俺は今、ライの相棒として旅をしている。 名前はグレイ。
ライに出会う前、500年の話をしよう。
北の北、ずーっと北の大きな森の中に妖精の大きな村がある。
その村の在りかは、その村の者しか知らない。
世界樹の守りに守られているから。
その妖
精村が俺は、すべてだと思っていた。
それが長老の話から村の外に、別の世界があることを知った。
飛ぶことは早い。力は・・・。魔法は少し使える。
他の奴より勇気がある。
俺はもう50歳だ。大人(?)だ。
俺(まだ子供の妖精猫)は、外の世界に踏みだした、
出会いと失敗を繰り返す。それでも森に帰らなかった妖精猫の話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 11:34:54
1595文字
会話率:29%
突如救国の聖女として異なる世界……ミズカルズの地へと召喚された巫 冷雪。
世界樹の巫女が言うには、冷雪が元の世界に戻る方法はただ1つ……世界樹の浄化を成し遂げること
-私の意見は!?
-あなたの意見は関係ない。これは決定事項よ。
そんな馬鹿
な!? 私の意見は聞き入れて貰えずに強制的に送り出された先で出会ったのは
何をやってもろくなことにならない残念なポンコツ王子。気に食わないことがあればとりあえず破壊する破壊神な黒魔女。 魔術オタクの引きこもり白魔道士。唯一の常識人な騎士団長。そして、シスコンな女好き野良騎士。
-出会うやつ出会うやつろくな奴が居ない!
変人しか周りにいない状況に頭を抱えた冷雪は
-こんなんで世界樹の浄化なんてできる気がしないんだけど!?
と誰もいない王宮の一室で叫んだ。
果たして冷雪は無事に世界樹の浄化へと旅立てるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 17:24:21
28943文字
会話率:40%
「条件は、その子を助けてやることだよ」
世界の終わりに立ち会ったライラに条件付きで別の世界線に送った“時の番人”。
送られた新しい世界線の国は『海の女神』の加護が与えられしテンシル国。美しい群島諸国の王国では魔力の有無による迫害が常態化し
た国であった。
人間の昏い闇の渦中でボロボロになった少女を助けようとしたが、時すでに遅し、少女は亡くなった。
ライラはもとの時間軸に戻される事はなく、送られた世界で忘れられた記憶と能力が覚醒していく。
かなり長編になると思います。じっくりお付き合いいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 10:00:00
39243文字
会話率:32%
「きっとさ、わたしたちはずっとここにいたんだよ。この"世界樹"の大地の上で、ずっとずっと友達でいる」
数えきれないほどの星の集団が化石となり、空間の大半を岩石が埋め尽くした、遥か未来の宇宙。
銀河系の集合構造、フィ
ラメントの1つである"世界樹"。それは偉大な科学者たちが築いた、宇宙で最大の叡知の領域。
その"世界樹"の、とある田舎惑星で生きていた少年ミーケは、思い出を失った少年。思い出から逃げてきた少女リーザと、今はふたりぼっち。短いけど長い時間を、一緒に生きてきた。
一方、小国家《アズテア》の姫であり地質学者のザラは、不出世の学者であった母が残した、この宇宙から失われたものに関する不吉な予言を研究していた。
その研究が、ミーケたちが旅立つきっかけにもなり、そしてその旅立ちが、直接的なすべての始まり。
伝説の大学者だったらしい変な占い師。使えないはずのガラクタ船。失われた水の研究記録。最初の知的生命体。空間を超えるものたち。滅びゆく最後の時間。
そして、≪虚無を歩くもの≫。
多くの出会い、多くの謎、そして迫りくる恐ろしき敵。
それは全て、このユニバース(唯一の宇宙)の物語。
※「ノベルアップ+」にも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:53:42
604478文字
会話率:35%
わ~れは ツ~チノコ くろなみの~♪
さわぐやまべの いただきに~♪
赤き実たわわな 神樹こそ~♪
我が懐かしき すみかなれ~♪
平日は公務員、土日になるとハイキングにいそしむオレ、山上孝(ヤマカミ タカシ)31
歳独身、彼女なし歴内緒ですw。山歩きすると日頃の悩みなんてすっとびますなぁ!と、いうわけで雨上がりの週末に、今日も楽しくハイキングー!
