みんなの知らないあたしがいるんだよ。
最終更新:2023-03-22 07:00:00
282文字
会話率:0%
地方の有名パーティ『赤蛇の牙』がランクアップを果たした日、所属していたハラルドは追放された。他人の魔力で最高の魔法を発動させる、ハラルドの【代行魔術】のスキルを、ギルドの構成員が嫌っていたためだ。さらに追い討ちをかけるように、孤独になった途
端に百金貨の莫大な借金を負わされて、一夜にして絶望の淵に立たされてしまう。
だがそんな最悪の日の朝、転機が訪れる。魔物の現れる森に狩りに出たハラルドは不思議な魔力を感じた。その先でゴブリンに連れ去られそうになっている、エルフ族の少女ナタリーと出会う。彼女は弓も魔法も使えない無能と言われて里を追放され、行き場を失った存在だと語る。話を聞いていたハラルドは強い共感を覚えて、二人は心を交わしていく。
ナタリーは戦闘力のないへっぽこエルフであったが、それを補って余りあるほど大量の魔力を持っていた。そしてハラルドは熟練した魔法の使い手だが、一人では魔法が使えない致命的な欠点がある。だが、追放された二人がお互いに協力すれば、何者にも負けない存在になれた。
運命をともにする仲間になった二人が、自分達を見捨てた存在が霞むほどに成長して、広い世界と自由を目指して長い旅に出る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 18:00:15
196626文字
会話率:40%
なんか、間違ってたらゴメンなさい。
最近の新作って、やたら、蛇の詩が多くない?
で、これって、下書きのうえなぞるみたいなもんやから、も、もしかして、オレ、詩想、尽きたか?
こ、このあたしがだよ?
その詩想、無尽蔵、と言ってはばからなか
ったあたしが、だよ?
『ゴメン、あたし、無尽蔵なもんで』なんて詩まで書いてる、あたしが、だよ?
やっぱ、忙しすぎるのが、いけないのかなぁ?
でも、お仕事も、こなさなきゃいけないから。
まぁ、なら、当分、蛇の詩、書いていくかもしれません。
悪しからず。
って、なんの宣言、やねん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 23:35:18
416文字
会話率:0%
「自分らしさという言葉が私は嫌いです」国語の自習プリントにそう書き残してイギリスへ旅立った狭霧。
クラスメイトの僕は最後に金工室で彼女の苦しみを聴いた。蛇の牙が食い込む痛みとしてその苦しみを知った。
僕はきっと彼女のアイデンティティを保
存する役目を与えられたのだと思う。
でも、どうすればいいのだろう?
僕に何ができるのだろう?
それはたぶん、いつか彼女が帰る場所を用意しておくことだ。高校の三年間、僕は川間の地・北千住に籠り、不変のアイデンティティを求めて多くの人々を訪ね歩く。
2016年10月までの作品に加筆。
自意識の問題に踏み込んだ純文学です。
書きたい小説に時間の全てを捧げられる境遇にでもならない限りこの先これ以上の作品は書けないでしょう。今のところ僕の作品の中で一番いい小説です。
モチベーション維持のため完結まで評価は封印しておきます。
2019年12月12日より16日までR18制限に引っかかり検索除外状態になっていましたが、一部削除、削減により復活しました。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 10:34:10
624679文字
会話率:56%
「兵士よ、強く在れ」
19になる年の春。ピトンは友人のライグ、アルガンと共に士官学校を卒業し、軍人としてのスタートラインに立つ。だが、彼らが配属された城塞“蛇の牙”は、過酷な戦況が続く激戦地だった。
残酷な戦争に翻弄されながらも、ピトン
たちは多くの試練と別れを乗り越え、共に戦乱の時代を駆け抜ける。――これは、とある兵士の回顧録。
〈残酷描写・グロテスク表現多め〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 19:00:00
146561文字
会話率:25%
獣人の男と、囚われた女の話。
獣人小説書くったー
http://shindanmaker.com/483657
16RTされたら触手の生えた絶滅危惧種の獣人で調教する話を書きます。
より
最終更新:2014-09-24 01:23:28
2193文字
会話率:40%