――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:20:31
199169文字
会話率:30%
【書籍化決定】
聖女として魔王を倒しに行くはずだったのに突然、後輩の聖女見習いと許婚の勇者に裏切られてしまう。殺されそうになった際に自分の前世が日本の女子高生だったと思い出したけど、特にチート能力を授かることなく花のモンスターに生きたまま食
べられてしまう。なんでだよ。
そうして気がついたら植物のモンスター、アルラウネに転生していた。花冠から生えた上半身は人間の女性のものだけど、下半身は植物。どう見てもモンスターです。
裏切り者に復讐したいけど、根っこが地面に埋まっているから移動もできない。人間に見つかれば魔物として退治されちゃうし、元聖女としては魔物化してしまったことは誰にも知られたくない。だからもう植物として静かに暮らします。光合成おいしい。誰か私に水やりとかして優しくしてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:28:50
1247920文字
会話率:16%
霊樹ユグドラシルの根っこで暮らすウッドエルフの少女イリス。
魔法少女☆を目指して大精霊シルフェリアの試練に挑みます。
本当に試練か?との意見は勘弁して下さい。
試練の中でシルフェリアとの絆を深めるイリス・・・
しかしシルフェリアの寿
命はもう残り僅かだったのです・・・
避ける事が出来ない別れまでに思い出をたくさん作ろうと奮闘するシルフェリア。
☆魔法少女要素は、ほぼありません。ノリです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
643823文字
会話率:28%
地下にある根っこの国で毎日こつこつと真面目に働きながら暮らしている十五歳の少女、ホラーはずっと高い場所にある明るい地上に憧れていた。
最終更新:2024-05-06 21:28:23
19120文字
会話率:16%
頭を撫でられて、可愛いと言われて、ぎゅっと抱きしめられて、ころっといった。
お手軽な女を都合よく使うための魔法の言葉に過ぎないのに。
24歳、なんて中途半端な数字。
本気で紹介する気もないのに、あいつのタイプの女友達の話をしたり、お嫁さ
んの条件を聞いてみたり。
察しの良いずるい男にばれないように顔を隠して。
冗談でも、彼女になってあげようかなんて言えない。
言えない気持ちのまま、ずるい男と身体を重ねる。
ずるい男の望むような女の子なら、こんなにぐるぐる頭を巡らせなくても平気で言えるはずの言葉。
あーあ。めんどくさいなぁ
今日もまた、あの男をどうやって手に入れるか、姑息に臆病に、滑稽な作戦を立てる。
「くず」
「えぇ~俺結構他の男と比べてまともな部類だと思うけどなぁ」
そうだよ。君はまともで、意外と実直で、根っこが優しい。
合えば会うほど、話せば話すほど、君はずるい男だね。
そんな態度でいて、女が落ちたらポイだなんて
クズいね
他の男よりまともで、優しくて、女が喜ぶ言葉を紡いで、
だからくずなんだよ。
とっても、くず。
あぁむかつく
こんなわかりやすい男に引っかかる自分のちょろさに、腹が立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 21:30:00
28285文字
会話率:40%
きっと心の根っこでは
キーワード:
最終更新:2024-04-22 19:21:36
273文字
会話率:0%
結局僕の根っこは、自分のため。
キーワード:
最終更新:2021-05-14 20:41:01
488文字
会話率:0%
今現在 自分の中で最大限に前向きな言葉で 何故目指したかの根っこ
キーワード:
最終更新:2020-06-01 20:43:04
796文字
会話率:0%
今もふと思い出す。何故かと言うと私の心には未だに根っこが残ってあるから。
どんなに引きちぎっても、いずれも再生し続けて、その度に思い出す。
それなら根っこも掘り起こしてしまえばいいじゃないかと思う人もいるだろう。
だが人間という生き
物は一度経験した過去は忘れられない生き物であり、それはまるで刻印かのように脳裏に焼き付き、完全には忘れられなくなる。
一人になったときとかに記憶の引き出しが勝手に開いて別に考えなくてもいいことを無意識に考え出して止まらなくなり、もし(if)あの時に。というもう終わってしまった過去に無駄に頭を悩ませてしまう面倒くさい生き物だ。
そんな思考回路を持つ一人の人間がこれから語るのは、誰しもが忘れられないであろう経験、初恋について。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 21:26:58
27209文字
会話率:29%
一見普通の女子中学生、ミコトの通う聖山学園には「人を食う怪物」がいるらしい……
割と単純な男子高校生、イツキの通う聖山学園には「人気者の先生」がいるらしい。
屁理屈好きの講師、イヌカイの勤務する聖山学園には……「得体の知れない男」がひとり
闊歩していて。
それから「その男」の自宅には……?
