「新たなる教皇よ。王太子であるわたし、ゲスナーとシスター・カスリンとの婚約を認めて頂きたい。そして、真の聖女であるカスリンを虐げ、聖女を騙るその女の処刑を求める!」
王太子が、真の聖女であるところのシスター・カスリンを抱き寄せ、偽聖女だ
としてシスター・ソフィアを指差した。
豊満な肢体のシスター・カスリンが密着したときに、王太子の顔がニヤけるのが見て取れた。
そして、わしは・・・
「フハハハハハハハっ!! その娘は、我が教会一の阿婆擦れよ! その阿婆擦れを娶る覚悟があるなれば、其方らの婚姻を承諾しようではないかっ!?」
シスター・カスリンと王太子ゲスナーの二人を指差して、高笑いを上げた。
うむ。わし、めっちゃやらかしたっ!!
しかーしっ、数週間碌に寝とらんかった上、死に掛けても強制復活させれてという過酷な後始末死の行軍がようやっと終わりそうなときに、ハニトラ要員の女子にころっと騙されておるアホ王太子の相手をして疲労感マシマシじゃったからこう……許されるじゃろ。
わし、堪忍袋の緒が切れるまで我慢したし?
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:18:00
12071文字
会話率:40%
彼は、赤黒くなった周囲に、そっと溜息をついた。戦乱の終結に一役買った英雄のようには到底見えない程にやつれた顔や、ボロボロの軍服だが、傷一つ付いていない肢体。いびつに絡み合っており、この世のものではないような威圧感を振りまき散らしている。
周囲には、彼以外誰もいない。それもまた可笑しいことだ。軍人なら、周囲に味方がいるのではないのだろうか?
では、敵や味方はどこに行ってしまったのだろう?
答えは周囲にある。最初に述べた通り、周囲は『赤黒く』なっているのだ。それは何故か?日の出や日の入りみたいな状況なのか?
否!
見る影もないほどのミンチとなった敵兵の身体である。
それらは、顔などが確認で来るものはそう多くない。生き残っているのは十中八九いないのではないだろうか?
そんな状況を彼が、、、彼は作り出してしまった。
だが、規模は違えど、彼の所業と同じことを相手も行っていた。
その規模は、敵国は、1個大隊。対して彼は、2個旅団。
彼は歯噛みしながら、その手を握り締めた。まるで、小さい子供が親に叱られているように。
だが、何かを思い出したのか少し笑い言葉をこぼしていた。こちらからでは何と言ったのかは、確認できなかったが、楽しそうに言っていた。
だが、彼は不服そうに顔を顰めて、報告書を纏める為に、ゆっくりとトーチカへと歩み始めた。
________________________________
ギャグがよくわかってない作者、投稿とても遅い作者、絵をかかないとと焦っている作者。
カクヨムでも投稿しています!(誤字脱字報告お願いします!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 23:58:18
1198文字
会話率:25%
ラクラスは、読書好きで魔導研究者になりたい一五歳。力を欲せず、争いを好まない。心優しく可憐な少女。
――少女の世界の始まりは、終わりと同時に訪れた。
氷結世界の極寒すら蒼褪めるような鋭い視線、一点の淀みも無い透き通った翠緑の瞳。その瞳の
奥には、想いを貫く強い意志と、哀愁を帯びた調べ。
奏でる旋律は、滅びへの導き――。
ラクラスは、「死の祝福」と「闇の加護」を宿し、贖罪の十字架を背負う、絶対領域の少女。
「祝福」は力、「加護」は守、「支配」は使者。
「祝福」、「加護」、「支配」を頂点の名前として描いた神の三角形。その三辺の内側領域に属する極一部の者の総称を絶対領域(Absolute Territory)という。
絶対領域……。
それは、禁忌の力。人智の及ばぬ力――。
キメ細やかな柔肌。薄く桜色に染めた頬。絹のような光沢を放つ艶やかで張りのある、腰まで真っすぐに伸びた線の細いサラサラとした金色(こんじき)の髪。小さく華奢で触れると壊れてしまいそうな幼さの残る肢体。
背筋が凍りつくような神気をまとう人形のように美しい幻想的な少女が、力の代償として生まれながらに失ったものは眠りの世界に広がる『夢』。
暗黒が支配する終わった世界の眠りに堕ちた少女は、永久の闇の果てに光差す世界の始まりを求めて、運命に抗うことを決意する――。
