魔族との戦争が終結を迎えてから約500年、世界は平和な時を迎えて・・・・・はいなかった。
平和を好むが故に、欲望が平和への争いを生むことを思い知らされた神は、愚かなる人類へと滅びを与えることとした。
そんな時代に転生した2人の最強・・・
古の時を生きた史上最強の種族である竜族の王「竜王」
人類を支配という恐怖のどん底に突き落とし、あらゆる生命の頂点に君臨しようとした魔の最凶「魔王」
相反する2人の最強が行き着く物語りの終着点とは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 12:12:00
403304文字
会話率:42%
プロゲーマーとして活躍していた渚。
メンバーの一人が引退することで、欠員を埋めるために新しく入って来たのは、中学校の頃にいじめて来た男子、幸真だった──。
地獄に突き落とした敵を許せない渚は、ゲームで圧倒的な力を見せつけて、「一万回殺して
も許さない」と宣言する……!
そんなある日、犬猿の仲の二人の目の前に、幸真が会社を辞めることになったカップルと出会って──!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:13:18
45413文字
会話率:37%
アクションRPGの金字塔とも呼ばれたゲーム『BLASON(ブラソン)』
――モンスターが世界の大半を制圧し、人類はその隅でひっそりと生きながらえていた。
そんな中、ウーロンと呼ばれる魔法を使える人間が現れ、人類はその勢いを取り戻してきた。
主人公はそんなウーロンの一人であり、世界を救うために数多のモンスターを倒していくのである――
だが、多くの人々を魅了したのは今までに類を見ないほどに高難度なゲーム性だ。
公式の出した適正レベル+30くらいで安全に勝てるようになっているこのゲームは、数え切れないほどの人々を絶望のどん底に突き落としてきた。
俺はある日車に轢かれ、気がつくとブラソンの世界に転生していた。
しかし、俺が最弱紋と呼ばれている白紋をもって産まれてきたため、産まれて早々父に捨てられてしまう。
さらに魔法が使えるというだけで町の人々からも虐げられ、世界に絶望する。
だが俺は気づいてしまった。この世界では白紋が最強であることを。
そうして俺は父と俺を虐げた奴らを見返すために前世でやりこんでいたブラソンの知識をフル活用し、最弱紋でこの世界に逆襲していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 01:01:16
43384文字
会話率:50%
ルビーノ公爵令嬢ローゼリアは、死に瀕していた。親友であり星獣の契約者であるアンジェラをバルコニーから突き落としたとして断罪され、その場から逃げ去って馬車に轢かれてしまったのだ。
瀕死のローゼリアを見舞ったアンジェラは、笑っていた。「ごめ
んね、ローズ。私、ずっとあなたが嫌いだったのよ」「あなたがみんなに嫌われるよう、私が仕向けたの。さようならローズ」
そうしてローゼリアは絶望と後悔のうちに人生を終えた――はずだったが。気づけば、ローゼリアは二年生になったばかりの頃に回帰していた。
今回の人生はアンジェラにやられっぱなしになどしない、必ず彼女の悪行を暴いてみせると心に誓うローゼリア。アンジェラをこまめに悔しがらせつつ、前回の生の反省をいかして言動を改めたところ、周囲の見る目も変わってきて……?
婚約者候補リアムの協力を得ながら、徐々にアンジェラを追い詰めていくローゼリア。彼女は復讐を果たすことはできるのか。
※出だしは暗いですがコメディ寄りです。残虐・凄惨なざまぁはありません
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 21:53:57
101799文字
会話率:36%
リードは兄たちから虐げられていた、それはリードが無能だったからだ。ここでいう無能とは精霊との契約が出来ない者のことをいった、リードは無能でもいいと思って十五歳になったら貴族の家を出て行くつもりだった。だがそれよりも早くリードを良く思っていな
いウィスタム家の人間たちは、彼を深い山の中の穴の中に突き落として捨てた。捨てられたリードにはそのおかげで前世を思い出し、また彼には信じられないことが起こっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 15:23:05
25407文字
会話率:76%
華やかなパーティー会場が悲鳴とざわめきに満たされた。
突然王太子が婚約者の公爵令嬢に向かって婚約破棄を宣言したのだ。
そして、隣にいるこれ見よがしに体のラインを強調しているドレスを身にまとっている女性を紹介する。
「私の婚約者はブ
ランシェ……」
王太子は最後まで言えなかった。
壇上から転げ落ちる王太子。
広い会場にいるもの達が目にしたのは、その新たな婚約者という女性が手を突き出していたところだった。
王太子が突き落とされた!
