進展する気配も見えない新薬開発の日々。閉塞感を抱えた僕は、偶然見かけた旅行会社の広告に心を動かされる。
そして、色彩職豊かな惑星『サマーグリーン』へと旅立つのだった。
「空想科学祭2011」(RED部門 中編)参加作品…でしたが、期限内に
上がらずじまいです…orz
あ、あんまりSFになってませんよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-19 20:09:24
83133文字
会話率:34%
何なのか分からない高い(たぶん)アンテナ。
その正体が知りたくて、俺達は小学生の頃、あのアンテナを目指して失敗した。
あれから6年。俺達は何となく、再びあのアンテナを目指してみる事にした。
「空想科学祭2011」(RED部門 短編)参加作品
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-06 10:00:00
14232文字
会話率:32%
間違い電話から始まった、日常の中での些細な間違い。それが積み重なり、諦めの気持ちに支配された頃、とんでもない事態に陥る破目になった。もう俺、これからどうしたらいいんだ???
最終更新:2011-08-01 10:00:00
3588文字
会話率:20%
人類は跡形も無く消滅した、被造物であるロボットを残して。完璧な従者として造られ、心を持つがゆえに失う事を恐れる機械達の、終わりへ向かう物語。
最終更新:2011-09-03 23:57:55
15102文字
会話率:46%
これは選ばなれなかった、もう一つの贈り火の物語――心燈(パイア)という字義通りの命の灯火を見出した人類は、企業が管理、運営する都市国家にて擬似的な不老不死と、器の研究が齎した自動機械に寄る生活を享受していた。そんな中、十五年前に他者の心燈を
手に掛けた罪で囚われの身となっていたというヴィクター・ナイトは、企都(ポリス)を襲っている正体不明の怪人《禿鷹》討伐を条件に企業より解放された。頼もしくも恐るべき改造を施された肉体と、電気仕掛の侍女メアリを宛てがわれた彼は、今、薄暗闇を駆けて行くのだが――【空想科学祭2011企画参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 23:51:02
77860文字
会話率:40%
安月給社会人でド近眼な25歳の私。折り込みチラシで知った超格安な近眼手術を受けることにしたのだが、その近眼手術の説明がありえないものだった。病院の女医さん曰く「意識を仮想世界に飛ばしてその間に眼球を手術する」とかなんとか。説明不足なまま私
は仮想世界に飛ばされ、気が付いたら地平線まで続くアスファルトの一本道、広い草原、青空、そして空に浮かぶ気球。私はそのアスファルトの道を気球に向かって歩いて行くことにした。そして一匹の蝶に出会って、あの時の記憶が蘇る。私が少年だった時のあの時の思い出は、忘れたいのに今でもそれは消えずに心に残っていた。
私はいったい、どうなってしまうのだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 19:12:00
73241文字
会話率:38%
完璧な倫理、恒久的な平和。それでも都市の人々はフリーサイドを目指す。人体を分子配列のビット信号に置き換える「精神の野」フリーサイド。それに反発するように生まれた外縁のゲリラたちの書、「ナツィオへの帰還」。人の本質はどこか。完全自由か、完全調
和か。あるいは苦痛に彩られた生か。一人の少女の存在が、バイオロイドのユーリに選択を突きつける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 15:00:00
185934文字
会話率:58%
太陽系から数百光年の彼方。双太陽を巡る惑星「カスケー」と強大な帝国「カローン」との戦いから五十年の後。ひとりの老人が中立星のソレルに降り立った。港の役人も敬意を払うノイ・レ・パウス(=語り部)と呼ばれるカスケー人の老人は、港の定宿で酒を飲み
ながら若者に昔話を語り聞かせる。それは宙(うみ)の難所、フゥルフェ礁の誕生にまつわる話だった。己の名誉を棄て星を護ろうとしたひとりの勇者と、わが身を棄てて勇者を救おうとしたひとりの娘の叙事詩。旧き良きスペースオペラに思いを馳せた英雄譚、のつもり(あくまでつもりですから)になった作品です。
空想科学祭2011参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 06:10:04
69376文字
会話率:44%
イギリスの田舎に母親と二人で住む少年アダム。アダムの夢は宇宙飛行士になることだった。宇宙飛行士になるために必死に勉強し、念願の航空大学への進学が決まる。しかしそこで待っていたのは世界規模の大事件だった。
最終更新:2011-09-03 01:56:50
15039文字
会話率:60%
The man walks the black space darkly. The consciousness of the man sinks in depth of the space deeply. What did the man
feel at the place where there were not reality and imaginary distinction?