ラクラスの『夢』探しの旅と出会いの物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:40:17
170446文字
会話率:37%
20XX年。
優秀な工学博士ケント・クラウチと、その妻で神経外科医のマリナが研究開発に勤しむ医療機器メーカー「クラウチ製作所」は脳から神経を介して相互伝達される神経信号のデジタル信号化に成功した。
これにより障碍を持つ肢体不自由者本人が、自
分の意志で自由に動かすことができる義手や義足が実現することになった。
2人は特許を取らずにその原理を公開し、そのことによって瞬く間にこの画期的なシステムは世界中に広まった。
しかしサイボーグシステムで動くのが機械である以上、改造をしてパワーアップすることもできる。
もちろんそのようなことは法律で規制済みなのだが、世の中にはその法律を破るのが大好きな人種がいる。
違法パーツの装着手術により、常人を超えるパワーを持つ犯罪者が世に現れるようになると、もう警察では手に負えなくなり、そこで発足したのが「CCS(Cyborg Crime Squad=サイボーグ犯罪対応班)」
そしてそのなかにサイボーグシステムの開発者であるケントとマリナの1人娘シーナが居た。
鍛えられた精鋭の軍人たちとシーナが、サイボーグ犯罪に立ち向かうSFアクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:10:00
583996文字
会話率:40%
世界中に居る障碍者の数は13億人とも言われ、その半数近くを占めるのが肢体不自由者。
シーナの両親はその肢体不自由者のためにサイボーグパーツの開発に成功したが、その技術を広めてしまったためにアメリカでは違法にパワーアップされたサイボーグパーツ
による犯罪が横行し始めた。
そこで軍の特殊部隊CCS(Cyborg Crime Squad)が誕生した。
そしてシーナもCCSに士官候補生として入隊し、仲間たちと共に敢然と違法改造パーツ装着者の起こす犯罪と戦う。
この小説は、勧善懲悪だけでなく、そこに登場する人間ドラマを描いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 16:20:53
256937文字
会話率:39%
時は現代より少しばかり未来。例年よりも早く咲いた庭の桜を眺めて、その家に住む女性と同居する人造人間とが話している。人造人間の外見は、透き通るような白い肌に、人間ではないことを示す長く青い髪、髪と同じ青い瞳を持つ中性的な肢体の少女。話の内容
は、間近に迫った、その人造人間の賃貸契約期間の終了を踏まえて、二人がこれまでともに過ごした時間に培ってきた思い出に関するもの。そして、契約の主眼である、人造人間の人工知能が、女性との暮らしによって如何に人として成長したかについてである。契約期間が終了すれば、この人造人間は製造元に返還され、女性と過ごした時間の記録――記憶は、個人情報保護のため、全て抹消される。人工知能に残されるのは、人として成長した思考力及び感情のみなのだ。その契約内容を全て知った上で、人造人間と女性は静かに穏やかに語り合う。人造人間が、初めて女性のために作った料理が、栄養価は完璧でも味は酷いものだったことから、女性の影響で庭いじりが大好きになったこと、近所でも有名な買い物上手になったことまで、話は進む。やがて女性が指摘する。記憶が全て抹消され、人として成長した思考力及び感情のみが残されて、次の契約者の許へ派遣されるという仕組みは、まるで輪廻転生のようだ、と。人造人間は、その言葉を感慨深く聞き、その「輪廻転生」を繰り返した結果、自分はどのような人工知能になっているだろうかと女性に問う……。
ゲンロン「超・SF作家育成サイト」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 22:32:48
27078文字
会話率:50%
領主は日々、夢を見る。自身が変じた蛇の夢だ。
屋敷の寝台の中から這い出て、窓をすり抜け、領地を離れた山へ向かう。辿り着くのは決まって一本の木に作られた鳥の巣で、蛇は中の卵を親鳥代わりに温めていた。
婚姻を前に令嬢が輿入れをする日の朝
もその夢を見た。蛇が抜け出る窓の向こう、南の山嶺の彼方から従者たちを引き連れ訪れる。可憐な少女から美姫へと成長した令嬢を迎えて、ようやくその由来を知れた。幼かった令嬢とはじめてまみえた、南の国の庭園だった。
