景行天皇の皇子、大碓命(オオウスノミコト)は、日本神話における英雄、倭建命(ヤマトタケルノミコト)の兄に当たる人物だ。
父なる天皇に献上されるはずだった美人姉妹を寝取る、
蝦夷征討を任されそうになって逃亡し草むらに隠れるも連れ戻される
、などのエピソードが記録に残っている。
そして『古事記』においては、弟ヤマトタケルに惨殺される人物でもある。
現代日本の平凡なサラリーマンだった葉川晃也(はかわあきや)は、不慮の死を遂げたあとオオウスノミコトに転生してしまう。
そして美人姉妹を寝取り、会食をサボって天皇の不興を買い、弟ヤマトタケルに処刑命令と誤解される、天皇の曖昧な発言がなされたその夜、前世の記憶と、『古事記』に記録されたオオウスノミコトの最期を思い出してしまう。
――現状を放置すれば、翌朝便所に入るところを待ち伏せされ、
弟ヤマトタケルに手足をちぎられて惨殺される羽目になる。
そんな痛くて惨たらしい死に方はしたくない。
どうにか生き残ってやる……!
みたいなところから始まるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 13:46:33
36601文字
会話率:32%
(はじめに)
怒涛の人生を送ったヤマトタケルの生涯を表現したオリジナル小説です。
古事記や日本書記とはストーリーも、地名もキャストも違っていますので、ヤマトタケルをよくご存じの方はヘンだと思われるでしょう。そのとおり、荒唐無稽の歴史フィクシ
ョン小説です。
私は景行天皇、ヤマトタケルの実在を否定していません。しかし年代や地名・人名の多くが不詳なので私なりに創作して展開し、ずっと先ですがタケルが「まほろば」で眠る、心打たれる結果に至ります。
弥生時代後期の数える単位が不明なので、分かりやすい単位で表現しています。
サイズと距離=1尺は33㎝、1丈は3m、1丁は100m、1里は4㎞
時間=1刻は10分、1時は2時間
(あらすじ)
物語は西暦175年、景行天皇がマキム王として西国の熊曽討伐に親征したところから始まります。
主人公コウス(後のヤマトタケル)は景行天皇の第二皇子で当時11歳。16歳まで名前はコウスです。
天皇は熊曽国主のカカミを逃がしたものの、熊曽を討伐したと纏向(まきむ)へ凱旋します。ある日、コウスが兄のオウスを過って殺害したことから、事態が様々に変化していきます。
そこへ討伐したはずの熊曽が恵枇国として復活し、カカミ国主が恵枇(えび)タケルに改名して倭都(やまと)政権を狙う動きを見せ、その討伐にコウスが僅かな人数で西国へ向かう羽目になります。
さまざまな知略を凝らして恵枇国の砦へ潜り込み、国主を討ち取りますが、その国主に認められ
「倭都タケル」の箔名を授かり、新たな活躍へと展開していきます。
ここまでで5章、6章以降も続きます。
目次
第一章 纏向天皇の熊曽討伐
一 倭都・纏向から天皇が親征
二 マキム王の西国平定
三 熊曽軍対倭都連合軍の決戦
四 カカミ国主は逃亡したが、熊曽討伐を果たす
第二章 天皇の凱旋と宮廷の大事件
第三章
第四章
第五章 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 12:18:08
212018文字
会話率:33%
――それは、神代から人代へと紡がれる物語。
神話の神々と人間が、同じ大地を踏んでいた大昔。第十二代景行天皇の治世。英雄・ヤマトタケルの東征に付き従った勇猛なる副将達がいた。
彼らはそれぞれの目的――天皇のため、大倭のため、愛する妻
のため、激動の葦原を駆け抜けた。
たった一人の妻であるイラツメを愛する副将軍・ナギサヒコ。彼はある日、東征の経路で一国の姫であるムラヒメと出会う。
海の神の荒振りにより東征が行き詰まる中で、ムラヒメとナギサヒコの婚約の話が上がる。
その話は、参河国で夫の帰りを待つイラツメの元にも届き――
――歴史書から失われた記憶の一片を辿る、あらゆる異類婚姻譚のその後の到達点、ここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 13:15:53
5505文字
会話率:32%
父景行天皇の命令で、東の従わぬ民を討伐すべく東へ向かっていた倭建命は、無事を祈るべく、皇祖神が祀られている伊勢神宮へ参拝に行った。そこで叔母倭比売からお守りとして天叢雲剣を貰う。
駿河国に着いたとき、倭建命は駿河国造に「荒ぶる神を退治
して如しい」と依頼された。
倭建命はそれを承諾し、駿河国造と一緒に沼へと続く道へ向かった。
途中急用を思い出した駿河国造は途中で案内を辞め、急ぎ足で屋敷へと帰った。
倭建命は枯草で覆われた草原の中をまっすぐ歩き続けたが、なかなか沼が見えて来ない。何か裏があるな、と思って、倭建命は来た道を戻ろうとしたとき、炎が見えた。
最初に見たときはその炎は普通の野焼きのようにも見えたが、実は・・・・・・。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 23:28:04
1949文字
会話率:29%
大和の大王家の一人・屋主忍男武雄心(武猪心)は伊勢を訪れ初代斎宮・大和姫(倭姫命)や美濃国造・神骨と出会う。その時、大和の大王・大帯彦(景行天皇)は武猪心にある命令を下した。
その命令によって武猪心は筑紫の大王・甕依姫(卑弥呼)の死によっ
て混乱する倭国情勢に巻き込まれていく。
天界・人界を巻き込んだ大変動は小碓(ヤマトタケル)の登場により、武猪心だけでなくその子孫の生き方をも変えることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 20:04:03
2139文字
会話率:78%
「鏡」を御神体とする伊勢神宮の初代斎宮・大和姫と、その甥で「剣」の心を持った大和建――彼の父・大帯彦(景行天皇)は優れた大和の大王だったが、その浮気性な性格から80人いる子供の中からは不満も根強かった。しかし、大和建はそれでも父である大王へ
の忠誠を誓い続けるが・・・・。
【第一部】
浮気性な父親に反抗心を持つ小碓(大和建)の同母兄・大碓は一時の気の迷いから小碓を激怒させ、小碓は大碓を殺めてしまう。その頃、筑紫の大王・甕依姫(卑弥呼)の死によって倭国は天界・人間界双方で大変動が起きる。
【第二部】
大帯彦の息子の一人である大枝王は異母妹の銀王と恋人になるが、王族では最初になる兄妹婚に反対の声が根強かった。その反対派の代表が、太子・若帯彦の側近である武内宿禰であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 12:53:17
112968文字
会話率:68%
【泳宮:くくりのみや。第十二代天皇である景行天皇が行幸した】
日本書紀に描かれ、今なお昔話として描かれるくくり姫のお話。
八坂入彦の娘である入姫は大王によって召し上げられるのだが、入姫は治水工事に来ていた大王の息子の大碓と惹かれ合ってしまっ
た。いつか入姫をさらってやると入姫の妹・弟姫と約束した大碓だったが、弟姫に惹かれていた実弟の小碓に殺されてしまう。小さな池の周辺で起きる恋の嵐は、吹き荒れてそれぞれの心をえぐっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-04 13:00:00
21877文字
会話率:37%
日本から産出の琥珀(こはく)は久慈が有名。
縄文~弥生と古代を琥珀が生き続け証人となる。
「古事記」から飛び出した神々。
哀しみの琥珀に乗り移る
最終更新:2010-05-23 19:59:08
43006文字
会話率:18%