妖が統べる国・故妖国。
妖の影響なのか平民である人間にも稀に異能を持つ者が現れる。
予知の能力を持って生まれた美鶴は、気味が悪いと両親からも疎まれていた。
愛されることも諦めていた美鶴は、ある日自分の死を予知してしまう。
これも運命かと諦
めていた美鶴を助けたのは運命すらもねじ伏せる妖の帝・弧月だった。
「その力、俺の妻として俺のために使え」
死の運命からすくい上げられ彼の唯一の妻となった美鶴。
一夜だけを供にし、その後は花を一輪贈られるだけの日々。
それでも今までにない穏やかな日々に美鶴の心は癒されていく。
そんなとき美鶴の妊娠が発覚し、弧月の寵愛は深まっていくのだった。
愛を忘れた娘が優しさに触れ愛を思い出す平安後宮懐妊シンデレラストーリー。
妻として、母として――娘は強くなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 21:10:00
76338文字
会話率:30%
神流 聖(カミナガレ セイ):奈良県の山奥で剥製屋を営んでいる。31才。178センチ。やせ形。端正な顔立ち。横に長い大きな目は滅多に全開しない。大抵、ちょっとボンヤリした表情。<人殺しの手>を見るのが怖いので、人混みに出るのを嫌う。左手が母
親の手なのでいつも手袋で隠している。人が写るテレビや映画も避けている。ゲーム、アニメ好き。
山本マユ(享年24歳):神流剥製工房を訪ねてくる綺麗な幽霊。生まれつき心臓に重い障害があった。聖を訪ねてくる途中、山で発作を起こして亡くなった。推理好き。事件が起こると現れ謎解きを手伝う。
シロ(紀州犬):聖が物心付いた頃から側に居た飼い犬。2代目か3代目か、生身の犬では無いのか、不明。
結月薫(ユヅキ カオル):聖の幼なじみ。刑事。角張った輪郭に、イカツイ身体。
山田鈴子(ヤマダ スズコ50才前後):不動産会社の社長。顔もスタイルも良いが、派手な服と、喋り方は<大阪のおばちゃん> 人の死を予知できる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 18:00:13
22821文字
会話率:44%
以前、投稿した「死を見る令嬢は義弟に困惑しています」の結末の異なるパラレルワールドです。前回、書き終えてから、もう一つの終わり方も捨てきれませんでした。
本編をお読みくださった方は、前半はほぼ同じなので9話と22話以降でお楽しみいただけるか
と思います。(2,6, 12,13,15話も少し改稿していますが大丈夫です。)
社交界でふしだらなどと不名誉な噂が流れているシャルロット。
実は、シャルロットは人の死が見えてしまう。見えるだけではなく、我が事のようにその死を体感してしまい、いつも苦しんでいる。
そんなことを知らない義弟のシリルはそんな彼女を嫌っている。
あることに巻き込まれたシリルは、誤解からシャルロットと閨を共にしてしまうが・・・
その結果、シャルロットは苦痛から解放されました?
王子や公爵令息からも思いを寄せられて、シャルロットはどんな未来を掴むのか?
*都合よいな~って設定あります。楽しく読んでいただけたら幸いです
*この作品はアルファポリスにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 23:27:47
68745文字
会話率:51%
社交界でふしだらなどと不名誉な噂が流れているシャルロット。
実は、シャルロットは人の死が見えてしまう。見えるだけではなく、我が事のようにその死を体感してしまい、いつも苦しんでいる。
そんなことを知らない義弟のシリルはそんな彼女を嫌っている。
あることに巻き込まれたシリルは、誤解からシャルロットと閨を共にしてしまう。
その結果、シャルロットは苦痛から解放されました?
*都合よいな~って設定あります。楽しく読んでいただけたら幸いです
*恋愛要素は少なめかもしれません
*この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 19:05:37
75776文字
会話率:49%
十六人の超常現象行使者が隔離された瀬戸内海の無人島。無力な能力しか持たない高校生・伊吹アスクは仲間である五十嵐ビビ殺人の容疑で廃校舎の体育倉庫に軟禁される。自らの容疑と、そして五十嵐ビビの無念を晴らす方法……それは予知能力者だったビビ自身
が教えてくれる。
「私は近い将来に死ぬと思う」
自らの死を予知していたビビが残した“亡霊”の導きによってアスクは行動を始める。仲間の死をきっかけに猜疑心を向け合う少年少女たちが互いに能力を向け合うのは時間の問題だった。アスクはそれを食い止めることができるだろうか? 今、砂時計の砂がサラサラと流れ始める……!
*毎日16:30頃を目処に更新予定。完結は今月30日頃です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 16:30:30
107341文字
会話率:33%
自身の死を予知できる能力を持つ殺し屋、宮代 灯。
彼女はいつものように組織から依頼を受け、とある政治家を殺す為に都内のマンションへ潜入した。
だが任務を遂行しようとエレベータに乗った瞬間、爆発により命を落とす未来を予知してしまう。
任務を中
断し脱出しようとするが、今度は狙撃により死亡する未来を予知。
混乱の中辛うじて裏口から脱出し、ホテルへと逃げ込む宮代。だがそこには同じ組織の仲間である殺し屋『カジワラ』が立っていた。
「組織の命令だ」
ただそれだけ呟き、襲いかかってくるカジワラ。
一体何故自分が組織に狙われるのか?
疑問を胸に灯は銃を抜き、かつての仲間に向かって引き金を引いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 18:07:58
47629文字
会話率:34%
ポジティブで不死身な少女、吉高と、吉高の死を予知する少年、鎌地の織りなす非日常的なお話。
残酷な表現と同性愛表現が少々あるのでご注意ください。
最終更新:2015-01-02 20:09:11
23265文字
会話率:64%