政略結婚でド貧乏な伯爵家、桐ケ谷《きりがや》家の当主である律哉《りつや》の元に嫁ぐことになった真白《ましろ》は大きな事業を展開している商家の四女。片方はお金を得るため。もう片方は華族という地位を得るため。ありきたりな政略結婚。だから、真白は
律哉の邪魔にならない程度に存在していようと思った。どうせ愛されないのだから――と思っていたのに。どうしてか、律哉が真白を見る目には、徐々に甘さがこもっていく。
(雇う余裕はないので)使用人はゼロ。(時間がないので)邸宅は埃まみれ。
そんな場所で始まる新婚生活。苦労人の伯爵さま(軍人)と不遇な娘の政略結婚から始まるとろける和風ラブ。
▼掲載先→エブリスタ、アルファポリス、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 17:00:00
4714文字
会話率:29%
「べたべた甘いのは苦手だから、和菓子みたいな甘さがいいわ」
付き合う際、彼女はそう言った。
少し距離を置かれた気がしながらも俺は頷き、付き合い、そして結婚した。
しかし妻の様子は一変し……?
『第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジ
オ」大賞』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:00:00
1000文字
会話率:66%
冷酷非道な騎士・ルド=カニッツァーロの圧倒的な力おかげで、長年続いた闘いが幕を閉じ、国が平和になった。
そんなルド様が私の夫だ。
「リン、おはよう」
「ルド様……なにをしていらっしゃるんですか?」
「なにを、って……。愛しいリンを抱きしめて
いるだけだが」
「何が『抱きしめてるだけだが』ですか! 今、絶対匂いを嗅いでましたよね! 何度もやめてって言ってるのに!」
私の前でルド様はちょっと……いや、かなりおかしい。
そして私はその理由を知っている。
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リン=アメデオ(21)アメデオ王国第三王女 ルドの妻
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ルド=カニッツァーロ(29)アメデオ王国騎士団長 リンの夫
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※初の魔法ファンタジーもので、設定がふわふわしています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 19:00:00
36770文字
会話率:37%
お家デートの真っ只中。
棒付きアイスを食べながら、漫画を読んでいた。
どうやらそこに出てくるキャラが、彼女の過去の友人と似ているらしい。
ねぇ、まだ引き摺ってない? 私は代わりじゃない?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ガールズラブなのでR15です。
最初のベッタベタな甘さが最後まで続かなかった回。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 22:03:23
895文字
会話率:65%
その世界に、料理はなかった。
飽食の世界で生まれ育った者は、料理のない世界が想像出来るだろうか?
しかし、歴史において料理が消滅したケースは幾度となく存在する。
それは、ありとあらゆる食材が消滅した時だ。
その世界もそうだった。しかし歴
史と違うことがあるとすれば、神がその状況を打破するため『芋』という万能食材を生み出してしまったことである。
その『芋』は土に埋めれば1週間で食べられ、生で食べても消化に難はなく、果物のような甘さがある。そして火を入れれば塩味を産み、主菜が要らなくなるほどに旨く、飽きが来ない。栄養バランスを考える必要すらない、まさに神が作りし食材であった。
そんな世界で『芋』と格闘する、一人の男が居た。男はこの世界に生まれ育った人間ではなく、こことは違う異世界――日本で生まれ育った料理人だった。
彼には、転生する条件として神から一つの使命が授けられていた。
それは、その世界で料理を広めることだ。
料理という概念の消滅したその世界には農耕や畜産の概念はなく、当然調味料すら存在しない。それでも男は料理のため、ろくな調理器具もない世界で芋を、野草を、野生動物を喰らい、少しずつ世界の解像度を高め、料理を広めていく。
美味しいと思える食材を見つけても、ここは食事イコール芋の世界。
当然、必要のないものを食べてもらうことは出来ないし、食に関する一次産業が破綻している世界で料理を広めるのは、食材の供給量からして困難だ。
それでも、男は諦めない。
森の主である巨大狼や家出をしてきた兄妹、風変わりな薬師を仲間に入れ、少しずつ料理という概念を世界に刻んでいく。
誰もが食べて美味しいと思えて、更に真似したくなるものを、男は果たして作れるのか。
異世界料理人VS誰が何しても旨い芋、バトルスタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 10:00:00
115629文字
会話率:43%
二月と言えばバレンタインデー。
ずっと変わらない彼と彼女の関係に甘さが加わり、なにかが変わる。かもしれない。
最終更新:2023-02-04 12:00:00
2896文字
会話率:22%
日本から、世界一初の完全没入型VRギアが発売されて1ヶ月後。
続けて、世界初の完全没入型VRMMOが発売された。
ゲーム業界は慌ただしく特別特集を組んで記事を書き、ゲーマーたちは必死にVRギアを手に入れるべく動いた。
メーカーはVR
ギアの安定供給を約束するも、需要に対して生産が追いつかなかった。メーカーの見通しの甘さが浮き彫りとなり、まさかの謝罪会見!?
