とある山奥にある田舎村で、名家のお屋敷に女中として奉公していた十九歳の鈴(すず)は、近隣ダム決壊の水害に巻き込まれ、命を落としかける。
しかし、目を覚ますとそこは神やあやかし達が住まう世界『幽世(かくりよ)』で、神々の間でも頂点に君臨する
といわれる最高位の神『天之御中主神《あめのみなかぬしのかみ》』(通称『天帝』)に、「今日から私の妻とする」と宣言され、躊躇う間もなく夫婦の盃を交わすことになってしまう。
戸惑いながらもかくして始まった幽世花嫁修行生活。
賑やかな神々やあやかしたちに囲まれ、日々、様々なトラブルや困難に見舞われながらも、持ち前の最強女中スキル(&サバイバル知識)を発揮し、自ら道を切り開きながら幽世の民たちとの絆を深める鈴は、やがて最高位の神の妻として、不動の地位を築き上げていく――。
舞台は幻想的な異世界『幽世』。
ヒューマンドラマ×溺愛×ほっこりコメディ。
※本作品は第一幕にて一旦完結とさせて頂いております。
(予約投稿にて完結の第9話まで予約登録済み。毎日21時更新です)
※また、本作品は完全に独立した作品ですが、別連載作品「我が学舎は幽世にありまして」と同じ舞台(ただし別場所)を使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 16:16:11
28255文字
会話率:58%
神社に憧れのお嬢様高校の合格祈願したら、お嬢様どころか、伯爵令嬢になっちゃったよ!
超絶美貌に魔力は膨大、家族は優しい美男美女の両親と可愛い妹。勝ち組人生順風満帆! の筈なのに、心が変、満たされない。どうしてなの? 神様、何故なの?
「はあ? 特別なアイテムやったから、頑張れ? 訳わかんない」
今度こそ、幸せになりたいのに… 愛する人達を幸せにしたいのに…
転生伯爵令嬢アリスティア奮闘記。
旧題「伯爵令嬢になりました。けれど、神の妻とか大神を抑え込むとか聞いてません」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 10:24:22
651908文字
会話率:41%
最強の神による学園ファンタジー。
三千年前の戦争で悪魔つまり魔族が魔界が滅んだはずが現在になり人間界の闇に溶け込み、遂に日本が魔族の標的にされる。
見かねた神は獣人と母役の神の妻を連れ日本の学校と言う施設へ潜入……そして神と魔族のパンドラの
箱を巡る戦いの火蓋を切られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 14:18:18
67023文字
会話率:64%
今代の聖女は平民出身の少女ティアナ。現在十六歳。
天真爛漫、無邪気で純粋なティアナの夢は、素敵な恋をすること。
なぜなら聖女は神の妻。
十代で聖なる力を授かり二十代で最盛期を迎え、時と共にゆっくり衰えて四十代にはお役御免となる。
つまり、女
の一番良い時、女盛りを神に捧げるのだ。
おまけに純潔を失えば聖なる力を失う罰ゲーム付き。夢くらい見たっていいじゃない!!
強行にねだって入学した学園は貴族ばかり。どうやら王子様もいるらしいけどぜんぜん会えない。
瘴気払いが聖女のお仕事。ぶっちゃけ学園通ってる暇もない!
そんなティアナの慰めは幼馴染のマティアスが作るパンとケーキ。
ある日、王子様の婚約者候補という公爵令嬢の領地から瘴気払いの依頼が来る。
美形の騎士まで護衛に加わって、どうやら裏で陰謀の気配が……。
悪い子には必殺『聖女の祝福』で改心させちゃうぞ!
果たしてティアナは夢を叶えることができるのか!?
