遠い場所で発生したエネルギーと融合してしまった私は、超越者という神のような存在になってしまい、世界の壁を無意識のうちに破壊してしまったらしい。 世界を循環させていたガラの悪い超越者が私の力を封印してくれたが、元の世界は修復中で帰れない。
超越者としての力を暴走させずに制御出来るまで、異世界に放り込まれることになった。 「なんか能力貰えないっスかね?」「能力は自分で作りやがれ!」
私が今使える力を使って作ったのが、異世界でゲームをするという能力。そしてプレイしたゲームの能力をセットする事により異能が使えるようにした。「コレは壁を壊された嫌がらせだ」「あのヤンキー神! 子供の体にしやがった!」これは小物臭い幼女が異世界でゲームをする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 09:00:00
601309文字
会話率:40%
「せっかく書いてみた小説を投稿してみたんだけど、全然読んで貰えない。どうすればみんな読んでくれるの?」そんな悩みを抱える新入り物書きさんに、熊がやさしくアドバイス! どうすればアナタの小説が読まれるか、必勝法を教えます! これでアナタはムテ
キになれる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 09:57:21
2756文字
会話率:17%
弱小国家リステルの問題児騎士、エトラヴァルト(19)はある日、上司から辞令を渡された。
「冒険者として成り上がれ!? 給料は貰えない!? 殆ど追放じゃねえか畜生!!」
数多の世界を駆け巡り、仲間たちと共に武功を挙げろ! 弱小世界の名を
星の全土に轟かせろ! 大世界の傘下に入れるその日まで!
「そこは仲間入りしろ? 弱小世界にそんなことできるわけないだろ!!」
土地なし、人なし、金もなし! 詰みまくってる世界出身の問題児騎士の英雄譚、ここに開幕!!
※TSは切り札なので序盤の出番は少ないですがご容赦ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:03:46
1370349文字
会話率:44%
80〜90年代では 当たり前だった事が 今では通じない
(ここが既に偏見 TZなんて一般の人は知らない)
作者の作品達の舞台 80〜90年代を作者の偏見に満ちた 時代背景を解説
昨年(令和四年)に話をした修理工場の30代整備士さん
「2
T-Gとか知ってる?」
「知らないのですが」
「TE27と37がソレックス 47と71がEFIのトヨタのスポーツエンジン」
「いえ全く そのTE47って?」
整備士さんでこれでした
ずっと引っかかって居たのですが 活動報告や後書きで書く程度
思い切って 一つにまとめようと これをやらないと矢田の友達を
読んで貰えない
だって今の若い子には意味不明な言葉しか出てこない 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:07:47
116586文字
会話率:11%
私は過労死寸前だった特撮オタクのアラサーOLの一文字桜。
毎日残業に追われているので、まともに休みを貰えない。
大好きな特撮も暫く観ていない。
今日も深夜まで残業だった筈。
(・・・・何なのよ。このド田舎は何処よ)
気が付いたら、何にも無い
草原に居た。
「申し訳ありません」
「アンタ、誰よ」
背後から突然に声を掛けられたので、振り向くと若い女性が居た。
「私は」
「分かったわ。背後霊ね」
思わずツッコミを入れた。
「違います。私は背後霊ではなく、駄女神マリナです」
「自分で駄女神って名乗ってんじゃないわよ」
再びツッコミを入れた。
「スミマセン。他の神達から駄女神と言われ続けていたもので、いつの間にか自分でも駄女神と名乗るようになっていたのです」
「・・・・アンタ、不憫な女神ね」
この女神はあまりに不憫だ。
詳しい話によると上司の神が同姓同名の人と間違えられて、私を瀕死寸前の状態にしたらしい。
地球で回復させると不味いので、わざわざ異世界に転移させて、この女神が回復させたらしい。
「・・・・ふざけないでよ」
「本当に申し訳ありません」
女神が土下座してしまった。
この女神に文句を言っても仕方ないか。
無能な上司だと苦労するからね。
私もブラック企業に就職したから良く分かるわよ。
詫びとして【異世界知識】【反射】【倍返し】【JKの若い身体】を要求した。
「【異世界知識】【反射】【倍返し】【JKの若い身体】ですかJ
