前世で3人の子供と夫を遺し、闘病の後に病死した私。
気が付けば公爵夫人として生まれ変わっていた。
前世の病床で読んだ小説。息子を虐げ、そのせいで殺される序盤の悪役。
病気のせいでできなかった前世の分まで、可愛い息子に愛情をめいいっぱ
い注ぎたい!と決意する。
そのためにも家庭を顧みない夫と協力して・・・と思ったら、夫は初恋をこじらせた重い愛を向けてくる。
私は幸せな家庭を築けるのか・・・?
ほのぼの、ライトに、そんなに長くならない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 07:00:00
475104文字
会話率:41%
掌編小説という銘打ってはいますが、二割が掌編小説で、八割がた文章の長さが短編に属するのではないかと思っていたのだけれど気のせいだったかもしれないと表示されている文字数を見て思う今日この頃。ジャンルは分別なく多種多様で、季節に沿った話が多いで
す。
数字が付いている話以外は完結しているので、気になった題名を覘いてみてください。
起承転結している話よりも、日常非日常の一場面を切り取った物語が多いと思います。
長編全編が行き詰ってしまったのですが、物語、文章は書きたいので、ここに記しています。
『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2021/3/7.「花筏」を掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 23:26:48
991447文字
会話率:27%
博麗神社の巫女・霊夢は、いつも通りの穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、幻想郷のどこかで何かが狂い始めている。最初は気のせいかと思っていた異変も、やがて無視できないほどの大きな波となって彼女に降りかかる。
霊夢はいつものように、一人で立
ち向かおうとする。
「私が博麗の巫女だから」――そう言って、誰の手も借りようとはしない。
そんな霊夢の姿を見守るのは、魔法使い・霧雨魔理沙。
「お前、また一人で抱え込んでるんじゃないか?」
魔理沙は気にかけるが、霊夢は「大丈夫」と言って突き放す。
だが、本当にそうなのか?
苦しみを隠し続ける霊夢、彼女を支えようとする魔理沙。
すれ違いながらも、二人は共に歩み続ける。
幻想郷に迫る脅威と、試される二人の絆。
最後に霊夢が掴み取る答えとは――。
「魔法使いと博麗の巫女 〜どんな時も、共に〜」
これは、一人ではなく"共に"生きることを選んだ、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:01:59
1569文字
会話率:38%
俺はある日突然、前世の記憶を取り戻す。ここは既知のゲーム世界で、その中の登場人物に転生していた。
問題なのは、そのキャラは将来『俺、この戦いが終わったら結婚するんだ』と言って散っていく宿命を背負っていること。ただし、俺は肝心の誰と結婚する
のか、ということまでは知らなかった。
俺は生存戦略を開始するが、ヒロインたちの目が妙にギラついているのは……気のせいだよな?
そして集まったヒロインたちは何を勘違いしたのか俺を神と崇め、俺たちは世界最強パーティー聖神使徒《ヴァルキュリア》と呼ばれるようになる。
うん。どうしてこうなった……??
え、愛で強くなった? でも、ドラゴンを瞬殺はおかしいだろ!
ヒロインと絶対に結ばれてはいけない男と、彼と絶対に婚約したい最強ヒロインたちの戦いが今──幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:54:25
36209文字
会話率:44%
いろいろな町を旅行してまわって写真を撮ってはお気に入りの図鑑を自作していた毎日。
「もっと世界を知りたいな」
私の一言は女神に届いてしまった。
『なら私の世界をとって教えてね』
私の世界の話をしていたはずなのに、どうしてこうなった?
私は
書斎ごとしらない世界へ放り出されてしまった。あるのはスマホと世界儀。
こうなったらこの異世界をくまなく旅して図鑑作りを完成させてやるんだから!
現実世界の写真をカードにでき、それを実物にできるんだけど初めて出た物は私の予想を大きく下回っていたんだよね。
写真はミニチュアサイズから始まってギガサイズまで大きくなっていったよ。
外の世界に出てから気づいたんだけど、私の姿なんか違うのは気のせい? 泉に写る姿がちがーう!スマホで確認すると、昔見た本のエルフになってる!
