情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー
』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:00:00
847391文字
会話率:47%
国力強靭化の大改革が断行された、少し……社会の有り様が変わった未来。
「集積都市」と呼ばれる特別区の一つ、飛鳥崎に住む少年・睦月は多忙
な母と母一人子一人の生活を送っていたが、隣家の幼馴染達や友人らに助
けられ、穏やかな日々にその身を預けて
いた。
だがそんな折、情報技術の発展著しいこの同街において、謎の怪物騒ぎが
報告され始める。
人々の願いを糧に、現実(リアル)に顕現せんとする異形達。
睦月はひょんな事から、そんな彼ら・越境種(アウター)と戦う秘密兵器
の装着者となってしまう。
無尽蔵の欲望、電脳の怪異、彼らを操る謎の勢力。
これは0と1の間で揺れ動く、人と、人ならざる者達の物語──。
(※自ブログにも掲載中です)
(※基本的に二章1エピソードの前後編構成となっています)
▼シーズン1『Begining the Vanguard』=Episode1~14、シーズン2『Another one Vanguard』=Episode15~28、シーズン3『Justice for Vanguard』=Episode29~42、
シーズン4『Confusion with Vanguard』=Episode43~Ep56折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:00:00
1480530文字
会話率:26%
ヨーロッパ連合に加盟する20の国を統一してできた巨大国家、デンバー帝国
ヨーロッパ連合に加盟しながら、デンバー帝国に吸収されずに残ったドイツ。デンバー帝国は今、ドイツの侵略に力を入れていた。
しかしデンバー帝国は圧倒的な兵力、工業力を持ちな
がら、ドイツの優れたサイバー技術に苦戦していた。
コンピューター制御された戦闘機は、ドイツの領土では不能となるのだ。
そのためデンバー帝国軍は、情報技術の発達したこの時代に、全手動操作のアナログ戦闘機で立ち向かわなければならなかった。
デンバー帝国の若者は、危険な侵略作戦ではなく、安全な内地勤務を希望する。内地勤務になれば、ギルガメッシュ8型という人工知能搭載の新型戦闘機に乗ることができる。
デンバー帝国の青年、カインは、弟のために内地勤務を辞退した。
カインは侵略作戦の訓練兵に、弟は内地勤務にそれぞれ進む。
アナログ戦闘機の訓練中、カインら訓練兵に、緊急指令が入った。
ギルガメッシュ8型がドイツ軍に乗っ取られ、パリで暴れている、見つけ次第、撃てというもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:50:00
9630文字
会話率:30%
罪を犯した者を裁く“力”は、様々な機関に分散されています。更に各機関で権力が暴走しないように様々な制限が設けられてもいます。ですが、週刊誌によるスキャンダルには何ら制限がありません。
密室で全てが決定され、にも拘わらず、SNSの発達によって
社会的影響力が大きくなり過ぎています。
これではいくらでも悪用が可能です。
インターネットが普及した今、新たなマスコミの職業倫理が求められるのではないでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 12:22:10
11045文字
会話率:6%
俺は実名で登録するのが基本のSNSに参加をしている。住んでいる地域や職業も分かってしまう訳だが、そのお陰でかつての友人なんかとも連絡が取れて意外に楽しい。しかしそんなある日、そのSNSで占い師を名乗る変な奴がコンタクトをして来たのだ……
最終更新:2023-03-25 11:56:32
3124文字
会話率:36%
AI技術の発達によって、これまでは”人間”の存在しか想定していなかった著作権の概念が改変を迫られています。その準備になるようなエッセイを書いてみました。
最終更新:2022-11-27 12:14:58
6543文字
会話率:3%
【メインテーマ】
人間と同じように思考し育てられた機械は、人間となりうるのか──これは、その答えを様々な困難や人々との交流を経ながら求めた、あるアンドロイドの生涯の記録。機械の視点より人間を描いた、近未来SFヒューマンドラマ。
【第一部
】
22世紀の近未来。IT(情報技術)の発展は人類の怠惰と機械の奴隷化を許していた。その中で生まれた「こころ」を持つリーベと主人の雪村尊教は、「ある夢」のためにその社会と対峙する。迫害や困難を乗り越えた先にあるものは何なのか? そして、二人の決断とは?