(【異世界知識】は異世界生活には必要不可欠なスキルですね。【反射】は魔法を反射するスキルでしょう。【倍返し】は反射した魔法を倍にするスキルでしょう。【JKの若い身体】は良く分かりませんけど、おそらく問題無いでしょう。そういえばスケ◯ン刑事というのがJKの戦士だった筈ですね。あのように若くて強い身体にしろという意味ですね。それなら私と同等の身体能力にしてあげます)
「これは絶対条件よ」
過労死寸前だった特撮オタクのアラサーOLが異世界スローライフを目指す物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 08:09:43
55380文字
会話率:60%
見てくれは可愛いのに何故か女性として見て貰えない森山咲良は、ある日突然自宅のクローゼットから異世界に来てしまった。
そしてそこには子供の頃、森山家で一時保護をしたことのある少年が、大人の姿で現れた。
その彼――ジョイス・ロア・エンデルが言う
には、咲良は "ロアの花嫁” と呼ばれる運命の相手らしい。故に、ジョイス以外の男性が咲良を異性として見てくれる事はないので、彼を逃したら一生おひとりさまになってしまうらしい。
それは絶対嫌だけれど、かと言って素直にジョイスの言葉に従うのも納得がいかない。
そんなこんなしていたら、王都から押しかけ花嫁候補の王女が来たり、ジョイスの継母や異母弟が引っ掻き回しに来たりと、次から次へと問題が…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:00:00
35988文字
会話率:34%
ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全
てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
※初の聖女系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:00:00
11906文字
会話率:66%
16歳のカイトは幼い頃に母を病気で失い、父は腕利きの冒険者だったが、それをやめて職をなくして家でよく喚き散らしたり泣いたりしていた。そんなときにカイトは父に「僕に何か出来ることってあるかな」と尋ねてみると父は、真剣な表情で一言、「冒険者にな
れ」と言い、そして数分後には僕は父に無理やり口車に乗せられて冒険者になるために家を出ていかされて、冒険者になれと言われた真意も教えて貰えないまま目的も無く冒険者になり、1週間経ったある日に女性と出会い、カイトの目的のない冒険はどんどん希望に満ちた冒険に変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 20:57:00
1889文字
会話率:22%
幽霊とか妖怪を見たことある?
あたしはちっちゃい頃からよく視える子供で、襲われるほどだった。
けどね、ある日、ダーリンが助けてくれたの。
その時にもらったお守りは今も首から下げてる。
だって、ないともっと襲われるから。
世間では陰陽師が流行
ってるんだって。何流行るかなんて予想できないよね。
まぁ、ダーリンのがカッコイイけど。
あたしの学校にもその陰陽師が来ることになって、陰陽師は何でかあたしに絡んできて。
ダーリンから貰ったお守りが悪霊を呼び寄せてるなんて言われて、お守りを取られちゃった。
返して貰えないお守り、空を割って現れた幽霊や妖怪たちに街中がパニックになって――?
猪突猛進な少女と、素直に慣れない少年の、学園ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 09:30:01
971文字
会話率:37%
ダンジョンの存在する、こことは少し異なる地球。
ごく普通の高校生であった俺は、ある日、クラスメイト達とダンジョンへ潜った際、モンスターから逃亡する為の囮にされてあっさり死亡した。
神様にも会えず、チートも貰えないまま、異世界で無力な美少女に
転生した俺。
殺伐とした世界で生き抜くため、唯一の武器である顔と体をフル活用して、男に媚びるクソビッチになったら、前世のダンジョンで手に入れたクソみたいなスキルが覚醒し、いつの間にか最強の存在になっていた――。
――だが、異世界の飯はあまりにも不味かった。
「ここは飯が不味すぎるし、地球に戻って美味い飯でも食うか。ついでにあいつらに復讐でもしてやろうかな」
最強無敵のTS美少女、異世界から日本へ舞い戻る!?
