握力1000キロの男が死んで転生した世界を握りつぶす。
最終更新:2025-05-18 09:56:14
34679文字
会話率:65%
1945年、ドイツ・レーテ社会主義共和国は欧州を鉄の握力で支配していた。第一次世界大戦の敗北から奇跡の復活を遂げたこの国は、カール・ラデック率いる民族共産党の下、ライン戦争で英仏を、ファウストシュラーク作戦でロシア帝国を打ち倒し、覇権を握っ
た。だが、その繁栄の裏で、保護領である大管区は抑圧と監視に喘ぐ。凍てつく大地に、自由を求める囁きが響き始める。
ヴォルガ大管区の入植地パウルスブルクで育つドイツ人孤児、マンフレート・ベルンハルトは、党の「平等」のスローガンに疑問を抱きながらも、居場所を求めて生きてきた。一方、東の旧帝国領、無政府地帯から逃れてきたロシア系ユダヤ人の少女、ナディア・ニコラエヴナは、失われた家族と文化を守るため、密かに抵抗の炎を燃やす。偶然の出会いから始まった二人の友情は、ルスラントの過酷な現実を前に試される。民族共産党の苛烈な統治――言論の弾圧、文化の抹殺、強制労働――に怒りを覚えた彼らは、抑圧の鎖を断ち切るため立ち上がることを決意する。
同じ頃、東欧の森や廃墟では、「フライエス・オイローパ」を名乗るパルチザン組織が暗躍。鉄道の爆破やプロパガンダで党を揺さぶる彼らの動きは、ドイツ当局の報復を招き、全土に戒厳令が敷かれる。マンフレートとナディアは、パルチザンとの接触を通じて、ラデックの独裁を倒す大胆な計画に巻き込まれる。目標は、ルスラントのラジオ局を占拠し、自由のメッセージを放送すること。だが、秘密警察の追跡、パルチザン内部の軋轢、そして二人の信念の違いが、道を険しくする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:00:00
85589文字
会話率:51%
2015年。六月下旬。
暑さが増していき、熱中症の患者が多くなり始める時期。それは暑さが見せる蜃気楼か、それとも新手のフェイクニュースか。
世界同時多発的に、一七九の地下大空洞--通称・ダンジョンが発見された。
世界は混乱に陥ったが
一部の者達は沸き上がる状態。
同時多発的に起きた現象が一つであったなら、あそこまで混乱はなかったのかもしれないが、人には超常的な力が宿っていた。
超能力とスキル。後に実力社会を強く押すことになる力。
そしてそれだけでなく、ダンジョンがあるなら、あれらもいる。
ダンジョンから漏れ、やがって溢れ出しすそれらを数多の名で呼ぶ。
魔物、モンスター、怪物、妖怪。
混乱と不安の世も、三十年の年月が経ってしまった世界では。
社会と共生し、人は少しのバイオレンスと狂気をもって生活している。
大人だけでなく、子供にすら伝染したそれは。
青少年時代に強く融和はした。
学校教育にダンジョンの探索と超能力の訓練、そして生徒や先生との殺し一歩手前の試合などが行われ。
その色を強く出す七薔薇学園に、一人の男が夢と希望を抱いて入学した。
入学早々に、超能力の差に絶望し、そしてスキルすら否定された。
最底辺な組として位置付けられる八組。
その中でも最弱、無能としていじめられ、虐げられ。自殺を考えた時に、事なかれに生きるでもなく、復讐に殉じるでもなく、トップを目指すでもなく。
才能も努力もないなら、体を鍛えればいいじゃないかと。
そして始まった過酷な筋トレ。
早朝に校舎の回りを百周、朝ご飯は限界を越えて食べて、授業中も虐められている時すら筋トレ。
家に帰れば勉強そっちのけで腕立て伏せ、腹筋、スクワット、握力など鍛えまくり。
虐める者達は、この男の頭の可笑しさに気づき恐怖し、絶望に落として心を折ろうと、夏休み前に開かれる生徒主催の大会にエントリーしていて。
