☘19世紀ヨーロッパ風の架空大陸を舞台にした転生サスペンスファンタジー☘
クローナ神話で邪神リーリナに呪われ死を奪われた存在――不老不死者【イモゥトゥ】。イモゥトゥの肉体は死なないけれど、その内にある魂は死を迎える。すべての知識と記憶を
失い赤ん坊のようになる。それをイモゥトゥの【新生】と言う。
イモゥトゥ研究者のセラフィアは恋人ルーカスに殺され、気づくとかつての使用人ユーフェミア(愛称ユフィ)になっていた。【新生】で魂が死んだユーフェミアの体に、セラフィアの魂が【転生】したのだ。
ルーカスはなぜセラフィアを殺したのか。そこには【新生】を間近に控えたラァラ神殿の聖女イヴォンの存在が大きく関わっていた。
19世紀ヨーロッパ風の架空の大陸を舞台にしたサスペンスファンタジー開幕。
☘主要登場人物☘
セラフィア・エイツ(ヨスニル共和国エイツ男爵家)
ユーフェミア・アッシュフィールド(イモゥトゥ/エイツ家の元使用人)
ルーカス・サザラン(ロアナ王国サザラン伯爵家)
アカツキ・ケイ(ヨスニル共和国ケイ公爵家)
イヴォン(ロアナ王国ラァラ神殿所属)
※他の登場人物は作品内で随時一覧を掲載する予定です。
☘略年表☘
249年 ロアナ王国でリーリナ神教が禁教となる
271年8月 ウチヒスル奇病事件(ロアナ王国)
397年1月1日 エリオットがサザラン伯爵位継承(ロアナ王国)
402年 狼少女処刑(ロアナ王国)
402年 廃村ウチヒスルの再開拓開始(ロアナ王国)
405年9月1日 ラァラ神殿完成
408年 ウチヒスル城完成(ロアナ王国)
467年11月〜471年1月 イス・シデ大陸間戦争
470〜510年頃 中央クローナ革命期(ヨスニル共和国・ザッカルング共和国他:王政から共和制へ以降)
506年 イモゥトゥ目撃情報が新聞に掲載される
514年11月30日 クローナ大陸横断鉄道全線開通
552年5月7日 ソトラッカ研究所がイモゥトゥの存在を公表
555年7月20日 セラフィア死亡
※エブリスタとカクヨムにて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 12:10:00
362655文字
会話率:52%
【TOブックスさんより書籍版第4巻発売中ですよー!】
西洋と中華の文化が入り混じる異世界。その片隅で生まれた麒凰(きおう)帝国・菊乃井伯爵家の一人息子、鳳蝶(あげは)は五歳にして終わっていた。太り切った体型に加えて、味方はゼロ。しかも、突然
現れた弟・レグルスには将来、爵位継承権を巡って殺されるらしいのだ……。武器は、突然生えた日本人としての前世の記憶「料理と裁縫」のみ。そんな中、成り行きで弟を育てることになった鳳蝶だったが――「私の弟、超可愛いんですけど?」――気づけば兄バカ全開に!? ひよこな弟のため、知育玩具を手作りしたり、茶碗蒸しを開発したり。前世の特技・家事力を総動員して、荒れた領地もコツコツ改善! 小さな一歩が神々まで巻き込み国まで変えていく、幼き兄弟の領地経営ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 06:00:00
2194372文字
会話率:37%
双子の兄はどちらも公爵位を継ぎたくないそうだ。
理由はわからないが、どうにかしなければいけない。
そうだ、先代公爵様の血は私にも入っているし、私が中継ぎをしたらいいんじゃないかしら?
と思って提案したら、どうやら義兄たちは勘違いをしていたよ
うだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:00:19
3044文字
会話率:34%
伯爵夫人になったばかりのコレットは、結婚式の夜に頭を打って倒れてしまう。
目が覚めた後に思い出したのは、
この世界が前世で少しだけ読んだことのある小説の世界で、
今の自分、コレットはいずれ夫に離縁される予定の伯爵夫人という事実だった。
(詰んだ!)
そう。だってこの小説は、
若き伯爵、カイザルにはずっと妻にしたいと願うほどの好きな女性がいて、
伯爵夫人となったコレットはその事実を初夜になって初めて聞かされ、
自分が爵位継承の為だけのお飾り妻として娶られたこと、
カイザルがいずれ離縁するつもりでいることを知る───……
というストーリー……
───だったはず、よね?
