食べることが大好きな白永、通称シロは訳あって山で遭難し餓死してしまう。
転生し星々を見上げながら落下した先は『食事』を最も重要視している異世界。
戦闘さえフードファイトという手法が取られるその世界で、最高位である食事の神として生まれ落ちた
シロは夜の女神に自分の陣営へ加わるよう誘われた。
しかしちやほやされすぎて嫌気がさしたシロは、単身地上に広がる人間の世界へ。
身分を隠して訪れた先で『食事処デリシア』のコムギ・デリシアと出会ったシロは、そこで用心棒をしながらフードファイトを通してこの世界を見て、学んで、美味しく食べながら、思い出すことができない自分の一番の好物を探すことにする、そんな食事讃歌の物語。
◆グルメ系もぐもぐファンタジー&ほのぼの恋愛要素有り+一人称小説◆
カクヨムにも掲載中
【★】→自作イラスト収録
Copyright(C)2020-縁代まと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:45:01
324958文字
会話率:31%
洋風文化が広まる大正時代。
今だ洋風に追いつかない秩父の町で、桐島薫子は父と二人で《桐島駄菓子店》をやっていた。
だが近所にできた《ミスミ洋菓子店》に客が取られ倒産目前。
店を立て直すお菓子を作れる婿を探す決意をして東京へ飛び出していく。
東京で薫子は《黒田彩菓茶房》にたどり着く。
黒田彩菓茶房はマスターの黒田誠一が一人で経営する西洋と和が入り混じる店。
マスターの作るお菓子には、訪れるお客様一人ひとりの物語が盛り込まれていた。
失敗続きの転職が成功した――そんな人生の積み重ねを綴るミルフィーユ。
眠れない時にラベンダーで安眠を得た――癒しが花咲くラベンダーケーキ。
林檎の皮は虹の一筋になり、非現実的な青いバタークリームの花で夢や望みが咲き乱れていた。
薫子はマスターのお菓子と人柄に魅了され、再興の一手を得るため黒田彩菓茶房で働き始める。
大正浪漫の美味しいオムニバスミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 12:47:36
102597文字
会話率:49%
夢を美味しくいただきます
最終更新:2023-12-23 11:34:48
231文字
会話率:0%
元凡人のお嬢様が女神様から『暴食』のスキルをもらって異世界でグルメするお話。
ひとまずなんでも食べようとします。
最終更新:2023-10-15 12:00:00
65966文字
会話率:48%
ここは魔法で溢れる世界。
この世界で生まれた人間は皆、神から加護を授かれる。
だが神はなにも1人しかいないわけではない。
人間が「呪い」と呼ぶものを授ける神だって存在する。
森に住む青年ユウは暴食の神に呪いに等しき加護を受けたことで、何
でも食べられる体になった。それこそそのへんの石ころや木の枝すらも…
だがその加護には1つ欠点があった。
「あ〜、お腹が減ったな…」
どんなに食べても腹が満たされない。山盛りの料理を平らげてもずっと空腹のまま。
そんな呪いとも言える暴食を唯一満たせる物があった。
それは…
『食べられないものを食すこと』
暴食の呪いを受けた青年が、人が食べられない不幸を、食材に変えて美味しく頂くお話です。
※この作品は、話が進むと異世界転移者が現れます。しかし、異世界勇者を主人公として扱っておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 17:31:12
16666文字
会話率:40%
【書籍・コミカライズ】
社交界デビューから三年。伯爵令嬢メルフィエラは、とある趣味のせいであらぬ噂を立てられ、婚約すらままならない日々を送っていた。そんな彼女のことをよく思っていない父親の後妻から、「一年以内に婚約者を見つけなければ修道院
に行ってもらう」と言われ、大慌てで秋の遊宴会に出席することに。
本当は気乗りしないため、彼女は出会いの場でもある遊宴会で一人ぽつんと浮いていた。さらにその最中に、魔毒に侵され狂化した魔獣に急襲されてしまう。絶体絶命の大ピンチを救ってくれたのは、不敵に笑う血塗れの男。実はこの男、『狂血公爵』という二つ名を持つガルブレイス公爵その人であった。
ガルブレイス公爵は、血塗れの自分はおろか、魔物すら恐れないメルフィエラに興味を抱く。その上、あまり人に口外できない趣味――魔物や変異植物を美味しくいただくこと――に理解を示しただけではなく、そのあくなき探究心を満たしてやるとまで申し出てきて……⁉︎
いきなり婚約! 結婚? まさか私、騙されているのっ⁉︎
領民のために魔物を美味しくいただく方法を模索する悪食令嬢と、領地に沸いて出る魔獣を駆除し続ける狂血公爵。悪意ある噂に振り回され、婚約者すらまともに見つからなかった二人が、幸せになるまでのラブファンタジーです!
