部活で武術を嗜む傍ら日本の古代史を調べるのが好きなオタク気質の中学生「竜輝」と、同じく武術を嗜む気さくな才女の双子の姉「楓」。二人がとあることをしたところから物語は…始まります…!
最終更新:2024-02-13 17:46:25
58805文字
会話率:51%
息子がいない社長から来たメールは「天皇の男系継承には意味があるか」を問うものだった。選抜を通った日本の古代史の銀山、理系全般の羽黒、宗教学の麦原の三人は個性が強いがゆえに最初は反発し合うが、期限である二日後に見事にメカニズムを解明する。結
果に満足した社長は後日、同じメンバーに次期社長の検討を依頼してくる。社長には唯一男系でつながっている甥がいるが、とても社長の器とは思えない。しかし取締役の多くは男系継承だからという理由だけで甥を社長に迎えようとする。最後はそれを阻止したい社長の娘二人に担ぎ上げられた銀山との一騎打ちとなる。
なぜ継承は男系に限るのか。なぜ女系では駄目なのかを極限まで追求しました。皇位継承問題を論ずる前にぜひ読んで頂きたい物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 16:28:38
165047文字
会話率:66%
僕の幼馴染がどうやら霊能者であったことに、最近、気づいたというお話です。
身近な不思議な話とか、霊能者や呪術の話がメインになるかと思います。
実話から出発して、いろいろとそういう世界観を考察出来たらなあと思います。
古事記や中国の殷王朝
の呪術が、現代日本にどのように伝わったかの考察もしています。古代呪術、陰陽師や民間信仰のお話なども。
当初はそう思っていたのですが、色々と日本人の謎とか歴史とか、カテゴリーエラーで「小説家になるための戦略ノート」に書けない内容はこちらに書こうかと思います。
カクヨムにリンクあり版を転載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 07:17:42
96563文字
会話率:3%
平成18年9月、城之内敏夫は白河清二郎の訃報に接する。
彼は奈良県桜井市の三輪山の麓に住んでいる。妻の冴子と2人暮らし。彼の家は千数百年続く名家である。
後日、城之内は白河邸を訪問。冴子は多忙で留守。賄婦の二階堂妙から白河清二郎の死は自
殺である事。彼の書斎の机の上に習字紙に――大化改新――と血文字で書かれていたと告げられる。
城之内が白河邸を始めて訪問したのは20年前の事。以来白河清二郎から聞かされていた事は、
日本の古代史――奈良朝は新羅系天皇家、平安朝は百済系天皇家が支配していた、というものだ。しかも大化改新は当時の新羅の国内事件であって日本には大化改新は無かったと主張していた事だ。
そして中大兄皇子と天智天皇は別であり、中大兄皇子のモデルは新羅の太祖武烈王であり、彼こそが白河家の先祖であると明らかにした。
奈良朝末期、新羅の滅亡により、奈良の朝廷はその後ろ盾を失い滅亡。代わって百済系の桓武天皇の平安朝になる。
以後、武家の台頭により百済系から新羅系天皇家に代わる。明治になり明治天皇すり替えにより百済系天皇となり現代に至る。
奈良朝で栄華を極めた新羅系渡来人(白河家の先祖)は平安朝以降百済系渡来人にとって代わられ、地獄の日々を送る事になる。
この悪夢の連鎖を断ち切るために白河清二郎は彼の代で白河家を終わらせようとしたのだ。しかし白河家傍流の縁者たちの抵抗にあい、自殺を強要され、冴子もまたその後を追う事になる。
白河清二郎亡き後、実弟の娘が白河家を継ぐ。彼女は城之内に古代史の研究を許すが、それを世間に公表してはならないと厳命する。そしてお目付け役として二階堂妙との結婚を命じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:04:13
39520文字
会話率:6%
杉野森学園高等部の日本史の教師小野藍は古くから続く古神道の神社の巫女でもある。その家系故に九州に秘められた巨大な力を巡り,闇の魔神を復活させようとする呪術者との戦いに発展して行く。そして戦いの場は九州から出雲へと拡大する。日本の古代史に興味
のある方、ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-26 18:04:49
68925文字
会話率:49%