能天気なオレは、雨上がりでいつもと違う山道をなめてました。うら若き乙女の花摘む姿を目撃してしまい・・・いや!何も見てませんよ!後ずさりしてたら、道を踏み外してしまい、滑って転んで、コロコロころりん転がって・・・気がついたら、我、いつの間にかツチノコに転生してたなり~!
行き当たりばったり異世界転生物語。結末も考えず、ただ成り行きで進行します。
思いついたときに書き込みます。
連載開始から1年、ようやく物語はクライマックスへ………… いかなる結末を迎えるのか?
クライマックスと言いながら、ダラダラ高原平原のようにつづいております^^。
まだだ! まだ終わらんよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 23:49:15
1721385文字
会話率:47%
バイクで調子に乗り寝たきりになってしまった伊万里森羅は廃人寸前になり人生をあきらめていた。
やっと終わりを迎えた伊万里森羅の前に現れた神によって、神同士の貸しを返すため魂を渡すと言う
森羅はそれでも次の人生に希望を見出し。承諾したのであった
。
↑気にしなくてもいいです。
森羅が冒険し終わってとある理由で娘ができたところから物語スタートです。
冒険、昔の話は深く書きたいので合間に伏線回収{薄}感覚で知っていいただければなと思っています。
※娘の冒険メインにしたいと思っています。お父さんはチートなんでサブで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 13:15:48
115064文字
会話率:40%
各国がダンジョンを管理し運営している世界リヴァリース。
意思を持つカラクリ人形の少年ポックルは小さなお城の使用人として日々の生活を送っていた。
ポックルには自身の記憶がない。ポックルという名前もお城の女王様に名付けて貰ったものだ。
誰しもが
ひとつ授かる加護もアリとトンボの傀儡を操る能力だけだった。そんなポックルはある事件をきっかけに自身の出自に関するヒントを得る。オートマタと呼ばれる存在について知るためポックルは世界を巡る旅にでるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 13:08:01
13926文字
会話率:22%
皆さん初めまして、リヴルなのですよ。
これから聖華世界(ヴァースワールド)についてお話するのです。
聖華世界は今から数千年未来の地球、北米大陸が舞台なのです。
世界は核戦争と生物兵器の暴走によって著しく荒廃し、残された人類は地球環境の回復
を待つ為にコールドスリープに入ったのですよ。
それから数千年の間に、地球環境を憂いた『聖華の三女神様』が北米大陸に『世界樹』を植えて地球環境の浄化をしてくれたのです。
人類が再び目覚めた時には環境がすっかり良くなっていたのです。
それから人類は世界再生の為『WARES』を組織して、北米大陸の再開拓に乗り出したのですよ。
開拓を進めるうちに世界には『魔素』と呼ばれる未知の粒子が溢れていて、それがエネルギーになる事を知ったのです。
人類は『魔素』を有効利用する為に魔素に対応した人造人間『新人類』を生み出したのです。
でも、人類は新人類に過酷な労働を強いて、新人類に反乱を起こされたのですよ。
戦争になり、結果として人類は滅ぼされてしまったのです。
時は経ち、かつての人類は『旧人類』、種の存続をかけた戦争は『旧大戦』と呼ばれるようになったのですよ。
それから800年あまり、これからリヴル達の物語が始まるのですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 21:10:25
154087文字
会話率:32%
どこかの国の元冒険者、今は勇退して、若手が死なないよう教育。
毎月の事なのでギルドも公認。ボーイスカウトの教官みたいなのもいて、オッサンの元に残って指導。
道中の話として大ネタ中ネタ小ネタがあり、全員ホラ話だと思ってはいるがいい加
減な話しかしない。
ドラゴンに卵を返しに行くクエスト、拾ったフェンリルの子犬の親の仇を討ちに行く話、遊牧民の流行病を治し、ドワーフの国を大巨獣から救い、エルフ国の大世界樹を復活させ、精霊王にも認められ結ばれる大ネタなどがある。
全部外の話でギルドも知らないが、そんなクエストを成功させていれば、精霊王の王配なら周辺から各国の王が諸侯として参集するほどで、全国で今でも生活魔法や治療魔法攻撃魔法が使えているのはオッサンの手柄。
