地球人類が宇宙へと生存圏を拡大して数世紀。宇宙にはいくつものコロニーが建造されることになった。
だが、そんな時代でも紛争は絶えない。
地球中央政府は「宇宙移民を含めた全人類を統治する」という内容の宣言を公開。
それと同時に、地球政府は『地
球連合軍』を設立。コロニーに対して武力を用いた強行手段に出るようになり、これに対抗するべく、コロニーに住む宇宙移民は『コロニー軍事連盟』を立ち上げる。
以降、各コロニーを巡る戦いが繰り広げられることとなった。
そして、地球から離れた位置にあるコロニー群『E2 サイト』に地球連合軍の『第 47 戦隊』の艦隊が迫りつつある。
コロニーに送り込まれた潜入工作員〈ジュリエット07〉は、この戦いの中で運命的な出会いをすることになるのであった――
一方、コロニー自治軍の訓練生〈カール・コーサカ〉は、地球からやってくるはずの親族が到着しないことを心配して捜索隊の編成を司令部に進言する――
料理人のパイロット訓練生と人工的に産み出された少女兵が――今、邂逅する!!
戦争は、コロニーは、そして……レストラン〈フェー・ルトリカ〉の命運はいかに!?!?
SFミリタリーアクション&ほのぼのコロニーライフ+再現メシ!
遠い未来で復活した「現代料理」は、宇宙移民を満足させられるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 19:59:47
436136文字
会話率:21%
貧血で顔色の悪いロリっ子ヴァンパイアの上司が呟いた一言
「ねぇ航空参謀。ちょっと…山脈を越えて様子を見てきてくれない?」
「閣下。コレはペーパーテロであります……」
これが、サキュバスのメリィ・ダイ・ヤヴァイネンとその部下たちを、険
しい大山脈の向こう側にある鎖国中のヒューマンの王国へと導いた。
多様な魔族達が住まう魔王国の進攻を計画する『聖戦』の噂が広まる王国では、政治が行き詰まり、国民の不満をそらすために危険な道を選ぼうとしていた。
王国の為政者たちは長年にわたり魔族への偏見と差別を続け、教会の支配のもとであらゆる国との交流を断ってきた。その結果、技術革新が『異端』や『禁忌』として排斥され、王国の文明は停滞し、魔王国との間に300年もの文明格差が生じていた。
その一方で、魔王は開戦の危険性に強い懸念を抱いていた。『開戦となれば、我が軍の一方的な虐殺となる。それだけはしたくない』——魔王は戦争による無用な流血を避けたいと考えており、メリィたちの任務はその意向を反映していた。
「そこで、参謀本部から指示が来たの。少数の特殊部隊を送り込んで彼らの情勢を調査し、国内に反戦世論を醸成させる。それで侵攻計画を頓挫させれば多くの命が助かるよね」
「閣下の砲撃から隣国の農民兵の命を守るのですね」
「…間違ってないけど、言い方酷くないかな……」
彼女はぷくーと頬を膨らませた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 19:40:43
10835文字
会話率:36%
シーマリス帝国の第一王女カーラは、和平使節としてダイン神国を訪れた際、回戦派の謀略により暗殺され、戦争が始まってしまった。
実は救われていたカーラは、平和を求め、帝国の秘密兵器を止めに行く。
最終更新:2023-08-19 06:45:36
3071文字
会話率:22%
幼い頃に両親を失い、過酷な日々を送ってきた8歳の陸人は、ある日を境に教育委員であり国家機密部隊の佐渡銀二に引き取られることに。
その後、陸人は自身の弱さを克服するために必要なことを学び、様々なことに挑戦していく。
15歳になった陸人は、ある
日銀二から、とある高校の潜入工作の任務を言い渡され、人生初の学校生活を送ることになる。
自分と違った境遇をもつ人たちと出会い、人間としてどう成長していくのか、自分を縛り続ける謎の『使者』とは一体!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 22:20:00
337859文字
会話率:43%
2024年、日本は生物兵器「ミスト」を国内に散布し、首相及び大臣らの暗殺を図ろうとした同時多発テロ事件を受け、公安警察の強化を行った。内閣府に設立された〈国家特別公安局〉は日本の防諜・諜報機関としての役目も担う組織であるが、その中に存在し