【第二部】
第五章から数か月後。自由を謳歌していたリーベに、雪村は≪人間同盟≫過激派に関わる不安を吐露する。日々を楽しく過ごしながら、こころの底では何事もないことを祈る二人だったが……。二人はこのまま、自由な世界で暮らすことが出来るのか?
【第三部】
In the near future.
【第四部】
Someday.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 22:24:45
746340文字
会話率:46%
第1話:転移と新たな世界
それは普通の日常だった。主人公の名前は太郎。太郎は普通のプログラマーで、毎日仕事に追われていた。しかし、ある日、太郎は突然異世界に転移してしまった。
太郎が目を覚ますと、そこはまるでファンタジーの世界のような場
所だった。色鮮やかな花々が咲き乱れ、不思議な生物たちが行き交っている。太郎は困惑しながらも、自分が異世界に転移したことを受け入れるしかなかった。
やがて、太郎はその世界の住民たちと出会う。彼らは騎士や魔法使い、モンスターハンターなど様々な職業に就いている人々だった。彼らは太郎が異世界から来たことを知り、驚きと興味を持って接してくれた。
太郎は自分がプログラマーであることを話すと、彼らは興奮した様子で聞き入ってくれた。彼らは魔法や戦闘技術に詳しかったが、太郎の持つ現代のテクノロジーについては知識がなかった。太郎は彼らにプログラミングの概念や情報技術について説明し、彼らの関心を集めることができた。
やがて、太郎は異世界での生活に慣れてきた。彼はプログラミングの知識を活かして、新たな技術や道具を開発し、異世界の住民たちに役立てることができた。また、太郎は彼らから魔法や戦闘技術を学び、自身も成長していった。
太郎の存在は次第に広まり、彼は異世界で重要な存在となっていった。彼の技術と知識は、住民たちの生活を向上させるだけでなく、異世界の危機を救う力としても発揮されるようになった。
太郎は自分が異世界に転移してから、新たな冒険と出会いが待っていることを感じながら、異世界プログラマーとしての道を歩んでいくのだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-15 19:20:04
10022文字
会話率:0%
──宇宙開闢の謎を解く鍵となった『次元創生』の研究過程において、二次元世界より三次元世界が生まれる事象が、10の11乗分の1の確率で偶発的に生じたある日──。
この事件を発端に今世紀までに発見された『オーパーツ』と呼ばれる古代出土品の謎が
解かれ、『オーバーテクノロジー』を人類が手にする結果となった。
しかし──、研究技術と情報は漏洩する。
世界各国において、核保有に代わる『新しく安全な兵器』とされ、『オーバーテクノロジー』を用いた人間兵器──身体の一部を機械(ギミック)化させた者たち──が、生み出され先進諸国間では技術競争が秘匿のもとに行われた。
それとは別に、同じ時代の時間軸で蠢き出した『次元創生』の悪夢。
『想念』と呼ばれた生き霊や死霊たちによる被害は、これまで浄霊師(エクソシスト)たちにより最小限の被害に人知れず食い止められて来た。
しかし、『次元創生』の研究技術革新と競争の激化及び情報技術の漏洩により、肉体を持たない者たちの二次元世界から三次元世界における物質世界への被害干渉が加速度的な速さで広まる。
『想念』が物質化変態を遂げる脅威。
人の手から零れ落ちる、あまりにも大きな命運──終末世界(ラグナロク)における未曾有の恐怖が、大人たちを絶望させ、まだ幼い子どもたちの肩にのし掛かる新時代の幕開けの時。
それでも、子どもたちは日々成長する。
未成年の異能者(エクソシスト)たちと、同世代の研究運用された機械(ギミック)化兵の物語(キボウ)が、今立ち上がる──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 15:54:30
7309文字
会話率:0%
——AIの暴走によって生み出される、バグと呼ばれる存在。
——時は21XX年。対バグの需要は高まり、遂には高校に専門の学科が誕生するまでになった。
高度情報技術科の新入生、札井&小路須を中心としたローテンション百合コメディ。
バーチャル空
間で、バグをデリートすべく、女子高生がそれぞれの武器で戦います。