※主人公はビッチです。
※一部AIイラストの挿絵があります。苦手な人は右上からOFFにお願いします。イラストのある回は★マークが付いています。
※本作品は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 19:10:00
765097文字
会話率:39%
地球最強となり、寂しさを感じていた葉剣は異世界転移してしまった
「こんな簡単に転移するのか?」
「システム?ステータス?おじいちゃん?おばあちゃん?ディープブルー??」
「……俺のチートはどこだ!?」
「修行の力まで消えてる!!!!」
何も
貰えないスタート
の異世界探索物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 00:32:49
140341文字
会話率:23%
史上最強の勇者クスロウ。彼は自堕落なクズだった。チートで魔王に圧勝し、酒に女に遊び呆けていたある日、謎の幼女に出会い、ボコボコにされる。
ワシはお前を転生させた女神のコン様じゃ。ちょ~っと力を渡したら調子乗りおって。
バツとしてしつけ直し
てやるぞ!
手始めに復活した魔王を討伐するのだ!と言い始める幼女。
なんだそんなの簡単じゃ~ん……ってえ!?
チートはぜんぶ没収!?
レベル1から!?
じゃムリだよォ!!
ムリじゃないぞ~。このワシがぜったいに、やりとげさせてやるからの♪
こうしてのじゃロリ女神による、“元最強”勇者の《更生プログラム》が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:16:05
103157文字
会話率:40%
卒業パーティーでの茶番、困惑を蔑ろにする浮気男とアバズレ女と普通の御令嬢。
現在この国ではダンスをして卒業できなければ王公貴族は一人前とは認めて貰えない風潮。
何なの、それ!?
茶番劇を見ている御令嬢視点でお送りします。
ジャンルは大枠で
恋愛枠ですので、ガッツリ恋愛ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 00:00:00
2928文字
会話率:24%
好きなタイプ。風来坊。
それこそ目を離した隙に、消えてしまいそうな程。
お別れさえ言わせて貰えない様な人。
何処へでも行ってしまえ。それこそ私を置いて何処へでも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
こんな人が近くに居てくれたら良い。
とはずっと昔から思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 15:32:34
875文字
会話率:38%
リディアは婚約者のジークに名前すら呼んで貰えないような扱いを受けていた。
事あるごとに試し行動をするジークに嫌気が差しているものの、幼い頃の彼が忘れられず、見捨てられずにいた。
だがある日、学園内にある庭園に呼び出されたので行ってみると、
そこには見知らぬ女子生徒とキスをしているジークがいて……。
あまり明るい感じの話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:38:14
5353文字
会話率:49%
小さな村に住む主人公ピースは活発な少年だ。しかし外には出して貰えない。両親はいつも何かを隠している・・・一体外には何があるのか!?なぜ隠すのか!?真相を知った時、ピースは何を思うか。
ハラハラドキドキ謎が謎を呼ぶ冒険ファンタジーとな
っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 20:50:25
404文字
会話率:45%
王城の夜会。婚約者のルーカスから、突然突き付けられた婚約破棄。
「アリアナ侯爵令嬢。君との婚約を破棄する。金輪際、僕とシャロンに関らないでくれ」
その彼に、腕を回しているのは、幼馴染で親友の男爵令嬢のシャロン。
「お前の傍若無人な態度
に、うんざりだ。また、シャロンを虐めていたのだろう」
アリアナを責める婚約者。
「虐めて……、なんていないわ」
