とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 01:01:37
272369文字
会話率:31%
現代日本でミリオタかつ歴史オタクの高校生、矢澤健太が龍王丸(3)に転生する。生まれ変わった龍王丸は無事に領地を守れるのか?
龍王丸とは今川氏真の幼名です。
ミリオタ設定を入れることによってものの開発を早める目的があります。あとは作者が単純
にミリオタで、ミリタリーは知っているし、調べるのが好きだからです。歴史も大好きですが。そのため、こんな話を書いています。もう途中からおかしいことになっていますし、明らかに発展スピードがおかしいかも知れませんが、そこは、まあ特別だということで、よろしくお願いします。
史実と異なることがありますが、それは作者が想定しているところに向かわせるため、強引ですが許してください。後適当に家臣とかも作ったりするし、想像上の人物もいます。重臣は大体実在の人物ですし、たまに漢字が間違っていますが、彦五郎の家臣は大体架空の人物です。全部実在はきついので。ただし、なるべく史実に従うようにしています。途中から、物語は勝手な方向に行き始めて、もう史実は関係なくなりますが。内政改革とかもしていますし。あまり有名ではない武将を見つけるのはキツくて、全て史実は不可能です。誰が架空キャラかは書きませんが、まあ大体わかると思います。後は独自の解釈や、実際にはあり得ない年齢にしている可能性もあります。戦国武将の娘って名前や生年月日が不明なので、勝手に合わせているのです。後ついでに名前も。まあ色々変わっています。
結構実在の武将は出てきています。例えば織田信長とか、斎藤道三とか、六角義賢とかです。
カクヨムにも書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 11:32:07
125540文字
会話率:85%
僕、佐伯圭は昔から本が好きだった。
けど中学デビューしてから女の子にモテるようになって、高校で結城和生とつるむようになってからはクズ街道まっしぐら!
そんな中美人と噂の新入生を見に図書室に行くと――…
短編「「面白ぇ女」は私じゃなくて双子
の姉なんだよなぁ」の別視点の話となっております。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 02:16:03
5093文字
会話率:39%
サッカーと恋愛模様、兄弟・姉妹の確執が並行して進む、ビターで切ない青春恋愛物語です。
コンプレックス感情を受け止められない経験がある方…
葛藤に苦しんだ経験のある方…
片想いに苦しんだ経験のある方…
ままならない現実に苦しんだ経験のある方
…
そのような方々に届いて欲しい物語です。
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きっかけは戸籍と両親の死だった。
星夜・蓮兄弟、結月・莉音姉妹。それぞれがお互いに恋心を抱きながら過ごしていた。
大学2年生の星夜と結月は、青南大ブルーウイングサッカー同好会に所属し、全日本フットボール同好会選手権での優勝を目指していた。
高校3年生の蓮は、高校サッカー引退を迎え、大学では星夜達のチームに加わると主張する。
ある時、戸籍から、自分達が特別養子縁組で迎えられた子であることを知った。
また、結月が、母親から、星夜と結月が双子、蓮と莉音が双子であることを告げられたのを、四人が知るや、四人は血の繋がった兄弟姉妹ではないかと考え始める。
その事実を立証できる者がいない中、蓮が結月に対して、結月が星夜に対して、莉音が蓮に対して、血が繋がっていようがままならない想いがあることを伝える。
青南大ブルーウイングサッカー同好会が勝ち進んでいく中、結月のもとにフランスのチームから誘いが来る。
だが、ある日、蓮が死んだ。
莉音は、蓮は現実に悲観して自殺したと、結月を糾弾する。蓮の死にショックを受けた星夜と結月とは、次第にお互いが疎遠になっていく。
決勝当日、結月が来ないまま、星夜達のチームは負けそうになっていた。後半40分過ぎに結月がチームに加わり同点に追いつく。試合中、星夜は蓮の声を聴く。結月からのラストパスを、星夜がゴールマウスに叩き込み、星夜達が悲願の優勝を果たす。
だが、聞こえていた蓮の声がもう聞こえなかった。そればかりか、その場から結月の姿も消えていた。
莉音から、結月がフランスへ旅立とうとしていることを伝えられた星夜は、成田空港へ向かう。
まさにエールフランスに搭乗しようとしていた結月を、星夜は見つける。
幼い頃に星夜、蓮、結月で一緒に蹴り合ったプーマの四号サッカーボールを、星夜が持っていることに気付いた結月は、星夜へ「パス」と手を挙げた。
星夜は想いを託すように、結月へボールを蹴る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 09:33:52
93954文字
会話率:17%
桐谷秋原は周りの女の子にいじられる卑屈な男だった。
しかし、「恋愛リワードシステム」という特別な能力を手に入れた。
そのシステムのルールは、卑屈に特定の女の子を喜ばせれば、報酬、お金、学力、運などを無制限に得られるというものだ。
しかし、
女の子が桐谷秋に告白したら、その女の子からはもう何の報酬も得られなくなる。
