三途の川の氾濫により、東京にあの世でもこの世でもない地区が生まれた。霧に覆われ、行政から見放されたその幻怪地区・彼岸坂(ひがんざか)には、死者の魂が流れ着く。未練を残した魂は生きている人間に取り憑き、第二の人生を生きようとする。そこへ現れ
たのは、閻魔大王の一人娘・ぴ閻魔。
「もうみんな、地獄ゆきっ」
ポップでキュートな地雷系女子のぴ閻魔は、助手の鉄児と一緒に、取り憑いた魂をあの世へ送っていく。しかし、狂気と陰謀渦巻く彼岸坂は思った以上にハードでディープでアウトロー。現代っ子な閻魔様はいやいやながらも、裁きに駆り出される。
「ぴ閻魔様、今月のノルマが終わっていません。街にパトロールに行きますよ」
「推しの配信始まるのに……」
ぴえん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 00:18:09
19001文字
会話率:48%
ゲームクリエイターの黒田コウタ。
ある日、いつものように会社でゲーム開発をしていたらバグが報告された。そのバグの内容はNPCがまるで生きている人間のように自由に移動してしまっているらしい。
前にも直したはずのバグだが何度も発生してしまう
バグ。
その原因不明のバグのおかげで家へ帰る事が出来ずに会社へ泊まったコウタは、ふと目が覚める。
視界の先にはコウタが開発しているゲーム【ファントムリコード】の世界が広がっていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 12:00:00
129639文字
会話率:35%
春、田舎から都会へ上京してきた大学生・飯山 和茶(いいやま かずさ)が入居したアパート<デッド・ハイツ>。名前は和茶が苦手とする怖いものを連想させるが、リフォームをしたということで綺麗なアパートだった。しかし、和茶には気になっていることがあ
った。和茶の部屋の家賃は異様に安かったのだ。まさか、事故物件というやつか?不安になった和茶だが、もう1つの空き部屋の家賃も安かったはず。そして、和茶は若き大家の嶺想寺(りょうそうじ)を愛想が良く、ただの親切な、良心的な大家だと思いたかった。和茶は、不安を抱きつつも、大学からも近い<デッド・ハイツ>への入居を決めて、今に至るというわけだ。が、しかし、和茶の不安は地獄への入り口だった。地獄を卒業してきた住人たち、時々、生きている人間のお話。超のつく怖がり大学生は天然のお化け屋敷でやっていけるのか?和茶の、背筋が凍る新生活が始まる。
◯現代ファンタジーなのか、よく分からないコメディー的な作品です。書きたいことを書けるだけ書いたら、こうなりました。登場人物は生きてたり死んでたりします。展開がめちゃくちゃです。ゆるっと読んで頂けたら嬉しいです。著者は嶺想寺と、とあるキャラの絡みがお気に入りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 23:36:24
18927文字
会話率:48%
交通事故で命を落とした事でこの世に未練を残した悪霊は、蟲毒に苛まれた末に生きている人間を道連れにして仲間にしようと祟り始めた。
ところが彼が標的にした少女は、一筋縄ではいかなくて…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「500文字小説企画」
の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 04:24:01
500文字
会話率:29%
ある日、世界中にダンジョンが出現した。ひょんなことからレベルアップの能力を得た影ノ内孤太郎は、その能力を活かして世界最強の冒険者になる。そして孤太郎は最後のダンジョンをクリアしたが、世界にはもう、孤太郎しか生きている人間は存在しなかった。そ
こで孤太郎は、全ダンジョン踏破特典として手に入れた、『転生の書』を使用する。
こうして、孤太郎の文字通り第二の人生が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 21:14:06
30777文字
会話率:51%
20代、社会に適応するために生きてきた。
30歳、卵巣がんと言われて、恋を諦めた。
36歳、人生に疲れた時に男を拾った。
その男は、女性用風俗のセラピスト…女を抱く為に生きている人間だった。
現実社会と女としての感情、周りの女の憎悪が交え