一年最強ともいわれる蒼髪の闘士と戦うことに。
今の自分がどれぐらいの強さなのかを知るために、久しぶりに最弱無能と言われた能力とスキルを使う。
空は晴れ晴れとして太陽がよく出ていた。
勝利の女神は目の前にいる気がする、だがすべての結果は辿り着く前に九十度にへし折られ、阿鼻叫喚が闘技場内を響かせた。
目の前の星の腕を握り潰した男は、どうやら鍛え過ぎてしまったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 16:43:07
12910文字
会話率:27%
ある日日本の至るところに出現するようになったダンジョン。
ダンジョンには無限の資源があるとされ、それを求め人々はモンスターと戦うリスクを伴いながらも探索者として活動を始めていた。
そしてそんな探索者の一人である主人公稲井力哉(い
ないりきや)もダンジョンの資源を、裕福な暮らしを求めてモンスターと対峙するのだが……。
『職業【グリッパー】:握力が強くなりやすい職業』
ダンジョン初侵入時に自動で与えられる職業の中でもハズレを引いた稲井はろくにモンスターを倒すことができず、レベルアップはおろか収入もスズメの涙程度という結果になってしまった。
さらにそんな状況のまま時日は過ぎ、ついには交際していた探索者ランク1位の彼女に呆れられて婚約破棄されるまでに……。
だだそれでも諦めの悪い稲井は一発逆転を掛けて経験値が豊富という金属スライムを討伐するために道中の格上とモンスターと戦うことになるのだが……そこでも稲井はとんでもない諦めの悪さを発揮。
それに呼応するようにハズレ職業は最強職へと覚醒したのだった。
これはハズレ職業を引いて婚約破棄された主人公稲井力哉が悪ふざけみたいな最強職業【ゴリラ】に覚醒して経験値豊富な高い防御力を誇るモンスターたちを無限に成長する握力で粉砕、最速のレベルアップで成り上がる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 07:45:16
66773文字
会話率:45%
すべてを可能にする全能性が欲しい。
最終更新:2024-07-23 07:00:00
210文字
会話率:0%
欲しいものをつかむ右手と。
好きなひとと繋ぐ左手。
そのてのひらのおおきさはちがう。
最終更新:2023-09-25 07:00:00
855文字
会話率:0%
不都合な事実は、握り潰してしまえばいい。
そのための握力は、備えているはずだろう?
文字どおり、手を汚してもらうとしよう。
最終更新:2022-06-18 07:00:00
201文字
会話率:0%
――折上和也は不良だ。
ケンカが日常茶飯事の、連戦連勝負け知らずの最強ヤンキー。
その強さはまさしく‟おりがみつき”だ。
そんな彼が出会ったのは、一匹のポメラニアンだった。
――余は第三十五代目の魔王にして“氷炎の黒狼”、メル・クゥ・
マルコシアス。お主、余の従者となってはくれまいか。
黒毛の小さなポメラニアンの正体は、異世界ガルセイアにて、勇者に殺された元魔王だった。
勇者に封印される直前、魂だけは転生することに成功した彼女、メルコは今こそ魔王の座に返り咲かんとし、その協力を和也に申し込んだ。
「人類最強の勇者VS地元最強の不良か……悪くねえな!」
和也はメルコの頼みを承諾し、契約を交わした。
こうして、一人と一匹は打倒勇者を目標に掲げ、共に異世界へと旅立った。
――瞬間、高度四千メートルからパラシュート無しのスカイダイビングが始まるのだった……!
魔王から授かった力、『握力EX』を駆使して和也は異世界の魔獣や魔族たちを掌握する!
破天荒極まる異世界喧嘩活劇、ここに開幕――!