パーティー会場は更に大きな悲鳴とどよめきに包まれるのだった。
そして突き落とした女性は近くに居た護衛に取り押さえられる。
その取り押さえられた自称モブ令嬢の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 20:10:00
6913文字
会話率:46%
宝石を産出する豊かな王国に、〈宝石の姫〉と称される公爵令嬢ミリアがいました。
彼女はラモス王太子との結婚を間近に控え、幸せ絶頂でした。
そんなときに、王太子と〈薬草の森〉へと旅行することになりました。
ところが、いきなり王太子によって馬車か
ら突き落とされてしまったのです。
しかも、長年仕えてくれていた侍女エイミーに平手打ちを喰らった挙句、ナイフでネックレスを切り裂かれ、指も切り落とされて、婚約指輪までもが奪われてしまいました。
そのまま森の中に打ち捨てられてしまい、やがて、大型蛇の魔獣が、牙を剥き出して迫ってきてーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 12:10:00
24730文字
会話率:21%
舞踏会の夜、階段の踊り場である女性が階段を転げ落ちた。キャロライナは突き落としたと疑いをかけられて、牢へ入れられる。家族にも、婚約者にも見放され、一生幽閉の危機を、助けてくれたのは、見知らぬ魔法使いで、共に彼の国へ。彼の魔法とキャロライナの
ギフトを使い、人助けすることで、二人の仲は深まっていく。
*こちらの作品はアルファポリスで投稿したものを、
改編しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:12:15
52620文字
会話率:35%
玉川上水の緑道で女性の首つり死体が発見される。吉川線があったことから自殺他殺の両面での捜査が始まる。捜査は所轄の武蔵大和署刑事課強行班係が担当する。
強行班係には鮫島ゆきという女性警官がいた。彼女は半年前に何者かに階段から突き落とされると
いうけがで休職し、ちょうど遺体発見の日に復職となった。階段で突き落とした犯人はいまだわかっていない。
この鮫島はジークンドーというマーシャルアーツ系の最強の格闘技に取り組んでおり、まさに最強の刑事だった。このジークンドーは、かのブルースリーが提唱した武道で現在でも最強ではないかと噂されている。(事実です。)
そして鮫島にジークンドーを指導しているのが、階段落下事件で彼女と知り合った中田晴彦という初老の男性だった。鮫島は中学生の時にシングルマザーの母親を殺され、その時から、力こそ正義であると思い込み、以来、格闘技にのめりこんでいる。そして指導してくれている中田に父親像をダブらせて愛情を感じていた。また中田も鮫島を娘のように感じていた。
遺体女性は大船在住の長谷川千尋と判明する。しかし、なぜ、玉川上水まで来て死んだのかが謎となる。強行班係の面々が捜査を続けていく。さらにそれに本庁から研修できている若手刑事の黒瀬翔が加わる
はたして事件の真相には何があるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 13:47:38
55006文字
会話率:57%
夭折した双子の兄に成り代わり帝国騎士となったビリー・グレイがいつものように城内を巡視していると、空から自国の獣人皇帝のアズールが落下してくるところに遭遇してしまう。
負傷しつつもビリーが皇帝の命を救うと、その功績を見込まれて皇帝直属の近
衛騎士&偽装恋人に一方的に任命される。
説明下手なアズールの言いたいことを要約すると、
「近衛騎士に引き立ててやるから、俺を突き落とした犯人を捕らえるのに協力してほしい。ついでに、皇后の座目当てで寄ってくる女どもが鬱陶しいから恋人の振りもしろ」
ということだった。