「嘘を吐くな。シャロンのことを、また、平気で突き飛ばしていただろう。僕が何度注意しても止めないその行動。お前への気持ちは、もう何年も昔に冷めていた。いい加減気付いたらどうだ」
「だから、それは2人を守るためなの、何度言ったら分かってくれるのよ」
アリアナは、何故か危機が起きる前に、その映像が頭の中に流れてくる。これまでも、危機を察知して、彼ら2人を助けてきたのだ。それを何度説明しても分かっては貰えない。
「お前の戯言にはついていけない。2度と、その適当な言動を僕たちに聞かせるな」
「うふふっ。ルーカスは明日、あたしと海に行くのよ。ね~、ルーカス」
この会話をしているときにも、危機を知らせる映像が、アリアナの頭の中に流れる。
……ルーカス様が、階段から落ちる。それを防ごうと、彼を庇ったアリアナは、階段の下へ真っ逆さまに落ちる。
そこで思い出したのが、前世の記憶。会社の経理主任をしていた、伊東湊30歳。
前世は「甘いマスクの覇者」という乙女ゲームにのめり込んでいた。そして今、アリアナとして生きる世界こそが、そのゲームの世界。
アリアナは、ゲームの中の悪役令嬢。男爵令嬢のシャロンがこのゲームのヒロインだったのだ。
危機を知らせる映像は、ゲームのイベント。
本来であれば、シャロンが好感度を上げるために用意されていたものを、知らず知らずのうちに、アリアナが回避していたのだ。
王城の階段の落下も、本来はゲームのイベントの一つ。
悪役令嬢役のアリアナが、隠れキャラルートが開いたのだ。
ブライアン・クロフォード公爵が熱烈に求婚を求めると同時に、元婚約者が復縁を迫ってくる。
ブライアントデートをした祭り。その10日後、「甘いマスクの覇者」では、国を揺るがす天災が襲うシナリオだ。
予見によって、何とか災難を逃れたが、元婚約者とシャロンの領地はそうもいかなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 09:38:08
31569文字
会話率:30%
【短編版】では、★異世界転生〈月間1位〉★〈四半期2位〉記録!
☆やブクマでたくさんの応援をいただき、ありがとうございました(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゜。
短編版は、登場人物や内容をぎゅっと絞った、第1幕のみの作品です。
【長編版】は、第
2幕以降も続きます。
短編版では明かしていない内容を盛り込み、乙女ゲームの攻略キャラを加えています。
登場人物たちも人ですので、ちょっとしたズレが生じる⁉ そうすると……。
長編だけで楽しめる作品です。短編版を読んでいなくても問題はありません。
◆あらすじ◆
五百年前に実在した聖女が、魔法をかけたジェムガーデン。
聖女の花は、日本語で書かれた呪文が分からない結果、大切な人へ愛を伝える象徴に変わり果てた。
その国に暮らす侯爵令嬢アリアナは、婚約者ルーカスから突然の婚約破棄を突き付けられた。
「アリアナ侯爵令嬢。君との婚約を破棄する」
婚約者と腕を組むのは、幼馴染で親友の男爵令嬢のシャロン。
アリアナは何故か危機が起きる前に、その映像が頭の中に流れてくる。
これまで危機を察知しては、彼ら2人を助けてきたが、何度説明しても信じて貰えない。
……ルーカス様が階段から落ちる。
それを防ごうと、彼を庇ったアリアナは階段の下へ真っ逆さまに落ちてしまう。
頭を打った彼女は、乙女ゲームにのめり込んでいた前世の記憶を思い出す。
そして今、そのゲームの世界にいるアリアナは悪役令嬢で、男爵令嬢のシャロンがヒロインだ。
これまで度々アリアナの頭に浮かぶ映像は、ゲームのイベントであり、シャロンの好感度を上げるために用意されたもの。
それを知らないうちに、アリアナが回避していたのだ。
階段の落下で、アリアナが隠れキャラルートを開いてしまう。
ヒロインに代わりゲームの攻略対象から好意を寄せられるアリアナは、一度目の婚約破棄によって、アリアナを本気で口説く騎士隊長のブライアン・クロフォード公爵に不信感を抱く。
そして、何も知らないアリアナが勝手に動いたことで、あらぬ方向へ話が変わっていく。
第二幕は、攻略者と協力したヒロインが、国の動乱の解決を担うはずだった。