男は暗く黒い宇宙を歩く。男の意識は宇宙の深遠に深く沈みこんでいく。現実と想像の区別が出来ない場所で男は何を感じたのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 01:10:43
19013文字
会話率:25%
第一次探査隊の『FR』に続き、第二次救援兼探査隊の『SRI』も消息を絶った、ペルセウス腕・カシオペヤ座・散開星団M一○三、Σ一三一近傍の十等級・第三番目恒星系、第二惑星シビタス。その惑星シビタスには実に恐ろしい魔物が息を潜めて棲息し、我々
の探査を手薬煉引いて待ち構えていたのだった! そして、第三次補給支援隊である『TSS』に"CDF"と呼ばれている一人の男が乗り込んだ。数々の困難を乗り切ってきたその男は「グレッグ・ショーン」のミッションコードネームを名乗り、惑星シビタスの謎を、そして三度目の探査を決定したGG(ギャラクシーガバメント)やGSF(ギャラクシースペースフォース)の思惑や背景を、TSSのクルーとして乗り込んだ女性SMAR(スペースミッションオールラウンダー)の「キム・ヨニ」と共に解き明かしてゆく、天の川銀河を股に駆けたスペースオペラ&痛快SFアドベンチャー。(古臭)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 00:23:50
50433文字
会話率:38%
やたらと採血の回数が多い病院がある。やたらと採血が上手な看護師がいる。やたらと採血される患者がいる。そのことに誰も気が付いていない理由とは? 残念だが「ホラー」ではなく、あくまで「SF」なのであった。
最終更新:2011-08-15 22:49:18
5927文字
会話率:46%
かつてUFOの飛来する町として名を知られた羽咋(はくい)に大きな木と、それを囲うように城塞を張り巡らされた小さな都市がある。そんな人類初の、そして世界に一つだけの魔導都市を一人の少女が訪れる。既に他界した「唯一の魔女」と近しい容姿と雰囲気を
纏う少女は、魔法だけが自分を救ってくれる唯一の希望だと信じていた。彼女が見るものは奇跡か現実か、それはまだ彼女自身にはもちろん、世界の誰にもわからない。しかし、そんな不確定など全く意に介する様子もなく少女は巨木——世界樹を目指す。駅弁を買いすぎてタクシーに乗れなくとも、偶然蹴り飛ばした小石が野犬に当たって追われようとも。その先に明日への希望がある限り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-02 15:26:31
93787文字
会話率:57%
肥大する人口が地球を蝕んでいる。多くなりすぎた人間は、必然として新しい住環境を求めるようになる。すでに八つの箱舟が太陽系を離れ、長い旅路の航路上にあった。これは、そんな時代の物語である。
最終更新:2011-08-04 14:57:09
8503文字
会話率:64%
それは古い、どのくらい古いか忘れてしまったけれど、記憶の断片。DRb1、シリアルナンバー008821はスクラップ工場に。兄は病気の妹のために、DRb1を拾ってきて直し与えた。そして、妹は死んだ。
最終更新:2011-09-01 22:57:12
6732文字
会話率:40%
歴史は重ねられ、技術は進歩した。しかし、人類は愚かにも戦争を止められないでいた。資源を求めて地球と宇宙との間で続けられる戦争。そして、遠距離型レーザー砲を備えた人工衛星に配属される前日、私は友人に飼っていた猫を預けに行くのだった。
最終更新:2011-08-01 00:03:02
5566文字
会話率:51%
いかなる種類の苦痛も快感に変換する塵機精神外科手術(ナノ・ハートクリア)。
だが、その技術は人間の正義と平和を破壊し、人間を全自動殺人機へと変えることを可能としていた。
小野寺翔太郎(仮名)は、塵機によって親友の命と己の記憶を奪われな
がらも、人類の自由のために謎の全堂電器を相手に戦うべく、敢然と立ち上がった!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-01 22:51:35
31743文字
会話率:28%
時はもちろん世紀末。
経済破綻によって民営化した日本警察は、資金難から東京都より業務撤退。
勢力を増した極道『新鮮組』は、東京ドームを買い上げて江戸コロッセオと改称、剣士同士の殺し合いである泥覧試合を開催。