前祝いを兼ねた晩餐の後寝室を訪れる。2人きりになった部屋で10年ぶりの対話を楽しむが、ふと令嬢の雰囲気が変わったことに気づいた。かつての幼さの片鱗を脱ぎ捨て寝台の上で待ちわびる姿はまさしく妻としてもので、その視線は夢に見ていた蛇が卵へ向けていた視線と同じであった。
領主は誘われるままに褥へ入り、一昼夜をかけて肢体を絡めあった。
婚礼後まもなく、領主夫妻は第一子を授かった。さらに5人、6人と子宝に恵まれると、成長した子どもたちの助力で執政を盤石のものとした。
領主の名はやがて巻き起こった戦乱を平定し一国を築いた初代国王として伝わっている。
晩年まで国へ献身を捧げた王妃の葬儀には数多くの領民が嘆き悲しみ、長子へ地位を譲った領主は妻君の眠る生家で余生を過ごしたという。
---
本作はGitHubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
2867文字
会話率:0%
美貌の乙女、くノ一の茜は、忍びの里から抜けて、街道の化け物退治をして路銀を稼きで生きる、一匹狼となってすでに長い時間が経っていた。彼女は優れた知性、セクシーなその肢体、並外れた運動能力を武器にして、さまざまな妖怪を退治して歩いている。そこに
忍び寄るは、くノ一の杏奈。仲間となったのは小猿の三平であった。そこに若き剣客、辻井栄之助が茜に大きな騒動を持ち込む。茜はゆくゆくは江戸に向かう。
(一話毎の読み切りが基本です。時間がある時に、一話単位で連載してゆきます。スローペースです。ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 10:13:06
157852文字
会話率:41%
スカートの奥の下着、踏みつけられる感覚、それを体感している道。私は道になりたい。
盗撮逮捕で地位も命も失った私は住宅街の遊歩道に転生する。夢のような日々、そんな中、理想を具現化した様な小学生のリンに心を奪われる。可愛い声、健康な肢体、清潔な
白の下着。リンだけを見て、リンだけを思い、成長を見守る。高校生になったリンはゲスな先輩に狙われる。道の形状を変え、先輩を遠ざけるが、形状を変えるパワーは私の人としても意識を薄れさせるものだった。半覚醒でもリンだけは感じられた。大学生のリンに再び危機が、ストーカーに危害を加えられそうになった時、形状を変え、ストーカーを握り潰す。リンを守れた。だが、パワーを使い果たした私は人間としての意識を無くし、完全な道となっていく。それでも、わたしは し あ わせ …折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 21:00:00
6232文字
会話率:36%
今日書いたばかりの詩です。エロ詩は意外と難しい。
最終更新:2023-12-01 07:00:00
223文字
会話率:0%
晴れて大学生としての第一歩を踏み出そうとしていたその日、駅で見かけた、一人の女性。
その姿を見ることができるだけで満足しようとしていた私に、ある日、その女性が声を掛けてきた。
/
大学生となる春、私は新しい恋を見つけた。
スラッとした肢体に
、ビシッと決めたスーツ姿。その、かっこいい女性に、きっと、一目惚れだった。
勇気を振り絞って声を掛けて、そして始めることができた関係は、だけど女の子同士の、友人関係で。それでもそれは、幸せな日々だった。
――――
苦悩と、勇気と、不安と、期待と。
それぞれの思い、それぞれの、片想い。
やがてそれは、向き合う時を迎えて――
――という、以前pixivに投稿した作品の転載になりますが、こちらで初めてご覧いただく方に、何かしら楽しんでいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 19:00:00
21561文字
会話率:23%
季節は夏の盛り、今日はいわゆるデートの真っ最中。公園のベンチに座った優一郎が、うざったそうに、こう言った。
「ったく、暑いな……そんな中で男二人か」
「猫科の優一郎でも、暑いと思うことなんかあるんだ?」
優一郎はしなやかな肢体と、ツンと
澄ましたところが猫そっくり。自販機で買ってきた冷たいお茶を差しだして、僕はからかう。
「どうぞ、僕の猫ちゃん」
「馬鹿かっ! 俺はホモ・サピエンスだ!」
