今は遠い1980年代。俺、諏訪原光雄はさほどコアでもないアニメファンとして青春を過ごした。そして50代に差し掛かったある日、高校時代に楽しんだロボットアニメ「重戦甲ガルムザイン」の劇場版製作発表を知る。喜び興奮したのもつかの間、俺は交差点
を横断中に暴走トラックに激突してあえなく死んでしまった。
気が付けば俺の意識は地球ではないどこか、第一次大戦をほうふつとさせる文明レベルをもつ世界の、大陸辺境で小さな村を治める騎士の家に、一人息子「ロンド・ロランド」として目覚めていた。
だが、その名こそ――ガルムザインの劇中、中盤過ぎたところで悲惨な最期を遂げて退場するライバルキャラその人であったのだ。
家は地方の貧乏領主、どうあっても軍務について出世しなければ人生は開けない。といって、アニメの通りの最期を迎えるのは願い下げだ。
かくして、原作知識を頼りにロンドこと俺の、危険な綱渡りが始まった。だが――俺の住んでいた地域ではテレビ局が少なく、いくつかのエピソードは野球中継などでつぶれて放映されずじまいになっていた。
ゆえに――肝心のターニングポイントが、分からない。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 21:28:30
181724文字
会話率:38%
第一次大戦後、軍事同盟関係となった日本とポーランド。ドイツによるポーランド侵攻に対し、日本製兵器と戦術を取り入れたポーランド軍は・・・
最終更新:2022-11-19 00:00:00
6377文字
会話率:9%
一九一四年、ヨーロッパ、一発の銃声、戦争を終わらせるための戦争……そして、日常の中に地獄の釜の蓋が開いた。
最終更新:2021-10-22 00:00:00
10033文字
会話率:44%
大学生スタニフワフ・レムが同級のアイザック・アジモフと知り合ったのは、ロケットつくりに勧誘されたせいだった。
1938年キエフ。第一次大戦後20年存続し続けたIFのウクライナ共和国を舞台に、SFとロケットづくりに青春をかける若者たち。キ
エフ工科大の技官コロリョフ、軍研究所の研究者グルシュコらとの液体ロケット開発の日々。
我々の知る巨匠SF作家も、世界で最初に人工衛星を打ち上げた男も、この1938年の幻のウクライナでは己の夢を語り互いの手を取り合う。しかしやがて、政治情勢が彼らの運命を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 21:22:16
53729文字
会話率:22%
フランス軍人は第一次大戦頃の青い軍服着てる設定です。
最終更新:2020-07-16 20:57:42
3884文字
会話率:35%
1926年イタリアで起きた歌劇の初公演をめぐるマエストロとドゥーチェとの対決。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2020-03-07 06:00:00
2979文字
会話率:42%
橫浜港が開港した1859年頃、八王子・鑓水地区の商人が多くの
地域から生糸を買い集めて、それを東京や開港まもない橫浜港へ
運んで商売をした。近くの貧乏百姓のせがれ・安田亀吉10歳が
鑓水の大島屋に丁稚奉公に入り、生糸の商いを学び、やがて先輩
と
橫浜まで木とを売りに行った。大島屋でも給金を使わず、お金を
ためていた。やがて、橫浜の原善三郎の亀屋に出入りして、原に
可愛いがられ、亀屋で雇われ、貯めた金を全額、亀屋に投資して、
亀屋でもいっぱしの商売人になり、番頭にまで昇格した。
原善三郎に英語や学問、投資方法を学び、大金を稼ぎ、原善三郎が
隠居すると、大金を持って独立した。その後、小さな商社を営み、
第一次大戦の船景気に乗じて大儲けして大金を手にした。日露戦争
が終わり、軍国主義化する日本に嫌気がさして、一家で欧州へ船で
渡ることを決意し、1ケ月の長旅でマルセイユへ、そこで古くから
商売する日本人と合弁会社を作り、儲け、子供達が次々と結婚して、
子供を作り、やがて、第2時世界大戦へ、当時中立国のスイスに住んで
、戦争を終わるのを待ち、終わる頃には高齢で、後を、子供に託して
隠居、その子供達が三井物産と一緒になって欧州に支店を作り、商いを
大きくして、月日がたち孫の世代になり、世界に多くの支店をもつ商社
になり、安田商店、安田商事と発展していった。その後、米国株や、
日本の特産品の織物、陶磁器などを海外で売り、欧州、米国の特産品を
ワイン、酒、チーズなどを日本に輸出して事業を拡大していく、3世代
に渡る歴史物語です。是非、ご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 23:10:58
75674文字
会話率:28%
時は元禄。突如として徳川は開国派の諸藩によって倒された。
後にこの出来事は「元禄維新」と呼ばれることになる。この出来事により、
日本は史実より200年程早く近代化が始まることになる。
時は進み20世紀。日本は世界の三大大国に数えられる国にな
っていた。
1707年に起こった民衆による民主化運動による国民主権・差別撤廃・国力増進を成し遂げた日本はアジアの覇者として君臨していた。
そして欧州ではナポレオン戦争から既に存在していたドイツ帝国が圧倒的な国力を持っていた。
