まだ私が小さい時。
異能は今ほど知られてなくて、世界が二つあるなんてほとんどの人は知らなかった。
あの時は、どうしてみんなが傷を負っても死なずにいるのか知らなかった。どうしてそんなに強いのか知らなかった。
何より私はみんなが何のために
戦っていたのか、わかってなかったんだと思う。
でも私の知らないところで、復讐のため、誓いのため、愛情のため、狂気のため、みんなは必死に戦っていた。
これは、そんなみんなと一緒に、私の恩人が世界を変える物語。
◯◯◯
第一章 罪人に送る地獄の業火
鬼は記憶喪失の蛇と共に、罪人と女神を探しにいきました。
彼らを地獄に送るために。
第二章 泡沫と消える絶食の誓い
狩人は妖精に禁忌を祈りました。鬼は目をそらし、魔女は諌め、女教皇は慰めて。
その誓いは幻を越えられない。
第三章 女王の愛は星よりも重く
星団は女王が報われることを望み、恋人は女神を望んだ。
そして女王はただ、愛するだけでよかったのに。
第四章 女神の答えは恋人の剣
勇者は女神と剣を抱え自らの出生を求める旅に出る。
復讐と絶望は罪人の天国であり、女神は女神でなく、女神が女神であった。
第五章 雷雲は最後の審判を告げる
人々は審判を畏れ、逃げ惑う。
誰もが彼を忌み嫌うのなら、間違っているのは世界の方なのだと、彼女はそう呟いた。
断章 どうか私を慰めて、と
ずっとこんな日が続くと、小さな魔女は思っていたけれど。
第六章 その身に血を刻む
私の血霧を欲するか。ならばくれてやろう。
宿命の一切を貴様に託すのが罪滅ぼしというのなら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 07:16:16
529377文字
会話率:43%
俺はしがないトラック運転手――――だった。
俺はトラックを運転をしていたところ、歩行者を轢き殺しちしまった。
諸々の不運が重なり、俺は過失運転致死罪で懲役5年。執行猶予なし。一発で刑務所行き。
刑務所での地獄の服役を耐えて出所したが、家庭は
崩壊、仕事もなく、俺はホームレスになった。そこからなんやかんやあって、俺は死んだ。
死んだ俺は、まさかの神に遭遇。無神論者の俺、驚愕。
そんなことはさておいて俺の起こした事故の真相を神に聞かされる。
その俺が轢き殺した奴は転生予定者で、事故の時に歩きスマホ且つ信号無視で飛び出してきたらしく、それを俺が轢いたらしい。裁判の内容と随分違うじゃないか!
その他諸々の不運も全部神から聞いた。
そんな歩きスマホ信号無視クソ野郎が今、別の世界で幸せに暮らしてると神から聞いた。
怒り心頭の俺を見て、あまりに不憫だから転生させてやろうだって?
