あなたは推しに何を望みますか?
見返りを求めない愛を信じますか?
─── 私は、推しとひとつになることを望む。
暗い過去を持ち、正しい愛し方を知らない一之瀬凪紗(いちのせなぎさ)は、ある日人気ロックバンドNaNashiの存在を知る。恋や愛
だけでなく、推しに対しても偏見を抱いていた凪紗だったがNaNashiのボーカル、南野奏(みなみのそう)に強く惹かれ始める。
推す側と推される側、正しい形とは一体。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:34:28
62746文字
会話率:41%
愛とはなにか。
利害を度外視して、ただ無償に与えるモノ。
見返りを求めないモノ。
そのAIは愛を知らない。
だけどそのAIは愛を知りたい。
星空の見えない機械仕掛けの街の下、彼と彼女は愛を語り合う。
最終更新:2023-04-14 22:06:30
903文字
会話率:29%
ヘアーサロンのガラスに映る、精彩を欠いた厭世主義者のような男――
それは、営業成績が振るわず、上司や同僚から毎日のように叱咤激励を受ける私だった。
そんな私をバカにするカラス。実家地方に伝わるカラス料理の「『カラス田楽』にしてやる!」と息巻
くが、カラスは全く動じない。それどころか気持ちを逆なでするようにバカにしてくる。その鳴き声のする方を見ると、小さなお堂が目に入る。毎日通勤する道にも関わらず、今までそこにお堂があることには全く気付かなかった。八咫烏が神武天皇を導いたと言われる伝説のように、これもカラスのお導きなのか?
これも縁と思い、お堂―弁天堂―にお参りする。「営業成績が上がりますように……」。お参りが日課となって一ヵ月経つが成就されない。そんなある日、目の前に弁天様が降臨した。弁天様特有の姿である『びわ』を持って。弁天様に会ったのは晩夏だが、まだまだ夕陽の強い夕方。左脚に少々ハンディキャップをもつ70代女性。買い物袋を重そうに持っている。亡き祖母と姿が重なる。その買い物袋に、前から来た青年の運転する自転車が接触してし、そのはずみで袋を落としてしまう。何事も無かったかのように拾い上げた瞬間、今度は持ち手部分が切れて、再び袋を落としてしまう。悪いことに今度は袋が倒れ、買った商品が歩道に散らばってしまった。
その落ちて散らばった商品を拾い集めることから、私の妄想ヒーローが始まる。荷物を助けたおばあさんは裕福そうだ。そして物事は私の都合の良いように展開していく。見返りを求めないのがヒーローなのでは? 多くの人のヒーロー像だ。しかし、私は見返りを求める。ギブ・アンド・テイクであってこそ私の求めるヒーロー体だ。
そんな妄想が「営業マンさん」の言葉の一撃をくらい、現実に引き戻される。そこには、今助けたおばあさんがいた。普通のマンションに住む、普通のおばあさんだった。
マンション入口に着くや否やババ友からお茶に誘われる。おばあさんの手には、お茶受けのため、スーパーで買った『びわ』があった。
『びわ』を持つ女性……。弁天様なのか? おばあさんの背中から溢れる西陽は光背のようだったが。
この作品は「第14回銀華文学賞」に応募したものを加筆修正しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 00:00:00
16133文字
会話率:36%
式神使いのセイと最強だった式神の最期から始まる仄恋ものです。
なんちゃって中華風な世界の式神使いのセイと彼女の只一人の式神の互いへの想いと依存を書きたかっただけなのでやまもおちもありません!
鳴田るな様主催の「純愛短編企画」参加作品です
。
私の中の見返りを求めない純愛から親子を除外したらこうなりました。
この後二人はちゃんとハピエンです。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 22:00:00
5300文字
会話率:10%
氷見 雪希(ひょうみ ゆき)は、ある罪滅ぼしのため命の危機にある人を察知する能力と助ける力を使い、なるべく目立たないように人助けをしている。
彼の願いは『早く楽になりたい』。
そんな彼に助けられた人は、最初は彼を見た第一印象はとても悪
くて外見だけで判断していたことを後悔を必ずする。
ただ、何故か彼が出くわす助けた人たちは異性だけ。
助けられた異性は、何故か彼を探し回る事になる。
でも探し当てるのは困難だった。
それは何故か?