しかしそれを快く思わない国々もいた。1914年には米仏露が日独英墺に宣戦布告。第一次大戦が開戦した。辛くもこれを退けた日独はさらに国力を増大。
だがその25年後再び世界を戦乱の渦が飲み込む。
この物語はそんな人類史上類を見ない戦乱と虐殺の嵐を駆け抜けた二人の日本人とドイツ人、その戦友たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 22:17:14
159673文字
会話率:61%
行き場のない思いを抱えた兵士たちが、戦うことでのみ互いをわかり合う。そして自分の内側にあるものを確かめるために、ひとつの戦場へと集まっていく。
舞台は第一次大戦後の地球のような自然環境と国際情勢を持つ世界。技術は発達しており、戦争の
主力は人型機動兵器である「巨人」となっている。
カクヨムにも投稿していましたが、第一部の完結に伴いこちらにも挙げることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 11:16:16
20264文字
会話率:13%
魔力がある以外は何もこの世界と変わらない世界
第一次大戦では日本陸軍が欧州本土でドイツと戦い大東亜戦争でもパナマ運河の破壊に成功して、ミッドウェー海戦にも勝利、環太平洋地域を我が物顔で歩ける帝国日本のある世界
ソビエトが崩壊せず、中国で
泥沼の戦争が続き、今も尚、日本軍とソ連軍の支援を受けた中国共産党軍と70年以上の戦争を繰り広げる世界
そんな日本で魔術将校の適正を見出された少女が頑張る話
空想戦記?IF歴史?それともファンタジー?よく分からん存在で出て来る武器兵器は全て自衛隊の兵器を全うにした感じの仮想兵器しか出てこない
ツエー系になるかもしれない
当たり前だけど朝鮮半島も台湾も日本のものだし、フィリピンもビルマもタイも彼処等辺りはみんな日本の傀儡か直接統治受けてる
ヨーロッパはまだ考えてない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 23:00:00
24318文字
会話率:36%
第一次大戦下のイタリア。
五十人の脱走兵がドルナ島で処刑される一週間の物語。
最終更新:2016-01-27 07:03:05
25914文字
会話率:50%
いつか精神エネルギーを抽出して具現化することが出来るようになったどこかの世界。権力の肥大化した学校同士が一触即発の状態にあるとある州。そして学校同士で戦争が勃発する。その手段は高校生達によって精神エネルギーで出来た、小さな兵隊を戦わせること
だった。
高校生であるアレイ・カレディンはある日少女、セイ・ブルシーロフに助けられ、共に戦うこととなる。そして戦争に身を投じていく内に学園を巡る陰謀の存在を知ってしまう。陰謀と戦争に巻き込まれていく少年少女の行く末は…
※次回投稿は1月14日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 08:23:15
25460文字
会話率:35%
ほぼ現実世界で第一次世界大戦に相当する舞台背景の、女性パイロット主人公の架空航空戦記です。
マニアな方ならわかるように、「魔女飛行隊」の名は、リディア・リトヴャクが一時在籍したことでも有名な、第二次大戦中に旧ソ連に実在した、女性ばかりの飛
行隊の通称を借りています。
また冒頭、主人公が乗っている機体は「ロータリーエンジン装備、魔女のほうきのように上昇」でピンと来る人もいると思いますが、第一次大戦中のフランス製、ニューポールの一連のセスキプラン戦闘機、“ベベ”をイメージしています。
「魔女」の単語は入っていますが、魔法だの何だのは一切出てきません。
戦争/兵器+女性ということだと、「ストライクウィッチーズ」とか「ガールズ&パンツァー」とかが想起されるかもしれませんが、こちらはほぼ萌え要素無しの泥臭い話です。そちら系を期待された方は済みません。
実を言えば、この先どう進むかほとんどノープランで書き始めています。不定期更新となりますが、いつかまとまった話として完結できれば、というヌルい姿勢で臨んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-04 20:07:38
3750文字
会話率:28%
年末のある日、日中外務次官による領土交渉が行われていた。
中国側の理不尽な要求を受け流していた日本は突然方針転換し、中国を挑発する姿勢を明確にした。外務次官は最後通牒ともいうべき言葉をつきつけたのである。
江戸城で徳川家康が家臣に戦法
研究を命じたことにより、その後の歴史が激変してしまう。その戦法は初歩のミサイル戦であった。それにより家康は、関が原の闘いでも大阪の陣でも多くの将兵を失わずに天下を掌握する。そして家康は織田信長と語り合った理想を実現すべく制度を一変させた。
新兵器の改良のために外国からの技術導入が盛んになり、そこで培った語学力と外交交渉術で大国からの不当な条約をはねつけ、黒船を拿捕してペリーを外交顧問としてしまう。そしてイギリスから技術導入を図る一方で対等な同盟関係を築く。
王朝崩壊による経済破綻のため乞われて朝鮮を併合したはよいが、民衆の低い意欲に困惑しながらも工業化を促し、国力を充実させ、日露戦争や第一次大戦を経てイギリスとの関係をより密接にする。
