インチキ聖女とインチキ勇者、伝説になる
その日、王都の広場ではインチキ聖女とインチキ勇者が糾弾されていた。二人のしていることは証拠もなく、証明もできず、次期国王とその婚約者、果ては群衆からも責められた二人はあっさりこう言った。
「じゃ
、辞めます」
「うん。もう辞めます」
そして二人は伝説になった…。
神様は小さき者に救いの手を伸べる尊き方?
聖女は願えば不浄を消し去る心の美しい女性?
勇者は特別な力を与えられた心優しき男性?
そんな綺麗事一切無し!
そしてこれが聖女と勇者の定義ならば、まごう事なきインチキな二人。
色んな意味で世の常識(?)を覆す、聖女と勇者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 07:26:39
6715文字
会話率:64%
かつて日本で非常に慕われていたお地蔵さんがまさかの異世界転移。
人の世で祈りを集めた穏やかな心は、この世界でも変わらずに輝きを放つ。異端とされようとも、小さき者を救わずにはいられないお地蔵さん。そんなお地蔵さんの異世界物語。
最終更新:2025-02-09 11:32:36
16694文字
会話率:25%
ある雨の街角に、傷ついて地に横たわる小さき者をみつけた。私は護衛と馭者、私を監視する者に言う。
「この者を私の邸へ運びなさい。否やは聞かないわ」
護衛のダドリーは小さき者を抱えたまま馬車に乗り込む。私はそのまま座るように命じた。運転は監
視者と馭者がいれば十分だ。
馬車は再び酷い雨の中を走り出す。
私は確かに公爵家の娘だけれど、愛人と本邸に住まう父から嫌われて別の場所で暮らしている。本邸からかなり離れた森の中の家だ。
母はもうとっくに父に愛想を尽かし、離婚できないならと外国に渡っていた。愛する護衛騎士と一緒に、語学を学ぶ為だと言って。その彼との間に娘がいるらしいが公爵家では認知されていない。下手に騒げば全員いなくなることだけは理解しているらしい。
だから私のまわりには護衛1人と侍女1人、馭者1人、他に父が私に付けた執事と言う名の監視者が1人いる。
そして今日。
先ほど拾った小さき者を邸に入れた。
彼女の体は冷たく虫の息だ。
弱りきった痩せた体で雨に打たれていたのだ。
そうなるのも当然のこと。
護衛のダドリーは治療の心得があるから対応を任せた。
彼は妻である侍女マリアに濡れた体を拭かせ、着替えをさせた。小さき者は意識がなく脱力したままだったが、それをものともせず丁寧に身なりを整える。
ダドリーはその間に湯を沸かし、解熱剤と湯タンポを作っていた。薬草を潰した薬汁をガーゼで口に含ませる。飲み込めないから、舌で吸収させるだけだ。そして冷たい体を保温することに努めた。
あのままでは確実に命を落としていたはずの小さき者は、この日一命を取り留めたのだ。
今日のこの出会いが、2人の運命を変えていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:02:16
46907文字
会話率:28%
20xx年、魔界と現世を結ぶ「ゲート」が出現した。
中から出て来た化物によって、人類の生存圏は大いに脅かされていた。
そんな中、一人の小さき者に天啓が下った。
その者と仲間たちは壊れた世界を元通りにするために奮闘する。
最終更新:2025-01-27 21:01:04
6732文字
会話率:45%
ラノベは世界を救えるのか?母なる海の向こうにあるのは希望か虚無か。
所詮この世は『胡蝶がみる夢』
いくら人が海を汚染しようとも1万年も待てば元通り。つまり人など『小さき者よ』
最終更新:2024-07-10 12:10:00
10118文字
会話率:51%
生きる事は難しい。
まして良く生きる事は難しい。
人生は宝物。人生は芸術。
後悔は最大の毒だ。
最終更新:2023-11-16 21:39:08
306文字
会話率:0%
支援術師マルティープは、力不足を理由に
冒険者パーティーを抜けるように言われてしまう。
彼女の支援スキル『一呼吸の輝き』(ワンブレス・ブレイズ)は強力な代わりに
持続時間1秒と言うものだったのだ。
そして、彼女は意外なことを願い出た。
「
わたしの支援抜きで立派に活躍するパーティーの姿を見れば、
もう思い残すことはありません。
心置きなく安心して追放されるために、最後の冒険に連れて行ってください」
果たして、Aランク冒険者パーティー『小さき者たちの守り手』は、
無事最後の冒険を乗り越えらえるのか?