■キャラ紹介 (本編更新に合わせて増える予定)
折上和也 … 主人公。不良。趣味は動物図鑑を読むこと。
メルコ … 元魔王でポメラニアン。特技はおやつ当て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:00:00
35373文字
会話率:47%
ダンジョン攻略を目指す冒険者が集まる国家「レガリア王国」を舞台とした百合ファンタジー。
ハズレスキル「推し魔法」を持った主人公の町娘「ポルカ」とハズレスキル「握力強化」を持ったヒロインの伯爵令嬢「カナ·レイボーン」が協力してダンジョン
攻略を目指し、愛を紡いでいく。
一般家庭に生まれ、両親に自分の人生を支配されていると感じていたポルカは家出し、冒険者となる。しかし自身に発現した「推し魔法」が「使用対象への好意に応じて使える魔法、能力が変わる」というもので役に立たないことから、ポルカはダンジョン内で一人採取活動をして生き繋いでいた。
ある日、ポルカはダンジョン内で血まみれで倒れているカナを発見し救助を試みる。そこでポルカは瀕死のカナと言葉を交わし、彼女の生き様に惚れる。カナに好意を抱いたポルカは「推し魔法」を効果的に発動することができ、カナの命を救う。この出来事がきっかけでポルカとカナはパーティを組むことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 22:26:16
105106文字
会話率:51%
百均ショップオモロイ
最終更新:2023-12-15 17:22:02
612文字
会話率:0%
私の名前は猿田ゴリ男、17歳のおとめ座、好きな色は黄色、好きな食べ物はバナナ。
「学校が大っ嫌い、皆は変な目で見てくるし人を見た目で判断しすぎなのよ、運動も大っ嫌い、だって変に期待されちゃうんだもん」
学校にいけばいじめられるし成
績も悪い、ついでに運動神経も無い。そんな彼(彼女)はゴリラのくせにと言われ続ける毎日。でもどんなにつらくても学校に行く、理由は好きな人(同級生男)がいるから。
その彼はかなり優しく、何より普通に気さくに接してくれる。いきなり遊びに誘ってきたり、カラオケも2人でいったり、体もよく触ってくるし、この人ひょっとして…
でもそんなある日、ゴリ男が好きな彼が目の前で車にはねられてしまう。
ゴリ男は今までみせたことの無い脚力でダッシュして、その男に向かう、向かっている途中で手に持ってた缶ジュースを握力だけで握り潰してしまう。
中身のジュースが飛び出し、それに光が照らされて虹が何本も横ぎっていく、気づけば高速で自分が走っていることに気づいてあっという間に景色がながれていく。
好きな同級生は何故かその場に横たわっているだけで、それ以外が、景色が高速で動く。その片思いの男を抱きかかえた瞬間に彼は「ぱっ」と消え、辺りが別の世界に一瞬で変わる。
「やだー、どこよここー」
ゴリ男は下半身をもぞもぞしながら誰に聞かせるでもなく言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 11:09:18
1602文字
会話率:17%
陸上を一筋でやってきた柚姫。
高校で全国大会! しかし、優勝を逃してしまう。
暗い気持ちで歩いていた帰り道、あっけなくその人生を終える。
目覚めたそこは異世界!
しかも自分は男になっていた。
「いや、ここどこ?」
周りには見たこともない花や
虫。そして、ヨーロッパのような石造りの家が並んでいた。
しかも驚くほど体が軽かった。隣を歩いていた親子は水を操っているし(?)、行き交う人の中には剣を持っている人も少ない。
まるで、最近流行りの異世界のような……。
「しかもここ……弱い」
筋肉ムキムキの人でも、握力が30あるかないかぐらいだった。(柚姫←50kg。)
1から始める異世界ライフ!
どうせならここで、最強になっちゃおう!
陸上では2位、勉強でも2位、顔は学校で2位くらい。人気者だったと思うけど、クラスの〇〇さんほどじゃない。
前世では2位だった私! この世界では1位になってみせる!
これはポジティブな少女が少年に生まれ変わり、最強になる物語!
(あれ、私もしかしてもう、最強?)
…………頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 19:47:58
8627文字
会話率:36%
ラガンは転生者だ。ただし特典は握力で、世界観はダークに近いファンタジーとする。
最終更新:2023-08-15 05:58:05
4913文字
会話率:27%
日本国神奈川県在住のとある男は、生まれつき異常に握力が強かった。
だが、現代社会においてその力は常に抑えつける必要があり、何をするにも常に加減が必要だった。
そんな男が異世界に転生した。偶然か神の采配か、握力が異常に強い赤子として。
幸いに
も男が転生した世界は、ファンタジーに溢れたモンスターだらけの世界だ。
しかも冒険者なんて男にお誂え向きの職業まである。
そんな世界に男が力を抑えつける理由など、髪一本分すらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 12:34:15
51648文字
会話率:27%
もう麗しき乙女が悪役令嬢に転生するなんて古めかしい。
時代はゴリラである!
この物語の主人公である元アイドル女子レスラーの猿川愛美(19歳)は試合中に不良の事故で死んでしまう。
しかし彼女は無敵の合金筋肉ボディーを手に入れて異世界に転
生したのである。
ただし、その顔は不幸にも神獣ゴリラと瓜二つ。
この物語は強さをマッスルに変えた美少女と、それを取り巻く複数の美少年たちとのワイルドでマッチョな異世界格闘技バトル物のサバイバル物語である。
乙女は筋肉と共に愛を掴めるのか!?
