『黄昏郵便に怪異絡みの相談を書いて送ると、助けてもらえるんだって』
いつからか噂されるようになった、黄昏郵便なる存在。
それは、怪異にまつわる相談事を扱う誰かへ通じる、異界の郵便。
手紙には強い想いを。賽銭箱にはほんの気持ちを。
そうし
て出された手紙は、神様に届けられる。
夏休みが終わり、学校が始まる。
学校が始まれば、部活も始まる。
百鬼夜行部も同様に、人知れず、活動を開始するのだった。
* * *
前作、鬼灯町の百鬼夜行◆祭の、完全な続編です。
一話が長めで、じっくり読みたい方向けの作品となっております。
※BLタグは苦手な方向けの注意喚起で、BLメインのお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:00:00
275842文字
会話率:54%
告白してくれた女の子に一週間で別れを告げられた、葛和兄弟のクズのほうこと葛和十碼岐(とめき)。王子様然とした義兄とは対象的に、十碼岐はクズ男として学園で名を馳せていた。
そんな兄弟の前に現れた後輩女子はクラッカーを鳴らしてこう告げる。
「
お二人のどっちかが初恋の人かもなんです!」
それは初恋の在処を巡る物語の号砲にすぎなかった。
※恋愛が分からない、後ろ向きな思考しかできない、そんな誰かへ送る非正統派ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 23:00:00
433060文字
会話率:50%
貴方には夢があるだろうか。どうしても叶えられなかった、諦めるしかなかった。そんな夢が。
俺は作曲家になりたかった、でもそれは親に反対され、自信を無くして夢を捨てた。
だが、幼なじみにもう一度曲を作ってくれと頼まれて、最後のチャンスを手にした
。
周りから見ればただの青春を謳歌したいやつなのかもしれない。それでいいじゃないか。夢を叶えるなら他人の意見に左右されちゃだめだ、夢は見るものではなく叶えるもの、そして見せるものだ。
さぁ、青い春を共に送ろう─────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 21:00:00
4330文字
会話率:62%
どうしようもないわたしから誰かへ。
キーワード:
最終更新:2023-10-31 22:42:09
5437文字
会話率:6%
※毎週、月、金曜日の18時更新。
※エンディングまでだいたいのストーリーは出来上がっておりますので、問題なく更新していけるはずです。予定では250〜300話、150万文字程度で完結となります。(参考までに)
※この物語には実在の地名や人名
、建造物などが登場しますが、一部現実にそぐわない場合がございます。それらは作者の創作であり、実在のそれらとは関わりありません。
※2020年3月21日、カクヨム様で連載開始。
※2020年6月21日、小説家になろう様へ転載、連載開始。
あらすじ
2020年。世界には776冊の『異本』と呼ばれる特別な本があった。それは、読む者に作用し、在る場所に異変をもたらし、世界を揺るがすほどのものさえ存在した。
その『異本』を全て集めることを目的とする男がいた。男はその蒐集の途中、一人の少女と出会う。少女が『異本』の一冊を持っていたからだ。
だが、突然の襲撃で少女の持つ『異本』は焼失してしまう。
男は集めるべき『異本』の消失に落胆するが、失われた『異本』は少女の中に遺っていると知る。
こうして男と少女は出会い、ともに旅をすることになった。
これは、世界中を旅して、『異本』を集め、誰かへ捧げる物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:00:00
1473806文字
会話率:40%
喜劇の街のエレイティア。
その街は四方を大ダンジョンに囲まれた冒険者の憧れである。
どこ国家にも所属せず、自治によって成り立っているこの街は世界最後の自由の楽園だった。
ある者は一攫千金を、ある者は栄誉を、ある者は日々の食い扶持を、そしてあ
る者は捨てられない夢を求めてやってくる。
世界中のあらゆる人種が済むこの街は、世界の坩堝と呼ばれていた。
ある詩人は、まどろむ春の白昼夢と謳う。
だがなんと呼ばれようと、街はただの街に過ぎない。
住んでいる住民はそれぞれに人生があり、他の街のようにそれは複雑怪奇に絡み合ってる。
水面に投げ入れた波紋が伝播し他の波紋を生み出すように、誰かの行いは別の誰かへと広がっていく。
この話は世界のどこにでもあるような些細な日常の切り抜きである。
マルセル・モース著『喜劇の街のエレイティア』より抜粋
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 23:40:49
63270文字
会話率:49%
ずっと祈っていること。
他人の痛みは、闇は僕には分からないかもしれない。
でも、祈っていることはある。
そんな夜の雑詩。
最終更新:2023-06-20 00:39:43
233文字
会話率:0%
深い闇が、辺りを覆っている。
その闇を照らすように浮かぶ月は、まるで欠けることを知らないかのように煌々と、
穏やかで柔らかい光を纏っている。
天に浮かぶ月を眺め、その美しさに感嘆する者、いつかの記憶を想起する者、愛しい人と情愛を育む者
、ここにいない誰かへ想いを馳せる者、
昇る太陽に焦がれる者。
人の数だけ、そこに現れる形は異なる。
そんな穏やかな月の下で、何を信じて、何を疑うのか。
それを選び取ることが、生きるということなのだろう。
今宵の空に浮かぶ、欠けることのない丸い月。
見上げた瞳に映る月に、あなたは何を想う?
