夫が死んでしまった夢を見た。とても悲しかった。
目が覚めたら、夫はわたしの隣で眠っていて、心の底からほっとした。
浮気されたこと、共働きなのに家事は全てわたしがしていること、この間貸したお金が返ってこないこと、そんなこと全てどうでもいい
と思えるくらいに生きててくれればそれでいいと思った。
わたしはなんやかんや夫のことを愛している。
そう気付かされた気がした。
幸せを感じながら二度寝した翌日、わたしは夫を殺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:25:00
6626文字
会話率:16%
『腐男子仲間だと思っていた竜神様に異世界に拉致られました』
「蜜梨ちゃん、どこにいるの? 俺を置いて行かないで」
夢の中に現れる少年はいつも自分の名を呼んで探し、泣いている。子供の頃から時々見る、お決まりの夢。見たこともない少年が泣く
姿が、蜜梨には悲しかった。
看護師二年目の五十鈴川蜜梨は、どこにでもいる普通の腐男子だ。平凡に仕事をこなし身バレしないように必死に隠して同人活動をしている。職場の同僚・御厨秘果は腐男子で、イベントで偶然出会ってからの腐仲間だ。週末には二人で腐談義に興じる。リアルで腐談義できるのは秘果だけだ。
ある日、有り得ない不幸の数々が波のように押し寄せた蜜梨は、気持ちを落ち着けるため神社に逃げ込む。その場所で会った秘果に拉致られ軟禁された。
この世とは思えない場所で、魔法のような力を使う秘果は、実は竜神なのだという。
蜜梨が連行された国は「桃源」という神獣を産む国。蜜梨は「瑞希」という重要な存在で、元々は「桃源」の住人なのだそうだ。
幼い頃の記憶がない蜜梨に真実を語る秘果。信じられないながら、疑う気も起きない。
流されるままに蜜梨は、「桃源」で起きる事件に巻き込まれていく。
誘拐系異世界軟禁ファンタジー。ちょっとエロくて切なくて懐かしい、執着愛の先にあるのは――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:40:00
45366文字
会話率:33%
公爵令嬢のミハーリアは悲しかった。
婚約者である王太子ルハロ殿下が、一向にミハーリアに興味を示さず、他の令嬢と遊んでいるという日々がずっと続いていたからだ。
ある日、ルハロに投げつけられた一言でミハーリアは心が壊れてしまった。
ルハロは
流石に言い過ぎたと反省して、ミハーリアに歩み寄っていくが、もうミハーリアはルハロに興味を示さなくなっていった‥‥。
ルハロは、ミハーリアの心を取り戻し、歪んでしまった初恋を正してやり直すことができるのか‥‥!?
これは、のちに賢王と呼ばれる者の両親の学院時代の苦い思い出のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 10:16:18
29597文字
会話率:19%
ミリアは普通の、いやもしかしたら普通以下の、ただ内向的なだけの女の子だった。
ただ、空を見上げると悲しかった。その意味も知らず。
その思い出がある日、唐突に動き出す。
そして、出会いが……。
現代日本生まれの女の子が猫つれて、お父様の待
つ外国に旅する話です。
(うん、何も間違ってないな)
オーバーテクノロジーが出てきたり、未知の分類不能な謎技術が登場します。
ファンタジー色入ってますが、分類としてはSFに該当すると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:00:00
75425文字
会話率:51%
余命幾ばくも無い彼女に恋をした。ぼくは彼女が入院する病院の屋上から投身自殺をしようとしたが、その時。フェンス越しから現れた光り輝く天使が彼女が生き返る方法が一つだけあると唐突に言った。
その方法はあまりにも……とても尊く、とても残酷で、悲
しかった。
時々、加筆修正、改稿を致します汗 不定期更新です。すみません汗折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 14:58:07
6430文字
会話率:36%
アメーリア・ブルク公爵令嬢は、王命で三年間、騎士団の傷を癒す為に王都を留守にしていた。
ヘデル王太子はそんなアメーリアと婚約破棄をし、妹のイレーヌと結婚するという。
アメーリアを何かと馬鹿にするイレーヌ。
二人がダンスを踊る姿を壁際に立ち、
見るしかないアメーリア。
悲しかった。そんなアメーリアに手を差し伸べる人物が。
アメーリアが新たな恋に、ヘデル王太子への想いを捨てる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 13:52:03
6518文字
会話率:31%
日曜日に、ふらり、お金を下ろしに行った。ふだんはほとんど行かないが。用があった。町は活気に満ちて、それなりに平和な様子で、自分が何をどう考えようが、無関係に弾けていた。暖かくて、日差しの下は、暑かった。空を見ると、青くて、悲しかった。そうい
