ビリジアン王国王都の片隅に、赤髪の女性店主が営む小さなパン屋『麦の家』はある。
半年前に開店してからというもの、あっと言う間に人気店となり、これまで 【この世界】には存在しなかった柔らかいパンは多くの客を魅了している。
『麦の家』の店主ベ
ルは、実は前世の記憶を持って生まれたセルリアン王国の元侯爵令嬢であった。
自身がこの世界の悪役令嬢だと分かっていたベルは、どうにか悪役令嬢としての顛末から逃げようともがき、最終的に最悪のシナリオを阻止することができ、今は平民ベルとして新しい人生を歩もうと奮闘する日々だ。
ただのベルとしてこの異世界生活を楽しもう!
異世界、前世の記憶持ち、悪役令嬢、乙女ゲーム。
そんな煩わしい物から逃れて大国ビリジアン王国へとやって来たベルは、やっと自由の日々を手に入れ、前向きに生きるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:40:00
51991文字
会話率:23%
ある日、異世界から転生してきた一人の少女によって、帝国の平和は一変する。
少女は神殿の石碑によって予言された”聖女”として祀りあげられ、帝国中の貴族、そして皇族までもを魅了した。
長閑で秩序のとれた帝国は束の間、政治は腐敗し、貧富の差は
激化し、新たな戦争の火種が燻るーーー
聖女の出現によりアステリア帝国が滅亡するまでの未来を予知した大魔法使いは、世界の規律を正すため、約500年の眠りから目覚める。
「僕はナミ。よろしくね、皇子様」
帝国の崩壊を食い止めるため、手懐けたのはアステリア帝国の皇太子。
「ナミはずっと僕と一緒にいてくれますか?」
「もちろん。僕が皇子様の成長をずっと見守っていてあげる」
誠実な男に成長した皇太子を見届け、これでいつ聖女が転生してきても大丈夫だろうと思っていたのに。
「ナミ、どこに行くの?俺から離れようとしないで。俺を捨てないで」
成長した皇太子の度を越した執着から逃れ、大魔法使いは再び眠りにつくことができるのか……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:37:42
8085文字
会話率:34%
三人の女が寝取られて、自ら進んで凌辱されまくりボロボロになった後、魅了のスキルで女達を好き放題した勇者が、反王政派の活動家に曖昧宿で刺され、あっけなく死にます。
正気に還ったドロシー、ステラ、エリスの三人は、自分達の犯した罪の深さと、
愛した幼馴染の想い人を筆舌に尽くし難い方法で裏切り、取り返しのつかない穢れにまみれてしまった自分達に気が付き、蒼白となります。
錯乱した挙句、もう、心も身体も廃人レベル確定です。輪を掛けるようにして、勇者亡き後の“剣帝”、”賢者”、”聖女”の地位を剥奪され、王宮を追放されます。
頭、脳天パーだった勇者チームの女達は、初めて人民から深く疎まれていたことを知りますが、国中から総スカンを喰らっていた彼女らは、居場所を追われ、石を投げられて彷徨います。
国中を逃げ惑い、絶望の淵に死ぬことも試みますが、ただの意気地なしの彼女達には、ためらい傷が増えていくばかりでした……
ときには這松も生えない高山を超えて、足をくじき、ときには水場が無い熱砂の砂漠に、脱水症状で幻覚を見る。街の裏通りに隠れひそめば痰壷の中身を掛けられ、犬の糞を投げ付けられる。
従者としてのスキルを全て失ったドロシーは解離性記憶障害と原因不明の疥癬に悩まされ、ステラは重度のアルコール依存症に、エリスはショックのあまり失語症になった後、幼児退行を起こしてしまいます。
絵に描いたような不幸のドン底状態。もう、これ以下は無いというところまで追い詰められ、後は襤褸布のように擦り切れていくだけになります。
ハードがボイルドで、ヒロイン無双するはずが、どうもスピード感と爽快感が出ません。血沸き肉躍りません。
ご都合主義オンリーでやってるのに、なかなか殺戮しないし、メソメソしてばかりです。自分で読みたい物語を作ろうと始めてはみたものの、なかなか盛り上げるのは難しいですね。
自分は、小説の作法など、これっぱかりも学んでませんので、くどい表現も多く、スマートフォーンで読まれる方とかには不向きかもしれません。
運営様にガイドライン抵触の注意を頂き、改稿しました。少なからず性描写が御座いますので、苦手な方はパスされてください。これを機会にタイトル、少し長くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 10:04:23
1485181文字
会話率:25%
古城で目を覚ましたエリザベス。彼女を攫ったのは、【魅了の瞳】をまたヴァンパイアだった。
だけど、よりによってエリザベスは【魅了に対する完全耐性】を持っていて…!?
