俺は中二病である。
人より自身を客観的認識する事には長けているからわかる。まあ定義はいろいろあるだろうけど間違いなく中二病と言われる部類には入るはずだ。
ちょっと顔が良くてイケメンと言われても、やっぱり中身は中二病なので恋愛は下手くそ。
物心つく頃から何かと女性にちやほやされるくらいにはかわいい容姿だったらしく、それは高校に上がってもやっぱりそんな感じ。可愛い、だけじゃ男としてはモテても少し複雑。
小学校、中学校、そして高校。モテと同じくらいフラれ続け気がつくと俺の恋愛観は捻くれまくってイタいヤツになっていた。
これでも結構努力した。それでも結構頑張った。
でも、結果はいつも同じ。
ならさ、これが恋愛ってことなんだよね?
セックスしてりゃ恋愛ってことなんだよね?
中二病じゃなきゃ違ったのかも。
モテない人生なら違ったのかも。
でも誰も教えてくれないし、頑張って身を削って見つけたこれが俺の答えだ。
恋愛=セックス
純粋だった中二病少年は、そこそこモテて全てフラれた結果ここまでイタいヤツになりました。
でも本当は夢に描いたような普通の彼女、やっぱりほしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:17:54
199849文字
会話率:29%
───火直の街には三人の“土地守”がいる。
はるか昔からつづく仕来り。人の手から手へ。旧い血から新しい血へ。決して破ってはいけない約束のように、それは途絶えることなく、連綿と受け継がれてきた。
この地に集うよくないものから、街と人とを護るた
めの防波堤にして要石。あるいは、人身御供ともいう。
五月の半ば、ゴールデンウィークも過ぎ去ったある日のこと。高校一年生の少女、みどりはある事件に巻き込まれてしまう。事故で亡くなったという先輩の話。夜に溶けるような淡く青い光。真っ暗な夜、彼女を襲う異変の正体も判らないまま、意識は闇へと落ちていく───。
一方で、少年は寝静まった深夜の街を独り静かに歩いていく。長い坂道を上り切った先にある、白く、歴史を帯びた教会。重い扉を開けると一人の年若い神父が彼を歓迎した。
「やあ、こんな夜更けに訪れるなんて、いったい何の用でしょう」白々しい問いかけに、少年は冷たく応える。「仕事だよ」
───つまるところ、自分は生きていてよかったのか。
知りたかったのはその答えだけ。止まない後悔に打たれ、贖罪に身を縛り、縋るように過去を想い、それでも歩み続けた十六年の生の記録。
その最期に、少年はひとつのこたえに辿り着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:50:14
33074文字
会話率:24%
「真っ当に社会で働くことにも才能の有無がある」
これが私の4年間を費やして出した答えだ。だから、私は会社を辞めた。
家にいても親にやいのやいの言われるだけだから家出した。
その先に待っていたのは、一人の女性だった。
最終更新:2024-11-28 23:52:04
15837文字
会話率:48%
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじか
れた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:30:00
11814文字
会話率:34%
”私”の天命がわかりました!
