主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:00:00
270003文字
会話率:39%
推しのライブに参加するためとある街を訪れたわたし。
二日連続ライブの為、まずは拠点となるビジネスホテルにチェックイン、と部屋のあるフロアでエレベーターの扉が開くとそこは──四階建てビルほどの大きなナメクジが闊歩するダンジョン内だった。
気付
くとエレベーターはすでに消えていて退避もできない。焦ったわたしはとりあえず逃げようとキャリーケースを引いたところ、不安定な足場に転倒しかかる。
わたしの替わりに倒れた衝撃で開いたケースから飛び出したのはシルクハット。
「最悪の寝起きだ。頭が痛い」
「あなた誰?わたしの荷物はどこへやったの?」
シルクハットから現れた金髪紅目の伯爵と名乗る超偉そうな美少年は髪色瞳の色以外は推しのアンリ君に瓜二つで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:00:00
4156文字
会話率:9%
世界中にダンジョンが生まれ、社会の様子が大きく変化し始めたころ。1人の冒険者が新たに誕生した。他人に比べて金への執着が異様に強いことと自己肯定感が異常に高いことを除けば普通の一般人であり、冒険者になったのも単純に稼げるかもしれないと考えたか
ら。
そんな考えで冒険者になった彼女が大成するなどありえない話。本来ならあまり稼げないということですぐに辞めるか、それとも欲をかいて無様に死にゆくかで終わるような存在のはずであった。しかし、彼女の運命は冒険者として初めて1人でダンジョンへ向かった日、大きく変わることとなる。
ダンジョンへと向かう際中、彼女の足場が突如として崩れた。そしてそこから現れたのは生まれたばかりのダンジョン。生まれたばかりだとしても多少は稼げるだろうと期待して入ってみれば、そこで待ち受けていたのは全く何もない期待外れの空間。これでは金は増えないと落ち込んで帰ろうとしたところ、突然アナウンスが聞こえて彼女は理解させられることになる。彼女が、そのダンジョンのダンジョンマスターとして選ばれたことを。
ダンジョンマスターとなった彼女はダンジョンをいじれるようになるが、それに対しデメリットはほぼ釣り合わない。何せそのダンジョンが攻略されダンジョンコアが破壊された時、彼女も同時に死ぬということとなってしまったのだから。
すぐに防衛のためにダンジョンの改良に追われることとなる。
しかし、それでも彼女は落ち込んでばかりではいられない。この状況をどうにかして活用として金を稼ごうと考え始めるわけだ。
ダンジョンで資金を稼ぐ機構を作ろうと奮闘し、自身が殺されないようダンジョンコアを守り、追随し模倣する他のダンジョンと競い合い、新たなダンジョンを操るダンジョンマスターたちを助けるふりをして力を盗んでダンジョンを強化し。そして、非常に強力な力を持つ他所のダンジョンと争い。
それでもやはり、彼女は金を貪欲に求めていく。お金大好き系主人公による、金のためのダンジョン経営ファンタジー!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 13:05:13
113829文字
会話率:30%
数学や理論の記述を厳密にすると分かりにくくなることがあります。数式は、まるで何かを現すために建設された建築物のようです。しかし、理解するには苦労した跡をむき出しにしてもらったほうが理解しやすいです。
最終更新:2023-12-31 19:00:00
241文字
会話率:0%
いろいろ危なっかしい王子の補佐として望まれた公爵令嬢はお役目を果たすため地道に足場を固めていた。
唯一の失敗は王子の行動を放置していたこと。
いきなり婚約破棄を言い渡されたけど、別に全く困らないし、悲しくもない。
枷が外れたのだ
から自由になりましょう!
