新婚当時から愛用していた電子レンジが壊れた。古びた家電を偲ぶ。なんだかノスタルジックな気持ちにななる。記憶の動画の自動再生が始まる。思い出されるのは、愛らしい昭和の家電たち。
最終更新:2022-01-26 17:00:00
5544文字
会話率:10%
普通に学校に行って、恋をして、帰り日には自販機でカルピスでも買って、友達と喋りならが帰る。
私はそんな普通を噛みしめながら高校生活を送っていた。
だって中学二年の夏まで、それは普通ではなくキラキラと輝く理想だったのだ。
心臓に持病があり病
室から出れなかった私は、会う人も限られて、食べ物も行く場所も全部が決まっていた。
私の生きる世界は半径5キロもあれば十分だった。
でも、15歳の7月23日、奇跡が起きる。
何故かはよく分からないが私の持病は完治し、体には何の異常も無くなったのだ。
そして私は高校で友達と喋り、同じクラスの優斗と付き合う事になった。
それは半径5キロでは出来ない生活だし、誰かから見れば普通の女子高校生その物で、
私自身も噛みしめている事がバレない様、みんなの笑う時には笑って、悲しんでいる時には
背中を摩ったりした、、、これが俗に言う青春なのか、一人になるといつもそんな事を考えながら。
でも、少し不可解な点もいくつかあった。
それは定期的に高熱が出て寝込んでしまい、何故かその日の記憶は全て無くなってしまう事。
そして、ある日優斗とのデートの途中にしてしまった怪我の傷が、記憶を無くした次の日には
無くなっていた事だった。
何かがおかしい、本当にこれは誰かから見た普通の日常なのだろうか?
私は本当に、キラキラ光っている普通を生きているのだろうか?
ある日ほんの偶然に開いた疑問は、徐々に私の脳内を侵食していく。
それはまるで、あの日の私の持病の様だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 06:25:35
9010文字
会話率:30%
今が生きづらく、昔を懐かしむ主人公は、子供の頃に「彼」とよく遊んだ場所へ行ってみることにした。
それは現実逃避であると同時に、今がその延長線上にあるのだと再確認することだった。
最終更新:2022-01-23 12:00:00
4116文字
会話率:27%
変わってしまった景色。
それをただ眺める、変われなかった自分。
最終更新:2022-01-18 02:00:33
1533文字
会話率:0%
列車と一緒にかけっこする情景です。列車や夕日、鉄橋にノスタルジー感じて書いてみました。あくまでもフィクションです。登場人物・出来事・場所などは架空です。町中を走ったり、駆け込み乗車は大変危険ですので、絶対におやめいただけますと助かります。い
つもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 14:26:00
280文字
会話率:0%
のすたるじい感じる音楽や作品にひたっていて、なぜだか浮かんできたワンシーンです。いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)
最終更新:2021-11-02 17:01:01
292文字
会話率:0%
あけましておめでとうございます。
今年は素晴らしい一年になりますように。
最終更新:2022-01-01 20:00:00
860文字
会話率:0%
今はもう使われなくなった媒体であるカセットテープ。
ある世代には青春時代のノスタルジーがありふっとその頃に戻れるのではないでしょうか。
ついでに夢中になっていた音楽も思い出したりして・・・
最終更新:2021-12-31 17:49:51
892文字
会話率:23%
42歳サラリーマンの人生模様を描いたエッセイ。 昭和のノスタルジーに郷愁を抱きながら、就職氷河期という厳しい時代を乗り越えた皆さんに読んでいただきたい作品です。
最終更新:2021-11-20 23:57:43
2549文字
会話率:0%
古い印刷所に住んでいた黒猫の家族とのひと時だけの思い出。
最終更新:2021-10-07 12:40:05
2046文字
会話率:0%
看護師、小暮桜子(31)
運命が最も交わる場所、病院で彼女が出逢った人々。
その人々全てに1つずつの生涯があった。
最終更新:2021-07-10 18:45:39
4469文字
会話率:23%
「ねぇ?雪解け道の話って知ってる?」
ある日、下校の時に、幼馴染の彼女がそんな事を言ってきた