命がかかってる筈なのに大体ギャグです。
※イラストがある話数にはタイトルの最後に”●”がついています
※この作品はカクヨムにも投稿されています。
内容は同じですが、あちらは改行少なめの編集になってます。
また、カクヨムの方が先行配信です。
こちらで最新話に追いついてしまったという方は、よろしければ
カクヨムのほうを覗いてみて下さい。
カクヨムの検索窓に「まきびし」と打ち込んで検索をかけると、
なんとこの作品しか出て来なくて丁度いいです。
※上記の理由と私のメインの活動場所がカクヨムであるという理由から、
まとめサイト等で紹介下さる際はカクヨムの方をご紹介下さると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 12:03:37
825520文字
会話率:34%
彼の生きる時代は私たちより幾ばくか先の未来。
に乗用車ぐらいの感覚でAI搭載のロボットが買え、情報技術、工業技術は人類の宇宙への歩みを加速させ、まもなく燃焼推進よる不経済な大気圏突破方法は終わりを告げようとしている。
経済の不安定さは相変
わらずで、抱える諸問題は少なくない。
それでもおおむね平穏な近未来。
その中で世間で無能と言われた男が本を探し、少し未来で起こるかもしれない、社会変化の中で自分なりに生きていく短編小説です。
(※主人公が超人になることはありません)
お品書き
ovj1:忘れられたモノ
ovj2:生まれたモノ
ovj3:息づいたモノ
ovj3:消されたモノ
ovj4:変化したモノ
上記テーマに沿って順次追加していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 22:00:00
6825文字
会話率:45%
かつて、世界の気候、食料生産、情報技術など、ありとあらゆるものを管理する絶対的なシステムが存在した。その名前は「Ava」。
しかし、システムは暴走。人類は、大洪水と大雨季にさらされた。
暴走するシステムを休眠させ、人類の危機を救い、そ
の後も管理することで、大陸全ての国に畏敬と多大なる影響を与える宗教国家「聖王国」。
その「聖王国」に新たなる指導者が生まれようとしていた。
教皇として「聖王国」NO.2の地位に立つのは、予言の力を持つ少女アリステア。
しかし、5年前に突然教皇候補として現れたアリステアの教皇就任には、聖王国の政治機関「白の神殿」が異を唱えている。アリステアを指示する宗教機関「蒼の聖堂」と「白の神殿」の対立を抱えながら、戴冠式が行われる。
戴冠式が盛大に行われる中、忽然と姿を消すアリステア。
一方、大陸最大規模の情報売買組織「リイズ」のエージェント「高知」に、ある依頼が舞い込んだ。ワラキア王国の大量水死事件の調査である。簡単と思われた調査の先で浮かんでくる「アリステア」の存在と「聖王国」が抱える闇。
彼女の失踪は彼女の意思によるものなのか。それともアリステアの戴冠を阻もうとする陰謀なのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:12:13
8695文字
会話率:26%
二〇XX年。発達した科学により警察はあり方を変えていた。超科学。正式名称、近代的犯罪に対する情報技術を用いた超科学的捜査手法の登場により、東京都では凶悪犯罪検挙率九七.七パーセントを記録していた。超科学はかつての警察が苦手としていた情報科学
を利用した技術郡であり、その力は既存の捜査手法を塗り替えるほどの力を持っていた。ありとあらゆる情報を機械的に収集し、意味抽出を行うことで犯人を炙り出す。そこに推理や想像の余地はなかった。
そうした技術を用い、神庭桃獅郎は事件を解決していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 20:55:16
100830文字
会話率:31%
受験勉強中の浪人生「小林昭人」は、出来のよい彼女とのギャップに苦しんでいた。
彼女は彼と同じ工業高校を卒業後すぐに就職。AIを創る会社に入社をした。
その後、工業高校時代から情報技術に秀でていた彼女は、就職後半年もせずにAI開発メンバーへ
抜擢されてしまう。
対して彼は小説書きに没頭するあまり大学受験を失敗し、浪人生となっていた。