書籍は講談社Kラノベブックスf様(4/2発売予定)、コミカライズは漫画アプリPalcy様(3/22から)とpixiv様で配信予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:55:13
447363文字
会話率:57%
白髪紅瞳を持つ苺苺(メイメイ)は可憐な美貌を持ちながら、その容姿と特殊な異能のせいで〝白蛇妃〟と呼ばれ、後宮で忌避されている。
不平等な選定で最下級妃の位を与えられ、『灰かぶり離宮』と呼ばれる冷宮に押し込められ、明らかに虐げられる日々――の
中、苺苺は不遇に屈しなかった。たとえ離宮付きの女官が皆、初日で逃げ出そうともだ。
「じゃじゃーん、できましたわ! 苺苺特製、木蘭(ムーラン)様ぬいぐるみ! 柔らかな布地を使ったので触り心地も抜群です。今日からよろしくお願いいたしますね、ぬいぐるみの木蘭様!」
『推し』とは後宮で最近流行している言葉で、『無償の愛で妃を陰ながら御支えする』という意味を持っており、女官の嗜みのひとつになっている。
明るく変わり者の苺苺は、皇太子殿下の寵妃と噂される幼女・木蘭を推しとして崇め奉り、悠々自適な離宮で推し活を楽しみながら、全力で異能を使って木蘭に降りかかる悪意を祓っていた。
木蓮の花を刺繍し豪華な応援絹扇を作ったり、毛氈生地でぬいぐるみを製作したり……。
皇太子不在の後宮で仮初め妃生活を満喫していた、そんなある日。
苺苺の異能を使った推し活が、〝木蘭の秘密〟――実は絶世の美青年、皇太子・紫淵(シエン)が〝怪異に巻き込まれた末の姿〟であることを、明らかにしてしまい……!?
「君は俺が木蘭の姿ではなくなった途端に態度が変わるな」
(紫淵殿下は推しじゃないです。不合格です)
美貌の皇太子殿下(最上級妃の幼女)× 白蛇と虐げられる最下級妃 による、後宮シンデレラ・ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:08:25
147253文字
会話率:36%
水。
それは人類が生活する上で欠かせぬもの。
しかし魔物が蔓延る世界における水棲生物は陸に生きる人類にとって厄介な存在である。
敵が陸に居ないなら釣り上げて戦えばいいのでは?
制水権をかけて水辺の戦いが幕を開ける!
そんな世界に異世
界転移した釣りバカが巻き起こす異世界ライフ!お魚を釣ったらいただきますだぁ!
釣りあり!飯テロあり!ラブコメ……はあるのか!?
作者の趣味全開の異世界ファンタジー!
みんな!釣りって楽しいよ!
一緒に沼にはまろ…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 15:10:47
2442文字
会話率:2%
日本で料理を極めた寡黙な板前、盤寺。
料理への飽くなき探究心を持っていた彼だが、毎日変わり映えの無い食材に物足りなさを感じていた。
そんな折、異世界へ突然転移してしまう。
持ち物は長年の相棒である包丁一本のみ。
こ
れは地球での料理を極めた料理人が異世界の食材に歓喜し料理をするおはなし。
主人公は異世界人に大人げなく料理無双します。
平日1〜2話更新します。
大体1話原稿用紙1枚分です。
ちょっとした時間にさっくり読んで貰えれば幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 18:34:46
9934文字
会話率:25%
傾向:ほのぼの+アクション+近未来風味付け?超能力ファンタジー
分量:長編
栄華を極めた人間が『前世界の終焉』で文明を滅ぼした後の、遠い未来。世界は、新人類創造プロジェクトの産物である“超越種”を源とする獣人が大多数となっていました。
そんな世界で、ある日、都市コウベからそう遠くないところで謎の爆発があり、クレーターができます。そして、先遣隊がそこに遺跡を確認しました。遺跡には、この時代では再現不可能な過去の超技術、ロストテクノロジーが眠っている可能性があります。
そこで、コウベでも選りすぐりのメンバーが集まって、その遺跡を調査に向かいます。
もちろん非常に危険なのですが、人間サイズの雑食(肉食)イナゴの大群が街中を横切るぐらいは日常茶飯事の都市コウベ、その精鋭部隊ですから、半分遠足ノリの遠征です。
一戸建てサイズの巨牛を狩って美味しくいただきます。
肉に群がる大型軍隊アリを(医療班がブチ切れて毒殺して)掃討します。
分裂する吸血ヒルから、体育館並みのタコ型昆虫までの軍団を、木っ端みじんに粉砕します。
空の帝王である火竜のチームを、逆に燃やし尽くします。
そして、遺跡に到達して、まだ稼働していた前世界の機械兵と大立ち回りを演じます。
そうして踏破、最後は、凱旋の打ち上げ飲み会で大円団です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 16:00:00
110895文字
会話率:43%
魔王を斃し、世界を救った勇者ナナヤ・シンドウ。
だが、ナナヤはその戦いで一番大切なものを失ってしまう……。
深い哀しみをまとい辺境の地にひきこもった彼は、ある日、ひたすらに“力”を求める一人の少女に弟子入りを乞われる。
そして、二
人の出逢いは奇跡を呼び、少女のヘッポコ魔法はナナヤがかつて失った大切なもの“味覚”を復活させるのだった。
「さあ、エルディノーラ! おれの口に向けておまえの最高の一食をぶち込んでくれ! おまえに放てる最高の魔法を、おれに喰わせてくれっ!!」
「……え~、なんか……ヤです……」
ただし、少々歪な形で。
これは運命の出逢いを遂げた元勇者で当代魔王でもあるナナヤ・シンドウと、後に最強の座へと至る愛すべきポンコツ娘、エルディノーラ・ランシールの、師弟愛と美食の熱血指導物語である! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 16:32:08
38831文字
会話率:40%