戯言でホラ話に付き合っていると、デビュー用の防具も武器も何種類も貰える。
新人たちが守られて教育して貰えるだけではなく、孤児院の年長者や城外のスラムの小僧共が、食える野草や売れる薬草探しするのにも連れて行って貰える。
二次職になって独り立ちしてやって行けるようになると卒業。
そんなお花畑のような国に、隣国が大挙して攻め込んで来た。
ギルド内で話し合っていると、天井から「隣国の王家貴族の暗殺、確かに承りました。暗殺ギルド」と書かれた、暗殺ギルドの封蝋付きの羊皮紙が落ちて来た。
オッサンの小ネタ「孤児院かスラムの奴らでな、誰だか分からないが新人として同行してた奴が暗殺ギルドの頭領になったんだと」というホラ話が本当だと証明された。
何の関係もないこの国の防衛の為に、本当に遊牧民やエルフドワーフホビットの兵団がやって来るのか? ドラゴンフェンリル巨人に精霊王に精霊たちが現われるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 19:10:40
53108文字
会話率:25%
命辛々逃げ込んだ大きな樹の下で生活することにした主人公。
ある日、重傷を負ったオウムを拾って友達になってから、イケメン王子様に精霊やら竜やら、はたまた魔王まで。
会ったその日から友達に。。。
いろいろありすぎるけど、とりあえず「なるように
なるさ!」と深くは考えません。
赤くて角2本、鳥の尻尾が生えた小さなスライム。
世界樹の下から始まる、あれやこれやなお話です。
【一話単位は短めです。】
第1部が本編です。ここで一旦「最終回」とさせて頂きます。
その後を描いた第2部は不定期連載です。ネタバレも含みますので、ご注意下さい。
第2部は恋愛色が現在のところ強めです。。。女子向きかもしれません。
また、できる限り一話完結にしているため、少し文字数が多めです。
~サクラの異変~編は、1話単位短めになってます。
※第2部のR18な恋愛模様はムーンライトノベルズ「一万年の恋の行方は~大きな世界の樹の下で~」に載せています。そういうのが苦手な方は、覗かないでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 20:20:53
2692039文字
会話率:41%
トモカ、29歳。現住所:世界樹。
人間関係に疲れ、社会人に疲れ、女と言う事に疲れ、家族との軋轢に疲れ、生きている事にさえ疲れてしまった私。絶望の暗い淵に立たされた部屋で、手から滑り落ちたカギを拾い上げた瞬間、見たこともない部屋にいた…。世界
樹により召喚されたらしいが、使命は特になし。相棒はねずみ。魔力のある世界で得点として、無限の魔力とコミュニケーションには不自由がないみたいです。でも、初めは得点でご飯が出てきたんですが、あとはがんばって? なるだけ人に関わりたくないんです。そうだ、日中は人が多いから夜型になろう。少しずつ、リハビリしていきながら、個性的な友人を増やしていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 13:13:38
121259文字
会話率:47%
~聖女見習いの妹姫は辺境王子の求婚からお姉さまを守ります~
聖女だとか王族だとか、そんなことが誰かに愛される理由になんてならない。私は私だ。
最終更新:2024-03-16 13:25:35
102070文字
会話率:43%
魔物に襲われるそうになっている友達とその子供を助けようと魔物に向かっていったお狐さん。魔物に捨て身の攻撃を仕掛け、友達親子を逃し、自身は亡くなるところを神様に助けられた。
魔物が避ける力を授けられ、神様に魔物が少ない地に送ってもらい、そ
の地の子供と喜び、悲しみを重ねて生きて行く長生きお狐さんの話です。
この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 12:00:00
30811文字
会話率:21%
ここはエルフやドワーフ、獣人に竜人。
そして、人族。
さまざま種族が共存している異世界。
世界の中心には、世界樹が存在し。
空気中には、マナと呼ばれる魔力が漂い。
ステータスオープンと言えば、当然のように自身のステータスとレベルやス
キルが開示され、そこから個人の才覚を見出すことで、生きる方向性を決めていく。