彼女が活躍しているのに、自分は全く活躍できていない。
彼は現状に苦しみながらも、「勉強」というやらなければならないことからすぐ逃げてしまう自分が嫌になっていた。
そんな最中、彼はある「本」と出会った。小説家志望でSF好きな彼は、その本を読み心を動かされる。そして、その「本」を彼女へと紹介し、渡そうとする。その行動が自分の「将来」を変えてしまうとも知らずに……。
内容は基本シリアスです。途中途中で彼と彼女とのほのぼのストーリーを入れています。
(ホラーな幕間も入れています。苦手な方はご注意ください……)
※更新は基本的に「日」です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 19:00:00
227794文字
会話率:32%
IT技術の発達した超近未来の日本。
人々は極小のデバイスを頭部に内蔵し、財布いらず、時計いらず、スマホいらずの超便利な生活を送っている。しかし、同時に人間の脳を操るコンピュータウイルスが人々を脅かしていた。
対ウイルス組織に勤める伊井テン
キは、程々に活動しつつサボりたい社会人。
バグった人々に対処する彼とその同僚の社会生活を描くローテンション日常コメディ。
……みたいな感じでどうですか?隊長」
「サボろうとするな」
「働いてください。先輩」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 19:00:00
38011文字
会話率:46%
高校に通うバスケ部の木槿葵は、イヤホンの修理を頼みに訪れた情報技術部で機械オタクの柊撫菜と出会った。
独特な雰囲気をしながらも優しい柊の心根に、木槿は惹かれていき、二人は仲の良い友達になっていく。
一方で、木槿のクラスメイトである桐谷遥香
は中学の頃の友人の紅葉谷楓と再会し、昔の地味な印象から豹変した彼女に驚きつつも、旧交を温めていく。
※筆が遅いですが、少しずつ更新していきます。
※pixiv、カクヨムに重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 20:00:00
97618文字
会話率:59%
~WIZARDWARE(ウィザードウェア)魔法戦記シリーズ第1弾~
青年アキムは結論を迫られていた。上空に浮かぶ「影の王」の輪郭――真球の姿をした巨体、圧倒的殺戮能力を持つ人類の宿敵は、現在100年の眠りについていた。目覚めるまでの期限
はあと12年。一度は滅亡の危機に瀕したレジスタ共和国は対抗策を講じていたが、武器は「魔法研究所」が開発を続ける魔法弾のみ。木々を揺らすだけの弱い光の塊に比べ、敵の大きさは直径50メートル。巨大さから「第3の天体」とも喩えられる。
彼は無理難題を解決する為、戦闘中とある知識に目をつける。別の世界に存在すると文献に記載された「ソフトウェア」と呼ばれる情報技術だ。世界を仰天させるアキムの謎解きが幕を開ける。
★主人公が「魔法弾」と呼ばれる小さな光の塊を、ソフトウェア(C言語プログラミング)の仕組みと独創的な発想で拡張させ、巨大な敵と戦う物語。ページをめくった瞬間、ファンタジー戦記&SF&ミステリーの複数ジャンルを網羅した新しい世界が飛び出します。徐々に明らかとなる敵の正体と世界観……。ラストまでどうぞお楽しみください。
★本作は情報技術を嘘偽りなく魔法とファンタジーで表現したITの手引書でもあります。読み進めることでコンピューターやプログラミングのコツ(知恵)を習得できます。
☆カクヨムでも公開しています。無断転載はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 22:21:24
233791文字
会話率:27%
AI、IoT、Bigdata、Cloud、Internet、SNS、様々なワードが飛び交う昨今、技術や社会に関して、色々と個人的に思うことを、不定期連載コラムの体裁で書き記してみることにしました。
やはり日常の中で、疑問や不満、不安のあるこ
とについて書くことが中心になってしまうので、(ハッピーな内容はスルーで受け入れますから)このコラムの内容も『批判的な論調』が多くならざるを得ないと思われます。どうかご容赦下さい。
また、物事には良い面と悪い面が併存しているものなので、ある側面について批判したからと言って、それそのものが悪いと断じているわけでもないことは、是非ご理解頂きたいと思います。