これはそこから始まった、二つの世界をまたぐ長い長い物語。もしくはその序章だ。
生きるとは何か。人間とは何か。想いとは何か。
――もしかするとそれらは全て、「繋がる」という言葉に集約されるかもしれないけれど。
意図と糸が絡まる人の世界で――少女は叫ぶ!
※ これはAmebaブログ「想像の箱庭‐SHU_ZENの書き溜め小説」にて連載している「世界創造××」に再度加筆・修正・改稿したリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 00:12:47
1231143文字
会話率:41%
あたしには弟子がいる。草魔法を操るやばい弟子だ。その弟子のせいで集落が全滅すると訴えられたので冤罪を晴らしにあたしと弟子は山奥に行くことに。手土産は植物向け栄養剤。ホントは怖い草魔法の魔女と弟子の穏便とは言えない日常の話。
最終更新:2024-03-06 09:24:29
2230文字
会話率:3%
行動の原動力は以外にしょぼいんじゃない
最終更新:2024-01-08 04:42:26
413文字
会話率:24%
社会の根幹に「金」がある世界において、あらゆる活動の根っこは金銭問題に帰結する。
という話。
最終更新:2023-10-15 12:13:08
3321文字
会話率:0%
政治と富裕層に対する怒りを書き込みました(●`ε´●)ナグルゾ★!!!!!!
最終更新:2023-08-21 12:34:13
1031文字
会話率:0%
おいらはウソつき。
てっぺんの鳥と根っこの蛇に、今日もウソを届けるのさ。
最終更新:2023-06-28 20:00:00
671文字
会話率:0%
アロエってば、すごい!
最終更新:2023-04-28 12:00:00
351文字
会話率:0%
以前書いて、諸事情により消した同名タイトルの作品を書き直したものになります。
消した同名タイトルの作品とは根っこは同じです。
世界観設定もほぼ同じです。
書き直す際、キャラの設定を一部、ストーリー展開は全部変えてあるので別物でもあります。
いろいろめんどくさい薄幸少年が頑張る話です。
でも、人によっては気が滅入る話です。
閲覧の際は、ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 12:07:53
50884文字
会話率:23%
ひまりのひまわりのひまは、ふしぎなひまわり。
見た目は普通のひまわりなんだけど、お口がついてて「シェー」って鳴いたりお話ししたりするの。
普段は植木鉢にいるけど、タコの足のような根っこで歩いたりすることもできる。
ひまりはそのひまわりが…
ひまのことが、大好き。
こちらの作品は、なろうラジオ大賞参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 09:00:00
1000文字
会話率:49%
諦めとは、短絡的な解放、そして自由である。苦痛や苦悩は、全てこの感情がむしり取る。だが、地上に出た葉とわずかな根っこを引っこ抜いた程度で除草できないように、いくらかの時間をかけて、また芽生える。しかし、往々にしてその時は油断しているものであ
る。背丈の延びた雑草に気づいた時の陰鬱な気持ち……それが切り返されることがあれば、いつしか人間は元気を失う。養分を吸われた夏野菜よりも酷く。これが、諦めである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 20:47:41
481文字
会話率:0%
今でも月はきれいだと思います。
最終更新:2022-10-01 03:26:15
386文字
会話率:0%
万世橋 永渡(まんよばし えいと)は自分の人生の転機となったものの手がかりを求めて隣町で起こった異変に赴くがあることをキッカケに異世界に飛ばされてしまう。異世界にこそ探しているものがあると確信する永渡は波乱万丈な異世界での旅を始める。
カクヨムにも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 15:42:27
2456文字
会話率:29%
俺の知っている先輩は、お茶目で無邪気な人だった。
それも自分の身を守るための一種の手段だった。
でも根っこが真面目だから、こうやって損をするのだと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳ございません。
注意
事項2
ほんのり恋愛描写があります。
女の子が男の子を抱き締めてる程度です。
徹底的に苦手な方、ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 19:54:26
1022文字
会話率:43%