ロマンス風ショートギャグ小説です。
最終更新:2024-04-19 17:33:49
6529文字
会話率:52%
普段は探偵をして荒稼ぎをしている。主な内容は浮気調査。ウンザリしている。そんな中、王家からの依頼で潜入調査をすることに、偽名を利用して学園に入学!『聖女』なる人物について逐一陛下に報告をすると内容によっては報酬が割り増しされるという実にオイ
シイ依頼。情報もいっぱいもらったし、がんばります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 15:15:34
3712文字
会話率:24%
幼い時からの婚約者が、聖女と婚約を結びなおすことが内定してしまった。
愛も恋もなく政略的な結びつきしかない婚約だったけれど、婚約解消の手続きの前、ほんの短い時間に、クレアは拙い恋心を叶えたいと願ってしまう。
氷の王子と呼ばれる彼から、一度
でいいから、燃えるような眼差しで見つめられてみたいと。
「魅了魔法をかけました」
「……は?」
「十分ほどで解けます」
「短すぎるだろう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 12:02:09
8807文字
会話率:47%
聖女様の後ろに控える導き手は、かつて何者だったのか。
最終更新:2024-03-13 00:00:00
6542文字
会話率:41%
「私ね、前世の記憶があるんだよねー」
「今世は悪役令嬢。しかも魅了魔法もち」
「王太子様を魅了しちゃうと聖女に殺されるんだー」
主人公ラズベリーは、幼馴染のノアに全てを打ち明けた。
「……はぁ?」
ノアは残念な人を見る目になり、しまい
にはラズベリーに恐怖を抱いた。
彼にとったら、変な妄想を喋り続けているようにしか見えないからだ。
(まぁどうせ本当のことじゃないだろう)
あんまり信じなかったノアのせいで、結局は破滅へのシナリオを歩んでいってしまうラズベリー。
「どうしてくれるのよ!?」
「……ごめんって」
何故か人の話を真剣に聞かずに勘違いしがちなノアと、彼のせいでよく叫ぶことになってしまうラズベリー。
お互い意識しあってるのに、上手くいかない2人のラブコメです。
**===========**
こちらの短編は
全79話の長編作品『やっぱり、君の瞳に恋してる!〜ピンクの瞳に魅了魔法の力が宿る悪役令嬢が、最強の魔導師を目指します〜』が本日の夕方に完結するのを記念して執筆しました。
長編はもっと真面目に?魔法ファンタジーしております。
キャラの性格や設定がだいぶ違うパラレルワールドな感じです。
(短編はラブコメにだいぶ振っています)
けれど物語の大筋は一緒ですので、こちらを気に入っていただけましたら長編もぜひ読んでみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 07:02:00
16884文字
会話率:42%
「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」
「か、可哀想なエドガルドさま……」
◆◆◆
悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された
当のメアリは大喜びだ。
「これからは、悪女として生きてみせましょう」
メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリを買った相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。
エドガルドは『他者の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。
確実に何か裏がある、怪しい取引だが……
「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」
「……は?」
嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。
そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。
一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……?
「いま、俺に何をした?」
「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」
呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!?
「お前が恋しい。……正真正銘の、この悪女め……」
(た、大変なことになっちゃった……)
◆◆◆
不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。
メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。
なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:52:17
135167文字
会話率:54%
闇の炎。いったいいつからその炎が存在するのか。今では誰にもわからない。歴史書にも記載されていない謎多き炎。ならば、なぜ人々は闇の炎と呼ぶのか? わかっていることは、世界中にさまざまな色を持った闇の炎が存在しているということだけ。
そんな闇
の炎が存在する世界に住む少年ヤミノ・ゴーマドは、平凡に日々を過ごしていた。幼馴染のミュレットとは小さい頃に将来結婚をする約束し、仲も良好。未来も明るい。そう思っていた……だが、その日は突然起こった。異世界より勇者が召喚された。それすなわち世界に危機が及ぶという予兆。そして、勇者が召喚されたことにより世界中から三人の選ばれし者へ神々より神託が下る。
ヤミノの幼馴染ミュレットにも、神託が下り、聖女に選ばれた。いずれ世界を救うため勇者と共に救済の旅に出る。そう簡単には会えない。ヤミノはいつしかミュレットが無事に帰ってくること願って、王都へ向かう彼女を見送った。
まさか、ミュレットを勇者に寝取られると思わずに。サプライズとばかりに王都に行ったヤミノが見たのは、自分にしか向けたことがない笑顔。ヤミノは絶望した。たった二ヶ月でこうも変わるのかと。自棄になったヤミノは、夜の街を駆けた。
「ひょっほー!! 闇の炎様ー!! 俺を抱いてくれー!!!」
まるで闇の炎に魅了されたかのように、躊躇なく、ヤミノは闇の炎へと飛び込んだ。そして、次に目が覚めた時には……可愛い娘ができていた。これは、絶望し闇の炎に抱かれた? 男が、可愛い娘達と共に世界を救いつつ、幸せな毎日を過ごす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 21:03:03
420125文字
会話率:53%
ざまぁ有り。
ご都合主義のSS。
ドアマット系ヒロインが保護されて幸せになるお話。
または加害者がさらっとこの世から退場するお話。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-01-14 23:45:24
2302文字
会話率:56%
魅了魔法が変な発動をしただけ。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2022-08-07 23:10:52
1329文字
会話率:44%
前世は聖女の悪役令嬢
最終更新:2020-01-23 15:02:30
3024文字
会話率:50%
一度見たぐらいじゃ記憶にも残らない、モサ子で地味眼鏡な主人公の 薄井 幸来(さら)は見た目も人生でさえも冴えない普通の会社員なのだが…
実は格闘技やスポーツが大好きなアクティブ女子だった。しかし普段存在感を消している為、どうしても大人しい部
類に分類されてしまう…。
そんな彼女がある日見つけた携帯ゲームの広告、
"今だけ100連無料ガチャ"のキャラに惹かれて、つい引いてしまった…引いたが最期…それは異世界への片道切符であったのだ。
そこで神引きした豪運の幸来(さら)は、果たして神から与えられるスキルを駆使して異世界無双が出来るのか?
