ひょんな事から仲間のあやかし達と共に、異世界フラヴェールにやってきた、心優しい神職の青年、織部神也。
九尾の妖狐、玉藻。鴉天狗の鴉丸。ろくろ首の六花。雪女の雪《せつ》。伝説の怪異、メリーという、彼を慕い仕えるもののけ達の力を借り戦う彼は、
残念ながら自身が未熟な神職だと思っていたのだが。
彼が唯一使える神術は、この世界では聖者でなければ使えない、奇跡の力だった。
神也に助けを求めた声の主を探すため、癖のある最強のあやかし達と、勇者の末裔であるセリーヌと共に、冒険者として旅をする事にした一行。
試験を突破し晴れて冒険者となった彼等。
だが、一悶着あり普通では与えられる事のない最低ランク、Gランクが与えられてしまう。
それでもめげる事のない神也達。
彼等は冒険者パーティー『百鬼夜行』を結成し、己の逆境を跳ね返し、多くの人々を助け名声をあげていく。
神也とセリーヌ。
そして、最強のあやかし達の冒険の先に、神也に助けを求めた者は現れるのか。
優しさ溢れる破天荒な異世界冒険活劇、ここに開幕!
※本作は三人称神視点でお送りいたします。
※タイトルの割に、やや描写がエグいシーンがある作品になっております。
完全マイルドな描写をご所望の方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:20:00
156426文字
会話率:42%
ある日の放課後、帰宅途中に謎の化け物に尾行され命を狙われた高校2年生・高瀬宗一郎は天狗・彼方に助けられた。
そして宗一郎は自分が彼方のかつての仲間である鬼・紅牙の生まれ変わりであり、その紅牙は妖の世界である『幻妖界』や鬼の宝である『鬼哭
』を盗んだ大罪人として命を狙われてると知る。
前世の記憶も心当たりもない宗一郎だが、命を狙われ続けながらも紅牙の記憶を取り戻すことを決意せざるをえなくなってしまった……!?
迫り来る現実に混乱する宗一郎に、彼方は笑顔で言った。
「どうせ事実は変わらない。……せっかくなら楽しんだほうが良くない?」
そして幻妖界、鬼だけでない妖たちを巻き込んだ騒動に巻き込まれていく宗一郎は紅牙の転生理由とその思いを、仲間たちの思いを知ることになっていく──
※カクヨムにも同名義同タイトル小説を掲載しております(カクヨム先行更新)
※以前エブリスタで作者が書いていた同名小説(未完)を元に加筆改変をしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:03:20
182218文字
会話率:28%
時はヘイアンの世——。安穏を目指していた帝の世に、事件が起きる。後宮に仕える女官らが次々と行方不明に。事件解決のため、帝の瑞獣である水影(みなかげ)と麒麟(きりん)が女官に扮し、後宮へ潜入。失踪した女官らに共通点を見つけた水影は、自ら犯人の
手によって誘拐されることに成功。しかしその犯人は、思ってもみない相手であった。そこから犯人による、瑞獣偽者取替騒動が起こる。「七日以内に偽者を見つけ出さねば、本物は一生帰ってこない」——犯人に脅され、水影、安孫(あそん)、麒麟、満仲(みつなか)、四人の中にいる偽者を見つけ出すため、帝——朱鷺(とき)による選定が始まった。【完結まで執筆済】
この物語は、「ヘイアン公達の月交換視察ー帝が天女を妃に迎えるまでー」のスピンオフ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 09:11:44
95277文字
会話率:62%
1700年代の江戸時代。科学技術が発達し始めが妖(あやかし)がお伽話だと人が考えるようになったころ、都に近い大江山では妖達が結界の中で暮らしていた。
一部の妖の中には人の世に紛れ、人として暮らすものもいる。結界を制している酒呑童子の末裔
、銀童の余命はわずかで大江山では次期頭首の決定が急がれていた。
半妖の銀童の息子で、妖の力をほとんど持たない白童(はくどう)は、大江山の中の悲田院で都から逃れてくる人の子や年寄たちを保護し守ってきた。
彼らを助けたく医術を極めたくも毒消しの焼酎で気を失うほど酒に弱く、女子の肌に触れられないほど奥手で、蘭方医に弟子入りするも破門にされる始末。
だが、もし、同じ鬼の蒼親が主になれば悲田院はつぶされると知り、せめて酒に強くなろうと都の請負酒屋の主人で男装の麗人、数年前に英国貿易船の難破で日本にたどり着いた、恵司郎(けいじろう)(恵・ケイト)に弟子入りを申し入れる。