たぶんすべてをゴリラの握力で握り潰します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 16:27:03
93707文字
会話率:24%
えいえいおう、えいえいおうと声をあげながら、私たちは竹槍を突く訓練をつづけています。
約2メートルほどの長さの竹槍をひたすら前へ振り出していると、握力と腕力がなくなってきます。とてもつらい。
訓練後、私たちは山腹に掘ったトンネル内で休
憩します。
「竹槍で米軍相手になにができるというのでしょうか」と私が弱音を吐くと、かぐやさんに叱られました。
「みきさん、大和撫子たる者、けっしてあきらめてはなりません。なにがなんでも日本を守り抜くという強い意志を持って戦い抜くのです。私はアメリカの兵士のひとりと相討ちしてみせる所存です」
かぐやさんの目は彼女のことばどおり強い意志であふれていました……。
日米戦争の偽史SF短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 18:00:00
8675文字
会話率:28%
国を滅ぼしてじゆうきままに生きる
最終更新:2023-06-08 16:17:29
288文字
会話率:88%
とある武士の家系に生まれた少年・明智兼光。
幼いころから祖父の薫陶をうけ、立派な『武士』に憧れていた兼光は、ある日を境に右手の握力のほとんどを失ってしまう。
刀を振るうことは二度と叶わない。空虚な日々を送る兼光のもとに、妹・明智木葉はVR機
器を携えてやってきた。
「兄様、一緒にVRゲームをやりましょう」
立派な武士になる。一度は叶えることができなかった夢を果たすため、兼光は今日も妖怪が闊歩する幻想世界を駆け抜ける。
これは、和風VRMMO【幻想燈月】が誘う、一度は夢破れた少年の、葛藤や成長を繰り返しながら、やがて武士へと至るまでの日月抄である。
※本作には『ステータス/レベル』などの要素は登場しません。予めご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 09:00:00
39102文字
会話率:23%
この会社では、さまざまなクレーンゲームを開発している。
クレーンゲームは、「機械の握力(あくりょく)」が非常に重要だ。
そこで新しく開発したのが、業界最強の握力を誇(ほこ)るクレーンゲーム。
このクレーンゲームによって、業界に激震(げきしん
)が走る。
しかし、その最強伝説の前に、ある男が立ち上がった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 00:03:11
850文字
会話率:12%
今日も今日とて両親の残した借金を返済するべく遠洋漁業で働く男、伊藤削岩機(握力500キロ)が不慮の事故で浮遊霊となってしまう。一方生き別れの妹は生前削岩機が送った手紙で何故か甲子園を目指してしまう。今日も甲子園目指して特訓だ!そんな時並列世
界を往き来することで人知れず世界の脅威を排除する同級生の存在に気付いてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:00:00
534文字
会話率:0%
広い世界のどこかで。長い歴史のいつかに。
最終更新:2022-08-18 01:26:15
108483文字
会話率:9%
日曜日、僕は友人達と一緒に、カーリングを楽しんでいた。
そして、僕が投げたストーンが他のストーンとぶつかった時、パカッと二つに割れて、中から小さい男の子が生まれた。
男の子は自分の事をストーン太郎と呼び、ストーンを投げた僕の事をお父さんと呼
んだ。
そんなストーン太郎を、僕は、仕方なく育てる事になったのだが、時が経つにつれ、ストーン太郎の奇妙な体質が、次々と明らかになっていく。
その体質とは、うんちを、カプセルに入った常態にしてガチャガチャ方式で出せたり・・・
ちんちんが、マジックテープで引っ付いていて、自由に脱着できたり・・・
瞬きや血の流れる力を利用して体内で発電し、携帯を充電できたり・・・
ストーン太郎は、信じられないような能力を身に付けていた。
そして、ストーン太郎と出会ってから、様々な、変わった人とも出会うようになった。
オリンピックの銅メダリストで、銅メダルを、強力な握力で十円玉くらいの大きさにして、財布の中に入れて持ち歩き、いざ、人に見せる時には、銅メダルをワカメのように水で戻し、元の大きさにして見せる人とか・・・
どう見ても三十代にしか見えない男が、実は、まだ生まれていなくて、未だにお母さんとへその緒でつながっていて、今日はたまたま、お母さんの体から抜け出して食事している所だと言う人とか・・・
その他にも、僕は、色々な変わった体験をするようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 15:36:51
32801文字
会話率:80%
天使の卵であるシオンは一人前の天使となるべく養成機関天使の梯子に通っていた。怖い雰囲気のせいで周りから恐れられてしまいあらぬ噂まで流されているが、後輩や先輩と交流を重ねてやがて噂を払拭していく。
最終更新:2021-08-09 19:00:00
31458文字
会話率:57%