ある晩、山奥の小さな村に住む健二は、山を越えた街で行われる祭りに向かっていた。道中、ふと耳にした声が気になった。「健二、そこにいるの?」その声は、彼の名前を呼んでいる。だが、周りには誰もいない。
健二は心臓が高鳴るのを感じながら、声のする
方へと近づいた。「健二…おいで…」声はさらに大きくなり、彼は恐る恐る振り返る。振り向くと、背後に薄暗い影が立っていた。目は彼をじっと見つめ、今まで聞いたことのない寒気を感じさせる。
「おまえ、もう戻るな…」影が囁くと、急に風が強く吹き荒れ、周囲の木々がざわめいた。その瞬間、健二は全身の毛が逆立つのを感じ、いつの間にか声が聞こえなくなった。
健二は全速力で村へと戻り、決して振り返ることはなかった。しかし、その夜、彼の耳の奥で今も響き続ける。「健二、戻っておいで…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 02:00:00
102199文字
会話率:15%
私の名前は桜下瑠衣。地方大学に通う3年生。小学校高学年の時に両親を事故で亡くし、それからはおじさんのところに居候。特に仲の良い友達もなく、孤独に生きてきた。大学生になって一人暮らしを始めた。誰の目も気にしなくていい、快適な一人暮らし。雑誌で
見た一人キャンプや一人山登りにはまる。
ある日出かけた山で大きな穴を発見。近づいてみると何かに引っ張られるように穴に落ちてしまった。目が覚めて周りを見ると穴に落ちたと思ったけど、落ちた場所は穴ではなかった。途方に暮れてどうしようかと思っていると後ろから声をかけられた。振り向くとそこにいたのは宙に浮かぶ小さな人。
彼女は精霊だと言う。私と契約をして、その国の結界を張る仕事を一緒にして欲しいと言う。そんな名前も知らないような国のために危険な旅に出るなんて…でもこんなところに一人でいても生きていけないだろう。私はその精霊を信じて一緒に暮らし始める。
結界を張るには他の精霊に選ばれた4人と一緒に行うらしい。初めは乗り気ではなかったけど、何かに導かれるように私はその4人と出会い、一緒に結界を張る旅に出る。
ローファンタジー、仲間との絆、そして恋。主人公ルイの新しい冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:00:00
189574文字
会話率:64%
私は過労死寸前だった特撮オタクのアラサーOLの一文字桜。
毎日残業に追われているので、まともに休みを貰えない。
大好きな特撮も暫く観ていない。
今日も深夜まで残業だった筈。
(・・・・何なのよ。このド田舎は何処よ)
気が付いたら、何にも無い
草原に居た。
「申し訳ありません」
「アンタ、誰よ」
背後から突然に声を掛けられたので、振り向くと若い女性が居た。
「私は」
「分かったわ。背後霊ね」
思わずツッコミを入れた。
「違います。私は背後霊ではなく、駄女神マリナです」
「自分で駄女神って名乗ってんじゃないわよ」
再びツッコミを入れた。
「スミマセン。他の神達から駄女神と言われ続けていたもので、いつの間にか自分でも駄女神と名乗るようになっていたのです」
「・・・・アンタ、不憫な女神ね」
この女神はあまりに不憫だ。
詳しい話によると上司の神が同姓同名の人と間違えられて、私を瀕死寸前の状態にしたらしい。
地球で回復させると不味いので、わざわざ異世界に転移させて、この女神が回復させたらしい。
「・・・・ふざけないでよ」
「本当に申し訳ありません」
女神が土下座してしまった。
この女神に文句を言っても仕方ないか。
無能な上司だと苦労するからね。
私もブラック企業に就職したから良く分かるわよ。
詫びとして【異世界知識】【反射】【倍返し】【JKの若い身体】を要求した。
「【異世界知識】【反射】【倍返し】【JKの若い身体】ですかJ
(【異世界知識】は異世界生活には必要不可欠なスキルですね。【反射】は魔法を反射するスキルでしょう。【倍返し】は反射した魔法を倍にするスキルでしょう。【JKの若い身体】は良く分かりませんけど、おそらく問題無いでしょう。そういえばスケ◯ン刑事というのがJKの戦士だった筈ですね。あのように若くて強い身体にしろという意味ですね。それなら私と同等の身体能力にしてあげます)