恵司郎(恵)は、救ってくれた養父の小島屋を酒蔵として復活させるため、大江山の妖酒蔵での自身の杜氏修行を交換条件に白童の酒修行を承諾する。
女子であることに驚きつつも、恵と接するうちに白童は、本当に守るべきは人も妖も幸せに暮らせる世の中だと気づく。
お互いの志に強くひかれあう恵と白童。だが、住む場所も、志すことも違う二人はどちらからも自分の気持ちを言い出せないまま。
一方、銀童の危篤で結界が破れた時、おりしも都の奉行所が地震の調べに山に入っており、悲田院がみつかってしまう。
人を食べようとする蒼親とそれを止める白童。妖達の前で、大江山の将来についての考えを語る二人。
妖の能力を人は絶対に越えられないことを理由に、大江山に人はいらないという蒼親。たいして、白童は悲田院を交流の場としてよりよく妖を人の世に送り出すことによって、自分達は人の世に貢献できるはずだという白童。山が選んだのは白童だった。
苛つく蒼親は、酒に強いなら、自分の嫁にと強引に恵を攫う。救い出そうとする白童。恵は蒼親が本当は白童に頼ってほしくてあれこれ奪おうとすることを知り、蒼親に利き酒勝負を持ち掛ける。もし自分が負ければ蒼親の妻に、もし勝てば、蒼親は誠心誠意、白童の志を支えることという条件をつけて。
勝負の行方は、恵の酒造りは、白童の酒精克服は、そして、二人はお互いの思いを告げられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:42:01
119400文字
会話率:46%
外資系証券会社の元キャリアウーマン青山ハルカは、祖母が遺してくれた会社と古民家を相続するため、さらには税金全額免除という素晴らしい国策【異種族との楽しい共存・イミテリアル構想】に大いにつられ、特定異種族・共存モデル地区「きっかい村」への引っ
越しを決意。新たな住所は、日の出国異界県空想市きっかい村。村民はファンタジーな方々。河童や天狗に、魔族やエルフとか。ペガサスと有翼人は空を飛んでいる。きっかい村でのファンタジーな暮らしがはじまり、ほどなくして現れたのは、「初恋です」と隣に引っ越してきた吸血鬼の王シルヴィ。またほどなくして「よろしくな」と向かいに引っ越してきたのは、鬼神の羅漢刹。さらに、さらに……越してきてはいけないアレまでやってきて。ド田舎村でのスローライフを満喫するはずが、上位種ファンタジーな村民に囲まれ、恋に仕事に異種族づき合いに、通販会社の起業にダンジョン運営に、魔界に行ったり、妖界を行ったり。辺境の山奥に暮らしながらスローライフにはほど遠い、青山ハルカの刺激的ファンタジーライフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 12:20:19
99784文字
会話率:40%
わけあって保育士を辞めた双葉杏咲(ふたばあさ)は、再就職祈願に地元の神社へと参拝にきていた。
そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った美しい男性。
その男との出会いによって、杏咲の生活は一変することになる。
男性に連れられた先で出会
ったのは――八人の半妖の子どもたち。
其の一 「僕は結構です」
冷静沈着で真面目気質。何でも卒なく熟してしまう天才肌な狐の半妖。
玲乙(れお)。
其の二 「へいへい、わかりましたよ~」
情に厚い兄貴肌。飄々としていて適当なように見えるけど、周りをよく見ている烏天狗の半妖(?)。
火虎(ひとら)。
其の三 「チッ、うぜぇ」
誰に対しても冷たい態度で口が悪い。粗雑で寡黙な鬼の半妖。
影勝(かげかつ)。
其の四 「今度こそ本当に嫌われたらどうしようって、思って……」
穏やかで優しい常識人。一人で溜め込んで我慢してしまいがちな雪女の半妖。
柚留(ゆずる)。
其の五 「……これは、じいちゃんにもらった。……大切な、宝物」
無気力無表情人見知り。他人の心の機微に敏感な猫又の半妖。
湯希(ゆき)。
其の六 「おれ、かっこいいおにいちゃんになりたいんやもん!」
ビビりで弱虫だけど、いつも明るく元気いっぱい。天真爛漫なかまいたちの半妖。
吾妻(あづま)。
其の七 「ケッ、ニンゲンにおそわることなんてなにもねーよ」
口は悪いが本当は素直で優しい。獣耳に感情が出やすい雷獣の半妖。
桜虎(おうが)。
其の八 「か……かわいくしてくれて……ありがと」
ツンと見せかけてデレへの振り幅がすごい。あざと可愛い覚(さとり)の半妖。
十愛(とあ)。
行く末は――全く意図せぬ逆光源氏計画!?