うものになって、久しい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:29:10
679文字
会話率:0%
今は夏なんだから、と、あれこれ思ってみた。そうそう、珍しいことも浮かばなかった。夏なんだから、羽目を外すということも、もうないかもしれない。そんなふうに思う自分が、悲しかった。
最終更新:2021-08-01 22:58:46
296文字
会話率:0%
寒波が来て、冷たくなった午後、こたつでうたた寝をした。夢を見た。父親の夢だった。銭湯によく行った。今の自分より、ずっと若い父親がいた。何故か、悲しかった。
最終更新:2020-03-16 06:24:55
1008文字
会話率:12%
公爵令嬢フェリシア・ウィングフィールドは、義妹に婚約者を奪われ婚約破棄を告げられる。
そうしてその瞬間、ループしてしまうのだ。1年前の、婚約が決まった瞬間へと。
初めは婚約者のことが好きだったし、義妹に奪われたことが悲しかった。
だからこそ、やり直す機会を与えられて喜びもした。
しかし、婚約者に前以上にアプローチするも上手くいかず。2人が仲良くなるのを徹底的に邪魔してみても意味がなく。いっそ義妹と仲良くなろうとしてもダメ。義妹と距離をとってもダメ。
ループを4回ほど繰り返したフェリシアは思った。
――もういいや、と。
5回目のやり直しでフェリシアは、「その婚約、破棄させていただきますね」と告げて、屋敷を飛び出した。
……のはいいものの、速攻賊に襲われる。そんなフェリシアを助けてくれたのは、銀の長髪が美しい魔術師・ユーリーだった。
――あれ、私どこかでこの魔術師と会ったことある?
これは、見覚えがあるけど思い出せない魔術師・ユーリーと、幸薄め伯爵令嬢フェリシアのラブストーリー。
※別名義の作品のストーリーを大幅に改変したものになります。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:01:50
14060文字
会話率:28%
ぼくは、いつの日からかずっとひとりだった。
なにもかもが怖く、ひとりが寂しく、悲しかった。
そんなぼくは彼女と出会い、いろんなことを知っていく物語。
幸せな日が訪れますように。ぼくはずっと、そう願ってる。
最終更新:2023-11-16 01:18:23
1347文字
会話率:15%
俺、花一華青は幼馴染みの秋実林檎のことが好きだった。
だけど俺には告白する勇気が無かった。
そんな俺の自業自得ではあるがやっぱり悲しかった。
そして林檎と付き合っている男、磐長姫斗の幼馴染みである浜匙花。
そんな似た者同士が付き合っ
てみると…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:27:23
1994文字
会話率:46%
一章
「どうかこの世界を救って欲しい」
目が覚めたら、其処は異世界だった。
美しく、神様と人間が手を取り合って生きる、争いも無い世界。
ただ、この世で『唯一の最大の悪』が存在するだけで。
正義の味方達であるなら、どんなこんなにも立ち向かい
巨悪を倒せ。
これは、唯一つの悪を倒す英雄譚
始章
広い世界を私達は旅をする。
たのしくて、つらくて、かなしくて、くるしい、一ヶ月の記憶。
救いも無いこの世界で、笑う貴女は何より綺麗で、何より悲しかった。
なにも変わらないけれど、私は貴女の為に前を向こう。
――これは、世界を絶望に染め上げる彼女の物語。
★始章からでも、1章からでも好きな方からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 10:00:00
198543文字
会話率:22%
みなさんこんにちは! 私はこの街に住む龍、長辺 奈子(ちょうへん なこ)です! ナコちゃんって呼んでね!
ここでは私やこの街の日常をお届けするよ! 変な話ばっかだと思うけど楽しんでいってね!
おっと、自己紹介を忘れてた! 私ったら
ドジっ子なんだからっ!
見た目はね、女子高生って聞いてパッと思いつく姿があると思うんだけど、それを一旦捨ててもらって、太めのうどんを想像してください! それが私です!
あ、この右手に持ってる玉ですか? そうですよね、気になりますよね! 龍ってみんなこういうの持ってますもんね! 実はこれ、初恋の人のキンタマなんです! 卒業式の時に勇気出して告白したらくれたんだぁー! なっつかしい〜!
けど彼はもう死んじゃったの。
なんかいきなり爆発して死んじゃったの。
私、悲しかった。
目の前で最愛の人が亡くなって、おかしくなっちゃったんだ。
その時私はまだ鯉だったんだけど、悲劇を乗り越えて龍に成ったの。
だから読んでよ、私の物語。
っていう感じは私には無理なので、スーパーハイテンションで行くよーっ!