二人の恋の結末は……。
余計なお世話を炸裂させるアリアナは、幸せなトゥルーエンドを迎えることができるのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 08:10:22
200557文字
会話率:32%
吾輩は雪見大福である。
白い猫である。
人間たちは吾輩をメインクーンなどと分類しているらしい。
アライグマのような乱暴者と同一視されるのは、甚だ遺憾だが理知的で心優しい猫として、寛容な心で許そうと思う。
そんなことより吾輩は憂い
ていた。
猫飼い主達の結婚状況を憂いていた。
ほんの少し身体が丸くなったせいで、飼い主からオヤツのちゅーとろが貰えないことを憂いていた。
それもこれも飼い主が落ち込み気味なのが悪い。
残業帰りのお疲れモードでも優しい飼い主だが、お酒が入ると「出会いがない」と嘆く日がある。
仕事は充実しているらしい。
花形の秘書課などと呼ばれる組織に配属されて、氷帝と呼ばれる若きイケメン社長という推しのそばで仕事できて嬉しいと言っていた。
正直、飼い主がなにを言っているのかわからん。
職場に出会いがあるではないか。
吾輩はそう思うのだが、社長とやらはあくまで観賞用らしい。
仕事が出来すぎて、自分にも他人にも厳しい。
ミスで叱責や詰問されることなどはない。
けれど優しいわけではない。
なんでも無言で人を見限り、他の部署に飛ばすのだとか。
そのため氷帝とやらが社長になってから秘書課は入れ替わりが激しいらしい。
飼い主が秘書課に配属されたのもそのおかげだとか。
人間とは大変である。
飼い主の愚痴が増えたのは先月の誕生からだ。
どうも人間社会では25歳を過ぎればアラサーという呪いにかかるらしい。
いくら仕事が充実していようと、恋人がいないと焦燥感に駆られて悲しくなるのだとか。
人間とは複雑である。
ちなみに吾輩のちゅーとろが減ったのはその前からだ。
飼い主が吾輩を見て、深刻な表情で「ダイエットさせなきゃ。私も一緒に頑張るから」などと言い始めたのだ。
人間とは失礼である。
そんなとき吾輩は知ってしまった。
家を守っているときに、適当にテレビ番組をつけていて知ってしまった。
人間は猫を飼うと結婚しないらしい。
なんと犬を飼うよりも結婚しないらしい。
これは家猫として看過できない問題である。
このままでは家猫の地位が危ない。
飼い主の婚活を促進しなければ。
こうして吾輩は外に出て、電車に乗り、飼い主の会社に向かった。
そして現在、吾輩は社長室で氷帝と対面している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 11:00:00
32132文字
会話率:30%
由華(ゆか)の、お金が貰えない活動に参加している話。
最終更新:2024-11-11 21:45:17
230文字
会話率:0%
2009年の7月。
中学2年生の女の子であるノナは、突然大人になってしまった。
「ええ!? 2024年って、15年後!?」
今が西暦何年かを確認してみると、2024年であった。
タイムスリップかと思いきや、自分の体はすっかりと1
5年後の姿だ。
「ちょっとー! 私まだまだ遊び足りないんだけど!? タイムスリップだったら夢あるけどさ! ただ大人になっただけじゃーん!」
納得のいかないノナであったが、2009年の世界には無かった、【ダンジョン】の存在を知ると、途端に目を輝かせるのであった。
更には。
「この時代の私、なんでこんなに死にたいとかノートに殴り書きしてるの!? え? 仕事辞めさせて貰えないから死ぬ!? だから駅のホームにいたの!? 怖っ! 会社に退職の電話しておこーっと!」
「ネットに晒してやる? え? ネットに晒されて何かあるの? ネットなんて、私みたいなオタクしか見てないじゃん! 晒した所で、ほぼノーダメージですっ! 面白いなぁ! もう!」
「ちょっとちょっとー! 配信と言えば、ニコ生でしょー!」
2024年の社会人とは思えない言動で、常識破りにダンジョンや私生活を攻略していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:22:02
186355文字
会話率:44%