エインシャンテ。神の奇跡とも囁かれる《魔法》が根付く豊かな世界。
優しく頬を撫でる風、柔らかく降り注ぐ太陽、穏やかに流れる川のせせらぎ……この世界は正しく穏やかだった。表層だけを見れば。
影で行われる《帝国》による異民族狩り、《宗主国》によ
る粛清。腐敗した国々を数えるとき、両手の指では最早足りない。
統治の行き届かない場所で簒奪があり、《機体》(デバイス)と呼ばれる《意思持つ魔道具》(アーティファクト)を扱う悪しき繰機師(そうぎし)によって恐怖が巻き散らかされているのだ。
これはそんな世界を各々の理由で旅する三人と一人と時折一家族が織り成した乱痴気騒ぎの英雄譚。
無くしたなにかを掴み取る為の途方もない旅路の物語。
自分を、他人を、世界を変える為に――俺たちは終わりの無い旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 18:32:51
44099文字
会話率:29%
───イメージ魔術。
想像するだけでその願望を誰もが叶えることが可能な世界のお話である。
そんな魔術師の溢れる世界において、魔術師の天敵となる魔眼を持った青年、町川昇。
実はその機能はあるたった一つの目的のために仕込まれた、無慈悲な運命の歯
車だった。
その目的は、その力のほんのおまけの、副次的な能力だけで死線を越えていく度に明らかにされていく。
戦いの中で、ヒロインたちの葛藤や心の闇を晴らしていく昇。
それは記憶を操作された昇に残された唯一の心の拠り所となりつつあった。
昇は、「たった一つの目的」を超えることができるのか。
ヒロインたちは、昇の想いに応えることができるのか。
物語を彩るヒロインの中でも、フィリア・クアント大尉とクラリス・アントウェルペン王女を取り巻く環境は極めて異質で、残忍なものだった。
昇の眼光がその闇の裏に徹したとき、彼はついに過酷な真実と対峙することになる。
そして、訪れる決戦の時。
精神世界での戦いとなる「イメージ魔術」の決戦。
最後の敵との観念のぶつかり合いに昇は耐えられるのか。
その鍵は、ヒロインたちと築き上げた絆にあった。
――これは、そんな絆と観念による戦いの物語。
寄り添い続けることだけが、真の愛なのか――?
※転載に当たるか判断しかねるが、本作は高校生の時分に執筆・学校の課題で発表した未完の作品を記憶を頼りに、完全新作として書き起こしたものである。
また、本作品の原点は、PC用ADVソフトにおけるシナリオ部分に該当する文章作成を目標としたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 02:35:37
177565文字
会話率:34%
IT技術の発達した超近未来の日本。
人々は極小のデバイスを頭部に内蔵し、財布いらず、時計いらず、スマホいらずの超便利な生活を送っている。しかし、同時に人間の脳を操るコンピュータウイルスが人々を脅かしていた。
対ウイルス組織に勤める伊井テン
キは、程々に活動しつつサボりたい社会人。
バグった人々に対処する彼とその同僚の社会生活を描くローテンション日常コメディ。
……みたいな感じでどうですか?隊長」
「サボろうとするな」
「働いてください。先輩」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 19:00:00
38011文字
会話率:46%
異星由来のARデバイス「グラフィック・アクセラレータ」が普及した、明日くらいには未来の世界。記憶のない少年・月島宗典は、人間不信の少女・千川柚子乃に願われ、とある地方都市を騒がす仮想空間上の存在を追うことに。鍵となるのは発掘された宇宙船の残
骸から見つかったコアモジュール。その未解明な存在を巡り、絡み合う大人達の思惑。幻想的な光景の中、宗典は柚子乃と共に現実世界を走り出す。これは、すこしふしぎ(SF)を追いかける、少年と少女の物語。
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 19:00:00
221文字
会話率:0%
2XXX年。日本。
技術が進歩し、選ばれた者のみが成れる変身ヒーロー。かつて空想上の産物でしかなかったそれが現実となった時代。
例に漏れず女ヒーローと悪の組織幹部が廃墟と化した街で戦っていた。
圧倒的強さを見せる悪の組織幹部に、女ヒ
ーローは奥の手を使う。
時空間デバイス。
時間と空間を操る人には過ぎた技術。それを使い、決着を付けようとした時!