半ば押し切られる形でビリーが提案を引き受けると、何故かアズールは突然キスをしてきて……。
距離感のバグった俺様系?垂れ耳犬獣人皇帝×静かに暮らしたい風使い男装騎士の異世界恋愛ファンタジーです。
※なんちゃってファンタジーのため、地球由来の物が節操なく出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:10:00
127806文字
会話率:36%
東京から九州に出張した唐沢譲(からさわゆずる)は、ホテルに帰る途中で海に落ちた。
着水する直前に、水の中から二本の手が伸びて城崎を抱きしめた。結婚する前の恋人、水川刹那(みずかわせつな)が水の中で言った。「私は水に溶けるの」
唐沢は、刹那が
死んだものと思っていた。ずっと前にそんな噂を聞いたから。
刹那は唐沢と別れた後、別の男と結婚したが、子産が原因で離婚をしていた。刹那は唐沢に言う。「私はあなたしか愛せなかった。あなたを試すようなことをして後悔している」
唐沢の妻、結希子(ゆきこ)は、出張に同行した城崎大輔(しろさきだいすけ)から、夫が海に落ちて病院に運ばれたと連絡を受ける。
翌日、飛行機で病院にかけつけた結希子に対し、唐沢は「海に落ちたが、岸まで泳いで戻ったら気持ちが良くて寝てしまった。気がついたら病院に運ばれていた」とこともなげに話し、「自分のことは心配はいらない、子供のことがあるから帰った方がいい」と告げる。
唐沢の母は唐沢が幼い頃に突然家を出た。母の愛を知らない唐沢を結希子は一生懸命に愛してきたつもりだが、由希子は唐沢から愛されている気がしない。今まで感じてきた無力感が、今回の件で「夫は人を愛することができないのだ」という絶望に変わった。
由希子は、城崎に「あなたが夫を突き落としてくれていたらよかったのに」と涙を見せ、病室で唐沢の体から女の香りがしたと訴える。
城崎は結希子と関係を持った…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 21:36:17
22645文字
会話率:65%
かつて付き合っていたれい子が現れる不思議な夢を見た。
夢に脅えて目を覚ますと、寝室のドアの上に身長15センチくらいの女が座っている。顔はれい子にしか見えない。
「れい子?」と訊くと、女は「私は蛾の女王だ」と答える。蛾の女王は「れい子のことを
愛していたのか?」と訊く。
僕がそうだと答えると、蛾の女王は僕にけじめをつけろ、と言う。
それから僕は寝るのが楽しみになった。寝ている間だけ蛾の女王に会える。
妻は夫の僕の異変に気付く。妻が帰宅すると、僕はすでに寝ている。病気ではないかと心配するが、僕は何でもないと言う。
ある日妻は夜中に目を覚まし、隣で寝ている僕の恍惚の表情を見て、あまりの気持ち悪さに声を上げる。その勢いで妻は僕をベッドから突き落とし、僕は腰を痛め、歩くことさえ大変になる。
僕は、このままずっと寝て暮らそうと決めるが、蛾の女王はけじめをつけない僕を許さない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 17:15:45
5210文字
会話率:52%
アリアナ・ローズ侯爵令嬢。彼女はとても愛に飢えた。
それを表に出すこともなく、第2王子の婚約者として完璧な淑女を演じ続けた。
家族からは政略結婚の道具としてしか見てもらえず心はすさみきっていった。
エドガー・リンデロン王子は優しくてアリアナ
にいつも愛を囁いてくれた。
そんなアリアナを絶望に突き落としたのもエドガーだった。
いつからなのか、あろうことかエドガーは親友のヘレン・ジーナ子爵令嬢と親密な関係を持っていた。それがバレたからなのか、アリアナはエドガー殺人未遂の容疑で捕まってしまう。
身に覚えのない罪状に必死に訴えるも、冷たく暗い牢屋に閉じ込められ処刑の日を待つしかなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 13:13:25
