深夜のがらんとした駅。高校生の僕は、ひとり夜行列車「はまなす」に乗り込み、夏休みの旅へ出る。まだ見ぬ北の大地を目指して、自分だけの自由と冒険を求めて。静かに始まる、ひと夏の物語。
最終更新:2025-07-03 09:43:19
3599文字
会話率:21%
「東京でも、同じ空は見えるよな?」
12月14日、流れ星の夜に交わした高校生ふたりの“約束”。
それは、願いよりも強い記憶になって——
最終更新:2025-07-02 15:46:09
1527文字
会話率:44%
別れた彼から届いた一通のメッセージ。
「流星群、覚えてる?」
──再会の夜、想いは静かに動き出す。
最終更新:2025-07-02 15:29:34
1189文字
会話率:32%
夏休みの出校日。
ワイパーは叫び、チョークが囁き、プリンが溶けて、石鹸が恋をする。
そして、教師は“モノ”になった。
『図書館の指先』連作内、語られなかった教師・山田の物語。
※初見歓迎。狂気と静寂が交差する擬物文学、ここに開幕。
最終更新:2025-06-08 06:40:00
11282文字
会話率:32%
名も知らぬふたりが、ひとときの邂逅を果たす。
声を持たぬ“以心伝心”の“字(あざな)”に選ばれた少年と、敵意を集める“四面楚歌”の“字”を背負った少女。
出会いは偶然、けれどその記憶は永遠に残る。
一期一会、それは再び出会うまでの軌跡。
――これは、“字”に選ばれし者たちがひそかに息づく世界で、
忘れられない誰かとの、もう一度の再会を願う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:00:00
5269文字
会話率:26%
孝介は姉の法事の準備で生家を訪れた
隣家には姉の友人がひとり住んでいた
友人は夜、手料理を持ってきた
くつろぐ二人 話はやがて四〇年ほど前のある出来事に
所用を済ませた妻・洋子が翌日、村に着いた
孝介のクルマはもちろん姿もなかった
荒れ放題
の家に入り 異状に気付いた洋子だったが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 08:00:07
4174文字
会話率:23%
恋愛成就の神社で「好きな子と付き合いたい」と願ったら、本当に叶ってしまった。
告白され、付き合い、デートして、彼女は理想そのもの──
……のはずだったのに、気づいてしまった。
「こんなこと、彼女は言わない」
これは、本当に彼女なのか?
願った恋の代償は、あまりに大きかった。
叶ったからこそ怖い、理想と現実のズレに泣ける短編ラブストーリー。
※最近流行りのAIとの恋愛について考えてみたら、なぜかこんな作品になりました。
※本作は「理想が叶った恋」が恐ろしく感じる、そんな“切ない後味”の短編です。
#恋愛成就 #願いの代償 #理想と現実 #甘くて怖い恋 #短編で泣ける
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:17:15
3993文字
会話率:31%
この作品は他のサイトでも公開しています。
公募ガイド 小説でもどうぞ投稿作品+加筆訂正
「遊び」
最終更新:2023-10-15 12:00:00
1684文字
会話率:35%
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公募ガイド 小説でもどうぞ投稿作品+加筆訂正
テーマは「表と裏」
最終更新:2023-10-14 12:50:15
1680文字
会話率:47%
実和は会社の専務の大貴に愛人関係を強いられていた。実和はそれを解消すべく偶然手に入れた大貴の愛人だった元社員の奈々の写真を使って大貴を脅す。しかし、大貴の部下の室田にバレてしまう。実和は観念するも室田は一緒に大貴を脅し大金を得ることを画策す
る。その為に実和と室田は死体遺棄の捏造写真を作り、大貴を騙しまんまと大貴から大金を頂く。しかし、そこへ警察が捜索願が出ている恵美と交際している室田に会いにやってくるが室田は会社を辞めていた。実和は室田のアパートを訪ねるももぬけの殻。実和は不審に思い死体遺棄の写真を捏造した場所に行って掘り返す。するとそこから遺体が出てきた。室田は実和の脅迫状を利用して自分が死なせてしまった恵美の遺体の始末と大貴から逃走資金を得て逃亡するつもりだったのだ。
しかし、それを実和に暴かれ室田は捕まってしまう。そして、実和は愛人関係を終わらせ新しい人生に踏み出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 19:39:30
26654文字
会話率:57%
何のために生きているのだろうか、そう感じることが多々あった。ギリギリ生活することができるだけのアルバイトをし、家に帰っては、シャワーを浴び、寝る。起床し、飯を食って出かける。そんな毎日に、僕は何を生きがいにして、生きているのだろうか。高校
2年の俺は、学校にも随分と、行っていない。学校に行ってもやりたいことなんかない。学校に行くよりはバイトをして、妹に少しでも楽をさせてやりたいと思った。そうだ、僕には妹がいたのだ。妹の優さえいれば僕は生きる希望を失わない。きっとこれからだって頑張っていけるそんな気がした。優は病弱だった。学校に行けてたのは小学校1年生の3か月程度だけ。学校に行っていたとしたら中学2年生ぐらいなのだろう。俺が中学の時、優はよく俺に、「学校楽しい?」と、聞いて、俺に学校の話をしていた。しかし2年前両親が死んでから学校に行っていない。高校の入学式が終わった数日後だった。優が入院できるようにと思い、アルバイトを始めた。これがアルバイトを始めてきっかけだった。優には学校の話ができなくなってしまった。その代わりというわけではないが、毎回お見舞いに行くときに、本を一冊買っていった。優は毎回ものすごくうれしそうな顔して「ありがとう」と、言った。ジャンルはばらばらだったから、続きが気になっている本もあったかもしれないが、優は特にこだわらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 19:00:34
580文字
会話率:0%
怪盗#――それは都市伝説。
信じるか信じないかはあなた次第。
最終更新:2019-07-06 21:53:03
950文字
会話率:11%
2083年――出生率のさらなる低下により人口が急減する日本で、崩壊しつつある社会インフラを維持するために人工的に子どもたちが生み出された。
そのように生まれた子どもたちと、ヒューマノイドの『家族』の物語。
# 短編連作です。時代は同じ
ですが、章ごとに主人公が変わります。各章間で登場人物のリンクがあります。
# 2018/04/07 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 08:38:41
245690文字
会話率:48%