魔法のない世界に住む人間なら、誰しも憧れる場所。
だが、幸か不幸か、そんな世界に猫は転移してきた。
でも、猫はまだ何も知らない。
自身が魔法を使えることを。
猫だから――。
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16817330668466769934」と「https://novelup.plus/my/story/539826770/list」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 21:00:00
10000文字
会話率:18%
小さな小枝が世界樹になる前の話。
最終更新:2024-03-03 22:49:39
1741文字
会話率:0%
主人公は、ある戦いに挑もうとした次の瞬間、なぜか見たこともない場所に立っていた。
思案する間もなく魔物に襲われるが、格闘家でもある主人公は、なんとか撃退する。その際自分が異常に強くなっていることを感じる。
エルフの少女に出会い、エルフ村にて
宿と食事を提供してもらう。さらに、世界樹による不思議な経験をする。
案内された街では、資金稼ぎのために賭け試合への参加を進められ、それを見たお姫様に雇われ闘技会に参加することになる。
ある日の夜、バンパイアと魔法剣士と呼ばれる最強の戦士の戦いを目の当たりにする。
主人公は、闘技会への参加は腕試し程度に考えていたが、次元の違う戦いになると感じたが、勝ちたいとも本気で思った。
(現在このへん)
闘技会では、二回戦目でバンパイアと戦い、これを倒し、準決勝の魔法使いにも辛勝、決勝戦で魔法剣士と対戦することになった。
後日、エルフの村にはバンパイア王が単独で強襲し、その圧倒的な力にエルフ達は成すすべも無かった。
主人公は、バンパイア王倒すため、使わないと決めていた元の世界の技術、光子エネルギー装備を使用する。そして、バンパイア王と和解し、本当の事を知らされる。
ドラキュラが次元を超えて主人公の世界へ来ていたこと。
バンパイアだと思っていたのはデーモン族であること。
バンパイア王の目的は、この世界を救うこと。この世界の神の寿命が尽き支えている世界が終わる。その前に人々を別の世界へ移住させるのだ。ドラキュラが移住先を探すために事前に向かい、道しるべとして主人公を送ってきたのだと。
デーモン族の襲来に対するバンパイア王に代わり世界を繋ぐ魔法を使うための材料、残るドラゴンの心臓を主人公が探しに行く。
なんとかドラゴンの心臓を得て準備が整い、次元を繋ぐ事にも成功する。
だが、元の世界ではドラキュラが世界を支配していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:00:00
300342文字
会話率:51%
エトルリーニア大陸のほぼ中央にある国フィデニア王国。
大陸内での争いは終結し、世界樹によりもたらされた平和が訪れて、200年あまり――。
英雄との盟約により、世界樹は迷宮となりその強大な力は、天高く浮遊する巨大な球体(ジオデシック構造)の
『架空都市グランドセブン』となった。
✿ ❀ ✿
世界樹の迷宮と共に発展した「巨大迷宮都市王都アウロ」。
その娼館で小間使いとして働く『エヴァ』は、浮遊都市(フローティングシティ)を目指す者『迷宮探索家《フローター》』になることを夢見る少女。
彼女は、「★スター」と呼ばれる、唯一無二のレア魔法『花』魔法✿を駆使し、迷宮探索家(フローター)になり、世界樹の迷宮を踏破に挑んでいく。
彼女には、迷宮探索家(フローター)の父親が、迷宮内で行方不明になっており、その父親を捜すという目的があった――。
冒険で出会う仲間、師匠達でもある娼館の娼婦達に力を借りて、小さな花の勇者は一歩一歩、世界樹を進んでいく。
【参考】作中の「― ☘」は、そのページの重点に目印として付けているつもりです。その部分のみを見て作品が読めるとなる程、私には力はありませんが、サラッと読むときの目印になればと思いますのでご参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 23:00:00
298715文字
会話率:40%
TS幼女が美幼女、美少女ハーレムでいちゃいちゃしながら異世界で黒幕プレイをやる話。
「あなたは終末少女を率いて世界樹の不要な枝葉――”廃棄世界”を滅ぼしてください」
無数の世界が世界樹によって内包されている。多くの世界には人間が住み、可