数話で終わる予定。
現在ストップしているお話のキャラたちがストライキ中なので出たがってるキャラたちを解放して脳内をリセットしたいので、もし他作品をお持ちの方は今しばしお許し下さい。
ありきたり設定のなんちゃってご都合ファンタジーです。
あまり深く考えず読んでください。
誤字脱字は仕様です。極力気をつけますが^^;
別サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 11:58:33
21394文字
会話率:34%
普通の高校生の僕、天宮 蒼太(あまみや そうた)は
いつものように学校に登校しまた何も変わらない日常を送る
筈が突如として教室に謎の魔法陣が出現しクラスメイトと共に
異世界に勇者として召喚され僕の人生は大きく変わってしまうことになった。最初
はみんな混乱していたが、
魔王を倒すために特別なスキルを貰い召喚されたことを
知るとみんなは興奮気味に自分たちのステータスを見る
そんな中僕は、「闇魔術」といういわゆる“ハズレスキル”だった為、皆とは違いぞんざいな扱いを受ける。
そして遂にはクラスメイト達も僕を無能呼ばわりする様になる
そして僕達はレベルを上げるために地下迷宮えと潜るが
クラスメイトの1人がトラップに引っかかり全員がピンチになる
ピンチを切り抜けようとする中で僕がいるにも関わらず護衛でいた騎士団が迷宮の足場を壊してしまう。
そこにいた僕も勿論落ちてしまいさらなる地獄を見る。何とか生き残り迷宮の遺跡に隠れるそこでアリシアと名乗る謎の女の子が現れる。彼女から聞いた衝撃の事実を知り僕は彼女と共に、奴らに復讐する事を誓い
実は強い闇魔術を極めることにする。
「これは、君と僕の下克上だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:51:38
13878文字
会話率:34%
ひふみ神示より、散在する素敵な文章を詩的な形でお送りします。
最終更新:2023-06-04 07:09:35
263文字
会話率:34%
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」
この物語の主人公ルテットがそれに気付くまで、いわゆる転生で得たはずの新たな人生は何も始まっていなかったのかもしれない。子供の頃に遊んだ事のあるRPG世界に入り込み、ちょっとく
すぶり続けてしまった者がようやく飛躍の足場を得た。それがBGMが欠けていた事に気付いた瞬間であった。
ゲーム画面ではなく目の前に広がる日常になってしまった事で聴こえなくなってしまったBGMだが、それをこの世界に甦らせた時に何かが起きる!?
ゲームの時、何か胸の奥から勇気と力が湧いてくる様な高揚感を感じていたバトルBGM。魔物との戦いになった際、それを鼻歌程度に歌ったところ自身でも信じられないほどの戦闘力が発揮された。
町の中で流れていたあの曲、フィールドを歩いていた時のあの曲、ダンジョンへ潜った際のあの曲。全てのBGMには意味があり特殊効果が込められている!
その事に気付いたルテットは、BGMの喪われた世界にそれを取り戻し音楽の力で世界を救ってみようと決意する。
※この作品は他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 17:17:38
5486文字
会話率:28%
ルキウス王国の第1王女として産まれたセレーア。実の母である正妃や血の繋がらない側妃にも愛され、四人の兄や一人の弟からも愛され。国民からも愛をもらう愛された王女。
そんな彼女は日本で生きていた記憶を持つ転生者であった。
国の東側にはウェノプ
ス山脈という険しい山々が連なる場所がある。その山を越えた先には昔より敵対しているアルキューテ王国が。
そんなウェノプスにはある伝説がある。「山の頂上には大きな地割れがある。その下に竜が住んでいて、落ちてきた人間を食っちまう」と。また、アルキューテとの対立を防ぐために両国は麓に門を造る。その地割れが本当にあるのかも、人々はもう知らない。
ある日、二十歳の誕生日を迎えたセレーアは街で敵国アルキューテに攫われてしまう。意識を失っており、目を覚ますともうそこはウェノプス山脈であった。山の中を必死に逃げていると足場がなくなる。大きな果ての見えない暗闇に落ちていく。
死を覚悟して落ち、目を覚ました所にいたのは髪の長い美しい男であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 23:44:52
101183文字
会話率:34%
俺は鈴木次郎。酒屋の次男坊で何もとりえもなく、将来は長男の一郎を支える役として育てられた。
高校も卒業し、これから本格的に酒屋としての仕事を覚えていく時期であった。
昨晩は近しい同窓とのお別れパーティで珍しく飲んで歌って騒いでいた。
前日
の疲れを引きずり、眠い眼をこすりながら作業場へ向かう。
しかし、そこに「危ない!よけろ!」と怒鳴り声が聞こえた。
気づけば、改装中の普段つかわない蔵に立てかけてあった工事用の足場が強風にあおられ倒れてきていたのを、ゆっくりとした時間軸の中で見ていた。
そしてそこで俺の意識は途切れた。
どのぐらい時間がたったのだろう。ゆっくりと目を開ける。光がまぶしい。俺は助かったのか?
