09春・花小説企画開幕前に応援企画としてブログ掲載された短編を改題修正しました。
最終更新:2009-04-18 11:18:58
3540文字
会話率:22%
精霊騒動と呼ばれる一件の事件から数週間が過ぎた東京魔学院でまた新たな問題が発生する。突如学院の視察目的と称し学院を調査する教団の幹部達。何事も無く終わるかと思えた視察途中に一つの事件が発生する。教団が執拗に求める学院に運び込まれた物とは一体
なんなのか。公安部の生徒達は学院長と協力しその謎を追うことになる・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-19 11:49:56
11944文字
会話率:32%
日本の東京にある「東京魔法学院」。学院生徒会公安部のメンバーは学院内を彷徨う一人の精霊と出会う。その精霊はこの学院内に契約主が居るという。一方その精霊を消そうと動く生徒の姿もあった。東京魔学院を舞台に公安部と一人の生徒の戦いが始まる・・
最終更新:2008-03-14 16:04:58
18994文字
会話率:36%
主人公安藤直希15歳。親の束縛から逃れるため家出しアパートに住む。学校はサボっており、不良グループと絡み、日夜酒・タバコに溺れる日々・・・。しかし、そんな生活が約半年続いた頃・・・3年前噂になった“9時代から10時代”の耳鳴りが・・・。その
耳鳴りから主人公の運命は一変する・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-08-29 12:18:01
9307文字
会話率:64%