みる人によって姿が変わる不思議なエルフの女の子カトレア・グレースになっちゃった。
現実世界の写真は残っているけど私がいない!
世界の情報を集めて1からはじめるエルフの冒険旅行。
世界を知るために写真を実写化して世界の発展を手伝います。
虹の花畑を植えて観光地を作ったり新しいスポーツをやってみたり、運の妖精の場所に行ったり,
アイディア使って街の人に生き方を教えて写真を取って発展ポイントを稼ぎます。
虎の男のヒゲソレールが従者になって、天使スタッフを率いるメーティスさんや新しい交流で男神さんの子達出会って徐々に世界は豊かになっていくよ。
交換留学してきたランちゃんは絵を生き物にする子とむぎゅたんは蛇の亜人でピンク色の蛇なんだよね。食べたものをリサイクルするし、個性あふれる仲間です。
世界樹が成長して桜の花びらを咲かせた時に男神さんの言った言葉が世界と繋がっていたんだよ。
未知なる世界の冒険は続いていく。
現代哲学ファンタジーの序章はじまります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:32:37
32252文字
会話率:15%
人嫌いの貴腐人がいきなり異世界転移。
はっ! と気が付いた時には、広い草原で大の字に寝てました。
勢いよく飛び上がってみれば、ぽにょんぽにょんと何かが飛んで行く気配。
慣れっこの独り言を呟けば返事があった。
気のせいだと思い一人突
っ込みを入れれば、こっそりと顔を出したのは、つぶらな瞳が可愛いスライムだった……と、そんな感じでスタートする、異世界転移モノです。
今のところは、スライム達とテンプレな冒険生活を料理&調合など、生産系メインで進めていく予定。戦闘も時々します。
作者の覚書メモ的に、スライムの能力とか、作った料理とか材料となどを書き残す回もあり。
3000~4000文字程度で、他に連載中の2作品と合わせて週一のまったりローテーション更新。
ストックが上手くたまると少しだけ更新頻度があがる時もあります。
残酷描写は素で書いてしまう時があるので、保険的に。
本格的に書きだした時には、その旨記載します。
また、主人公が貴腐人なので、いきなりボーイズラブ的な妄想がでてきたりもします。
ご注意ください。
出て来る時には、前書きにボーイズ妄想有を忘れずにつけておきます。
あくまでも、妄想に終始する感じです。
苦手かも! と思った時は、即時の撤退をお願いいたします。
大丈夫! と思った時には、どうぞ完結までお付き合いください。
かなり長い話になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:00:00
755988文字
会話率:34%
「ここが天国か……」
周囲を見回しながら、彼は呟いた。若くして死んだが、そんなことはどうでもいいと思えるほど、ここは心地良い。陽だまりに漂う穏やかな香り。他の住人たちもみな、のんびりとした表情を浮かべ、まるで海を漂うクラゲのように、ゆっ
たりした動きで歩いている。
「しっかし、みんな間の抜けた顔してるなあ……ん?」
一瞬、違和感を覚えた。何かが引っかかる。しかし、瞬きをするうちに気のせいだと思い直し、大きなあくびを一つした。
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最終更新:2025-03-27 11:00:00
1537文字
会話率:77%
とある砂漠。新たに砂に埋もれていた遺跡を発見したと言えど、一年近くも経てばその熱も冷め、また元々大して世間の興味も引いておらず、深夜。調査を続けていたのはある年老いた考古学者のみであった。
「うーむ」と唸る博士。数週間前、遺跡の屋上のこの
石板に触れたとき、確かに電流のようなものが走り、また文字が光って見えたのだが、やはりあれは気のせいか。徹夜続きだったものなぁ……。
と、博士が上体を大きく反らし、伸びをするとパキポキと子気味のいい音が鳴った。そして美しい星空をその瞳に映すと自然と頬が緩んだ。これでいい。これまでも、そして老い先長いとは言えないこの人生を捧げ、後の世代に知識の橋渡しをするのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-21 16:00:00
1449文字
会話率:45%
ミロードは病気のせいで18歳になるまでは生きられないと言われて育った。それを可哀想に思った両親は、ミロードの9歳の誕生日に婚約者としてランスロットという少年をプレゼントする。ランスロットに一目惚れしたミロードは、どうせ死ぬのならその日まで彼
と楽しく過ごすと決めたのだがーーー。
※なんちゃってサイコパスです。主人公を傷つけたりはしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:08:20
7329文字
会話率:20%