453680文字
会話率:20%
「カティア・ローデント公爵令嬢!心優しい令嬢をいじめ抜き、先日は階段から突き落としたそうだな!俺はそんな悪役令嬢と結婚するつもりはない!お前との婚約を破棄し、男爵令嬢アリアと婚約することをここに宣言する!」
卒業パーティーと言う大事な場で
の婚約破棄。彼は生まれた時から決められていた私の婚約者。私の両親は嫌がったらしいが王家が決めた婚約、反対することは出来なかった。何代も前からローデント公爵家と彼の生まれ育ったレモーネ公爵家は敵対していた。その関係を少しでも改善させようと言う考えで仕組まれた婚約。
花嫁教育としてレモーネ家に通うも当然嫌われ者、婚約者に大切にされた覚えはなく、学園に入学してからはそこの男爵令嬢と浮気。
…………私を何だと思っているのでしょうか?今までどんなに嫌がらせを受けても悪口を言われても黙っていました。でもそれは家に迷惑をかけないため。決して貴方に好き勝手されるためではありません。浮気のことだって隠していたつもりのようですが私が気付かないわけがありません。
悪役令嬢と言われましたけど、大人しく断罪されるわけないでしょう?断罪されるのは───あなたの方です。
*アルファポリスでも掲載しています。よろしければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:00:00
19527文字
会話率:61%
『俺』は新聞社を辞めた日、酒に酔い終点まで終電を寝過ごす。しかし多忙な毎日とは逆の夜の静けさが心地よく、自宅まで線路を辿って歩いて帰ることに。道中で初美(はつみ)の死体を見付ける。『俺』が告発しようとしていたDVの被害者だ。
『俺』も親か
らDVを受けた過去があり、初美の死体をおぶって親に壊された青春を疑似体験するように線路を歩いて行く。橋の線路の整備員を口論の末突き落としたり、熊から逃げたりして、自宅付近の街へたどり着く。『俺』は短い一夜の旅の中で感じた、初美への親愛を込めて、死体を抱きしめた。途端、俺は頭に殴られたような痛みを感じ意識を失う。
栄養失調だった初美は病院で目覚める。父から逃げ希望が見えず死ぬ気でいたが、自分に愛情を示した『俺』の存在を知り、生きる決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:57:44
19403文字
会話率:25%
あらすじ
長く続いた戦いは終わり、世界は人とモンスターが手を取り合う平和な超高度成長期へ!
勇者も賢者も闇の四天王も。
かつての敵も味方も協力し、傷ついた世界はまたたく間に繁栄を取り戻していた。
だが、そんな世界の片隅で――
。
「こちらの職歴には大魔王とありますが?」
「そうだ! 我こそは大魔王エクス! 光栄に思うがいい、今日から貴様の下で働いてやる! ファーーーーハッハッハ!」
「残念ですが、弊社では反社会勢力の方を雇用することはできません。どうぞ、お引き取りください」
「グワーーーーッ!?」
ロード・エクス。
かつて、全世界を恐怖のどん底に突き落とした元大魔王。
戦争が終わって十年。戦争の主犯として今も恐れられる彼だけは、あらゆる企業から採用を断わられ続け、無職のままだったのだ。ぶっちゃけ完全に自業自得である。
だがそんな彼に救いの手を差し伸べたのは、かつての宿敵にして今の友である元勇者のフィオだった。
彼を待ち受けていたのは、つい先日完成したばかりのタワーマンション〝ソルレオーネ〟の管理人をやれというフィオの指令だった。
婚約破棄された貴族令嬢にチート転生者。
果てはゾンビにエルフにドラゴンにオークの群れ。
ファンタジー世界の闇鍋と化したタワマンで、落ちぶれた元大魔王は果たして生き残ることができるのか――!?