とてもシンプルな答えだった❤️
キーワード:
最終更新:2024-09-07 07:34:45
524文字
会話率:0%
王都で働く魔術師マリーは、凄腕の魔術師であり占いにも長けている塔の魔術師に、自らの「運命の相手」を占ってもらう。マリーは以前にも塔の魔術師に占いをしてもらった事があり、彼の腕を信頼していた。だが、塔の魔術師が言う「運命の相手」の名前だけが極
端に聞き取りづらく、マリーは「運命の相手」が誰なのかわからなかった。それでもマリーは「運命の相手」を探そうとするが…
※ヒロインが鈍いです。ご都合主義のハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 08:10:00
4171文字
会話率:39%
よくある異世界転生、よくあるゲームの世界に転生。
よくある転生後に女の子に生まれ変わった展開。
でも、前世の記憶は殆ど無く、ただ憧れと後悔だけは生まれ変わってもなお確
かにこの魂に残っている。
だからそのためだけに走り出した、例え変人
怪人狂人と言われようと。
間違った方法しか出来なくても。
理由なんてないと、そう言い続け。
その道中で救った人も、傷つけた人も、狂わせた人も、どれだけ居るのかも分
かってないまま。
私は叫ぶ。
「剣は―――カッコイイ!」
でも使うのは魔法だけどね。
これは憧れと後悔に狂った人形が人として成長し、勇者になる物語。
――勇者とは何か。
その答えだけは、私が生まれ変わっても変わらない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 10:11:44
71912文字
会話率:25%
自分の信念 意志を貫き続けた漢の異世界転生物語
ある日主人公の漢は長めの夢を見た。自分の意見に多くの人たちが耳を傾けそのことに対してみづからの見解を述べ皆で話し合っている夢だ‥これは僕の目指している理想そのものだ。
僕はこんな光景を見れる人
になりたい。そうお思い目を覚まし現実とは違うぬるま湯には溺れず自らの志を強く掲げ色んなことに挑戦していく者の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 03:03:57
819文字
会話率:0%
超えていくそれが答えだはイースタンユースの吉野さんの言葉だけど わたしもハッとなって使わさせていただいた
最終更新:2024-02-04 21:57:47
334文字
会話率:0%
両親と妹が死んでからというもの、悲しみに暮れた俺は村で引きこもり生活をしていた。
しかし食糧が尽きるとともに引きこもり生活は終わりを迎え、それからは食糧を得るために剣を手にして魔物から村を守ることにした。そして、食糧を確保できたらまた引
きこもる。
食糧のために戦うのか?
生きるために戦うのか?
引きこもるために戦うのか?
それらはどれも正しい答えだ。
しかし俺が戦う本当の理由はそのどれでもない。
俺が戦う本当の理由はーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 09:19:39
3941文字
会話率:13%
「星々を見つめることが好きだった、ただそれだけのことが僕の運命を変えた。」
一晩、星空を見つめていた村上諒一は、突如として異世界へ転生する。魔法と幾つもの種族が存在するその世界は、何もかもが新しく、全てが未知だった。
しかし、諒一はその
新しい世界に挑むことを決意する。彼は自分の知識を駆使し、異世界の魔法と科学を融合させ、星々を渡る冒険を始める。
諒一の目的は、この広大な宇宙を旅しながら、元の世界へ戻る方法を見つけること。しかし、その旅の中で彼は多くの仲間と出会い、異世界での生活を深く愛するようになる。
彼が最終的に元の世界に戻る道を選ぶか、新しい世界で生き続ける道を選ぶか。それは諒一自身がこの壮大な旅の中で見つけ出さなければならない答えだ。
科学と魔法、冒険と友情、そして家族のような絆。全てが融合したこの壮大な物語は、あなたを新たな世界へと誘います。いざ、星を渡る冒険へ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 18:00:00
2211文字
会話率:17%
高校1年生の木村 和也は幼馴染の佐々木 愛のことが好きだった。佐々木 愛は黒髪ロングでアイドルのような容姿の美少女だ。
和也は告白したが愛からの返事は「幼馴染だからといって、調子に乗らないで。私はあなたのこと好きじゃないわ」と言う無慈悲な答
えだった。
告白の後も何事もなく和也の学校生活は続けられると思っていたが、告白するところを性格の悪い連中に見られていた。
そして、和也に対する煽りが開始される。そんな中でも和也は愛のことを好きでい続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 13:00:00
91835文字
会話率:25%
「単純作業を徹底的に自動化」、それが答えだ――!