公爵令嬢のセイラは、ずっと孤独の中生きてきた。自分に興味のない父や婚約者で王太子のロイド。
特に王宮での居場所はなく、教育係には嫌味を言われ、王宮使用人たちからは、心無い噂を流される始末。さらに婚約者のロイドの傍には、美しくて人当たりの良
い侯爵令嬢のミーアがいた。
ロイドを愛していたセイラは、辛くて苦しくて、胸が張り裂けそうになるのを必死に耐えていたのだ。
毎日息苦しい生活を強いられているせいか、最近ずっと調子が悪い。でもそれはきっと、気のせいだろう、そう思っていたセイラだが、ある日吐血してしまう。
診察の結果、母と同じ不治の病に掛かっており、余命3ヶ月と宣言されてしまったのだ。
もう残りわずかしか生きられないのなら、愛するロイドを解放してあげよう。そして自分は、屋敷でひっそりと最期を迎えよう。そう考えていたセイラ。
一方セイラが余命宣告を受けた事を知ったロイドは…
※両想いなのにすれ違っていた2人が、幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムでも同時投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 08:23:52
81128文字
会話率:47%
マーケッヒ王国は魔法大国。そんなマーケッヒ王国の伯爵令嬢セリーナは、14歳という若さで、治癒師として働いている。それもこれも莫大な借金を返済し、幼い弟妹に十分な教育を受けさせるためだ。
そんなセリーナの元を訪ねて来たのはなんと、貴族界でも
3本の指に入る程の大貴族、ファーレソン公爵だ。話を聞けば、15歳になる息子、ルークがずっと難病に苦しんでおり、どんなに優秀な治癒師に診てもらっても、一向に良くならないらしい。
それどころか、どんどん悪化していくとの事。そんな中、セリーナの評判を聞きつけ、藁をもすがる思いでセリーナの元にやって来たとの事。
必死に頼み込む公爵を見て、出来る事はやってみよう、そう思ったセリーナは、早速公爵家で治療を始めるのだが…
正義感が強く努力家のセリーナと、病気のせいで心が歪んでしまった公爵令息ルークの恋のお話です。
アルファポリスで掲載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 20:49:06
88734文字
会話率:50%
面倒くさがりな主人公の巴華(ともえ はな)は、謎の生物に「匿ってくれ」と頼まれる。
しかし、その生物はどう見てもカタツムリなので困惑する華だったが、人間の姿に化けることも出来るようで…!?
カタツムリ?宇宙人?感情なし…???
…いや、だ
ったらこの行動の意味は何!?
意味ありげなのか、違うのか、
思わせぶりな無感情宇宙人と人間の、ちょっと読めないラブコメディですฅ⸃⸃折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:10:08
26242文字
会話率:35%
高校進学と同時に小さな飲食店でアルバイトを始め、慣れない生活の中でも猫と僕だけで過ごす穏やかな暮らし。入学して3カ月が経とうというのに新しい友達は出来ない。それどころかクラス一番の嫌われ者になってしまったけれど、読書に紅茶を楽しむ休みは悪
くない。そんな6月最後の土曜日。
「明日からしばらくは休んでくれていいよ」
アルバイト先の副店長から突然の長期連休を告げられた。詳しく話を聞くと、どうやら遠回しに『クビ』を宣告されたことが分かった。理由は単純明快、接客業に不向きな顔のせい。笑えない代わりに、他で頑張ったつもりだったけど駄目だったらしい。
週明け、気を取り直して登校すると何やら視線を感じる。相手はクラス一の美少女。だから気のせいかもしれない――。
え、いや、そう思い込むことも出来ないほど視線を感じる。なんなら目まで合っている。落ち着かない気持ちで過ごし1日が終わった放課後。
「ちょっとお話があるの。ついてきて……ください」
美少女の後をストーカーのように着いて行くが、赤信号で逸れてしまった。慌てて追いかけて行った先で見た光景は、学校で魅せる洗練された所作や姿勢、仕草どれを取っても綺麗でどこか大人びている美少女ではなく、ただ無邪気な笑顔で楽しそうにブランコを漕ぐ「上近江美海(かみおうみみう)」の姿だった――。
この日を境にたった1週間で秘密や約束が増えていき、救い救われ、がむしゃらに過ごして行くうちに、クラス一番の嫌われ者が一転、気付けば後に引けないくらい学校で一番の有名人になってしまう少年の成り上がりスクールライフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 06:10:00
1444236文字
会話率:33%
2020/10/21以降、不定期投稿に変更させて戴きます。
投稿する時間は朝6時、前日に予約投稿して活動報告にてお知らせします。
ホントにのんびりまったりになりますが、これからも宜しくお願いします!
