アルリエータ王国の辺境伯令嬢エステルは、「目が合った者の心を読む」呪いにかかっていた。
呪いのせいで友もおらず、おまけに婚期も逃し、気がつけば三十路を越えて早三年。自由気ままに生きることを決めていたというのに、この力を欲する変わった国に嫁
ぐことになって──?
エステルを欲した国は全国民が魔女の呪いにかかり、半猫化したハルヴェルゲン王国。
どうやら半猫同士での会話は成立するようだ。
しかし貿易大国であるハルヴェルゲン王国が半猫化したことにより、諸外国とは言葉も通じず国内は混乱状態。
そこで白羽の矢が立ったのが、心を読めるエステルたった。
「うにゃにゃ にゃー にゃん にゃんっ。にゃにゃにゃんっにゃーん」──『君の呪われた力が必要なんだ。私の妻として外交に加わってほしい』
「……え? 何ですって?」
果たしてエステルは、ハルヴェルゲン王国を危機から救い、幸せを掴めるのか──……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:30:00
91522文字
会話率:63%
負けず嫌いな公爵令嬢アレクシア(シア)。
初恋もまだなのに、うっかり「好きな人くらいいるわ!」と、友人達に見栄を張ってしまう。
嘘を本当にするために、『初恋相手』を探しに出かけた公園。
そこで知り合った令嬢宅で出会ったのは.....…なん
と、頭に猫耳が生えた第三王子、クラレンス様!
「好きなひとに『好き』と言われるって、まるで奇跡みたいね?」
自分でも気付かない内に始まっていた、シアと王子の初恋と、猫耳の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 13:43:40
17655文字
会話率:43%
突如現れた謎の転校生。
何故か、頭の上に普通は無い筈の猫耳が……。
それが見えるのは、春菜だけ。
この奇妙な出会いが、新たな出逢いを生み出した。
(って、大層なことはない。ちょっとした物語です)
ってことで、突発です。
最後まで書けるか
心配ですが……、書き始めた以上頑張って書きます。
時間がある時でいいので、目にしていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 13:53:04
31843文字
会話率:28%
ボクは君を守る剣になる!私と猫耳王子の恋愛冒険譚。
ここはいったいどこ……?
突然、私、莉沙《リサ》は眩しい光に包まれ、気がつけば聖女召喚の魔法陣の上に落っこちていた。けれど、私は聖女じゃないらしい。私の前にもう呼び出された人がいる
んだって。じゃあ、なんで私は喚ばれたの? 魔力はあるから魔女になれ?
元の世界に帰りたいと思っている時に、猫耳王子が私の前に現れた。えっと、私からいい匂いがする? そういえば、たまたま友達の猫にあげるためにマタタビ棒(お徳用10本入り)を持っていたんだった。その中から一本、彼にプレゼントすると、お返しに相棒になって帰る方法を探してくれるって! そこから始まる帰る方法を探す異世界冒険の旅路。
私は無事もとの世界に帰れるのか。彼がいるこの世界を選ぶのか。
普通の人リサと猫耳王子アリス、二人が出会って恋をする物語。
――本編完結――
外伝を少し追加します。(21,2,3~)
この作品はカクヨム様、アルファポリス様でも同時連載しています。
セルフレイティングは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 08:14:48
238069文字
会話率:48%
王子には、獣の耳が生えていた。
それは『半獣』と呼ばれ、忌み嫌われるものであった。
ある日場内を散歩していた王子を美女が攫う。
王子を育て上げ、立派な王にしようとするが、王子はそれよりのんびり暮らしていたい様で…。
最終更新:2018-11-18 05:02:31
71378文字
会話率:47%
――私なんか、居ても居なくても世界は変わらない、と思ってたのに。
コインロッカーベイビーで養護施設育ちの橋下アミ。
彼女は高卒で派遣社員だったが、ある日、無慈悲な派遣切りに遭う。
そして再就職活動中、タンクローリーに轢かれそうになった黒猫を
助けようとして、アミは交通事故に遭う。
その後、アミが目を覚ますと、彼女は猫耳獣人たちが暮らす異世界に転移していた。
そこに現れた従者の話によると、アミが助けた黒猫は、現代日本にお忍び中だったレオ・ミネット辺境伯であり、ここは彼の王宮なのだという。
しかも王子は、命の恩人であるアミを、后として迎え入れたいとの意志が強いのだとか。
突然の出来事に、置かれた状況をうまく咀嚼できないまま、アミはファーストレディーとして、そして異世界人としての一歩を踏み出すことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 08:00:00
21145文字
会話率:68%
隅っこを愛する女子高生すず子は「ある言葉」を発する事で異世界へ強制的に召喚されてしまう。しかし、パニックになる事はなかった。何故なら、原因を引き起こした張本人に心当たりがあるからだ。「猫柳君・・・・許さない・・」
クラスに一人は居るかも知れ
ない猫耳王子と、控え目女子高生のドタバタラブ(?)コメディ。
(短編の方を読んでからだと分かりやすいかもです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-21 01:43:07
154800文字
会話率:39%
いつもの生活に飽き飽きしていた、武道家高校生。
彼の目の前に待ち受けていたのは、崩壊寸前の異世界の大国、そして、そこを統治している猫耳の王子だった・・・
最終更新:2013-02-26 20:13:20
1151文字
会話率:33%