謝罪会見はゲーム業界のみならず、世間にまで注目される事になる。そしてVRギアは、ゲーマー、一般人、転売ヤーと混沌極まる争奪戦までに発展した。
それから半年が経った。未だに騒動の熱は下がらずに燃え続けている。
VRギアが手に入らず、日々ネットに記載されるプレイレポートをもどかしくも楽しく見て過ごすゲーマーが居た。
そんな彼のスマホが鳴り出てみると、VRギアの当選連絡だった。
期待と一抹の不安を抱きながらも、VRギアを受け取りに大学病院へと向かうのであった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:02:48
126912文字
会話率:43%
現在高校二年生の主人公佐々木奏汰は、ある日学食の注文がハモった事をきっかけに、『理想の後輩』との呼び声高い一年の白宮祈莉に目を付けられる。
ことあるごとに奏汰に構っては距離の近い祈莉。しかし、そんな祈莉に負けじと必死に祈莉を相手にするこ
となく興味のない事を祈莉に見せつける奏汰。
そんなある日、奏汰は自分の秘密の詰まったとある物を学校に置き忘れ、祈莉に見つかってしまう。
「せーんぱいっ。もう、諦めた方が良いんじゃないですか?」
小悪魔めいた表情で、俺を強引に押し倒しては俺の大切なある物をこれ見よがしにと見せつけて来る祈莉に絶体絶命の奏汰。
やがて二人は同棲生活を送ることになるのだが、奏汰は口では祈莉に靡かないと言っておきながら段々と祈莉に骨抜きにされていき……?
だんだん甘さが増していく祈莉の骨抜き作戦は如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 17:30:35
171580文字
会話率:52%
カレン・ボスツィアとルートヴィヒは、カレンの悪行により、少しずつ心変わりをし、婚約破棄を行った。その後にルートヴィヒの婚約者になったのは、聖女ルシル。何故その道を辿ったのか。甘さが一切ない腹黒の会話。
最終更新:2021-06-15 15:37:20
4234文字
会話率:49%
スイカバーに塩をかけるか否か。夏休みの最中、私と祖父はそうした難題に直面した。スイカに塩をかければ、甘さが際立つ。ならば、スイカバーも美味しいのでは? そう思ったのが、間違いだった。
結論を言うと、おすすめはしない。
最終更新:2021-05-17 07:43:07
361文字
会話率:0%
君のいない街
朝、目を覚ます。いつもの朝だ。
車に乗り、青山平に向かった。青山平は自然の森百選にも選ばれている自然公園だ。青山平に行くまでの間、1台も他の車とすれ違わなかったことを健人は不思議に思った。青山平につくと芝生の上にレジャーシ
ートを広げて寝転がった。日差しがまぶしい。今日1日予定はない。ポケットからスマホを取り出してYouTubeを開いた。元ギャルモデルの動画を見た。ご飯を食べる動画だ。美味しそうにオムライスを食べるところを見ていると健人も嬉しい気持ちになった。車に戻り、自動運転の行き先を1番近くにあるカトリというスーパーマーケットに指定した。カーナビに表示されている発進ボタンを押すと車はなめらかに走り出した。健人が1度も運転することなく車は目的地のスーパーマーケットに着いた。健人は車から降りてスーパーマーケットの中に向かった。店の入口で買い物かごを手にとって店内に入った。惣菜コーナーでオムライスを見つけて買い物かごに入れた。1人前のローストビーフ、寿司、たこ焼き、肉じゃが、じゃがいものコロッケを買い物かごに入れた。お菓子コーナーに行ってガトーレーズンとひと口大の生チョコが1つの袋に30個ほど入った商品をかごに入れた。1リットルの牛乳を買い物かごに詰めてレジに行った。レジの作業は汎用ロボットがやってくれる。映画「アイ,ロボット」に出てくるロボットに似ているが、映画に出てくるロボットよりカラフルで、さらに親しみやすい見た目だ。クレジットカードで支払いを済ませて店の外に出た。止めてある車に乗り込み、行き先を自宅にして発進ボタンを押した。車の中で買ったばかりのオムライスを出して食べた。レジにいたロボットがつけてくれた割り箸を使った。オムライスを食べ終えた。次に生チョコを食べた。金色のフィルムに包まれたひと口大の生チョコを口に運んだ。甘さが口に広がった。生チョコの袋からチョコを1つずつ取り出して食べた。生チョコを10個ほど食べたあと寿司を食べた。寿司はパッケージに8貫入っている。まずイカを食べた。最後にマグロの赤身を食べた。寿司を食べ終えてしばらくすると車は自宅の庭についた。健人はスーパーマーケットの袋を持って車から降りた。家のドアを開けて玄関に入って家の中に声をかけた。「ただいま」
家の中から「おかえり」という声が返ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 20:39:52
1065文字
会話率:0%
「こんな世界に意味はない」といっている自分はこんな世界に意味すら見出せない無意味な人間で、「こんな世界は理不尽だ」といっている自分は多少の理不尽をはね返せないほど弱く、多少の理不尽さえ許せないほど心の狭い人間だ。全ては周りに回って自分に返っ
てきて、自分がどれだけ無力かを教えてくれているかのようだけど、それで必要以上に卑屈になるのもどうかと思うし、開き直って神視点になるのもどうかと思うんだけどまぁ、弱気にせよ強気にせよそんな自分のことを見つめないやつはもっとどうかと思うんだよ。ようは何を言いたいかって言えば、「僕は他人が嫌いだし、それに輪をかけて自分のことが大嫌いだ」ってことだけど、嫌いな部分も含めて悪くないって思うんだって、そういう自分の甘さが最も嫌いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 17:26:58
6666文字
会話率:0%
最近、塩味すら弱くなった……
お前まで消えるのか?