それは
どこにでも、あるような
眉唾物の都市伝説。
地元のお地蔵さんが並ぶあぜ道に
雪が積もった、次の日の朝
朝陽によって、雪が初めて溶け出し
た瞬間に
この世と、あの世が
数分間だけつながるという
嘘のようなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 00:00:00
1726文字
会話率:33%
好きなことや苦手なこと(嫌いではない?)、どうでもいいことやくだらないこと、当たり前のことについて、極めてうすく語ってみます。
積み上げる苦しみも知らず、考えているだけで楽しかったあの頃への原点回帰と資料考察。そしてうすうすあるある。
内
容はほぼありません。
要は、あとがきにも残せないほどの、おしゃべり創作ノートみたいなものです。
ネタバレ注意。基本的に敬称略実名表記の予定ですが、リスペクトの強いものに対してはごく自然とへりくだってしまいます。それはちょっと、という場合は伏字表記にするか削除をいたします。
あまり深くは考えないつもりなので、不愉快に感じられたらごめんなさい。
たぶん興味のない方にとっては、不愉快なことだらけなので、ご入場の際は自己判断でお願いします。
ジャンルがあっちこっちとっちらかってる上に、内容自体にかなり偏りがあります。もし興味を持ったネタを見つけた時は、ぜひ覗いてみてください。
あ~それなんかわかるわ~、と思っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 19:09:04
87327文字
会話率:1%
十年ぶりに地元を帰ったら、昔好きだった女の子の家が駐車場になっていた。だから何? と言われたらそれまでだけど、十年という月日の重さみたいなものを、僕はその事実から突きつけられたような気がした。
最終更新:2021-05-28 21:51:47
4798文字
会話率:31%
俊哉は駅前の映画館「世界座」の館長。利用客の減少で閉館が決まり、それと共に息子夫婦の家に隠居しようとしている。
最終更新:2021-05-23 22:36:44
12908文字
会話率:52%
三浦先生の訃報を受けて感傷的なノスタルジーに浸ります。
最終更新:2021-05-22 18:14:06
3138文字
会話率:0%
ある少女が父親の代わりにバリスタをしている喫茶店で繰り広げられる心にそっと寄り添うお話。
彼女が目指す一杯のコーヒーとそれに魅了される客。
そして彼女の奥底に眠る思いとは……。
最終更新:2021-05-12 20:25:48
248文字
会話率:50%
雨宿りのために駆け込んだ廃墟で出会った不思議な少女。彼女は一体、何を考えているんだろう?
最終更新:2021-05-08 22:34:19
5424文字
会話率:19%
四十年以上も前に無人となり、立ち並ぶ多くの高層住宅も朽ちて今や廃墟と化した”あの島”。島の元住人である石和久が、子供の頃の生活や体験談を廃墟マニアである文木太郎、原澤克正、早良壮に聞かせるところから物語はスタートする。
居酒屋での集会
を重ねながら、ネット情報では窺い知れない当時の話に、三人の関心はより一層深くなっていく。
三回目の集会、文木が開設している廃墟をテーマとしたブログを見て、島について興味を持ったという門野和美が文木に連れられて集会に顔を出した。三人に交じって石和の話を聞いていた門野だったが、お酒も入った集会の後半に鞄から取り出したゴーグルを石和にかけるように勧めてくる。
言われるがままにゴーグルをかけた石和の目の前に広がったのは子供の頃の懐かしい風景だった。ゴーグルの中で奇跡の世界を歩き回る石和、そして彼の耳に届いたメッセージとは・・・・・・夢かうつつか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 15:16:23
25702文字
会話率:76%
今は廃墟の聖地となっている世界的にも有名な長崎県の孤島、そこで生まれた石和久は無人島となるまでに過ごした九年間の思い出を廃墟マニア達に聞かせることで、酒席の主役となっていた。自分達が知りえない貴重な情報を得て盛り上がりをみせる廃墟マニア達
の気持ちとは裏腹に、石和は生まれ故郷が廃墟の聖地として崇められてしまうまで何もできなかったことに対する自責の念を抱いていた。
