目が覚めた瞬間、俺は確信した。
「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。
だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。
その人が
今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ?
しかもだ。
上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。
いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。
冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。
「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」
「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」
「味噌汁の前に説明求む!」
もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。
昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。
熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。
「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」
ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:31:13
9006文字
会話率:36%
どこにでもいる高校生、望月悠。彼は夏休みに無人島へ遊びに行った。
そこで彼が目にしたものとは...
最終更新:2025-03-13 23:07:18
5025文字
会話率:77%
ひょんなことから、学年一のイケメン、柊博希君のお弁当を作ることになり────
最終更新:2024-12-11 06:52:09
1000文字
会話率:52%
2024年11月12日
昔書いたホラー短編に謎のアクセス急増
インスマスの影が忍び寄る
明石のウォンターナを舞台に蘇る記憶
創作を超えた実話のホラーと玉子焼き
なお、プライバシーの保護のため極一部のみ脚色を施している点はご了承い
ただきたい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 14:43:20
3180文字
会話率:14%
アルファポリス様の第7回キャラ文芸大賞にてグルメ賞をいただいた作品の加筆修整版です。(出版に至らなかったので他サイト掲載・賞応募についてOKは確認済みです)
大学に入学するために上京した速水悠(はやみ はるか)は、従姉の理彩(りさ)からア
ルバイトを斡旋される。
それは「料理が全くできない人を探している」という、少し変わった条件のものだった。
「楽しく作れて、どんどん料理がうまくなる」料理初心者向けに特化したレシピアプリ・クレインマジック。そのアプリをリリース予定の会社が理彩の勤務先であり、初心者でも本当にレシピを再現できるのかを検証するための人材として悠に白羽の矢が立ったのだ。
面接時に見事にとんでもない玉子焼きを作り、周囲を驚かせた悠。そんな彼に「玉子焼きの作り方、実際に見せてあげるよ」と料理担当の四本夏生(よつもと なつき)が作って見せた玉子焼きは、人生の中で一番美味しい玉子焼きだった。
四本の料理が食べられることに釣られてアルバイトを始めた悠は、普段は無愛想でありながらも美味しそうに食べて率直に褒めるところを四本に気に入られ、四本のアシスタントもすることになる。
そして四本が自分のモチベーション維持のためと撮り溜めた悠の試食動画は、リリース時にクレインマジックのCMに使われることに。同時に、楽しそうに料理を作る四本の姿もCMで放映された。
ビジュアルが良いふたりの姿はSNSで爆発的に反響を呼び、クレインマジックは順調なスタートを切ったが、その一方で悠の身元や住所がSNSに晒されるという事件も引き起こす。
四本と悠の安全を重視した社長の決断により、ふたりは会社が入っているマンションの別の一室を「社員寮」として提供されることになった。
同居生活を送るうちに、悠と四本は歳の離れた友人として心を通わせることになる。
しかし、四本にはどうしても再現できない思い出の料理があり、料亭である実家を離れた深い理由があって――。
※表紙画像にAI生成イラストを使用しております。 アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:01:20
102694文字
会話率:46%
卵焼きがあるから、私は明日も生きようと思うのだ…(大げさ
最終更新:2024-04-28 20:00:00
892文字
会話率:0%
はるくんは、おかあさんが作ってくれる玉子焼きが大好き。はるくんも作ってみようとがんばります。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2024-01-19 15:03:45
621文字
会話率:29%
「おばあちゃんのお昼ごはん、ぼくが作っといてあげる!」
夕べ、はるくんがそう言って、玉子焼きを作ってくれたんです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2022-11-10 13:55:12
679文字
会話率:30%
もしも、卵に黄身がなかったら。
もしも、世界にきみがいなかったら。
最終更新:2022-09-02 07:00:00
312文字
会話率:0%
大好きだったお父さん。でも、中学の頃から、だんだんお父さんのことを尊敬できなくなっていた。お父さんのことが恥ずかしかった。あの日のあの出来事が起こるまで。この作品は「note」にも掲載しています。
最終更新:2022-01-16 10:47:17
3260文字
会話率:6%
夢で妻の玉子焼きを食べ損ねる夢を見た。
「夢でくらい最後まで食べさせてくれよな」
定年退職してやることなのない俺はここ一ヵ月玉子焼きを作っている。
卵を割るだろ。
砂糖を入れるだろ。
混ぜるだろ。
焼くだろ。
完成するだろ。
何でこれで失敗
するんだ!