そして嫌々ながらも、神様から押し付けられた聖女職の職務を果たすべく…卑屈でネガティブに愚痴りながらも、持ち前の前向きポジティブ思考でなんとか、乗り越えていくお話ですが…苦労してると思ってるのは本人だけで、周囲は規格外の聖女の姿に魅了されていきます!だって神様に沢山スキルを貰って、本人が意識せずともチートしまくりだからしょうがない…。
そして幸来(さら)とは対照的に、綺麗で可愛く…見た目満点キラキラ女子の美愛(みあ)。
彼女も幸来と同じく聖女として同じ世界に送られるが、見た目も考え方も生き方も正反対の他人の二人…二人の運命は異世界で交差するのか否か…
国が、教会が、人々が求める聖女様とは…?
ほっこり安心安全をモットーに完結目指します!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 10:42:10
20519文字
会話率:37%
ゲームが何よりも大好きな中条陽々路(なかじょうひひろ)はある日、髪ゲーともいえる乙女ゲーに出会う。
ボイスチャットによるAIキャラとの直接会話。
自動生成され、毎回変化する物語。
そして最強の敵、公爵令嬢クラウシェラの見事な破滅っぷり。
そ
の素晴らしさに魅了された彼女は100回のハッピーエンドをクリア。
親友にも熱く進めるのだが――ある日、何故かそのクラウシェラの中で目覚めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 20:30:26
112599文字
会話率:24%
侯爵令嬢と婚約者の王子。思想家の聖女にベッタリな王子は実は…。
短編として書いていましたが、気が付いたら3万字を超えていたので急遽前・中・後編に分けました。それでも一つ一つが長くなってしまいましたので、冬休みの暇つぶしとしてでも読んで頂けれ
ばと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:31:36
34316文字
会話率:45%
フローリアは貧乏男爵家の令嬢だ。質素だが穏やかな彼女の生活は、一つの神託によって大きく変わってしまった。その神託により、フローリアの妹レナータが聖女に選ばれたからだ。引っ込み思案で気弱なレナータは、聖女に選ばれたことにより態度が豹変し、な
ぜかフローリアを目の敵にし始めたのだ。聖女として権力を得たレナータによる数々の嫌がらせが、フローリアの平穏を脅かす。
それを見かねた兄の手により、フローリアはとある貴族の屋敷に送られ、そこで召使として働くことになった。その屋敷までは、レナータの魔の手が届かないからだ。しかしそこでフローリアが出会ったのは、この上なく美しい公爵だった。女性たちを魅了する恐るべき美貌を持つ彼を前にして平静を保ち続けるフローリアに、彼は興味を示す。この出会いを機に、フローリアの日常はさらに劇的に、鮮やかに変わっていく。
※()のついている話は別視点です。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:07:20
123353文字
会話率:40%
なんでも全力でツッコミを入れてしまうクセがあるだけの、ごく普通のブラック企業務めの男。
彼はあまりにものブラック企業っぷりにツッコミを入れてしまい、頭の血管がプッツンして死んでしまった。
その間抜けでおもろい死に方に満足した異世界
の女神が、男を自分の世界『ナンディーヤ・ネイン』へと転生させてくれることとなる。
男は普通に欲深かったので、チートを望んだ。
でも男は普通なので、チートを貰えるほどすげーやつでは無かった。
そこで女神様は、デメリット付きのチートを二つ授けて、お互いのメリットでデメリットを相殺することになる。
魅力的な異性と出会いモテモテになりラブラブになる運命力を手に入れるが、ヒロインがギャグ漫画世界の住人みたいな設定になってしまうというデメリットのある『限定魅了(笑)』
最強にして無敵の能力を手に入れるが、それを活かす機会にあまり恵まれないというデメリットのある『天下夢想』。
この2つのチートによって、ギャグ漫画世界の住人特有の理不尽な暴力やトラブルを最強チート能力で無理やり解決し、使う機会が滅多に訪れないはずの能力をギャグ漫画ヒロインと出会うことで無理やり機会に恵まれるようにして解決した。まさに神の采配。完璧。デメリットは一切なくなった。
万事解決である!