もう住むことができない故郷のニュースがテレビやネットで流れるたびに望郷の念は募るのだが、観光客として見に行くのは違うという感情と、そうしている内にも崩れ行く故郷に結局は何もできないというジレンマを抱えながら、今日も廃墟マニア達を相手に酒席を盛り上げていた。
その時、たまたまお店に居合わせたというテレビ局のリポーターを名乗る女が、聞こえてきた話が面白そうだから取材をさせて欲しいと近づいてきたところから物語は奇妙な展開を迎える。
後日、リポーターの女から、観光用の見学コースではなく島内部に足を踏み入れてもっと具体的な取材がしたいとの誘いがあり、小躍りして喜ぶ廃墟マニア達と一緒に、石和は四十数年ぶりの帰郷を果たすことになる。
上陸して最初に向かったのは、荒廃が進んだボロボロの校舎内の教室だった。そこは石和が小学校一、二年生時に学んだ思いで深い教室であったのだが、突然目の前が真っ暗となり同行していた女や廃墟マニアの友人達の姿が見えなくなってから、一人でこの島の過去と未来の不思議な世界に入り込んでしまうことになる。
過去と未来の世界、それは常日頃から聞かされる廃墟マニア達が思い描くこの島のイメージであったのだが、それを具体的な映像として石和に見せているのは誰なのか、なにが目的なのか・・・・・・。
不思議な世界での様々な体験をした後、現実世界の元居た教室に戻った石和は自分がここに導かれた理由を知り、荒廃と倒壊の危機に見舞われた島の窮状を救いつつ、更には未来に向けて生まれ変わらせるために自分ができることは何かと考え始める。
苦悩の末に廃墟マニアの友人達や会社の仲間、更には大企業までも巻き込んだ壮大なイベント構想をまとめ上げ、それを実現させていく・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 13:08:57
100355文字
会話率:54%
みんなから忘れ去られた大観覧車の元にやって来た少女。そこは夢か幻か……
※あんまり伏線回収しません。
※タグに「異世界」を入れましたが、異世界もの的な異世界ではありません。
※この作品は、小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベリ
ズムで投稿しています。
※この作品のこぼれ話・脱線話・セルフ考察をアルファポリスとノベリズムのエッセイで投稿予定です。
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/864462759
ノベリズム
https://novelism.jp/novel/3EIkRACeQLGUhSLhjfgxIA/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:50:14
13523文字
会話率:46%
できるだけ美しい世界観を探してみました。詩集です。気が向いたら、気になったところをパラパラめくっていただけると嬉しいです。
※この作品は他サイトにも投稿しました。
最終更新:2021-02-24 22:59:20
467文字
会話率:0%
映画とご飯。そんな落書きです。
最終更新:2021-03-15 21:04:31
6375文字
会話率:5%
初めての失恋をした日、僕は初めての恋をした。
オタクな高校生 ”エイジ”は秋葉原のマクドナルドで、ずっと両思いだと思っていた1つ年下の後輩の ”るりか” に、突然 ”彼氏” が出来たと報告された。
ただの先輩。恥ずかしすぎる勘違い。延々と
続く残酷極まるノロケ話……。
茫然自失のエイジは、るりかと別れた後、いつの間にか見知らぬ大きな ”クスノキ” の前に立っていた。
そこでエイジは、”クスノキ” の精霊と出会う……。
歴女な少女とオタク少年。
初めての失恋のあとに突然やってきた初恋は、少し不思議でちょっとノスタルジー。
この作品は小説でなく、シナリオ風に書かれたものです。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 09:07:28
22944文字
会話率:46%
「このカードが、問題の核心を表しているってことになるんですけど、何だろう、このカードのキーワードとしては、郷愁とか、ノスタルジー、過去を懐かしむっていう意味があるんですけど」 「そうですね」 彼女は一呼吸置いた後でそう言うと、微かに微笑ん
だ。
(本文より)
「草木愛ずる姫君」の続編です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 19:52:01
74187文字
会話率:49%