そして目の前に見えるのは、卒業したはずの懐かしの校舎であった。
身動きが取れない体・・・どうなっている?体を動かそうとすると、ガサガサと音がして・・・上から桜の花びらが舞っていた。
保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
こちらもよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
5054文字
会話率:35%
暴走族『湘南之獅子』の総長である主人公『獅童 輪廻(しどう りんね)』は、抗争の果てに足場の崩落に巻き込まれて命を落とした。
主人公は光の結界壁『ウォール』に守られた世界の6番目『ウォール6』にて目を覚まし、成り行きで修道士として働くこと
になる。
5つの区域が制定されているウォール6には、
東の『華嶋組』、西の『NADs』、南の『紅龍会』そして北の『フィオーレファミリア』という裏社会風の組織があり『異能力』を使う少女たちが属している。
この少女たちはウォール外生命体『レムナント』から国を守る守護者であった。
元暴走族総長である主人公は異能力者である少女たちと出会い、この世界で唯一無二の権力を持つ『マジェスト教』という教団が抱える闇に立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 15:00:00
25931文字
会話率:28%
生まれ持ったジョブに人生を左右される世界。そんな異世界に召喚された森本要には「人を転職させる」能力があった。彼は生活費を稼ぐため転職屋を始めるが、その能力を狙って貴族や教会が動き出す……。
やがて、自衛のため王国最大の宗教組織に潜り込ん
だ彼は、宗派の派閥争いに巻き込まれながらも、自らの足場を固めていく。
※完結済みですが、たまに後日譚や外伝を投稿します。
※双葉社様のモンスター文庫にて書籍化されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 11:00:00
1825158文字
会話率:49%
突然異世界に降り立った、ただの高校2年生の守家宗定。
行き当たりばったりの不安な選択を続けて、すぐに異世界の戦争に巻き込まれていく。
彼を戦争に巻き込んだのは降り立った先で出会った女将軍アインス。彼女は守家の存在が必要だと彼に言い、共に
この戦争を終わらせるために行動する。
なぜ戦争は起こったのか?誰のための戦争なのか?さまざまな勢力のそれぞれの事情が複雑に絡み合い、個人の欲望と希望と絶望があふれ出す。特異体質でも特殊能力がある訳でもない、たかが高校生の少年が世界を変えようと不安定な足場の中必死に足掻く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 23:00:00
39836文字
会話率:52%
異世界転生モノ。普通のサラリーマンエンジニア、30歳だった俺が異世界では15歳。なんとか生きていく足場を作ろうと都会に出る。
はたして社会人経験は活かすことができるのか。口減らし的に村から都会に出た若者の将来を憂うべきなのか。そもそもこ
の世界の技術水準はどの程度なのか。
元サラリーマンエンジニアが現代知識を活かして異世界で製造業に転職する!!