俺の人生滅茶苦茶にした元凶に復讐する為、その転生者と同じ世界に転生することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 20:12:22
103901文字
会話率:39%
「だってアンタらはカミサマを信じてるんだろ」
無神論者の男と、信仰深い血筋の男。
祈りとは何か。願いとは何か。救いとは何か。神とは何か。
誠実な男と、不誠実な男。
そんな2人が信じるを探す物語。
__俺はお前に救われてほしいよ。
最終更新:2023-12-06 15:32:22
742文字
会話率:39%
鈴木明はダメダメな少年時代を過ごした。
習い事、勉強、スポーツと何をやっても全部ダメ。
明に才能というものは欠片も存在しなかった。
逆に、二人の幼馴染は才能の塊のような少女であった。
家が近くということもあり、父親にはよ
く比較された。
完璧な二人と無能な自分。
明は劣等感を抱きながらも、
優しい幼馴染についつい依存してしまっていた。
変わりたい! と心から思った。
命を懸けて戦う探索者となれば、
弱い自分を変えられるかもしれないと思った。
そして、明は―――
一念発起して、探索者への道を歩きだしたのだった。
※不定期です。気の向いたときに少しずつ投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 03:58:14
44691文字
会話率:42%
君達は願った。
救済を。
報復を。
罰を。
手段を。
皆等しく、「死」に意味を見出してしまった。
この物語の主人公は、貴方。
生きる意味を探す、未熟な少年。この物語の主人公。特異点。
死を知らない無知なガキ。口先だけのキレイゴトをこよなく愛
する無神論者。
終わっている高校生。何の力も持たない一個人。
…そう、貴方だ。
貴方はひょんなことから、学校の生徒たちの悩みを聞く「厚生委員会」
に入会してしまい、放課後、日々生徒の悩みを解決して回る毎日を送っていた。
一人の少女が、「死にたい」と相談してくるまでは。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:00:00
515文字
会話率:5%
父が亡くなり、爵位と遺産ほしさに叔父によって修道院に無理矢理入れられた私──マリアの前に突如女神の御遣いが現れた。
正直二頭身の小人にしか見えない御遣い?曰はく、私が次代の聖女サマらしい。
そんなこと絶対に、絶対に有り得ない!
だって。
「
だって私、無神論者だし……」
マリアの思いとは裏腹に中途半端に覚醒する聖女の力。
そして他の聖女候補の来襲を皮切りに次々と修道院に問題が舞い込んでくる。
修道院で再会した幼馴染の協力を取り付けたマリアは、果たして次期聖女候補と名高いシスター・カトリーヌに聖女の座を押し付けて、あわよくば還俗することができるのか!?
これは無神論者のマリアが聖女候補たちの生き様を通し、神とは何か、信仰とは何か、そして愛とは何かを学ぶ物語。
そして世界創生の秘密に触れていく、愛と希望の物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 22:29:30
151701文字
会話率:41%
無神論者である主人公は修学旅行中に異世界召喚されてしまう。異世界に放り込まれる直前彼はとある人物たちから何者にも従属しない人類による人類の為の国家を作ってほしいと依頼(強制)される。
そんな主人公が神や悪魔、信者たちと戦っていく話。
最終更新:2023-05-06 15:53:18
9172文字
会話率:45%
これは考察が見るのが好きだった男が、自分も考察される人物になりたいと努力するも生前叶わず天寿を全うしてしまった。
だが、気がつくと男は異世界に転生していた。
転生先は生前叶わなかった考察される人物になれる環境が整っていた。男は歓喜した
。
生前は無神論者だった男もこの時は神に感謝した。
今度こそ、自分の夢を叶える為、ありとあらゆる伏線を張り巡らせる。
それが周り巻き込んでいくとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 18:00:00
81326文字
会話率:49%
政治と宗教と野球の話をしてはいけない。そんな顔ぶれに昨今はジェンダーや人種も入るとか。
蒙昧な哲学と不義の愛を以て、タブーを語るエッセイを書こう。
最終更新:2022-11-27 20:26:13
591文字
会話率:0%
「運命」を掛け違えたボタンみたく語り、矮小なものとして扱うような無神論者でもなければ、死の間際に神頼みするほど心身深くもなかった。それでも、身に降りかかる幸不幸を受け入れる際の一つのフィルターとして体よく機能させてきた。踏み潰されて枯れた路
傍の花にも、「運命」を与えてやってもいいし、通り魔に腹部を刺されて夭折した一人の若者にも、「理不尽」を「運命」と言い換えてやればいい。世界を単一の物と見ずに、多層的な構造をしていると考えればきっと、「運命」を観測し得る。
この物語は、そんな一つの可能性に手を伸ばした一人の人間の話だ。
18時更新
▼Twitterとなります。更新情報など諸々呟いております。
https://twitter.com/@pZhmAcmachODbbO折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 18:00:00
55214文字
会話率:50%
「世界の本質とは、いったい何なのか?」
これは神々の世界であり、信仰に基づく世界であり、繁栄の背後には無限の教条と抑圧があるように見える。
普通の少年、平凡な18歳の日常生活の中のある日、彼は美しい修道女を好きになった。
しかし、
教会の陰謀は彼のすべてを完全に引き裂いた。
悲憤の少年はゆっくりと手を上げ、目の中の光が消えていく、「……復讐する!」
神々の地位が揺らぐ!神に逆らう一章が始まる!