(どうしよう……私、この話の結末を知らないわ!)
離縁っていつなの? その後の自分はどうなるの!?
もう、結婚しちゃったじゃないの!
(どうせ、捨てられるなら好きに生きてもいい?)
そうして始まった転生者のはずなのに全く未来が分からない、
離縁される予定のコレットの伯爵夫人生活は───……
✿.アルファポリス様にて投稿・完結済✿.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 22:30:00
71774文字
会話率:42%
ナトミー子爵家の四女ロザリンドは、三百年後からの逆行転生者だ。彼女は父に溺愛され過ぎたばかりに、領内に軟禁されていた。そして、爵位継承の為の勉学に時間を費やす日々を送ることになるが、来世である罪人の記憶は気晴らしぐらいにしかならなかった。
そんなある日、公爵夫人となった姉から皇都で催される皇太子の婚約パレードの招待状を譲り受けたことで、ロザリンドの人生は大きく変わる。
皇太子リヴウィルは、来世で愛を誓い合い、罪人である彼女を救い出した末に死んだ看守の少年と瓜二つだったのだ。
彼と交わした約束を思い出し、ロザリンドは皇都へ行くことを決意するが、既にリヴウィルは皇太子妃と仲睦まじく暮らしていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 00:20:24
122924文字
会話率:34%
血の繋がらない家族に虐げられ、正当な後継者なのに爵位を奪われそうになったから、もう我慢しません。
忠実な執事が集めてくれた証拠で、お父様に引導を渡します。
最終更新:2024-03-24 09:10:00
4908文字
会話率:50%
学園内で開催された剣術大会で優勝した王太子殿下が私に求婚してきたのですが。
殿下は我が家の事情をご存知ない?それは困りましたね。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-02-27 12:00:00
8084文字
会話率:66%
「ようこそ、ネッツァー子爵家へ」
出迎えたのは一人の少女。
談笑しながら玄関扉を開き、一歩踏み入れようとしたところで少女の凜とした声が通る。
少女と、その父親、父親の愛人と娘の玄関先でのお話。
最終更新:2023-08-19 07:00:00
4262文字
会話率:36%
リガーレ公爵家に生まれる女性は精霊術師の素質を持つ。
公爵家の一人娘。次代の精霊術師。アリスティア・リガーレは期待と責任を背負い、精霊に選ばれるために日々努力してきた。
だが、突如としてリガーレの血筋であるフィリアという少女が現れ
た。彼女は後見人とともに、爵位継承権を求め、精霊術師になれることを主張した。
アリスティアとフィリア。
帝国唯一である精霊術師の称号を手に入れるため、二人の少女による戦いの火蓋が切って落とされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 21:08:10
68386文字
会話率:49%
爵位継承式典の一週間前、諸々の準備に追われる情報部では圧倒的な人手不足に陥っていた。コード・ブルーのシアンも、普段は担当しない部署回りをやることになったのだが――!?
キーワード:
最終更新:2019-01-14 00:28:28
13797文字
会話率:50%
父の死去により、異母弟の伯爵家相続を認めて貰えるよう、関係各所に働きかけて奔走するセレナ。親戚の横槍を受けつつ奮闘していた彼女だったが、父の遺言通り王太子に助力を願った事がきっかけで、彼が王族籍を抜けてセレナと結婚し、弟の後見人となる事に。
それは忽ち周囲に憶測とトラブルを発生させセレナは頭を抱えたが、最大限の問題は王太子クライブ殿下その人だった。
結局彼女はクライブと偽装結婚の契約をして、弟が正式な当主になるまで秘密を守る事を誓ったが、トラブルは次々とやって来る。
セレナの弟の爵位継承までのあれこれ、偽装未亡人(?)になった後の、新たな紆余曲折の恋の行方を描きます。アルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 07:25:18
170666文字
会話率:69%
大陸一の大国、セルフェンダ王国。国王ウィレ・ティーダ・セルフェディは悩んでいた。
恵まれた土地、安定した財政、友好的な外交、攻守共に優れた東と南の騎士団。
しかし平和な国風に揉まれ、王宮のある首都マレントの近衛騎士団は弱体しきってい
た。
「なんとかしなければ」そう考えていた時、年間伝統行事である爵位継承式典が行われた。
ウィレがそこで見たのは、新たに子爵家筆頭当主に就任した若い青年だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 08:44:58
1504文字
会話率:9%