[あらすじ]
仕事帰りに安くて衝
動買いしちゃった、重量のある調味料やその他諸々抱えたままトラックに轢かれたはずのアラサー女性は……何でか全体的に白い幼女(神様)に異世界へ連れて行かれる事が決定しました。
え、モンスターいる世界なん?
…自分で言うのもなんやけと、私ザコいよ?
え、初心者セットがあるから大丈夫?
ふむふむ。セットに付いてる特殊スキルで攻撃されても痛くない?
…なら安心やな。せっかくなら素敵な出逢い(声の持ち主)とかあったらいーなー!
剣と魔法とモンスターへの恐怖がある世界ですが、異世界の異変は勇者と賢者(未来ある高校生)に任せて、聖女(アラサー女性)は好みどストライクな旦那様(虎獣人)と出逢ってイチャイチャしたりラブラブしたりします(え)
…でもな、最近ちょっと気になんねん。
聖女な私やねんけど、勇者と賢者押し退け踏み越え異世界の異変解決に片足突っ込んでる気がしなくも…イヤイヤ気のせいやんな!?(片足どころか五体投地する予定)
これは、好き嫌いのはっきりした(し過ぎた)可愛い物好きのアラサー女性に……旦那様に娘、ペットにアニキ、そしてまだ見ぬ姑候補(笑)……そんな、可愛く愉快な家族が出来るラブコメっぽい何かです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 06:00:00
525747文字
会話率:35%
地球ぽい世界の地球ぽい仮想空間が舞台です。特定の主人公はまだいませんがなんとかなるでしょう。ジャンルがファンタジーなのは「明日って近未来だっけ?」とか思ったからです。とりあえずファンタジーにしとけばいいや感で攻めます。
最終更新:2025-03-01 02:09:58
5873文字
会話率:20%
主人公は、静かな島で妹と共に暮らしている。ある日、妹に誕生日プレゼントとして買ったぬいぐるみが、家の中から忽然と姿を消す。最初は気のせいかと思ったが、妹も「最初からそんなものはなかった」と言う始末。主人公は、確かにそのぬいぐるみを買ってあげ
たはずだと記憶を辿るが、周囲の人々はそれを覚えていない。
日常の中で次々と異変が起き、確かにあったはずのものが消えていくことに気づき始める。自分の記憶と現実のギャップに悩みながら、主人公は何かが不自然に変わり始めていることを感じ取るが、その理由は分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 00:00:08
693文字
会話率:19%
長い歴史をもつバロット王国の由緒正しい公爵家の第二子として生まれたルシュカ・レルフィン。
実は彼女の前世は、"最恐の黒騎士"と呼ばれたクライヴ・アレントという青年だった!
前世で働き過ぎた反動か、今世では剣も握らず、「
働きたくないし結婚もしたくない!」とずっと屋敷に引きこもっていたルシュカ。
しかし16歳になったある日、王命によってクライヴの故郷であるローゼンス帝国の皇帝にほぼ人質同然の存在として嫁ぐことになってしまう。
「死ななければいいのよ、死ななければ!」
非情かつ残忍と定評のある皇帝の顔も名前も知らないまま、後宮でもダラダラと引きこもろうとするルシュカだったが、当然そんな簡単にいくはずもなく…
何やら前世の時の知り合いも次々現れて…!?
「何故、お前にアイツの姿が重なるんだ?」
(そりゃ俺自身だからだよ!)