ないはずの課「零課」が存在した。国家最高機密の特務機関である「零課」は遥か昔、帝を支えていた穢れ多き近衛部隊《八咫烏》に起源を持ち、国内外を問わず要人暗殺、潜入工作、必要ならば自国民の抹殺任務すら遂行する国の何でも屋、超法規的組織であった。
2050年現在。零課を率いる隊長〈伊波 零(イナミ・レイ)〉は中華人民連合国の特務機関「第505機関」と裏で繋がりを持っていた国防陸軍少将をティルトローター機内から5000メートルという超長距離狙撃により暗殺。そして、国内に残る第505機関のスパイを排除するために零課が動き出す。しかし、目標としていた中華連のスパイは正体不明の武装グループによって先に暗殺されてしまい、零とその部下らは武装グループのメンバーを捕らえることに成功する。彼らは世界最大の犯罪シンジケート「ブラックレインボー」の構成員であった。島国日本にも「ブラックレインボー」が上陸していたのだ。
零課でも一切の謎に包まれている伊波零(イナミ・レイ)。
そんな彼女の秘められし過去とは?
そして、長年にわたり進められてきた「ブラックレインボー」の恐るべき計画とは……
世界を舞台とする近未来SF×サスペンス系アクション小説。「濡羽色の魔女」シリーズ第一作。
第一作「濡羽色の魔女」完結済
第二作「濡羽色の魔女 イズニティ紛争」完結済
※リンクフリー。無断転載及び無断複製の禁止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 01:54:46
206431文字
会話率:47%
発端はアジアの某超大国のもった遺伝子操作技術だった。
倫理や道徳心のない悪魔のような技術だったが、その技術に惹かれた各国は潜入捜査官、スパイ、潜入工作員、様々な汚い手でその技術を得ようとした。
その結果、とあるバイオテクノロジー系の多国
籍企業にその技術が漏れ、危険な動物が誕生してしまう。
その生物のあまりの破壊力と強さに人類は押し負け、ついに核戦争を引き起こしてしまったのだった。
そうして歳月は流れ、そんな生物兵器ーー通称MTA対人類の壮絶なる戦いが起こるのだった。
そして、人類がわずかな光を集めて作った希望のかけらそれがウニ型のMTAノナだった。
こうして始まるウニVSインド人の近未来SFバトルストーリー!
あなたはウニ派か、インド派か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 19:06:27
65487文字
会話率:40%
僕が小学生だった時、「鬼門」のある方角を占うのに凝っていた女の子がいた。その鬼門の方角へ向かう時の彼女は、壁にへばりついて移動し、まるっきり潜入工作か何かだ。
ある日から彼女は、クラスで鬼門の方向に関しての注意喚起をみんなに行ってくる。
僕を含めた大多数は、その言葉を笑って流していたのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 21:22:15
3991文字
会話率:7%
東京から南に千キロ地点の孤島に存在する、独立成功(じょうごう)学園。
この学園は子供たちの手によって運営管理される、特殊なエキスパート育成校だった。
学園を監視する次世代人材育成機関――通称NETRAは、成功学園が独立する際に、危険な
兵器が異物として隠されたこと、成功学園の支援者である巨大企業「叢雲」が潜入工作員を送り込み、異物を用いて何らかの行動を起こそうとしていると察知。自らも粛正委員会を結成し、対処させることを決定した。
成海孝明は新設された自治会のメンバーとして、成功学園に潜入。
NETRAが生み出した次世代人材――偉人である橘明日香や賢人である賀角述、何の変哲もない常人、御手洗寧とともに、叢雲の送り込んだ工作員、ガルガンチュアとの対決に臨む。
自治会のメンバーはまだ知らない。
成海孝明が国家の監視を受ける、最強の超人であることを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 21:00:00
184145文字
会話率:48%