ペリー事件を根にもったアメリカによる無通告攻撃が第二次大戦を引き起こしたが、新兵器で反撃。アメリカ国民の厭戦意識を誘い、降伏させて国際社会の中枢を担うことになる。
ヒトラーはイギリス航空隊により爆殺され、ドイツはイギリスに降服。時をおかずイギリス連邦の一共和国となった。
又、権力闘争に敗れた中国人が再起を誓った台湾は、独立を果たしたものの財政破綻に陥る。国民の総意で日本に援助を求め、日本の準州となる。
精密加工技術を武器に、高度な慣性技術を獲得した日本は、自爆回路を組み込んだ慣性基盤を輸出し、世界のパワーバランスを握る。
日本の技術供与により国力を回復した中国は、周辺国と紛争を繰り返し孤立。経済が立ち行かなくなる公算が大になり、国民の不満を外に向けさせるために領土問題を提起する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-11 19:00:00
232920文字
会話率:37%
他のサイトにも転載します。
日本帝国記は織田信長が本能寺の変を生き延びた場合、日本国が如何なる歴史を辿るかを記した物語です。本能寺の変から第一次世界大戦の暫く後までです。
織田信長は本能寺の変を生き延びた後、割と穏健な統治を始めます。そ
して、織田幕府を創設します。織田幕府は国内を統一し、各大名に藩としての地位を与えるなどして地位を保障します。一方で強力な陸海軍の常備軍を整備して次第に諸藩を依存させます。併行して、朝廷の直接掌握にも着手します。織田幕府はイギリスやオランダなどと同盟して徐々に領土を広げていきます。織田幕府は一定の領土を確保すると、同盟国を援護する政策に切り替えます。見返りとして、同盟国の植民地を共通の市場として共有して通商で富を増やしていきます。国内の開発も怠りませんでした。日本本土は平和でした。織田幕府の基本政策は富国強兵です。
織田幕府の基盤は盤石でしたが、ナポレオン戦争の影響で国民国家への移行を余儀なくされます。織田幕府は徐々に改革を進め、数藩と同盟して国民国家への移行を達成します。当然、織田幕府は解体され、天皇陛下を長とする政府が発足します。
日本帝国政府は織田幕府の基本政策の多くを受け継ぎました。日本帝国はイギリスと協調しながら無駄な戦争と内政干渉を避けます。朝鮮も清国との共同統治になります。その後、ロシアも敗北させて日本帝国は安泰かと思われました。しかし、程なくして第一次世界大戦が始まり、日本帝国にとって最大の試練が訪れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 13:55:47
734475文字
会話率:0%
誰に歌われることもなく、ただ平和のために動いた部隊があった。その部隊は第一次大戦の際に全滅した。そう思われていたがただ一人生き残りがいた。この物語は、生き残った部隊兵と新たな仲間が世界を救うべく葛藤するものです。
最終更新:2013-04-03 15:26:13
5234文字
会話率:50%
1917年、アドリア海ではイタリア軍とオーストリア軍の熾烈な空中戦が行われていた。騎士の誇りと恋人への想いを胸に秘め、パイロットたちは戦場へ赴く。死のワルツの中、二人のイタリア軍航空兵が見た死神の姿は……。
最終更新:2012-11-02 14:16:52
7286文字
会話率:32%
第一次大戦。近代兵器が続々と投入され始めたこの時代、空を駆ける戦闘機乗りたちこそが最後の騎士となっていた。飛行機がまだ不完全な乗り物だったこの時代、空に生きる者たちの魂は時に、宿敵を戦友に変える……
(2012.09.16)「アルカディア」
様にも掲載してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-11 22:45:03
6061文字
会話率:24%
第一次大戦・青島の戦い。黎明期の日本軍航空部隊が初陣を飾ったこの戦場に、水上機母艦『若宮丸』の姿があった。飛行機はまだ、いつ墜ちるか分からない不完全な乗り物だった頃、それでも空に魅せられたパイロットと、それを見守る一人の少女の物語……
最終更新:2009-03-11 12:21:32
8354文字
会話率:36%
時は1943年の欧州…
かつて、ポーランドと呼ばれたそこは、今は【東方戦線(オスト・クリーク・ライエン)】と名を変え、プロイセンとソビエト、あるいはCETO(欧州十字教条約機構)と赤色連合軍が大地を鉄と血と硝煙の匂いを充満させながら
激戦を繰り広げていた…
これは架空世界において、数奇な運命を辿りアメリカの属国となる事で第一次世界大戦を生き延びた【プロイセン皇国】…
その中の、とある覇気が不足しがちな装甲大尉の目線で描かれる、短いエピソードである。
☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-04 08:00:00
4748文字
会話率:21%
日本に自治区をもつ少数民族ROT。その平穏な共生は、自治区長が殺されたことから崩れ――。第一次大戦下、ROTの人々を虐殺から守るため戦った女兵士。彼女の子孫は現代において、新たな危機に直面する。
最終更新:2011-03-06 08:53:14
198052文字
会話率:53%