交差する剣と剣戟の音。これらを合図にそれは起きた。
そして次に気づいた時、そこは森の中であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 17:39:09
28818文字
会話率:53%
アメリカの心理学者ジョン・L・ホランド氏が提唱した『ホランド理論』、心理学の観点から個人の得意不得な意能力傾向を6種類に分類し、自己理解を深めるという研究である。
仮想現実大規模多人数オンライン通称VRMMOが一般化され、いよいよ学園生
活にまで浸透してきた頃と同時に一つの研究が日本の教育に脚光を浴びた。
日本の教育はこの理論を更に発展させ、教育にまで落とし込み、時代の流れと共にVRMMOをも落とし込んだ。
そして新たに学内共有VRMMO『NIGHT‐WORLD』内にて行われるゲーム形式の成績追加評価項目が完成した。
3対3のチーム制対戦アクションゲーム『NYX』。プレイヤーは勿論、フィールドを作るジオラマ部、BGMを作る音楽部、アバター衣装を作る被服部、司会実況を行う放送部などなど、多種多様な参加形態を持つ事により、全校生徒を巻き込んだ爆発的な人気を誇っていた。
そんな盛り上がりを魅せている中、とある理由で転校してきた『水無月 昌』は、忘れ物を取りに夜の校舎で偶然、ネックレス型のデバイスを拾う。
するとデバイス内のレンズから「助けて! 今すぐ助けて欲しい女の子がいるの!」と叫ぶ『FB』と名乗る少女との出会いにより、彼女と共にNYXに参加することになる。辛くも女生徒を救出することに成功する。
しかし、今度は助けた『鍛冶浦 緑彩(つかさ)』自身から「私は卒業するまでの6年間しか生きられないの、そういう書類にサインをしたの」と言われてしまう。
平穏な学生生活を送りたいと思っていた昌は、彼女達と出会いは彼にどのような変化をもたらすのか、青春を謳歌することができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 19:11:40
11956文字
会話率:48%
国民全員がデバイスを所持するようになった世の中で、異世界に転移された主人公と、その現場を見たクラスメイトの話。
最終更新:2020-01-17 02:19:20
1357文字
会話率:0%
人間としての肉体はデバイスにすぎない。
感情はそれぞれのデバイスに生じる現象にすぎない。
キーワード:
最終更新:2020-01-16 05:20:31
3085文字
会話率:0%
何の取柄も無いフリーターの男「千勢 周都」は、いつもの様にインターネットを徘徊していると、新設オンラインゲーム「メガラニカ」の広告を目にする。
特に趣味も無かった周都は、暇潰しがてらにテストプレイヤー募集に応募をすると、運よく当選した。
す
ると彼の元へ変わった形状のゴーグル型デバイスが届く。
メガラニカはバーチャルリアリティーの世界を体感する、いわゆる"VRMMO"と言うジャンルのゲームだった。
現実と見間違うほど作り込まれた映像や、プレイヤーによってそれぞれ違う「独自スキル」などの要素は、参加者たちに大いな期待を抱かせる。
――しかし、一人のプレイヤーが声をあげる。
「このゲームの痛みは本物だ!」
そしてログアウトを拒絶され、メガラニカの世界に幽閉されたプレイヤーたち。
解放される条件はただ一つ。メガラニカの世界を救うこと。
重要なのは生き残るための「独自スキル」
それが"なし"で始まった周都は――死んでからが本番だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 18:10:12
13363文字
会話率:10%
とうの昔に二十一世紀を迎えた地球。
それからさらに発展し続けた現在、この地球は外界からの敵に狙われていた。
そして、その地球外生命体から地球人を守るために戦う秘密特殊部隊・デバイス。
彼らは敵との戦闘に備えて、自らを鍛え、作戦をたて、それを
遂行するチームである。
これは、いたって普通の青年・遠藤浩太郎が個性派揃いの部隊に配属されることになり、周りに振り回されながらも日々奔走する話です。
※初めてのジャンル執筆(ほぼ見切り発車……)なので、広い心でお付き合いください。お豆腐メンタル気質ですが、誤字脱字・おかしな箇所のご指摘はどーんと受け止めます!
※アルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 21:54:44
21228文字
会話率:42%
何でも指示してくれる埋込デバイスのアシストに頼り切って、自分では何も考えなくなったゾンビ人間が蔓延する未来、人間と区別できない程度に進歩したロボットたちは、自分たちには意識があり人間に虐待されていると言い出した。更にロボットたちは、人間にも
ロボットにも平等に意識レベルテストを実施し、所定の意識レベルに達しない者は、生存の保守を解除すべきと主張した。こうしてゾンビテストが実施されることとなった。
第7回星新一賞落選作品。
https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/syouhen.html#zonbi にも公開しています。
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/)の下に提供されています。
性的な行為自体の描写はありませんが、そうした行為についての言及があるので、念のためR15にしておきました。
感想にはほとんど返信しないと思いますが、それで構わなければ自由に書いて下さい。荒れても交通整理もしないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 22:50:26
9559文字
会話率:0%
「僕らは二人で一人の魔法少女だ。」
北極圏から空を飛ぶ巨大なクラゲの様な怪物「メデューサ」が現れる様になってから7年、「地球解放軍」の局所的な勝利こそあるものの「生存域守護線」は北緯45度まで後退し、人類は窮地に立たされていた。しかしその前
線の後退を止める存在が現れた。それが「魔法少女」である、魔術デバイスとその周辺技術群である「魔法少女規格」を運用し、優れた空戦能力と特殊な防御力、そして圧倒的火力によって従来兵器では大きな消耗を強いられたメデューサとの戦いを一転、圧倒する事が可能となった。
それから3年、戦線を維持しながら勢力を取り戻しつつある人類は攻勢へ打って出る為の技術開発を行っている。
E.L.F日本東基地に所属する少年「夜火祝」と少女「守春」は、人類の未来を守る二人で一人の「新世代」魔法少女だ。
カクヨムとマルチ投稿です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891879053
守春/夜火祝
https://twitter.com/Nozomi7274/status/1189840003985108992折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 07:00:00
25510文字
会話率:31%
【第一部完結】
「黄色い空を跳び、赤い星に挑む」
時は全天時代。赤い暴漢に襲われた黄空(キソラ)ひたきはパワードスーツを手に入れる。〈空〉を自由に駆けることの出来るパワードスーツを手に入れた彼女は、居合わせた元(ハジメ)いろはという少女を
守るため、赤い暴漢に立ち向かう。
アメツチデバイスという名のいろはの父親が作ったパワードスーツを巡って彼女たちは赤い暴漢と警察に追いかけられる立場に置かれる。
黄空ひたきは元いろはを守るため、そして自分自身が生きるため戦うこととなる。
全天時代。それは全天コンピュータの台頭と光加速ワープの発明で星と星とを行き来できるようになった時代。
エメラルド恒星系の首都惑星リリークリーフに住む製薬会社の営業・黄空ひたきは出張の帰りに宇宙港で元いろはと出会う。
彼女の父・元天地(アメツチ)は科学者が集う惑星キューブヒルズの研究者だった。
天地からの届け物であるアメツチデバイスは空を飛べる〈空〉や太陽のごときエネルギー弾を射出できる〈星〉などのバリエーションがあるパワードスーツであった。
〈星〉を纏った赤い男に対抗するため〈空〉を纏った黄空は己れの身を守るため空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 21:00:00
100594文字
会話率:40%
ヒーローに憧れ続ける少女、広野光(ひろのひかる)。
自分だけの特別を求め続ける少女、飛田日和(ひだひより)。
黒い外套を纏う謎の女性にアタッシュケースを渡された日和は、同じアタッシュケースを持ち、「不良」と噂される先輩の光と屋上で接触を図
る。
しかしそこには、光とは違う見た目の白い魔法少女がいた。そしてそれは、「デバイス」とステッキによって姿を変えた光の姿だという。
噂に聞いていた光とは正反対の優しい印象に、戸惑いながらも惹かれていく日和。アタッシュケースをきっかけに、いくつか言葉を交わすうち、光は日和に問いかける。
「……ねえ、飛田さん。よかったら、一緒にヒーローやらない?」
その日をきっかけに、二人の運命の歯車が噛み合い動き始める。
そして、謎の転校生・機島黒雪(きしまくろゆき)に日和の幼馴染・夜空夕実(よぞらゆうみ)も交わっていき、二人を取り巻く関係は複雑と化していく。
ヒーロー×ガールミーツガール×青春群像劇、ここに開幕。
※カクヨムの方でも同時連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 00:00:49
151238文字
会話率:47%
いつか来る時、二人の姉妹は殺し合う。
平穏な日常を願う姉の桜花、奥底に仄暗く淡い感情を抱く妹の雪花。
ある日、二人は時間の止まったような空間に閉ざされて、目に見えず触れられない怪物に襲われる。
そんななか、カラスの仮面を被る謎の大男はトラ
ンクケースの中からバングルと小型デバイスを見せて、妖精〈パーマー〉と呼ばれる怪物と戦うようそそのかす。
桜花はすぐにバングルとデバイスを装着するが、デバイスが形成したものは円盾ひとつだけ。
デバイスの力によってどうにか雪花を助けるが、今度は桜花が襲われる。
見えない怪物によって首を絞められ苦境に陥るなか、金色の大剣を持った青年がその『不可視』の妖精を切り飛ばした。
それは新たな出会いの始まりであり、ひとつの悲劇へ向かうための始まりだった。
『ヒーローであるためのふたつの歯車』の同世界観のなか、別の地区で起こった惨劇の一幕。救えなかった者たちの罪の物語。
・引用作品
シェイクスピア『オセロー』(新潮文庫)
シェイクスピア『ハムレット』(新潮文庫)
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 08:02:56
112758文字
会話率:44%
新型デバイス『ホロソフィア』を作った研究者たちの物語
最終更新:2019-10-07 20:17:32
16656文字
会話率:32%
ペット禁止なアパートでも安心のデジタルペット!