『 この小説は神を信仰する世界を背景に展開され、男主の成長と恋愛物語、人神の戦いが繰り広げられる。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 02:16:16
42523文字
会話率:27%
私は呪殺卿。もうどうでもいいわ。
大天使ラファエルの啓示を受けた一人の無神論者の備忘:20220602.2328.20220604.1828
キーワード:
最終更新:2022-08-27 16:44:10
2158文字
会話率:0%
全ては神の御心のままに。
最終更新:2022-06-04 21:17:32
6735文字
会話率:0%
其れは暑い日の晩の出来事だ。
当時料亭で働いていた僕は仕事終わりに部屋で同僚と酒盛りをしていた。
あまりの退屈さに百物語をしようと同僚が提案した。
無神論者で霊関係の話が好きな僕は其の提案に飛びついた。
其れが僕の人生観を変え
るとも知らずに。
注意 心臓の弱い方や霊媒体質の方は見ないことをお勧めします 。
また心霊スポットの近くで読まないで下さい。
霊感の強い方が近くに居るときもご遠慮ください。
ロウソクを用意して火を点けないで下さい。
ロウソクの火を消さないで下さい。
当方は一切責任を持ちません。
※ 怖さを堪能したい方は火の付いたロウソクを準備して下さい。
霊感の強い方の側で読んで下さい。
心霊スポットで読んでください。
三話目からロウソクの火を消して下さい。
作品を読み何か都合の悪いことが有っても当方は責任を持ちません。
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 09:00:00
8384文字
会話率:4%
会社からのいつもの帰り道。彼女は突然異世界へ召喚された――聖女として。
【聖女召喚されたエリートOL、聖女職が気に入らないとなれば…いざ転職&叛逆!】
日本の女子高校生と共に聖女として召喚された彼女は、無神論者、かつ自由主義者だった
。故に、彼女は固く自身に誓う。絶対に、絶対に、個人主権をあっさり侵犯してきた、傲岸不遜な唯一神信仰をぶっ潰してやると。これは強制召喚されたハイスペック企業戦士の、自由と高報酬を手に入れるための崇高な聖女紀行。
;流行りの聖女ものを書きたくて書いてみました!
政治の駒なんて真平御免!ハイスペ・冷徹・美人な主人公が、転職活動して成り上がり!ちょっとしたたかで不憫な、『彼女』の王道異世界トリップ物語。是非お楽しみ下さい!