「これは絶対条件よ」
過労死寸前だった特撮オタクのアラサーOLが異世界スローライフを目指す物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 08:09:43
55380文字
会話率:60%
間男くんが,異世界に転生
間男くんが蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされながらも
力強く生きて人妻ゲットを目指す
後ろを振り向くと目が笑ってない彼女の笑顔が…
最終更新:2025-05-27 00:37:10
21322文字
会話率:44%
空気系男子の高校一年生・桐島和希は、席替えで前後になった美少女、桜瀬凪と友達になる。
ゲームしたり、本を一緒に読んだり。
勉強したり、お出かけしたり。
赤の他人から友達に、友達から親友に…
振り向いたら、二人きりになれる。
振り向くと
きは、笑顔でいたいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 03:00:00
14785文字
会話率:59%
タイトル:事故現場
彼女と2人で夜道を歩いてた。
しばらく行くと道の片隅に、女の人が座ってるのが見えた。
「…あの人、何してんだろ?」
と俺がぼそっと言ったんだが、
彼女「え?あの人?」
「ほら、あそこに座ってる女の人…」
と言うと彼女は
俺が指さした方向をあまり見ず、
辺りをチラチラと見渡し始めた。
「…いや、どこ見てんの?あそこだよあそこ」
彼女「あそこって、どこ?…誰のこと言ってんの?」
「…え?」
そう思って振り向くと、もうさっきまで
道端に座ってたその人は居なかった。
「あれ…?」誰も居ない。
でもその代わりに花やお菓子が置かれてるのが見えた。
それを見て彼女は、
「ああ、あの事故現場?あれはね、たしか4日ぐらい前かな?走ってきた車がちょっと車道を乗り上げてね、道歩いてる女の人をハネちゃったんだって」
「え?そうだったん?」
彼女「そう。深夜帯で誰も居なかったみたいでね、ひき逃げしたその人、未だに捕まってないんだって」
「……」
俺は世間の事に疎く、
そんな事があったのも知らなかった。
彼女「なんかその現場見た人の話じゃさ、被害者の女性が着てた赤いコートが血の色に見えたって、怖い感じに言ってたよ」
「…ふーん」
(後日)
そして後日。
その日は1人で夜、又その道を歩いてた。
すると又あの時と同じように、
道端に座ってる女の人を見つけたのだ。
「あ、あの人…」
よく見ると、その人が着てるのは赤いコート。
前はとっさの事でもあり、暗がりでよく分からなかった。
「家族か、友人の人なんかな…」
とか思いながらとりあえず
その人の前を通り過ぎようとした時、
女「…あの女とは早く別れろ。さもなけりゃお前、1人になるぞ…」
「(…え?)」
いきなりそんなことを言ってきて、
俺は関わりたくないと思ったから
そのまま足早に立ち去った。
「あの女」…「別れろ」…「1人になるぞ」…
もしかして、俺が今付き合ってる
あいつのこと言ってんのかな?
そのまま帰って夜、テレビでニュースを見ていると
彼女が言ったあの事件のことをやっていた。
その報道の中で、
「被害者の女性は白いセーターを着ており、そのまま道端に…」
と喋ってた。
後日。
俺の彼女は似たような事故に遭い、この世を去ってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:18:43
1021文字
会話率:35%
学校の廊下、しおんは一人で壁に寄りかかっていた。
「また今日も、部活の勧誘か……」
周りのクラスメートは楽しそうに部活の話をしているけど、しおんはなんだか距離を感じていた。
そんな時、どこからか声がした。
「おい、現実逃避部、入らねーか?