・・・・・
スライムしか召喚できない召喚士、アシュレイ。
英雄パーティの雑用係として二年ほど働いたが、己の力ではこれ以上ついていくのが厳しくなり、とうとう追放処分となった。
「明日からどうやって食べていこう……」
半ばやけっぱちになったアシュレイは、そのまま己の才能のすべてをつぎ込んで、一匹のスライムを召喚した。
そのスライムは、特段変わったところのない、見たところ普通の魔物。
だが、アシュレイは気づく。
――このスライム、何でも恐ろしい速度で消化する。
「のんきにスライム育ててたら、いつの間にか領地経営することになってたんだが」
領地経営を始めてからも、アシュレイはこのスライムのおかげでどんどん成功する。
魔物たちは簡単に退治してしまう。
運河はあっさり作ってしまうし、炭鉱の開拓もあっさり進めてしまう。
技術開発をガンガン推し進めて、工業生産も商売も交易もお手の物。
農地の開墾もとんとん拍子で進んでいくし、調子に乗って温泉まで作ってしまう始末。
挙句の果てには、領地内にダンジョンまで開拓してしまった。
「……え、領地改革ってもっと、こう、無理難題とか壁に直面するものだと思っていたんだけど」
やがて、アシュレイは名君と称される一国の統治者へと成り上がるのだった。
スローライフ系&コツコツ内政&ファンタジー物語。
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この小説は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に連載されます。
「カクヨム」が先行投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 20:00:00
237971文字
会話率:10%
死の概念、死した後。それは人によって答えが違い人間が一生、到達しないーーいや、到達できない答えだろう。
この話はある一人の人間が勝手な独断と偏見でその答えに至った上での空想上の物語である。
最終更新:2022-10-16 08:51:39
6414文字
会話率:58%
宣伝文句や売り文句に使われる「高齢者にこそスマホが便利なんです!」本当にそうか? この謳い文句に私は規制を求め、一つの条件を掲げる。それこそが皆の求めるべき物の答えだろう!!
最終更新:2022-09-01 02:02:37
4344文字
会話率:30%
異世界トリップして早々、八坂刹那は騎士に捕まり、王城へとドナドナされた。
どうやら刹那には巷を騒がせる『赤いドレスの女』の容疑がかけられているようだが、身に覚えのない罪状だ。そもそもトリップしたばかりで、右も左もわからないのだし。
という
わけで刹那は容疑の否認を続け、業を煮やした騎士に殴られつつも、主張を曲げずに論破と口撃を続けている。
そんな中、若い騎士から聞き出した『赤いドレスの女』の噂には、刹那が知る都市伝説との類似点が見つかった。
だから尋ねた。『赤いドレスの女』の正体に迫る、核心を突く問いかけをした。
「もしかして彼女、口がとびきり大きな美人じゃありませんか?」
「口の端が耳に届くくらい、大きく裂けた口の持ち主だと思うんですけど」
若い騎士の答えに、刹那は笑う。
返ってきたのは、オカルト好きな彼女にとって期待通りの答えだったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 17:27:02
27371文字
会話率:40%
なぜ悲しみばかり流れるのだろう、その答えだけを探して生きる人生って。
キーワード:
最終更新:2022-05-28 18:24:32
482文字
会話率:0%
――――自殺。
それはこの世で一番の贅沢と残酷さが両立した死である。
昔、誰かがそう言ったのを覚えている。
本来あるべきでない自ら命を絶つという選択肢。
最悪の答えだろう。
皆さんはそんな場面に遭遇したらどうする?
そんな場面に
遭遇してしまった男の子、そして彼を取り巻く面白くも個性的な人たちの物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 22:07:35
6335文字
会話率:32%
あの夏へ行って、あの夏からやり直そう!
十九歳の夏、僕は彼女を失った。付き合い始めてたかが数か月の関係だったが、初めての彼女だったから号泣した。
大学の講義も出席する気になれず、仕送りなど一切貰っていなかったため、アルバイトで貯めた貯
金をすべて財布にぶち込んで、野球部なんかが使うような大き目のリュックに中身は少しの着替えだけを入れ、ベコベコの状態で……愛車のバイクに跨って地元へと走り始めた。
特別親のことを好いているわけではないし、友達もたいしていないため、誰かに会いに行くというよりかは、地元に慰めてもらうため、というのが正しい答えだった。
そんな地元で出会ったのは、彼女にどことなく似ている猫耳の少女だった。
猫耳JKとバイクで二人乗りしているけれど同意だから大丈夫?
あの思い出の場所へと向かう旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 20:00:00
6007文字
会話率:66%
少し背の小さい天才少女、瀬戸口 琉蒼(せとぐち るあ)。
親友の 岩川 麻衣 (いわがわ まい)と
普明 葵(ふめい あおい)と琉蒼は楽しく過ごしていた。
だが、突然麻衣と葵からハブられてしまう。
会話は宿題や問題で分からないとこがあっ
たら答えを教えるだけ。
休み時間に話したり、世間話などはしても無視されてしまう。
「これじゃあまるで、2人に答えだけ教える人間のロボットみたいじゃないか。」
そこから物語は始まる___。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:56:12
1977文字
会話率:16%