彼らの武器は火屯鉞刃(フ
ォトンエッジ)、エネルギーで刃を構成する輝く必殺武器、断てぬものは光と影と心のみ。
宝蔵院が、示現流が、根来忍者が、人造理心流が、最先端科学と秘伝の奥義で激突する大必殺。理不尽ジャパニーズSF根性系バトル。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-10 05:00:00
85165文字
会話率:43%
金星、火星と木星の衛星に人類が住み始めてから150年。一つの連邦国として、これらの星を束ねているのは地球だ。太陽系連邦国という名前ではあるが、すでに太陽系外へと進もうとしている。連邦国が有している軍隊の中で、通称教育師団と言われている連邦宇
宙軍第31師団は、冥王星に向けた教育航海を行おうとしていた。その航海に行くことを許されるのは、トップエリートであり、また、将校としてこれからの軍を率いていく者たちだけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-31 00:00:00
27278文字
会話率:51%
とある大学の一室。そこに集う学生たち。語り合うのは未だ解明されていない世界について。そしてまた今日も会議が始まる。
最終更新:2011-08-28 00:21:16
7181文字
会話率:50%
目を開ければ、耳を傾ければ、止めど無く溢れる情報。見えるものと聞こえるものと。自分だけに用意された物語を身に纏って。人はどこまでも行く。辿りつくところがどこでもなくても。辿りつくところに誰も居なくても。
今より、少し進んだ情報社会を描く近未
来SF。
「空想科学祭2011」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-13 08:37:30
15802文字
会話率:3%
セカンド・タワーの崩壊は時間の問題だった。危機管理システムは、他の施設への影響を考慮して、可及的速やかに制御された放棄と修復作業を開始することを提案している。しかしそれは、タワー下部の居住区に住むおよそ三百人の生命が、私の良く知る人たちが、
このまま惑星イルリサットの冷たい海に沈んでしまう、ということと同義だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-12 16:15:34
8181文字
会話率:38%
奇妙奇天烈、キミドリ博士の研究所で待ち受けていたサプライズ、そして世紀の発見「ツンデレジウム」! 変わり者だらけの研究所は、今日も騒がしく萌えている。
<空想科学祭2011参加作品>
最終更新:2011-08-07 09:32:03
7723文字
会話率:61%
精神科を訪れた一人の男。彼を診察する女医が彼の口から聞かされた、不思議な、奇怪な話。男の身に何が起こったのか。
最終更新:2011-08-04 20:00:00
14338文字
会話率:50%
2011年3月11日。我々を襲った未曽有の大地震。巨大な災害をもたらした地震は、一方で小さな痕跡を人知れぬ場所に残した。巨大地震と小さな変化。この世界で一体何が?
最終更新:2011-08-01 19:08:04
6128文字
会話率:0%
■【不思議SF/短編】■「何も聞こえないよ」「え?」――『僕』にしか聞こえない声、音、耳。何処にでも、『危険』は迫っている。気のせいなのか、それとも◇『空想科学祭2011』企画参加作品※挿絵付き。
最終更新:2011-08-02 23:45:33
12791文字
会話率:27%
夏。害虫が盛んに活動しだす今日この頃。とあるマンションで一人暮らしの男性のこの部屋にも害虫が姿を現し始めた。
最終更新:2011-08-02 15:11:27
3337文字
会話率:31%
明日ではない未来。けれど、そう遠くはないであろう未来。ロボットが人間社会へ進出し、かれこれ二十年近くたった頃。国家資格であるロボット技師免許を最年少で取得した神谷辰久と、妹の千秋が、ひょんなことから森の中で、突っ伏し壊れた古いヒューマノイ
ドを見つけた。まるで世界から取り残され、忘れ去られているようなそのヒューマノイドをめぐり、神谷兄妹が奔走する。★☆この物語は、空想科学祭2011〈RED&BLUE〉に参加しています。☆★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 19:10:51
74408文字
会話率:50%