完結済み。毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 07:00:00
41465文字
会話率:36%
とある事情で、最果ての森の別荘に引っ越した、バイオリン奏者のメアリ。
その夜、メアリの元にハリーと名乗る死神がやってくる。
怯える彼女に、ハリーはこういった。
「おいで、メアリ。もう結婚式の準備、出来てるよ」
死神の妻になること、それは
すなわち死を意味する。
メアリは必死で断ろうし、その結果、「互いのことを知るため」と明日から七日間一緒に暮らすことになる。この七日の間に、メアリはハリーをどうにかして諦めさせることを決意する。
(※毎日14時に更新します。全11話です)
(※ この作品は個人サイト「ゆめものがたり」とエブリスタでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 14:00:00
60724文字
会話率:45%
かつて神になり替わろうとしたルシフェル。
彼は神になり替わろうとした原因となった恋を成就し、神の妻との間に生まれるはずのない子をなした。
女神の命と引き換えに生まれた娘は父の精気を吸いすくすくと育った。
そして彼女は地獄に生まれ
たたった一つの光に恋をする。
永い永い彼女の恋の始まりの物語。
+この作品は「https://dark.guardian.jp/」にも掲載しています。
+この作品は かつて神になり替わろうとしたルシフェル。
彼は神になり替わろうとした原因となった恋を成就し、神の妻との間に生まれるはずのない子をなした。
女神の命と引き換えに生まれた娘は父の生気を吸いすくすくと育った。
そして彼女は地獄に生まれたたった一つの光に恋をする。
永い永い彼女の恋の始まりの物語。
ルエル姫
ルシフェルと輝きの女神の正当なる娘。
カイ
地獄には存在するはずのない金髪碧眼の美丈夫。
ベルゼブブ軍の副将軍の一人。
レティシア
カイの妹で彼と同じ金髪碧眼を持つ美少女。
ルシフェル
堕天使であり、地獄で最大の領土を持つ帝王。
天直轄の研究所バベルの所長であった。
神の妻を寝取り、神を駆逐し神になり替わろうとした罪で堕天。
アスタロト
バベルの副所長の一人。ルシフェルとともに堕天させられたが、ルシフェルの理解者。
ベルゼブブ
バベルの副所長の一人。追放の原因となったルシフェルを憎んでいる
ハシュマル
ルシフェルの妻となった輝きの女神を天に連れ帰れなかった。その咎で堕天させられる。
狂気に堕ち、金や宝石など光を帯びたものを集め、天使の時の服をまとう。
カイの直轄の主人。
+この作品は「https://dark.guardian.jp/」にも掲載しています。
+この作品の一部は「カクヨム」から移転掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 15:16:46
5992文字
会話率:9%
その日、帝国首都の創世神殿に於いて、生け贄が捧げられた。
生け贄となる者は、創世神に純血を捧げる為に、処女でなければ ならない。
生け贄となる者は、創世神の伴侶となる為に、純粋無垢な者でなければ ならない。
生け贄となる者は、創世神へと、進
んで己が命を差し出さねば ならない。
生け贄となる者は、創世神の妻として、未来永劫語り継がれる事となる。
その日、その『少女』は万雷の喝采の中、創世神の前に進み出た。
創世神の抱擁を受け、光の奔流となり『少女』は消えた。
人々は語り継ぐ。
帝国の発展の為、人民の安寧の為、世の秩序の為、己の命を捧げた『少女』の最期の姿を。
しかし、『少女』は死んでは いませんでした。
創世神は、生け贄など、決して望んではいませんでした。
数多の生け贄の少女達は、創世神の慈愛により世界を渡っていました。
『少女』達は、全てを失い、代価として可能性を手にしました。
その代価は。
その代償は。
その期限は。
今回『渡った』少女が願ったことは。
・・悲運に身を委ねざるを得なかった少女達に、幸いあれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 08:24:43
3273文字
会話率:25%
『龍神の妻が春を呼ぶ』の後日談、です。
最終更新:2018-04-05 11:15:02
45204文字
会話率:49%
龍神の守る地、龍庭(ロンティン)。
幼い頃に村長の家の前に捨てられた雪花(シュエファ)は、村長の息子珠樹(チュシュ)と共に育つ。水も土地も豊かで、村人も優しく、誰ひとり雪花を厄介者扱いなんてしなかった。
そんな龍庭(ロンティン)に、ある年春
が来なくなった。長く冷たい冬は、村人の心から優しさと余裕を奪い、村長の孫にあたる幼子と、よそ者である雪花を龍神様への供物として差し出そうとする。一度は珠樹と供に逃げるが、育ててくれた恩を思い雪花は自ら供物となり、龍神の花嫁として捧げられた。だが、龍神は供物など不要、春を呼ぶためには龍神の妻となった雪花に力が必要だという。春を奪ったのは隣国の神官。黒龍の宝珠を使い、北にある河北村に暑い夏を呼んだ影響で龍庭には春が来なくなったという。雪花は龍庭に春を取り戻すため、黒龍の宝珠を取り戻すことを約束し、緑龍は宝珠を取り戻すまでの間本来の季節を呼ぶため、自らの角を手折り、龍庭に一時的な春を呼び戻した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 15:44:16
96728文字
会話率:45%
かつて悪神と聖女を騙る女に支配されていた国に、真の聖女が現れた。
彼女は聖なる神々を降臨させ悪神を消滅させる事に成功。その後、彼女を愛した聖神達は同じ時間を生きる為、神の力を捨て去りただ人となる事を決意する―――が。
一方偽の聖女と断じられ
たかつての公爵令嬢は、どういう訳か辺境の農家で嫁として生活していて―――
これは偏った価値観によって盲目になった者が起こす悲劇と、元聖女によるお気楽農業シミュレーションのお話。(なお農業成分はフレーバーな模様)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 08:00:00
28136文字
会話率:14%