優一郎が強く反応したので、余計にからかってみたくなったと同時に――とある考えが浮かんだ。
「あのさ、僕たちホモはホモだよね、確かに……」
「そのホモには差別的ニュアンスを含む! ホモなんて単語は使うな! 使うとすれば、『ゲイ』と呼べ!」
二人で自分たちはどのカテゴリーに属するのか考える話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 22:12:08
6424文字
会話率:57%
空中に細い柱で建てられた、一見すると浮いているように見える、木造の画工の教室のような場所。窓などなく、遠くを見れば、空と海の境はない。無限の蒼穹か、その下に栄える港町が見える。
体育で生徒たちが体操着で押し寄せる。大群だった。
給食の
おばさんの過失で携帯電話がなくなったことが知られる。しかし自分は何の逡巡もなく進み出て、それは違うと言い放つ。そして部屋に入り、携帯電話を探す。様々な骨董品が並ぶその部屋の中で、携帯電話御探すのは至難の業だった。そこにはもう一人、自分を待っていた人がいた。ライトグリーンの携帯は見つけた。それを他の人たちに見せびらかそうとして、氷の薄山に登る。そこで逃走車の金髪のエルフを見つけた。緑色で葉っぱの意匠のこらされた服を纏っている。氷の下のトンネルをくぐり、逃げるつもりらしい。俺は指揮を執り、エルフを追いつめた。そして壁際で僕は携帯電話を取り出した。それはいつの間にかライターに変わっていた。そのライターを付けて、上にかざす。するとエルフは手を祈るように組み、片膝をついてこちらに祈りをささげた。かくしてエルフは仲間になった。
氷の娘が溶けていた。
ぱきぱき、と次第に崩れ居ていく肢体を何とか運ぶ。この部屋は温度が高すぎる。大きく割れて、地面に落ちてしまった。もはや原型はない。目や口の位置がずれてしまっている。もはやただの氷と水の塊だ。そこで絶望する少女たちではない。ある少女のブーツの中に、その氷の娘は張り付いた。そうして一件落着し、氷の娘はその生徒の靴に憑りつくことになった。
「って靴の上のほうについてたのかよ!」
二人はいつも一緒になった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:58:16
685文字
会話率:17%
※悲しい音楽
古びた本棚。かつてのきらびやかな内装を思わせる部屋。
今は見る影もない。
部屋の真ん中に、女の後ろ姿があった。
ブロンドの髪を後ろに束ねた女。ピンクのジャージ。
ジーンズを穿いた尻は突き出ている。
女の背に近づく。
女は嫌そ
うな顔をしながらタバコを吸っていた。
ちょっかいを掛ける。
女はしばらくして、別の部屋に移った。
それを嫌がらせのように追いかける。
見回すと燭台をおいた机の上に写真がいくつか立ててあった。
その中の一つに目を奪われる。
処刑台の写真。
首を縄でくくなれ、ぶらぶらと風に揺られる女。
白い装束がはためく。ブロンドの髪は泥で薄汚れている。
あの時、すぐ横でそれを眺めていた。
女は男たちに慰み物にされていた。
女は死ななかった。
だからどんなことでもできた。
女が横を向いた。
目が合う。
救いを求めるような目。
怒りと憎しみと、苦しみと絶望が入り混じった目。
様々な感情の入り混じった目。
首をくくられ喋れない女の感情が、言葉よりなお雄弁に伝わった。
だが、自分は何もしなかった。
ただ、見ていた。
女の首が剣で落とされる。さらに油をかけられ燃やされる。
男たちはそれを笑いながら見ている。
地面に落ちた女の首は、しかし死なない。感情を無くした顔で、燃える自らの肢体を眺めていた。
女がこちらを見ていた。
あの時と同じ顔で。
あのときのすべての憎しみを感じさせる表情で…。
※悲しい音楽折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:26:10
578文字
会話率:0%
Vtuber、バーチャル美少女の受肉を題材とした創作のホラー話を書いてみました。
最終更新:2023-04-11 17:42:15
3778文字
会話率:9%
褐色の肌に幼さの残る顔、細い肢体。しかし彼女は誰よりも妖艶に、ただ美しく舞う。
「私は踊ることしかできないから」
春から踊り始めて、もう秋。少しばかり寒い。
最終更新:2023-02-01 17:12:50
739文字
会話率:5%
王は、裸だった――。
『裸の王様』がもし美しかったら?