」
振り向くと、厨二病全開の真壁いつきが、怪しいマントを羽織って立っていた。
「現実逃避部?」
「そうだ。現実が辛い奴らの集まりだ。ここでは現実を忘れて好き勝手できるぞ」
そこに、のほほんマイペースな七瀬つぐみもふらりと現れた。
「だってさー現実なんて疲れるし、笑ってたほうがいいじゃん?」
しおんは二人の言葉に少し心が動いた。
「そんな部活があったら……ちょっと面白そうかも」
そう思った瞬間、しおんの新しい日常が始まる予感がした。
だけど、なんか違う気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:53:43
1641文字
会話率:15%
――深淵に吸い込まれると、前世の自分だった。
東堂一斗は38歳の中小企業の平社員だ。
彼は妹の息子へのプレゼントを渡した帰りに、子猫を助けようと道路に飛び出し、トラックに轢かれて死んでしまう。
真っ白な空間に立っていた彼は、オレンジ色
の光に導かれて、白い扉の目の前に立つ。
しかし振り向くと、そこには白などどこにもなく、ただ深淵が広がっていた。
一斗は深淵に飲み込まれてしまう。
そして目が覚めると――
赤ん坊の頃の自分になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 15:00:00
13764文字
会話率:33%
「聖女召喚に成功」
聖女として異世界に召喚されてしまった……
「どうしよう……」
「え?」
振り向くと友人の姿が……
聖女として召喚されたのは私だけでなく友人も一緒だった。
「あなたが聖女様ですか?」
「はい」
友人
が躊躇う事なく返事をした。
その瞬間、私は聖女召喚に巻き込まれた人間となり置き去りに。
残された私は近くにいた人物に尋ねた。
「あの……元の世界に戻る方法は?」
「……ありません」
「ない? ……ふざけんなっ」
私の渾身の叫びに聖女召喚に使用した魔法陣が反応……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 23:08:25
9391文字
会話率:46%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ってゴブ
リン達と共にモンスターを倒していたのだが、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟する。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだ。
誰なのかとルイドは質問すると、彼女は自身の事をエリシアと名乗った。
次に自分を囲んでいたあのモンスター達はどうなったのかと尋ねると、暗闇の奥から一体の大きなモンスター、キマイラが現れた。
そして何とそのキマイラはエリシアが召喚したモンスターらしい。
つまり、自分を囲っていたあのモンスター達は、このキマイラが倒してくれたという訳だ。
ルイドは、エリシアとキマイラにお礼を言い、この二人と一匹でダンジョンから脱出する事を決める。
そして約一ヶ月後、ダンジョンで沢山の経験を積みながら何とか脱出したルイドは知らなかった。
自分が、最強の冒険者になっていた事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
167321文字
会話率:58%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ったのだ
が、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい、ルイドは未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟した。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 08:01:52
24151文字
会話率:53%
夏の終わりを告げる涼しい風が吹いているが日差しはまだ強く、まだまだ夏を感じさせる。
俺はズボンのポケットからスマホを取り出し、メッセージを確認する。その瞬間、ポケットに入っていたレシートがひらひらと地面に落ちた。気にも留めずに歩き出そう
とした、その時だった。
「ねぇ、」
背後から、澄んだ声が聞こえた。
振り向くと、そこに立っていたのはひとりの少女。肩までの黒髪が風に揺れ、透き通るような白い肌が夕陽に染まっている。けれど、彼女の瞳だけはまっすぐ俺を射抜くように冷たく光っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:40:45
5955文字
会話率:44%
三石は山頂に立ち、天下を俯瞰するかのように世の中の全てを見下ろしていた。風に吹かれ、彼の姿はまさに颯爽としていた。**
「三石!そんなに自分に酔ってないで!」
どこからか甘えたような声が聞こえてきた。
三石が振り向くと、そこには氷の
ように清らかな女性警官、仙人のような気品を漂わせた女剣仙、妖艶で魅惑的な狐族の王女、そして可愛らしく純粋な人魚の少女などが、一斉に不満げな表情で彼を見つめていた。
三石は額に手を当て、心の中でため息をついた。
「やっぱり女は俺の修練の邪魔になるだけだな……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 17:35:07