ナコの街、開幕開幕〜!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 23:07:24
2505文字
会話率:42%
人がいきてる話です
街を歩くと、隅の方に花が咲いている。雨の日のコンビニで肉まんが売り切れている。昨日チーズケーキを食べたけど、紅茶の買い置きがなくて少し悲しかった。そんな感じ。
あんまり深いことは考えていません。
最終更新:2022-12-24 21:42:25
1517文字
会話率:0%
お盆に幽霊となって現世に帰ってきた!!ところまではよかったが、何もかもが残念で悲しかった。そんな話。
最終更新:2022-08-30 17:37:25
645文字
会話率:0%
「お金なんて要りません」
そんなもので私達の愛が換算出来るなんて思われた事が、悲しかった。
最終更新:2021-08-12 12:12:36
1379文字
会話率:36%
邪神だった俺は人に殺された。
人のために動いていたのに殺されたその事が悲しかった。
そんなことを感じながら俺は意識を失った。
俺はよく夢を見る。こことは違う見たことのない世界で殺される夢を、そして見たことも無いような美女の姿を。
ある日
、俺は目の前でトラックに轢かれそうな幼なじみの椎名 恵を助け死んだ。
これはそんな俺が再びあの世界へと帰り邪神でありながら世界を救う物語
よりストーリーを練った改訂版も書いているのでそちらもお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n3900fs/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 12:00:00
152575文字
会話率:80%
「わたくし、セレスティ・エトワールは、ジルベルト・フィガルス様との婚約を破棄致します」 後戻りの出来ない一言を口にした。悲しかった。苦しかった。心が張り裂けそうに痛かった。それでも、後悔だけはしなかった。――だって、これで貴方を守れるんだも
の。◆◆◆ なろうラジオ大賞参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 19:00:00
1000文字
会話率:12%
俺は、小さい頃から肌が弱かった。
その為小学校の頃から肌荒れ、主にニキビと長い付き合いをしてきた。
そのせいで俺は自分に自信が持てず、教室の端っこで、大人しく本を読んでいる類の人間だった。
生憎と俺の両親は顔が整っており、それをしっかりと受
け継いだ俺は、顔が整っていた。
なので皆から二言目には
「ニキビさえなかったらね〜」
だった。
好きな人に告白しても、友人も、友人から紹介して貰った人にも、知らない人にも、親にさえも。
悲しかった。どうして俺は肌が弱いのだろう。
どれだけ対策をしても一向に治る兆しが見えなかった。
勿論皮膚科にも行った。
しかし、肌の刺激が強い薬しか貰えず、余計肌が荒れる結果となってしまった。
俺はどうしたら良かったのだろうか。
そんな事を考えながら、ニキビには悪いマスクをしてはいけないと分かりつつマスクをして、学校に通う日々。
憂鬱とした日々に突然、終止符が、打たれた。
俺は通学中、居眠り運転のトラックに轢かれたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 22:33:44
3787文字
会話率:16%
高校2年生の俺は、季節とともに過ぎ去っていく日々がただ、悲しかった。でも、あの人は俺に教えてくれた。忘れられない感動を。悲しみも、苦しみも、ネガティブな要素すべてをとっぱらって。
あなたにとって、愛とはなんですか?
高校2年生の男子目線
からみる感動物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 01:58:25
346文字
会話率:0%
彼女は生まれつき体が弱かった。
いつも代わり映えのない自分の部屋で一枚の布団にくるまって、寝ているしかなかった。
僕はそれが、悲しかった。
愛らしくも儚げな彼女の表情が、悲しさに邪魔されて見えたから。
見えてしまったから、ほっておくことは
出来なかった。
美しくも可憐な黒髪が窓の隙間を通り抜けた風がそっと揺らして。
雪月のような真っ白な肌を、 皓月の光が更に彼女を輝かせ。
僕を見つめ、にっこりと笑う顔だけはこの世界のなにより、負けることのない強さだった。
彼女の代わりに、外へ出掛けよう。
彼女の代わりに、景色を眺めよう。
彼女の代わりに、食べ物を買ってこよう。
彼女の代わりに、料理を作ってあげよう。
彼女が幸せそうな様子を見れるだけで、僕は幸せになれた。
必死に頑張ってきた彼女のために、僕は彼女がゆっくり腰を休ませる木になろう。
また、ゆっくりと歩き出すために。
そして彼女と共に、明日を見据えよう。
だから僕は彼女の元に、彼女が眠る家に足先を向ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 14:00:00
12194文字
会話率:31%