その王は、毎日鏡の前でポーズを決めていた。分厚い肢体を包んだ服が動く度にひきつれ、今日も無惨に破れ、弾け、舞い散っていく――。
あの有名な童話、『裸の王様』をベースにしたナルシスト筋
肉ドラマが、ここに見参!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 16:29:24
5436文字
会話率:24%
「私はリリアーナを愛している。聖女を虐める底意地の悪い君はまるで向いてない。我がオノレーヤの国母なぞに添えてみろ、国がまともに治まるとは到底思えない。よってここにオノレーヤ第1王子ルビウスとその婚約者、オールディント公爵家ゼナとの婚約を破棄
する。」
「つまり、愛妾でも側室でもなく正室としてお出迎えに?」
「側室も愛妾ももたん。高潔な私を愚弄するつもりか。そんな言葉を軽々と吐くとは…!浅ましく汚れたその思考を恥じろ。」
精霊信仰の強いこの国で聖獣との契約を果たした平民の聖女は多くの支持を得て王子の新たな婚約者になろうとしている。
視界の端にニヤリと口の端を釣り上げた王子殿下が見えた。
かの伝説の聖獣様が私と対峙し神秘の美しい肢体はキラキラと輝きを放ちながら一つ唸りなさった。
この生涯にたった一度でも聖獣様と対峙する機会が与えられるなんて…
お言葉を交わす栄誉が与えられるなんて…
嗚呼、_____私は俗物でしかないのだ。
暇つぶしにちょろっと寄ってみてください。 楽しんでくだされば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:50:53
11386文字
会話率:19%
村娘と出会い、彼女は変わった。変わった2人は次第に変わっていく。それがどれだけ苦しい事かも知らずに
最終更新:2022-04-11 12:29:35
8811文字
会話率:58%
これは運命の女神に導かれた小さくささやかで暖かい物語。不幸なマッチ売りの少女の肢体を這う悪党の手。飛び交う銃弾、轟く雷鳴、濡れた唇、揺れる乳。街の危機に封印された禁断の古代兵器「大天使號(仮)」が起動する。
「ねえ、人間マッチって知ってる
?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 00:00:00
101333文字
会話率:52%
ここはとある城下町の小さな大衆酒場。
危険なダンジョンから帰ってきた冒険者たちが日々の疲れを忘れるために集う憩いの場である。
夜になり今日も大盛況のこの酒場の一角に、二人の女性冒険者が向かい合って座っていた。
動きやすさを重視した布面
積の狭いビキニアーマーからよく日焼けした健康的な褐色の肌を惜しげもなく晒している短髪黒髪の武闘家クロネ。
そんなクロネの筋肉質な肢体を羨ましそうに眺めているのは、最近少し体重が増えてしまって困っている色白金髪碧眼の魔法使いシローナである。
いつも同じパーティーで背中を預け合っている彼女たちは、今日一日の健闘を互いに称え合うと、大いに酒杯を交し合った。
そして時が経ち、いい具合に二人にアルコールが回り始めた頃、和気藹々としていた空気から一転、クロネが深刻そうに話を切り出した。
「私さ……。ずっとシローナに言えなかったことがあるんだ……」
これはモンスターに育てられたことをカミングアウトする二人の冒険者のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 13:01:57
3723文字
会話率:75%
花の金曜日、雀荘のベランダでαを狙う露出狂が一人。
別珍のマントで隠した肢体とフェロモンを解放したΩとお巡りさんのαが出会うのは必然であった。
浪漫主義者のΩはお巡りさんαを運命と定め、迸る情熱のままに行動する。
最終更新:2021-08-31 17:39:10
3763文字
会話率:47%