旧題「「心にメモ帳と鉛筆を手放せない旅人」
※この小説はプロのPMC、医療従事者、冶金業者等の指導の下、各種法令で合法な範囲のみ実験した結果を参考にしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 05:30:10
207756文字
会話率:36%
高みを見ることもなく、地べたに這いずる落伍者。
そんなおれにも、ひとかけの矜持がある。
最終更新:2022-05-12 00:00:00
452文字
会話率:0%
最弱職【収納士】であるレイはある日仲間に囮にされてしまう。なんとか逃げ延びたものの不運にも足場が崩れてしまい。目を覚ますとそこは人類がまだ到達した事のない未踏区域であった。最弱職である【収納士】は絶望の果てに、何を見るのか?
最終更新:2022-04-06 18:12:48
68044文字
会話率:40%
「またお姫様だっこ……! 」
「足場が悪いので。しばしご容赦を」
異世界で連れ添う人は、まさかの強面軍人!?
家族と平和に暮らしていた筈の主人公「弓代れいか」は、何の前触れもなく見知らぬ異世界へと召喚されてしまう。
何一つ
理解できない状況に、目の前には怖くて大きな男の人。怯える彼女を尻目にあれよあれよと話は進み、何故か世界の均衡の為、聖女として怖くて大きい人もとい「レヴェンテさん」と旅をするというまさかの方向に。
世話係の女性エニクーさんの支えや異世界の王様達からの説明を受けつつも、やっぱり怖くて寡黙、ちょっと強引なレヴェンテさんとは上手くやっていける気がしなくて……!?
異世界聖女様の前途多難な恋愛旅物語が、今始まる!
「どうかなさいましたか、聖女様」
「いえ、大丈夫です。ただ……」
「ただ? 」
「レヴェンテさん、天然とかマイペースって言われたりしませんか」
「! 」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 20:01:58
101330文字
会話率:62%
「黒い大聖堂が壊れていく姿を見つめていた。」
どんどんなくなっていく足場から逃げ飛び出した
そこは底のない泥の海であった。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=165
67288
本作は2021年12月09日、ナメクジの名前でpixiv小説に
投稿された小説であることを明らかにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 12:15:00
3778文字
会話率:18%
セプト王国に住まう魔法学校の三年生、クロノ・ウィーンは、ある日の課外授業で訪れたヴェナム遺跡の見学中に、謎の地震による足場の崩落で奈落の底に落ちてしまう。
死を悟った彼だったが、何故だか生き残っていて、さらには神話に登場する原初の古龍──ヴ
ァーングルドが目の前に現れた。
『気に入った。我の眷属となれ』
質問に答えていたら、古龍にそんなことを言われて、なすすべもなく眷属化の魔法を施されるも……気絶して目を覚ましたら、なんとクロノが古龍を眷属にしていた!
さんざんもめた二人(一人と一体)だったが、仕方ないからあきらめようという話になって……。
『ここにいるのも退屈だ、外に出て世界を見て回ろうではないか』
「その姿でそれは無理でしょ」
『人間に化けることはできるぞ?』
「身長でかすぎですよそれは!」
なんだかんだ仲良くなった古龍に振り回され、世界を旅することになったクロノであった。だが、何千年と地底に籠って暮らしていた古龍に、今の人間の暮らし方なんかが分かるわけもなく。
「バカ、やりすぎだ!」
『何を言うておる。我の知っている人間はこれくらいできたぞ』
「今の人間はできねえんだよっ!!」
……問題と厄介ごとだらけの二人旅、開幕!
※この作品は、カクヨム、ノベルアッププラス、ノベリズムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 13:18:40
106785文字
会話率:48%
今日も、三途の川の渡し守エフのもとに、生者とも死者ともつかぬ悲しきワンダラーがやって来た。八月の園炎天下、建設現場の単管足場から転落し、意識不明の重体の男が、三途の川に紛れ込んだ。黒臼三太(くろうすさんた)。彼の存在意義を聞いてエフは驚いた
。なんと彼はクリスマスイブの夜に世界中の子供たちプレゼントを配って回る、かの有名なサンタクロースだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 08:47:30
5593文字
会話率:44%