た大人の恋。そんなことは、今となってはバカみたいな価値観だ。
私の人生は10代の頃から変わっていた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 02:08:47
220文字
会話率:0%
ある争いに巻き込まれ、攻撃されたことにより。
前世は日本のブラック企業に勤め、
何の楽しみもなく、毎日をただただ生きていた事を思い出した俺。
まさか次の人生は、異世界感満載の世界でスケルトンとして生活しているなんて。
だけど……。
ま、スケ
ルトンでも良いか。これからのスケルトン人生を楽しめたらならと。
前世を思い出した事で、色々なことに目覚めた俺は、
異世界で忙しく生きている人間、魔物、魔獣に神獣、様々な種族のため、
みんながゆっくりと休養できる、スーパー銭湯を開業する事に。
その名も『すっごい娯楽施設、スケルトン』
これは俺スケルトンが開業した、
本当はみんなにゆっくり疲れを癒してもらいと思っているのに、
何故か毎日がドタバタで騒がしくなってしまう、スーパー銭湯物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 20:00:00
134452文字
会話率:55%
### **あらすじ**
**「夜桜の館」**
東京都神楽坂の夜の静寂の中に、ひっそりと佇む「夜桜の館」。この宿は、表向きにはただの古びた建物に見えるが、実際には霊のみを宿泊客として受け入れる不思議な宿である。表面上の経営者である高橋信
夫は、実際の所有者である魔神マゴシンにその管理を任せており、経営は全てマゴシンによって行われている。
宿の歴史は古く、奈良時代に「月の宿」として設立され、時代と共に「満月亭」、「満月館」と変遷を経て、昭和64年には「ホテル・デ・ルナ」と改名された。その後、1990年代に神楽坂に移転し、現在の「夜桜の館」となった。
ある日、新たに若き経営者佐藤悠人が「夜桜の館」の支配人として任命される。彼は霊と人間の世界を調和させる使命を帯びてこの宿に赴任した。悠人はこの宿の秘密と過去を解き明かしながら、霊たちとの新たな関係を築くべく、奮闘する。
宿には、時折生きている人間も宿泊することがある。特に月食の夜には、普通の人間がこの宿に宿泊することができるのだ。1981年には、新婚夫婦が宿泊し、その後、霊たちと特別な関係を築いた。また、霊たちが宿泊客を迎えることで、霊たちの秘密や過去が次第に明らかになっていく。
「夜桜の館」の内部は、外から見ると2階建ての古びた建物に見えるが、実際には空間が歪んでおり、内部には海が見える屋外プールや、霊婚式のためのウェディングホール、スカイラウンジなどが存在する。特に13号室には、人間の気配を極端に嫌う霊が存在し、その部屋に入った者は精神的なショックを受けるとされている。
佐藤悠人がこの宿での運営を進める中で、彼は霊たちの複雑な感情や宿の持つ神秘を次第に理解し、宿の秘密を解き明かしていく。果たして、彼はこの不思議な宿の運命をどう変えていくのか。人間と霊が織りなす物語が、夜桜の下で静かに展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 16:50:05
1043文字
会話率:0%
黒須結は、好かれている。生きている人間すべてに。
ある日、中学生の彼女は同じ美術部の後輩たちと一緒に『殺人鬼を告発します』という動画を見る。動画には殺人鬼に殺されたという芹沢健という男が悪霊として映っており、彼は自分を殺した殺人鬼に「
これ以上殺すな、さもなくば呪う」と脅迫していた。芹沢健――彼は結に告白してきた1年上の先輩だった。
結は動画に興味を持つが、同時に不安にもなる。
彼女の溺愛する弟――黒須悠になんらかの害をこの悪霊がもたらすのではないかと思ったからだ。悠は結とは真逆で死者に好かれる。もし、この悪霊にすかれでもしたら――結は心配で仕方なくなり、悠に忠告する。
しかし、悠はどこ吹く風で結はしばらく悶々とした日々を過ごす羽目に。
そんな不安定な状況の中、結は友人から悠が美人な女性と話していた、と聞かされて、激しく心を揺さぶられ――
悪霊、弟の女性の影、振り回され続ける彼女はとある女性と知り合う。
その女性がすべての元凶とも知らず。
【評価、ブックマーク】、感想、いいね、お願いいたします!m(__)m
※評価→ページを下へスクロールし、☆マークをタップする
※2024年7月27日より、毎日更新中!