【登場人物紹介】
ロード・エクス : 主人公で元大魔王。絶対無敵の力を持ち、態度も口調も偉そうだが脳みそ大魔王。
フィオレシア・ソルレオン : ヒロインで元勇者。十年前、エクスをボコボコにして無職にした張本人。今は大企業の社長。エクスを自分のものにすると決めており、彼への愛は闇よりも深く、星よりも重い。
クロ : エクスが拾って育てている子猫。名前の由来は黒猫だから。
テトラ・カスタード : マンション管理人の少年で転生者。とあるチート能力を持つが、優しい良い子なので真面目に働いている。あまりにも濃すぎるマンション住民の対応に疲れ果てている。
ゾンビさん : マンションに住んでいるゾンビの青年。たまに腐って死んでいるが、ゾンビなのでしばらくすると生き返る。隣の部屋の住民から臭いがひどいと苦情がくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 12:25:41
122684文字
会話率:56%
一時の浮遊感があり特有の気持ち悪さを感じる前に後頭部に衝撃が走った。
次に冷たい液体が全身を包むと同時に、息が詰まり必死に上昇しようと試みたが、早い流速と恐怖からか足がつり流体から脱出できない。気道が狭まる感覚と鈍くなる五感に焦りと死ぬ恐
怖が押し寄せてくる。
川に消えた女とその友人、女を突き落とした男が送るヒューマンストーリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 08:00:00
2812文字
会話率:37%
高校生のちょっと厨二病な少年、懍世はある日幼なじみの少女が電車に轢かれる瞬間を目撃する。一ヶ月後、懍世の周りで次々と失踪事件が起こる中、少女を線路に突き落とした男が彼の自宅に現れた。
学生メインの異世界系小説です。
作者は練習として執筆し
ているので、ストーリーも文も初心者同然ですがそれでも読んで頂けると幸いです。
更新スピードはカタツムリ並です......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:36:01
18827文字
会話率:40%
伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。
両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。
新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは
何でも「欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。
悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。
そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。
何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。
けれど、それも叶わない。
だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。
そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。
そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。
「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」
そう言って、笑いながら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 12:17:31
72973文字
会話率:36%
伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。
両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。
新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは何でも「
欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。
悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。
そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。
何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。
けれど、それも叶わない。
だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。
そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。
そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。
「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」
そう言って、笑いながら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 15:02:13
12600文字
会話率:28%
数年前。岬友章はヘリオス施設である女に声をかけた。名前を菊原由美。彼女はこれから先、ペアとなる相手だと、父親からきいていた。どんな女かといわれたら、冷めた女だった。
それでもこの数年で信頼関係になった。
多分、どんな者が相手でも、俺らなら冷
静に対処できるとまで思えるほどに。
―こんな時に、どこ行ったんだよ。菊姉。
暁の起点のページが開かれる。
――
不思議な出来事は突然に岬と由美を突き落とし巻き込んでいく。
暁が差す日未来はどこにある。
―
Cl/o/verworldシリーズ 暁の章の主人公は 岬友章 と菊原由美。
一人ひとつの視点からはじまり
世界は新たに廻り広がりだした。
2024年 1月25日 連載開始。
HP
https://youthfulmaterial.wixsite.com/youthfulmaterial/home
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YouthfulMaterial /YouthfulMateria
猫寝来緋伽 /NenekiHitogi
活動報告にものせています。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体、実際の出来事とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 18:00:00
9411文字
会話率:59%
Cl/o/ver-K
-初恋
誰かが一緒ならば、どんな時も乗り越えられるような気がする。
そう思ったことはありますか?
私は、あの人みたいに可愛くはないし。うまく立ち回れるわけでもない。
そう思っています。
思っているんだけど…。
あの
日、私を突き落としたのは…。
―――
1人。ひとつの視点からはじまり
ついに世界は拡がりだした。
私は、動けずにいる。
最後の1人までの視点を切り開いた時。
この世界に残るのは、たぶん、初恋のにおい。
______________________________
―【基点】Cl/o/ver 別視点の作品です。
金曜日 18時頃 新作分があれば更新。
詳しい更新スケジュールなどはTwitterなどに。
加筆修正期間に入ったときは、都度お知らせいたします。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体、実際の出来事とは一切関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:00:00
7546文字
会話率:46%
「我が愛しのフロルティアに対し、君が嫌がらせをしていたことはわかっている! 男爵令嬢カルシェアーナ! 君との婚約は破棄させてもらう!」
「いったいどんな嫌がらせをしたというのですか?」
「中庭の噴水に突き落としたこと! 階段を降りようとして
背中を押して転ばせようとしたこと! 彼女の教科書を水でびしゃびしゃにしたこと! 全てわかってるんだ!」」
「待ってください。それはおそらく呪いなのです」
男爵令嬢カルシェアーナは、学園の夜会で婚約破棄の断罪を仕掛けられた。
しかし彼女は呪いの魔法の扱いに長けていた。
自分の持ち物がよく無くなるので、盗んだ者に災いが降りかかるようにしていたのだ。
つまりカルシェアーナは加害者というよりは被害者だったのだ。
断罪の正当性を失われた。それでも伯爵子息ルビアーシュは婚約破棄を撤回しようとはしなかった。
果たしてこの婚約破棄はどうなってしまうのか?
この婚約破棄の全てを画策した黒幕の真意は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:40:00
9809文字
会話率:35%