こうして男は、異世界のチート野郎『クーゲル・シュライバー』として生まれ変わり、メチャクチャなヒロインに巻き込まれる騒がしい日々を送ることになるのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 19:00:00
61662文字
会話率:61%
学園の卒業パーティーで、王太子が浮気相手(?)の聖女をエスコートした。
そして王太子が婚約者である公爵令嬢に婚約破棄を宣言したところ...「そなたと婚約を破...婚約破...こ・ん・や・く・は・kぅっ...くっっっはぁあっああっ」と途中まで
しか言えず取り乱す始末。なんだか様子がおかしい...。
◇
なぜ、王太子は少し前までは仲の良かったはずの公爵令嬢との婚約を破棄をしようと思ったのか。
なぜ、王太子は「婚約破棄」が最後まで言えないのか。
聖女はどんな気持ちなのか? などなど
※短編でたくさん評価いただきうれしくて⤴️連載版も始めました!こちらも楽しんでいただけるとうれしいです!!
※もう既に短編で出ている分は余裕があるときに...それから追加の話もなるべく早く載せようと思っています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 16:43:59
9404文字
会話率:9%
王太子が婚約破棄をしようとするが途中までしか言えない話。
なぜ、王太子は婚約破棄をしようと思ったのか。
なぜ、王太子は「婚約破棄」が最後まで言えないのか。
最終更新:2023-11-07 13:09:02
3529文字
会話率:8%
捨て子だったクナは、義理の兄と共に最果てと呼ばれる村で小さな薬屋を営んでいた。
兄や村人たちから「ろくなポーションが調合できない」と馬鹿にされながらも、毎日懸命に働き続けるクナ。
「お前は薬と偽って、毒入りのポーションを売ったそうだな」
そんなある日、村長の孫娘の愛犬を毒ポーションで殺害したと冤罪をかけられ、鞭打ちの末に村を追放されてしまう。
『死の森』と呼ばれる場所に捨てられたクナは、そこで銀色の毛をした狼と出会う。狼に導かれた先には、大怪我を負った美青年が倒れていて……?
「どうせ私なんて、まともなポーションは作れないけどね」
「そ、それ、本気で言ってるのか!?」
(兄の策略により)自己評価が低すぎる薬師が作る常識外のポーションは、辺境の人々を次々に魅了していき、やがて自分の店を持つことに。
一方その頃、クナの居なくなった薬屋は……。
☆カクヨム様で先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 16:37:58
187998文字
会話率:26%
聖女となった私は王子と婚約破棄しました。そして………。
最終更新:2023-11-01 10:46:38
2367文字
会話率:13%
エリザベス=コンラッド侯爵令嬢は学園の卒業パーティーで、婚約者である王太子から冤罪をでっち上げられて婚約破棄される。
淑女の鏡と呼ばれていた彼女もさすがに腹を立てて、王太子と浮気相手の聖女に向かって、恨んでやる、呪ってやると泣きながら叫
んで退場した後で、階段から転げ落ち、意識不明に陥ってその半年後に亡くなった。
その後聖女は魅了持ちだったとわかり、王太子は酷く後悔するが、時すでに遅し。国は度重なる災害と疫病の大流行で荒廃してしまう。
これはコンラッド侯爵令嬢の呪いのせいだと皆は噂するようにった。
そしてその後、コンラッド侯爵一族の唯一の生き残りとしてローズリー=マルソール伯爵令嬢が誕生すると王侯貴族だけでなく国民は大喜びをした。いずれ彼女が大人になれば、この国の呪いを解呪してくれるのではないかと。
ところがその令嬢はエリザベスの生まれ変わりであり、前世の記憶持ちだった。
そんなことも知らずに自分の権威を回復したいという自己中の王太子は、まだ幼いローズリーに執拗に婚約を申し込む。
しかし、見た目は七歳だが精神年齢は成人のローズは、初恋の幼なじみと共に、隠された過去の罪を次々と暴いていくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 12:00:00
58685文字
会話率:19%