※この作品は、カクヨム・アルファポリス・ノベルアップ+にも投稿しています。
※表紙の著作権は作家が持っています。
【Twitter】(更新報告など)
@tuzita_en(https://twitter.com/tuzita_en)
【主要作品リスト・最新情報】
lit.link(https://lit.link/tuzitaen)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 19:00:00
106631文字
会話率:39%
生きている人間の魂をはぎとって、当たり前のように肉体だけ再利用できるような世界になったら。きっと世界は今よりもっとダルくなる、そんな吐き出し。
最終更新:2024-06-14 22:15:32
1071文字
会話率:30%
電気屋の怪談。高圧の電気に感電しても死なない、怪物のお話です。時に現実の出来事ははフィクションを超えます。
先日、職人組合の会合で聞いた実際にあったお話だそうです。
なお、業種のネガキャンではございません。インフラ業界は常に人手不足です。ぜ
ひおいでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 08:22:52
1020文字
会話率:16%
僕は死んだ。
いつ、何歳で、どうやって死んだかは覚えてない。
でも、分かることがある。
僕はまだ、生きている・・・。
"人の時間を司る世界"
。
死んだ僕が連れてこられたこの場所を、
亡き先輩はそう呼んでいた。
生前の記憶を無くし、天国でも地獄でもない謎の世界に行きついた。
そこでは、『"いま"生きている人間の魂に埋め込まれた時計を観察し、管理している』という。
自分以外にも、何らかの原因で行きついた人達がここで活動し、各々が各々に割り振られた『時計』を観察している。
一体誰が、何のためにこの世界に自分たちを呼んだのか。
自分はここで何をすればいいのか。
―――ここは、死人が生者を見る世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 07:56:53
326文字
会話率:0%
砂漠と岩山だらけの惑星。現代に生きている人間たちは、各々で惑星の再生に向けて研究に尽力していた。
惑星の緑化を研究している施設【グリーンベル】。その責任者である彼女は、施設内にある研究用の農場で異変に気付く。その小さな異変を暴こうと躍起にな
る彼女だが、それと同時に惑星にも変化が起きつつあった。
※オリジナルのSF要素があります。
※残酷な表現もあります。ご注意ください。
※別作品『もしも世界を創れるのなら』(https://ncode.syosetu.com/n4000if/)と同じ世界観、同時系列になりますが、単品でもお読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 12:36:54
82490文字
会話率:49%
神界では、地球で生きている人間たちの魂や記憶が一つのレコードとして保管されている。地球で人が死ぬとレコードにはヒビが入り、また新しい生命としてレコードは修復されていく。
要するに「レコードの破壊=生命の死」
天使フレンは神界で働いており、レ
コードの管理の一部を任されている。仕事の休憩中、自分が無くした女神エルタナ様から頂いたブローチを探していたところ、立ち上がった際にレコードに当たってしまい、地面に落としてしまう。脳裏に浮かぶのはレコードを落として傷をつけてしまい、殺されてしまった先輩天使。自分も死にたくないと考えた結果、自分が地上に降りてその人間を死なせないように守ることにした。
守るべき人間と共に地球で生活していくにつれて人間を好きになってしまった天使は絶望することになる。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:00:00
10534文字
会話率:70%
運命を意識して生きている人間がこの世界にどれだけいるだろうか。僕の周りにそんなことを考えて生きている人間は聞いたことない。なぜなら今の時代にそんな前時代的なものが存在しないからだ。選択肢が多すぎるこの時代に運命に縛られて生きることの方が難し
い。しかし彼女は硬すぎる運命の鎖に縛られ生きていた。神に近い力を持ち神事を行いいずれ神の住まう世界へと昇る運命にある彼女。そんな彼女に僕が関わるメリットはどこにも何もない。僕の持つ人ならざる力で彼女の運命に気づいてしまったからだろうか。僕は彼女の手を引いてしまった。そこで僕は決意した。彼女の縛られた運命から解き放つため。彼女が一夜、月の下で輝きそれからも笑って生きられるように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 13:00:00
22680文字
会話率:16%
世界中の人類が突然聞いた「一寸の虫にも五分の魂」のメッセージが意味するものとは。
えっ。この世界に生きている人間の魂は、虫の魂と同じなんですか?
※虫を大量に殺す描写が苦手な方、精神が不安定な方はブラバ推奨です。
最終更新:2022-09-16 16:40:33
5857文字
会話率:21%
その人は、成人です。
その人は、普段仕事をしています。
その人が、仕事の無い日に何をしているのか知りません。
その人の人間関係、家族構成は、誰も知りません。
1番怖いのは、生きている人間です。
最終更新:2022-08-13 16:40:31
1749文字
会話率:0%
ある朝、目覚めると幽体離脱をしていた藤。寝ている肉体を戻ることが出来ずにいた彼女は、迎えに来たと言う少女カメリアから、自身が「死んだ」ことを告げられる。
しかし、天国か地獄を決める鏡曰く、「死んでいない」とのこと。
あり得ない事態になってい
る藤、生きている人間を連れてきてしまったカメリア、二人は一体どうなるのか。
これは、天使と悪魔の大戦が迫る世界にて、奮闘する者たちの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 23:46:21
173414文字
会話率:40%
ある無職のニートがいじめや嫌がらせがきっかけで人と接する事に恐怖を覚え、やがてアニメ等に現実逃避するが、金銭的や精神的に、なにより時間や年齢と共に追い込まれる。
他人と関わらなかったせいで、そんな苦境を乗り越えるすべも思いつかず独り悩み最終
的に自殺を実行。亡くなった、はず…。
がそんな彼にある人物『君』が現れ彼の人生には役割があるという。
そしてそんな彼は日常の中で(普通)に幸せに生きている人間との壮絶な戦いに出る事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 17:00:00
27682文字
会話率:39%
高校1年の夏、藤堂彰は学校で噂になっている幽霊と遭遇する。その見えない存在に最初は悪戯をされ、面倒に感じる彰だが、次第に幽霊との間に絆が生まれていく。生きている人間と、実態の無い幽霊が送る、変わっているようで、なんの変哲もない平凡な日常。そ
して2人がたどり着く運命は、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 10:49:54
1230文字
会話率:27%