※王道(当社比)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 00:47:49
321193文字
会話率:45%
「おばけ、二次元、神様なんてこの世にいない。手で触れられないもの、あたしはすべて信じません」
無神論者である神籬(ひもろぎ)エリカは、世界に絶望している。親のいないエリカは、養い親からのイジメにも必死に耐えていた。エリカのそばにいると不幸に
なる。そんな風に言われても、自分一人だけを信じることで懸命に生きていた。事実、エリカの身の回りでは次々と不思議な現象が起きていく。うわさを聞き付けたある一人の男が尋ねてきたことで、エリカの“不思議”は「気のせい」で片付かなくなっていく。
「神様を信じていない? それは好都合ですね。あなたには、神の消えた社の巫女になっていただきたい」
これは、神を否定する少女が、神様に嫁入りするまでのお話――
※カクヨムでも同時連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 00:14:06
119745文字
会話率:40%
無神論者の高校球児とちょっと面倒くさい神様のお話。
最終更新:2021-09-22 22:48:55
1569文字
会話率:70%
※本作品を元に設定を追加した作品が
※「クラスの聖女様に「君は神様を信じる?」と聞かれたけど僕は無神論者」になります。
クリスマス・イヴ。日本では、もっぱら、恋人と過ごす1日だったり、友達とワイワイやる1日だったりする。
主人公の
、星崎光(ほしざきひかる)は、カトリック系高校に通う2年生。今日はクリスマス・イヴで、世間的には
恋人とロマンチックな一夜を過ごしたり、友達とわいわいとパーティーをしたりする日。
そして、カトリック系高校に通い、想い人がクリスチャン(仮)な光にとっては少し特別な意味を持つ一日。
これは、普通とちょっと違う、暖かいクリスマス・イヴの物語。
なろう/カクヨム同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 01:09:19
5773文字
会話率:61%
世界を救う為に召喚された異世界の聖女が見た勇者の顛末と旅の果て。
これはとある世界の終わりに向かう切っ掛けにしか過ぎない出来事を記しただけの、無味無臭な書き綴り。およそ六千文字
最終更新:2021-04-09 01:48:31
5723文字
会話率:30%
完璧、完全なAIとその産みの親
最終更新:2021-03-24 23:42:42
1097文字
会話率:34%
俺の名前はオズワルド=ネイチャー。普段は行商人のふりをしているが一応、今世紀最大の大泥棒だと自負している。昔から自分に救えるものは何でも救うって座右の銘の下、そりゃたくさんの人を救ってきた。そのおかげか、まだ18歳なのに三児の父をしている。
そんなある日、依頼でピンチな俺を交換条件で助けてやるとか言い出す怪しい男に出会った。助けられた以上、交換条件で提示された依頼は叶えてやるか……だなんて考えてトリグラフの楔なんていう姿形もわからないもの……のはずだったんだけどな…… いやいや、決して依頼料が一億ガルだからとかそんな邪な思いで受けたわけじゃないんだ…… とか言い訳だよな。すぐにでも盗人から足を洗いたいと願った自分の浅はかさが悪いよな。人生の再出発という欲に目が眩んだ俺には高い授業料になるんだわ、これが。まったく、昔から世界は無慈悲というか、残酷というか。でも、破格の報酬をチラつかせる依頼主の胡散臭さをもっと理解してたら避けられたかもしれないな。
トリグラフ世界の均衡を保つ対天壌支配戦略兵器、通称トリグラフの楔と呼ばれる幼女を奪っちゃった俺。その兵器を失った宗教国家キグロスは未曾有の危機に晒される。もちろん、俺もそれに巻き込まれるわけだ。幼女を奪い返そうと国中が躍起になって俺を追う。兵器扱いされてる幼女も自分の運命を決めつけてる様子。でもな、君が諦めても俺は。君を、君の心が望むままに盗み出してみせよう、って思ってしまったんだ。それがいいって何となくだけど思ったから。
銀髪碧眼のロリっ娘と父というには若すぎる青年が挑む人生最高難易度の大脱走。神に祈るなんてまっぴらごめんだが、すがりたくなるくらいにハードモードな敵、敵、敵。
俺は無事に最愛の娘の元に帰れるのだろうか…いや待てよ。娘にはなんて新しいロリっ娘(厳密にはロリばばあか? ※本人に聞かれたら確実に侮蔑と罵倒、憐憫の籠もった目で抗議されるに違いない)を紹介すればいいんだ。お姉ちゃんだよ?なんて言ったところで受け入れてもらえるだろうか。というか同い年じゃないか。これは確実にマウントの取り合いになるぞ。間に挟まれる俺…これは救いがあるのか。無神論者だが、今だけは祈らせてほしい。神様仏様、お願いですからフェリチとウェッジが仲良くなれますように…って祈ったのに、一触即発な新加入娘と古参の娘。頼むから仲良くしてくれよな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:08:46
16717文字
会話率:55%