短文コラムなので、おおよそ一話1,000文字目安だと思います。
それではごゆるりと。
(カクヨムにも同一のコラムを連載しています。)
ミネルバの梟は充電後に飛び立つ 〜 AIをはじめとする情報技術と社会にまつわる雑感コラム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885707756
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 18:38:59
179025文字
会話率:1%
ネットワーク総合管理システム「マザー」の暴走から二十数年。人類は未だ果てなきウイルスとの激しい抗争を繰り広げていた。この奇想天外な電子世界「ワールド」の中で。
時は二〇八七年、高校一年生の葛城大河は、両親の友人宅に居候することになり、岡山
県岡山市にやってきた。
大河は、ワールド探査やウイルス駆除を主な活動とする情報技術部と関わることになる。そこで密かに父が作り上げていたオリジナルABSを発見し、これまで大して興味のなかったワールドやABSと関わっていく。
全56話予定で、基本的に毎日、一ヶ月半くらいかけて投稿するつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 21:21:59
135945文字
会話率:45%
───望むことは罪なのか。
科学が発展したが、手に入れることを止めない人類に待っていたのは破滅だった。突如人類を襲った呪い───残滓(ユアン)によってもたらされたそれは、三千という時間をかけて築かれた文明を砂に戻し、人が人である感情を奪い取
った。時は西暦3500年。終わりの始まりから500年経ち、人工知能も情報技術も、世界地図でさえ失われた世界で、二人の少年少女が出会った。
荒廃した世界を旅する、死にたがりの少年と狂いたがりの少女が紡いだ、終末前夜の物語───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 18:51:11
4727文字
会話率:43%
底辺で培った合法から違法まで情報技術の数々を身体に刻み込むプログラマ、詩空(シア)。その彼に与えられた能力【System】。ふむ、僕がカーネルに相当するのか……え?
【前書き】
シアは初日の出を見に行く直前、海岸沿いで未曾有の大地震・大津
波に巻き込まれる。一方、とある異世界では、漁に出ていた獣人の親子が海辺に倒れ伏す青みがかった黒髪の青年を保護する。——シアは魔法、現代知識、そして祝福(ギフト)スキル【System】を掛け合わせ、底辺から脱却し、今度こそ約束を果たすことを異世界にて誓う。
【進捗目次】
0. 序章
1. ソフィア共和国連邦編 ✔︎
【定期更新】
夕方〜深夜の間、2日に1回以上を目標に執筆しています!
誤字脱字は見つけ次第潰すようにしています。感想やコメントなど評価を頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 22:28:44
19865文字
会話率:43%
21世紀に入り 世界は情報技術革命を迎えた。
俗に言うIT革命である。
この革命により社会、市民、国家を変えた。
情報が共有されることにより、隣人よりもインターネットで繫がる人達がより身近に感じるようになったのである。このグローバリズムは国
境を越えて地球規模で意識の共有ができるようになり、世界は一体化を目指していけるようになったのである。
しかし、、、
西暦2015年 世界は通信社会じゃなくなった。
ダグザ至上原理主義 通称 DSF
というグループがサイバーテロを行い、インターネットという概念が閉ざされる。
同時に各国の主要都市ではクーデター及びテロが発生し世界は混乱に陥る。
この日本でも例外ではなかった。通信機器が機能しない中、警察及び自衛隊による避難誘導の最中、
北陸地方から首都東京への侵攻を他国に許してしまう。
この時、私たちは知った。
攻撃されているという事実を。
2023年 ... 東京
この街は戦争するには窮屈すぎる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 12:00:00
3238文字
会話率:40%