18900文字
会話率:24%
冬の大阪、冷たい風が吹く夜。仕事帰りの俺は、疲れ果てた心を抱え、公園のベンチに座る。手には暖かい缶コーヒー。しかし、心は冷え切っていた。
会社ではパワハラ上司に罵倒され、限界寸前だった。そんな時、不意に「元気ないね」と声をかけられる。振り
向くと、そこには見知らぬ綺麗な女性がいた。彼女は自販機で買ったばかりの缶コーヒーを差し出し、静かに話を聞いてくれた。
胸の内をすべて吐き出した俺は、気づけば泣いていた。彼女は優しく微笑み、「たまには休んでもいいんじゃない?」とだけ言い、公園を去っていった。
それ以来、彼女に会うことはなかった。名前も、連絡先も知らないまま。だが、今でも公園で缶コーヒーを飲むたびに、あの夜の温もりを思い出す。
彼女は今、どこで何をしているのだろうか——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 11:17:22
827文字
会話率:20%
上着にイヤフォンを入れたまま洗濯してしまい、その壊れたイヤフォンから異世界へ。
そこは現代とよく似た別の世界。
魂を神へ上納するシステムに組み込まれ、「聖品」として扱われる。
元いた世界でも上納システムで「性品」として扱われていた自分が……
最終更新:2025-01-19 08:30:29
3948文字
会話率:24%
「おお……思ったよりも入ってるじゃないか」
「だな、はははっ」
「当時もコアなファンがついていたとは聞いてたが……」
「ああ、おれたちも、まだまだ捨てたもんじゃないなあ……」
とあるライブハウスの舞台袖。上木と野茂は、客席を覗きな
がら顔を見合わせ、ニヤリと笑った。
「なーに、ニヤついてんの、お二人さん」
「おお、三原さん」
後ろから声をかけられ、振り向くと三原が立っていた。ドレス姿に、ほんのりと火照った肌から色っぽさが漂っている。たぶん、照れているのだろう、と上木は思った。
「馬子にも衣装ってやつだな」
野茂が笑いながら言うと、三原は少し顔をしかめた。
「それ、褒めてないよねえ?」
「あいてて、悪かったって」
三原が野茂に掴みかかったが、野茂はされるがまま抵抗しなかった。
「まったく、見せつけてくれるなあ」
上木はその様子を見て、苦笑しながらそう言った。
「ははは、やめてくれよ」
「そうだよ、あと今は三原じゃなくて、この人と同じ名字だから。不本意にもね。まあ、まぎらわしいから、今日は三原でいいけど」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-28 11:00:00
5184文字
会話率:75%
横断歩道でいきなり自転車をガシッと掴まれた。
え⁉︎……振り向くとそこにはおばあさんが。
そしてうちの孫と一緒になってくださいと現れましたがきみは…
最終更新:2024-03-22 08:10:19
49600文字
会話率:25%
神蔵巳湖斗の住む家の近くに平坂という極々平凡な坂道がある。
しかし、その坂は且つて黄泉比良坂と言われ、逢魔が時に坂の途中で振り向くと死にゆく人が見えるという。
巳湖斗はある時その坂道でアイドルの有栖川美玖を見るのだが…。
黄泉比良坂の彼女
の元ネタです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 07:10:00
115402文字
会話率:45%
その噂はまことしやかに流れていた。
神蔵巳湖斗が通う学校の前から住宅街へと延びる坂道…平坂。
何処にでもある変哲もない名前の坂だが且つて黄泉比良坂と呼ばれていた。
逢魔が時に坂の途中で振り向くと死者が見えるという。
あるある都市伝説だと思っ
ていたが…ある日、巳湖斗は折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 06:56:18
3030文字
会話率:31%
ある日、高校生のことねは進路に迷っていた。
そして、近くにある神社を訪れる。
すると、奥が光りだし、ことねを中に飲みこむ。
気づけばそこは、見渡す限り草原だった。
「どこよ、ここ……」
ことねが振り向くとあの神社があった。
そして四人の人物
が現れる。
セイリュウ、ビャッコ、スザク、ゲンブの四人である。
ことねはこの四人とこの世界にはびこる邪鬼(じゃき)と戦うことになる。
ことねはこの世界を救うことができるのか。
毎日更新です。
・四神の名前は、この小説の中ではカタカナで書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 06:10:11
41745文字
会話率:61%
「ごめん、待った?」
美香が振り向くと、浴衣姿の健人が、爽やかな笑顔で、立っていた。
「……ううん」
美香は、答える。
「そう、ごめんね」
健人は、さらっと言う。紺色の浴衣が、よく似合っている。
(ほらね、こういうところ……)
と、美香は、遠い目をしながら思う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:31:21
936文字
会話率:36%
サアアア…
気づくと私は、風が強い広大な地に咲くコスモス畑の真ん中にいた。
サア…
風がぴたりと止む。すると視界の向こうに、誰かを見つける。見覚えのある、後ろ姿。
その人が私の方を振り向くと──…
私…だった。
最終更新:2023-12-13 07:24:59
1000文字
会話率:43%