「…き、気のせいでは?」
過去に大事な人を失った皇帝と絶対に正体をバラしたくない公爵令嬢による、ちょっとシリアスな異世界恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 04:52:17
104674文字
会話率:25%
時々、自分の存在が曖昧になる瞬間がある。
鏡に映った姿が、一瞬だけよく分からなくなる。
誰かに呼ばれた気がして振り返っても、そこには誰もいない。
目が覚めた時、自分がどこにいるのかすぐには分からない。
そんな些細な違和感の積み重
ね。
私たちは、そういう瞬間を「気のせい」として片付けてしまう。
目の疲れ、寝不足、ストレス。
理由をつけて、不確かな感覚を遠ざける。
そうやって、世界の輪郭を鮮明に保とうとする。
でも、もしかしたら。
その「気のせい」こそが、世界の本質なのかもしれない。
私たちが「現実」と呼んでいるものは、
ただの習慣的な観測の結果に過ぎないのかもしれない。
通学路の曲がり角。
いつもと同じ景色なのに、時折見知らぬ街に迷い込んだような錯覚。
教室の窓から見える空。
昨日と同じはずなのに、どこか違う色をしている気がする。
放課後の校舎に残る誰かの足音。
振り返れば、そこには誰もいない。
でも確かに、誰かがいた気配だけが残っている。
確かなものなど、どこにもないのかもしれない。
私たちが「現実」だと思っているものは、ただの習慣で、
「普通」だと信じているものは、単なる多数決なのかもしれない。
その「多数決」から外れた瞬間、世界は途端に不確かになる。
写真に写るはずのないものが写り込む。
写っているはずのものが、跡形もなく消えてしまう。
記憶と記録が、少しずつずれていく。
誰かの存在が、まるで霧のように溶けていく。
目を閉じて開けば、また普通の世界が広がっている。
でも、その「普通」が本当に普通なのか、
もう誰にも確信が持てない。
この物語は、そんな「気のせい」の正体に気づいてしまった者たちの記録。
存在の確かさが、まるで波のように揺らめいていく中で、
彼らは何を見出すのだろうか。
そして私たちは、本当に「存在している」と言えるのだろうか。
それとも、誰かの観測が作り出した、
可能性の束の一つに過ぎないのだろうか。
その問いの答えを求めて、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:40:00
30594文字
会話率:19%
舞台の熱狂的なファンである主人公は、毎回欠かさず推しの舞台を観に行く古株オタク。ある日、偶然にも推しと相席になるという運命的な出会いが――。
最終更新:2025-02-11 04:11:11
8422文字
会話率:35%
伯爵令嬢として生まれたルイーズ・ド・レーヌは、5歳の時にこの世界に転生したことを自覚する。少しずつ前世の記憶を取り戻していくうちに、ルイーズは前世の弟がハマっていたギャルゲー『Princess of Roses』の中に自分と同じ名前のキャラ
がいること、さらにそのギャルゲーの元となった『君にバラの花束を』という乙女ゲームがあることを思い出す。
どこにでもいるモブ令嬢だと思っていたのに、生い立ちに秘密があったり、見目麗しい貴公子に溺愛されたり、チート級の魔力を持っていたり…と、いつの間にか色々フラグが立ってるのは気のせいじゃない……!?
自分では至って平凡だと思っているやや設定過多な主人公が、前世の因縁やらゲームのストーリーやらに振り回されながらも、大好きな婚約者との幸せを目指して頑張るお話。子供時代からスタート、後半は学園生活編、卒業で終了予定。のんびり、まったり更新ですが、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 21:01:08
377443文字
会話率:59%
高校1年生の出水時(いづみとき)が友達の駒瀬莉亜たちと青春するだけ物語
キーワード:
最終更新:2025-01-18 13:19:34
5979文字
会話率:72%
今回はパラレルワールドの日本の近現代史を魔法か何かを使って観測します。
どこかで見たような話かもしれませが、きっと気のせいです。
主人公はパラレルワールド日本の歴史で、転生とかはありません。
歴史読本の類であり、小説とは少し趣きが異なります
。
連載は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 09:32:42
143557文字
会話率:3%