※この作品は、以外のサイトにも掲載しています。
・カクヨム(小説投稿サイト/https://is.gd/vxtvbg)
・DEFECTIVE WORLD(個人小説サイト/https://is.gd/rLssGR)
・ツイッター(@M_soki_A/#蒼き謳姫の不完全な世界)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 15:28:30
4948文字
会話率:45%
「私は転生しました」……死んだ少女は異世界に転生した。それは少女がなん度も夢みた理想の世界、亜人、魔法、モンスター……などなど!少女は様々な人と関わっていき変わる。残酷で可哀想な世界で少女はどう生きるか、そして少女はどう考えるか。
最終更新:2023-05-27 19:37:41
282文字
会話率:0%
波打ち際に打ち上げられたコルク瓶。
恋人と中を開けてみると、一通の手紙が出てきた。
最終更新:2023-04-19 16:57:44
851文字
会話率:34%
人と傷の深さを比べて我慢している君へ。
自分を大切にしてよ……!
最終更新:2023-01-26 19:24:06
722文字
会話率:50%
誰とはわからない誰かへのメッセージ
最終更新:2022-10-13 19:58:45
685文字
会話率:0%
祖父の遺品整理をしていたら、3通の手紙を見つけた。
その3通の手紙は、誰が書いたものか、それは、わからない
だが、第二次世界大戦その苛烈を極めた時代に生まれ、戦った兵士だということだ。
手紙には、兵士の後悔、懺悔が書いてあった。
最終更新:2022-10-06 23:52:56
3474文字
会話率:8%
〈明記事項〉
「七色TONE」は僕のオリジナルです。
「新・LSGD帝国/連盟」サイトにて、
掲載している創作小説を転載しています。
〈惹付文句〉
喜怒哀楽のメッセージを、心から心へ――
〈作品紹介〉
今日の天気はどうですか。外に出た
い気分ですか。晴れの日も、雨降る日も、空を見ない日はありません。道を歩き、多くのことを感じながら、傷を抱え、生きてきました。時には、様々な方法で、少しでも多くの人にと思い、届けてきました。絵、詩、歌、小説と。たまには、息抜きをしたいものです。自由に、思いのままに。
長くなりましたが、新たに始めたこの作品は、宛名のなき贈る言葉です。僕へ、君へ、誰かへ、と。何かを感じてくれたら、元気になってくれたら、いいな。
〈関連タグ〉
・手紙 ・エモーション
・天気 ・リテラチュア
・様子 ・ポエム(詩)
・言葉 ・オリジナル
〈公開サイト〉
新・LSGD帝国/連盟 ★ALZR【 TOP PAGE 】
https://www2.hp-ez.com/hp/togi--lsgd/alzr---top
〈掲載ページ〉
新・LSGD帝国/連盟★MAIN【文学・創作物語】
https://www2.hp-ez.com/hp/togi--lsgd/main---bungaku2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 17:00:00
115675文字
会話率:1%
君が最後の日を病室で歌いながら迎える
優しい歌を聴きながら
あのトラウマだった春の記憶を消し去るように
春の記憶を消し去る雨
誰かへの恋心で薄れる記憶
当たり前だったものがなくなるということを
知ってほしかった
これは淡い春の記憶
最終更新:2021-12-28 12:00:00
6663文字
会話率:51%
季節外れのお墓参り。
かけがえのない誰かへのメッセージです。
最終更新:2021-12-16 02:33:14
200文字
会話率:0%
私の上司は私が買ってきたお菓子を絶対に食べない。半ば抗議のつもりできいてみると「小沢さんの選ぶお菓子は見た目もきれいで美味しいって、持って帰ると妻と娘が喜ぶんだよ」と答えた。
一見すると可愛げのない、無愛想に見える行為の裏側には、しばしば
誰かへの愛情や優しさが隠れている。そんな不器用な愛情表現のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 21:51:17
911文字
会話率:26%
間に合わなかった者から、まだ間に合う誰かへ。
Amebaブログ「Blacktact-works」、カクヨムにも掲載。
最終更新:2021-10-25 01:15:05
1727文字
会話率:64%
何と仰られようと、何度繰り返されようと、違う時は違うのです。
そして曝しとか誰かへの反論などではなく、ただ――
「ああ、そうだったのか」
という発見を述べているだけだったりも。
最終更新:2021-07-17 10:12:12
3880文字
会話率:4%
いつもの?
不謹慎かもなので宣伝は省略。
最終更新:2021-04-22 12:12:13
9773文字
会話率:7%
八十地蔵という街には奇々怪々たる住人たちが賑やかに往来しています。
都会の車道では自動車がひっきりなしに行き交っていると聞くのですが、八十地蔵にあって自動車に乗っている方を私は知りません。その代わり、十尺ぐらいの喋る大仏や気さくなシ
ョベルカーが車道を練り歩いています。引っ越し先の大都会にて知り合った友人達へ八十地蔵のことを話す度に、怪訝たる面持ちをされるので、私はこの話を滅多にいたしません。しかしながら、八十地蔵には心底おもしろい魑魅魍魎達が溢れているので、誰かへあの街のことを話したくて堪らなくなるのも事実です。ひとたび散歩をすれば、宙を泳ぐ鯰と政治の話に耽ることができたし、偏屈なクリスマスツリーと一献を嗜むこともできました。読者諸賢におかれましては、八十地蔵の妙味を心行くまで玩味されるがよろしかろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 00:46:58
3488文字
会話率:54%