そして、マルティープの秘めた想いとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 11:15:55
12143文字
会話率:34%
森の精霊エルフのある少女の物語。
森の中で怪我をした人間の男「フォーランド」と出会い、自分の行先を決めるお話です。
バッドエンドに見えるかもしれませんが、新たな道へ行くための生みの苦しみのようなものです。
短編の「灯は~」シリーズの第
6話目です。
「【短編】灯は闇を切り裂く小さき者の声」のデュナンの両親の出会いのお話で、こちらはエルフの少女目線で書いています。
この作品はカクヨムでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 10:33:57
12261文字
会話率:17%
事故の後遺症で貴族とは違う道を開いたフォーランド。
そんな彼が死の間際に出会ったのは一人のエルフの少女だった。
短編の「灯は~」シリーズの第6話目です。
「【短編】灯は闇を切り裂く小さき者の声」のデュナンの両親の出会いのお話です。
悲し
いお話ですが、出来るだけ軽やかに仕上げました。
この作品はカクヨムでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 10:29:37
11478文字
会話率:23%
森の精霊エルフと人の子の間に生まれたデュナン。
生い立ちの理不尽さにあらがう事を止めた先に出会ったのは…?
思いもよらない形で主人公の心が癒されるお話です。
ハッピーエンドです。
短編の「灯は~」シリーズの第5話目です。
「【短編】
灯は遠い昔の白銀と煙草」の元公爵令嬢のお相手のお話です。
この作品はカクヨムでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 23:04:46
9355文字
会話率:27%
これは帽子男が思いつきで書く短編達です。
最終更新:2023-02-22 21:38:35
9309文字
会話率:60%
憧れ。小さき者が逆境と憧れから成長するヒーローサバイバル。
最終更新:2022-08-21 00:47:12
2727文字
会話率:52%
小さき者は本能のままに
キーワード:
最終更新:2021-05-10 23:00:00
207文字
会話率:0%
ティルという名の冒険者がいた。
ティルは目的といった目的もなく、楽しいことのために自由気ままに世界を冒険していた。正しくは流浪していた。
そんな冒険での色々な者たちとの出会い、冒険、別れ。ティルの冒険談が今はじまる。
最終更新:2021-04-29 20:15:02
1460文字
会話率:65%
小さき者よ 我が騎士よ
簡単ななぞなぞです。
これ、なんでしょう??
最終更新:2020-10-06 00:17:29
880文字
会話率:0%
目を覚ますとそこは剣と魔法の世界だった。
しかし、皇帝によって魔法の使用は禁止されていた。
日本人だと言う事以外記憶をなくした少女が、仲間を作り、人生を楽しむついでに世界の真相を突き詰めて行く
冒険ファンタジーです。
最終更新:2020-03-14 09:23:31
38614文字
会話率:58%
大いなるものと小さき者 それは双子の兄弟だったんだよ。 わたしの人生瞑想ノートより
キーワード:
最終更新:2019-10-16 11:11:40
1129文字
会話率:3%
世界の終わりは唐突に訪れる
世界を破滅に導こうとした謎の存在【神】
他種族が手を取り合い世界を守るために強大な神と争い、勝利した。神は消滅の際、自身の五つの権能を5体の落とし子達に分け与えた。
第五位神【審判の権能】「聖騎士シュヴァリエ・
クライノート」
第四位神【原初の権能】「巨人ギガ・クライノート」
第三位神【死の権能】「冥王ゲヘナ・クライノート」
第二位神【破滅の権能】「帝龍オメガ・クライノート」
第一位神【再生の権能】「女神ティアドロップ・クライノート」
運命に導かれた少年と少女は様々な仲間たちと出会いながら世界を旅し
「誰かのために戦って・必死に生きて・涙を流す」
そんな小さき者達の物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 23:48:28
87679文字
会話率:54%
国を追われる身となった王女アリスは国に帰るために父親を探す旅に出る。
最終更新:2018-04-04 23:42:05
7140文字
会話率:33%
マネキの森といわれる森の管理者となったマイカ。この森に住む小さき者達との交流が始まろうとしていた。
この話は交流のある学生ユーザーさんに捧げます。
最終更新:2018-01-10 12:15:58
4222文字
会話率:46%
これは、英雄譚ではない。これは、神話でもありえない。これは、少年少女が小さな幸せを掴まんとする物語である。
記憶喪失の少年、ジークは、魔女と呼ばれる少女、メディと出会う。それは、辛くも充実した、新たな冒険の始まりを告げる運命の出会いだった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 21:21:18
189406文字
会話率:56%
―――
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても
冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
『冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻ってこられなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。』
―――
季節を変えるのは誰なのか。それは純粋な心を持つ小さき者達。
冬の童話祭2017の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 15:04:39
3129文字
会話率:52%