半妖×保育士(?)たちによる、ほのぼの時々ハラハラな甘くて優しい日常のはじまりです。
※こちらは魔法のiらんどで掲載している作品になります。
※こちらはヤングエースUPにてコミカライズ配信中の作品になります。また8月4日よりコミカライズ第一巻の発売が決定しております。
ネット小説大賞には編集部の方に確認した上で応募しておりますが、小説ではなくコミカライズ版に関しましては“当方が原作として株式会社KADOKAWAに独占的にコミカライズの出版権の快諾をしている”形となっておりますので、ご承知おきください。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 17:20:13
128233文字
会話率:51%
平安の世。都が大火となり城の鬼門が焼失し、妖が侵入し帝に呪詛を掛け世を汚す混乱の中。陰陽師の八田笙明は妖隊として修験僧の龍牙、天狗の弟子の少年篠と共に東山道を進み妖退治の旅に出る。天満宮の四男坊の笙明は日没しか能力を発揮できず、龍牙は妖の匂
いがわかるだけで篠は剣術使いのみの異端児三人組は、鷺娘の澪を仲間にし謎めいた妖退治の快進撃を続けていく。
本作品は『エブリスタ』にて同時公開中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 11:55:35
41266文字
会話率:67%
時は江戸。
小夜(さよ)は薬問屋『和泉屋』に嫁ぐことになった。
狐、家鳴り、烏天狗――そこは妖ばかりの世界。
結婚まであと二月。
「お前は自分に興味が無さすぎる。こんなにも魅力があると言うのに」
取り分け鬼の血を引く半妖の主は、子どもの頃
から小夜に酷く甘くて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 13:55:08
7060文字
会話率:43%
大晦日の彩化子(あやかし)町。妖怪の住むこの町では、毎年恒例除夜の餅と言う年越しイベントが開催されていた。
今年の餅つき係になっている鬼野家の娘いかりは、幼馴染の天狗の少年翔也を探し回っていた。
年中行事を古くていやだと参加しない彼といっし
ょにお餅をついて、いっしょに年を越したい。ただそれだけのために鬼の娘は走る。
そんな、いつもとちょっと違う妖怪の町の年越し風景を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 00:34:26
20070文字
会話率:53%
子どもの頃、ある人物との出会いがきっかけで「あやかし」と呼ばれる類いのモノが見えるようになった俺。そのせいで俺の平凡な日常は全て非日常へと変わった。
成長した今でも、毎日のように「あやかし」達に話し掛けられる襲われるなんて当たり前。
そんな
日々に嫌でも慣れてきた頃、俺の前にまた現れたアイツ。
「君を迎えに来たんだ」
はぁ?何だよそれ?誰が行くかよっ……って、ちょ、どこ行くんだ?!
終始笑顔の変態烏天狗にネガティブ過ぎる牛鬼、いつもナンパしてるチャラい九狐に無表情ドS過ぎる雪女。異常にキャラが濃い「あやかし」達の町に連れ去られたそんな俺の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 22:30:05
33060文字
会話率:39%
アルファポリスにて連載中です。
亡き曾祖母の屋敷と庭の主となった主人公のもとに
異形の客が訪れる日常系ファンタジー 神狐、天狗、桜の精、小豆洗いに、天邪鬼、龍の卵などいろんな登場人物やアイテムが登場し話が広がっていきます。完結しました。感
想制限外しましたので、何かありましたら是非、何でも書いてみてください。誤字はコツコツ修正してます。
物語は終わってますが、金扇の話を書いてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-25 21:45:46
56401文字
会話率:23%
アヤカシを滅する力を持つ退治屋の少女は、ある日、夫を取り殺した魔性の女を退治てくれと依頼される。そこで対面したのはまさしく人外のアヤカシ。退治屋とアヤカシは相容れぬ存在同士。戦いになるも、ところが事態は妙な方向へと転がり出す。
老婆の前身で
ある律儀だが面倒臭がり屋な少女と、世話焼きで邪まな事を企まない事もない天狗の青年の話。
※和風小説企画、投稿作です。
尚、あやかし鬼譚番外でもありますが、単独で読めるように書いている、つもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 21:28:45
23599文字
会話率:20%
悪鬼・酒呑童子の魂を持つ青年・愼介(しんすけ)は、烏天狗の橘と共に、酒呑童子の魂を浄化すべく『黄泉の国』を扉を探す旅をするなか、妖怪退治を営むことになる。
最終更新:2006-12-29 23:03:51
17849文字
会話率:40%