これは見返りを求めない人助けをするブサメンと助けられた美少女、美女たちの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 12:09:53
3482文字
会話率:25%
よくも悪くも平凡なOLだったが、ある日突然その人生は強制的に終わった。
大きな不満もなくいい人生だったと思えたのだが、死の直前にひとつだけ後悔をする。
「心から人を愛してみたい」
それだけ心残りでこの世を去ったが、今度は転生しものすっご
い美少女に生まれ変わっていた。
そして今世は悔いの無いように愛を貫こうとするが何故か相手に嫌われているようだ。
「こんな美少女なのになぜだー!!」
転生して愛を探したい女の子と、悪魔と呼ばれた男の愛と献身の話。
前半はコメディ。
後半は解答編になり少しシリアスです。
こちらの18禁バージョンはムーンライトノベルに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 17:15:24
39085文字
会話率:32%
高校1年生の女の子である佐藤朱里は小学4年生の時に事故に遭い、顔に大きな傷跡が残っている。
朱里は美人でもなく、平凡な顔に一生消えることのない大きな傷跡があることから、男の子との恋愛はあきらめていた。
事故に遭った当時、自分は一生恋愛できな
いと絶望する朱里だったが、そんな彼女を救ったのは漫画の中のキャラクターであるエマーという少女だった。
エマーも漫画の中で一生恋愛ができない状況になってしまうが、それでも前向きに幸せに生きていく姿を朱里は見て、自分もエマーのように生きようと思うことで救われる。
朱里は恋愛することをあきらめているので、ふつう女子が男子の目を気にしてできないことや男子から恋愛対象外となるような行動も必要とあればとることができる。
さらにエマーを模範として見返りを求めない親切な行動などを実践することを日頃から心がけていた。
そのような朱里の姿に3人のイケメン男子が惹かれていく。
朱里と同じ部活の先輩である高校3年生の金髪のイケメン男子の秋瀬優人は朱里が他の女子部員をかばうために自分が男子に引かれる役を買って出たことに気づき、朱里に惹かれていく。
学校一の天才であり、高校2年生の灰色の髪のイケメン男子である九条真也は朱里の見返りを求めない善行に興味を示し惹かれていく。
朱里と同じクラスである黒髪のヤンキー風のイケメン男子である武藤蓮は日頃からの朱里の振る舞いを見て、恋愛対象として密かに意識していた。
3人のタイプの違ったイケメン男子と朱里の恋の行方はいかに!?
佐藤朱里
決して強い女の子というわけではなく、内面はふつうの女の子と一緒で傷ついたりもする。しかし挫けそうになってもエマーを思い出して前を向き行動する。
秋瀬優人
誠実で優しさに溢れる男であり、女子に超モテるが、誰かと付き合ったことがない。この人しかいないと強く思える女性が現れるのを待っていた。
九条真也
パソコンが得意のチャラ系タイプの男子。女性と付き合った経験はたくさんあるが、どの子にも真剣にはなれなく長続きしなかった。朱里に初めて真剣に恋をする。
武藤蓮
寡黙でクールだが、思いやりのある男子。喧嘩が強く、普段は近寄りがたい雰囲気を出しているので女性は近づけなく、誰かと付き合ったことはない。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 19:00:00
27452文字
会話率:20%
恋は見返りを求める。愛は見返りを求めない。
そんな無償の愛なんて崇高な考え、私には無理だった。
彼との距離感が気になる主人公のもやもやストーリー
最終更新:2018-12-06 18:00:00
2068文字
会話率:16%
ただ君を愛した。見返りなんて求めちゃいないけどどうか君の側で果てる事を許して欲しい。
最終更新:2016-10-31 22:28:36
487文字
会話率:0%
一人の女との別れが彼を壊した。
善良で「愛する人の為に見返りを求めない男」と貪欲で「愛する人のすべてを支配したい孤独な男」の二つの人格性の間で葛藤する主人公「伊藤雅」
愛を手に入れようとしても手は届くことがなく、彼の皮肉な人生は孤独で埋め尽
くされた最期だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-26 22:59:28
419文字
会話率:20%