今日は日曜日だ、孫の芳也本を借りにくる。
「薫じいちゃん、何か作ってたの?」
孫は台所借りるよといって、玉子焼きを作り始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 06:48:03
950文字
会話率:19%
さあ、今週もやってまいりました。巨人クッキングのお時間です。
私――料理研究家ヘカトン・サトウと、助手のギガンテス・ヤマダでお送りいたします。
さて。皆さんは普段、『玉子焼き』を作って作って作り飽きているでしょうから、今日は玉子焼きで
はなく『王子焼き』を作っていきましょう。(カニバリズムやや注意)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 00:33:37
915文字
会話率:0%
ところは福岡県の市内。付き合って2ヶ月のカップルのお話。
本作の主人公1人目、入月 裕仁(いりづきひろひと)は歴代彼女全てメシマズの経歴の持ち主だ。
飯が不味いを略してメシマズな訳だが、そうなるまでの過程は様々なのだ。以外に奥が深い
ものである。
そんな裕仁の彼女、黒羽 夢弓(くろは ゆめみ)の作った玉子焼きは美味しいのである。これでサヨナラか? メシマズ人生!?
2人目の主人公は黒羽 夢見。彼氏の裕仁の為に苦手な料理を克服するべく奮闘する。元のスペックは悪くない気がする。
だからまずは落ち着け! アレンジは要らない! 作れるか普通の料理!?
カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 20:14:13
51615文字
会話率:38%
美味しい玉子焼きを作りましょう。
最終更新:2020-03-21 21:59:56
275文字
会話率:0%
「ねぇ、何でそこにいるんだ?」
夕飯時に起きた悲劇!
黄色いタオルと黒い塊!
写真の外に潜む衝撃の真実(ものがたり)が今。
一人の書き手の想像によって。
蘇る────。
「全ての生き物は────滅びるようにプログラムされている」
当然
ですがこれは創作です。
実在の人物、団体、名称、事件、その他実在の事象とは関係ありませんので、ご了承の上、お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 01:11:18
3275文字
会話率:43%
かき混ぜて焼く物、甘いのにおやつではない。玉子焼きを焼いていく二人をどうか見守ってください。
想い合う二人だからこそすれ違うときがある、そんなところを書きたくて書きました。お互いに大切に思うなら、諦めずに伝えて、いつか分る、その時まで時間
を積み重ねて行こうと思って欲しいです。
※ この作品は、小説投稿サイト Berry's Cafe 、自身のブログに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 12:59:28
13395文字
会話率:54%
桜坂中学校に起きた、どこにでもありそうな中学生の話。
冬が来ちゃったせいで
スカートの中身がバレちゃったから
______________私はいなくなるしかなかったの
_______
____________
死ネタなどを含みます。十分注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 01:16:52
845文字
会話率:13%
以前別のサイトであげた短編です。
加筆修正を加えていないので読みにくいと思いますが、暇つぶしにどうぞ。
最終更新:2017-11-06 23:44:55
420文字
会話率:20%
映画研究会。晴れて僕は大学1年生になったぼくは、以前から入ろうと決めていたそのサークルに顔を出す。そこにいたのは僕のタイプどストライクの彼女。映画を作る内に、僕らの青春が、始まる。
最終更新:2015-08-15 14:45:29
18028文字
会話率:34%
終業後の自社ビル2階。
真新しいクッキングスクール『MITSUBA』で、上司と部下の個人授業。ただし、色気皆無のスパルタぶり。
無愛想な割に面倒見の良い上司と、ズボラなくせに時々可愛い部下のめくるめく夜の営み(笑)。
初投稿です。多少のア
ラは見逃してやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-07 23:28:09
3696文字
会話率:30%
小説が進まない……。詩に逃げてしまうorz
最終更新:2009-12-08 11:13:12
392文字
会話率:0%