この間、トマトケチャップのパスタで旨味とともに酸味も味わえて嬉しかったというのに。
それもすぐに分からなくなった。
波があるのだろうか?
もしかしたら歯応えぐらいしか楽しめなくなるのかもな
。
いやな未来だ。味蕾だけに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 00:02:57
2000文字
会話率:2%
もうすぐ冬のお祭りがある、とある森の動物たちの話。
森の雑貨屋で新発売の”ハニーミルクキャンディ”。ミルクの優しさと、ハチミツの甘さが、みんなの心をつないでいきます。
「おつかれさま。」「よろしくね。」「ありがとう。」
言葉をのせて、
心をのせて、キャンディは巡っていきます。
※全10部予約投稿済みです。(12/17~12/24にかけて投稿予定です。)
※この作品は「ノベマ!」「エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 06:00:00
16012文字
会話率:17%
僕たちは幼いころから剣術を学び、16歳を迎える年に神石を剣で斬る。
そうして力を示す事で、その人の能力に見合った剣が授けられるのだけど、
僕が手にした剣は、今までに存在したことのない持ち主に牙をむく魔剣だったんだ。
初対面し
た時、僕の魔剣が襲いかかってきた。
びっくりした僕は魔剣に向かって魔法を放つ。
断末魔の叫びをあげた魔剣ジグノートは地面に落ちた。
僕はすかさず布でグルグル巻きにして部屋に持ち帰った。
意識を取り戻した魔剣は開口一番にこう言った。
『汚いぞ小僧!これがお前のやり方かあぁー!!』
再び襲いかかってくる魔剣にキレたルーシェルが行ったのはまたしても魔法による鉄槌だった。
折角魔剣を手に入れてもルーシェルは剣が使えないという劣等貴族で家から追い出されてしまったあとだった。
新天地を目指して旅に出るが、甘さが抜けきらないルーシェルの旅は順風満帆とはいかない。
人間と剣のチグハグなふたりは、ケンカしながら自分探しの旅に出る。
追記)コメディ要素を取り入れようとして失敗したので、お風呂シーンをチラ見せして読者からポイントを稼ごうとする下心満載な葛藤系物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 18:17:06
97485文字
会話率:49%
小説を一度ゲーム化しようなどと無謀なことを考えてそこそこ進んだのですが、やはり自分自身の詰めの甘さが嫌になり、やめました。
その絵が勿体なくなったので、趣味で描いた絵と共に上げます。
※ウディタのキャラチップやマップチップをお借りし
た状態の背景・人物描写があります。
上げるイラストは、こちらのサイトに載せている「正義の下僕」のキャラクターイラストです。よろしければそちらの方も見てやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 00:43:12
3830文字
会話率:0%
※この作品は、「小説ストーリーテラー」(現在閲覧不可)に投稿されていたものを転載したものになります。
ワルキュリア・カンパニーの中核従者・カーネリアは、不死身のゴブリンに目を付けられる。
彼女の中途半端な同情と甘さが、ゴブリンを勘違いさせ
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 11:12:06
16685文字
会話率:42%
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』
と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※ファンタジー小説初心者なので至らぬ点多々あると思います。
※知識不足・設定の甘さが目立ちます。
※カクヨム、アルファポリス様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 22:45:31
322281文字
会話率:29%
あれすじねぇ うーん 葡萄かな? 活動報告で字数、稼いでます。
最終更新:2018-09-28 23:08:18
336文字
会話率:0%
――わたしは、甘さが欲しかった。
とある大学生の恋模様。
最終更新:2017-07-25 22:53:40
2166文字
会話率:0%