ゲラゲラコンテスト応募作品です。
最終更新:2019-10-01 04:52:03
1013文字
会話率:100%
とある近未来の世界。そこではVR技術が発達し、娯楽にもその技術が使われ始めVRゲームなども浸透し始めてきていたとある時期。一つのVRMMOが人々の注目を集めていた。
タイトルはAlternative online 通称AO。
その世界は
タイトルの意味とは違い選択肢が多いゲームであった。種族、装備、その世界で出来る事。更に"デバイス"という名の成長する装備のパートナーシステムがあり、βの時点で既に人気であったが正式サービスでプレイヤー達はゲームのタイトルの意味をその身をもって体験した。"デスゲーム"として。
その世界に取り残されたプレイヤー達に選べるのは生か死か。この二択だけであった....
が、話は飛んでこの物語はそのデスゲームをクリアした直後に異世界に飛ばされた主人公の物語である。
タイトルは似たタイトルの小説が別であったため仮ですが変更しました。
※ノベルアップ+にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 05:15:21
39457文字
会話率:43%
思考力を一時的に格段に向上させるシステム「マスターブレイン」、そしてその恩恵を受けることができるナノマシン「デバイス」を使ったプログラミング教育に特化した都市を開発するという計画が実施されました。
それによって生まれたのが「未来都市」です。
しかしその計画はあくまで思考力の向上だけを目的としていましたが、異能に目覚める人も現れました。
その力は果たして人類の進化の可能性なのか、それとも災いを呼ぶ可能性なのか。
この都市で起きる様々な事件に主人公渡来有人が巻き込まれていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 22:00:00
4128文字
会話率:67%
200年後の地球。
そこは新たなる原理・原則が支配する世界。
携帯情報デバイス《PDA》。
異次元の仮想現実《P-ネット》 次元移動を可能にするポータル《D-ゲート》 全身を包み込む《A-スーツ》
これらを併せて《PDA》と呼んだ。
人々
は仮想現実《P-ネット》へとダイブすることにより、不老不死と目眩く享楽の日々を謳歌していた。
棄て去った現実世界の地球が、今や存亡の危機に瀕していることを知らずに……。
世界企業《PDAコーポレーション》の陰謀。戦術核兵器の応酬。
崩壊した東京の廃墟で、ロシアの黒々とした原野で、次々と襲い来る殺し屋たち。
それぞれが生きた百年。交錯する想いと想い。
そして、世界の裏に秘められた真実。
現実世界と仮想現実、二つの世界をめぐる冒険が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 14:35:10
215627文字
会話率:47%
新人類は世界の四割をたった三カ月で支配した。
四割、微妙な数値だ。だが実際は違う。四割は世界人口の割合で、領土面積においては新人類は世界の六、七割を占領した。
世界の六割の人口は残された数少ない領土に押し込められているのが実情だ。
戦争は
常時新人類側の勝利。新人類は兵力数の少なさをアンドロイド、AI、高性能無人ロボットでカバーし、世界の軍事力バランスを意のままにしていた。
その新人類の名前を《ナノタイプ》。
新人類とは力と能力、技術のいずれかにおいて、類い希なる才能、可能性を持った人間で構成される。
彼等はその体の中にナノマシンを埋め込まれている。故に《ナノタイプ》。
ナノタイプは敗北者、支配した人間を旧人類、《オールドタイプ》と呼び、虐げていた。
僕達はオールドタイプ、虐げられる対象。
進化とは世代交代の繰り返しで、僕達オールドタイプはいずれ消えてゆく運命なのかも知れない。
オールドタイプは愚鈍で小賢しい。
なるほどそうかも知れない。
でも、たとえそうだとしても、僕達は生きていたい。
《次世代》に支配された大地を《旧世代》が駆け抜ける。苦悩と決意の近未来SFファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 00:00:00
25546文字
会話率:30%