能性を開拓している。一方で、無窮の時が過ぎ去るとあらゆる生命体が滅んだ廃棄世界が生まれた。そこは超大型の魔物が跋扈する死の世界。それはやがて正常な世界をも侵し始める。腐った枝葉は切除しなければならない。
あなたに付き従う11人の終末少女を率いて世界を滅ぼす本格派RPG。新しいコスチュームを入手して、様々な技を覚えさせてアビリティアップ。SDキャラが迫力の超ド級大規模バトル。
あなたもはやく世界を滅ぼしましょう。
という煽りのオンラインゲームの世界から異世界にTS転生する最強ものになります。転生といっても仲間、アイテム、施設ごとの転移です。本小説の雰囲気としては砂糖にエスプレッソを淹れた感じで行きたいと思っています。主人公(TSロリ)と幼女がらぶらぶするお話し、そして主人公がラスボス。魔物は勝手に増えます。
注:他作品からのパク……オマージュが数多くあります。また、百合要素もあります。18禁レベルのダークなシーンも挿入予定。投稿は1週間に2本投稿できれば……いいなぁ。
ご指摘、感想は大歓迎です。
旧題:終末少女online
追記、ちょっとだけお休みします。
また始めました。
諸事情で二週間だけお休みさせていただきます。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 17:00:00
1585902文字
会話率:48%
身体を樹木のように変えられてしまったドリュアド一族を救うため、魔法使い見習いの少年ヤークは、相棒のしゃべるカエルのフロッグと共に呪いを解く旅に出る。
異世界の王女ダリアと、カーバンクルのギルモアを仲間に、暗黒の魔道師ローグを倒そうとするが
、四つの世界にまたがる世界樹ユグドラシルの異変が、彼らの世界に影響を及ぼしていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 12:33:28
5511文字
会話率:26%
ここは人間の感情が怪物として現実に現れ人間を襲う世界。
『安息な死』が無く『永遠の生』を強制される世界。
『死にたい』という自殺願望を糧に生きる怪物『タナトス』の成れの果ての姿──『死喰いの樹』は世界樹として世界に君臨し、日本以外
の国を飲み込んだ。
そして『死喰いの樹』は中から這い出た腕を使い死に瀕した人間を捕まえ、枝に縛ることで強制的に永遠に命を与え続けているのだった。こうして、死ねない人間達は『死にたい』という自殺願望を抱くようになる。そして、この自殺願望が『死喰いの樹』にとって栄養となるため、人類にとって永久に惨劇が繰り返される世界だった。
そんな死による救いすら無い世界でそれでも抗い続ける人間達は感情から生まれる怪物達……『感情生命体《エスター》』や『死喰いの樹』を狂信する人間達……『樹教』から世界を守り、戦い、苦しみ、大切な物失っていく。
そして、とある少女『筒美紅葉』は人類の尊厳を守る為強大な武力を持つ医療組織……『護衛軍』の一員であった。
彼女の普段取り繕ったようなその笑顔の裏には暗く重い過去を抱え、自分を守って樹に縛られた姉を思い、彼女を真似るように人を守り支えて、必要であれば身体を重ねるのだった。
そして『紅葉』と同じ班であり彼女に魅入られた二人の少女『黄依』と『衿華』は人間でありながら『感情生命体《エスター》』に近く、同時に『理性的』な存在である『特異能力者《エゴイスト》』という超常現象を起こす事ができる少女だった。そんな二人も常人とは程遠い過酷な過去を経験したからこそ『特異能力者《エゴイスト》』としての資格を満たしたのであった。
特別な力を持つ『特異能力者』ともに、唯の人間の身でありながら人間離れした身体能力を振るうことを可能とする『筒美流奥義』を使用する『紅葉』は今日も世界を守る。
だがしかし、これは世界を救う英雄譚では無い。
抗い心を折られ大切な物を失いそれでも『世界を守らせてください』と祈りながら生きていく、そんな少女達の物語である。
この作品は、フィクションであり、法律・法令に反する行為の容認・推奨するものではありません。残酷・暴力・性的と作者が判断した話には*をつけています。どうぞご注意のほどお願いします。
また、等作品は『エブリスタ』様、『ノベルアップ+』様と同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 12:06:27
743843文字
会話率:53%