そこで女の子が言う、「もう、そんなに無節操に私を喜ばせないで。あなたの彼女になりたいの」
桐谷秋は、「私が君を喜ばせたいのは、彼女になってほしいからじゃない。君を喜ばせることが好きだからだ!図々しくなるな!女よ!」
これは、卑屈な男が最初に高嶺の花のような女の子を喜ばせ、男が諦めた後…女の子が彼の良さを知って逆に追いかけ始める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 23:13:50
45338文字
会話率:18%
突如現れた狼のような怪物に襲われた男子高校生、海良真は逃走の最中に足を滑らせて階段から転落してしまう。目を覚ますと、そこは異世界だった。事態も把握できないままに傭兵団に狙われた海良を、王宮騎士団と名乗る男が救う。海良は異世界では「災厄」と呼
ばれ、忌み嫌われる存在だった。男は言った。「命に代えてでも君を守る。」と。どうしてそんなことを誓うのかと問う海良に返ってきた答えは「君のことが好きだから。」という愛の告白だった。
愛を動機に自分を守ろうとする男と、自分の命を狙う敵騎士との間で揺れる、三角関係異世界BLを目指してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:06:23
258428文字
会話率:43%
古庵瑠凪は、大学内における、いわゆる「何でも屋」に相当するサークルに所属している。
生徒を助け、浮かれたように遊び、大学生の青春を謳歌する、そんな毎日。
しかし、ある日「お見舞い」が自宅のドアにかけられていたことを皮切りに、彼の平穏な日
々に変化が訪れる。
「好きだからです。世界中の誰よりも好きで好きでたまらないからです」
突然の告白。ストーカーの正体。
過去の一件から恋人を作らないと決意した瑠凪は、さまざまな方向に「重い」ヒロインたちのアプローチから逃れることができるのか?
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 17:40:00
154389文字
会話率:40%
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフ
ィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◇二部完結しました。お付き合いいただきありがとうございました。(5/8)
※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 13:10:44
144405文字
会話率:50%
嫌いな上司が、降格して、隣の席になった。
いつもブラックコーヒーしか飲んでなかったのに……いちごミルク…?いやいや、え…?
いつも無表情だったのに……どうしてそんな…悲しそうに笑うんですか…
嫌いになるくらいに、好きだっ
た。
好きだから、嫌いになりたかった。
真面目系元部下とクールインテリ系元上司が、互いのイメージや諸々を覆しながら同僚として徐々に仲を深めていく話です。
容姿や年齢などなど、お好きなように解釈してもらって読んでいただけたら大喜びします。
※いろいろリハビリ中、かつ現代モノは初めてです…
※いろいろあって他の作品も中途半端ですが…がんばる気持ちはあるんです…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 01:48:54
12130文字
会話率:37%
なんで「なろう」には、こんなにテンプレ異世界物が溢れているんだ?
それは、面白いから、みんな大好きだからだ。
だったら書くっきゃないっしょ!
これでオイラは、有名作家。
もしもアニメ化なんてしたらどうしよう。
声優さんは自衛隊で無双したあ
の人が良いなあ。いや、まて、最強の鬼を倒したあの人もいい。
うーん、迷っちゃうけど、、、ん? あれ? あれれれ? 何かおかしいぞ。
思ってた反応とちょっと違う。いったい何でなんだろう?
それは、この物語がテンプレ通りだけど、何かがちょっと違うから。
はてさて、何が違うのか?
それは、読まなきゃ分からない!!!
(∩´∀`)∩<読んでみなはれ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 16:36:21
124056文字
会話率:29%
身体を売っている女は、セックスが好きだからそんな商売をしているんだって、何も知らない男共は口にする。馬鹿者共め、そんな訳が有るか。好きでこんな商売をしている女なんて、世界中の何処にも居ない。この商売は、身体だけじゃない……心まで摩耗して行
くんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 00:00:00
1976文字
会話率:31%
自分の作品を映像化する喜びと言ったらもう。
最終更新:2024-03-19 20:00:00
2480文字
会話率:0%
俺は鉛筆デッサンが好きだから、一番間近で芸術が生まれていく様子を堪能したかっただけなのに。
最終更新:2024-02-11 20:00:00
1196文字
会話率:8%
大好きな彼女をボクはこの手で首をはねた。
大好きだから、そうするしかなかった。
ボクは彼女を愛している。これまでも、これからも……。
最終更新:2024-03-06 23:16:16
12290文字
会話率:46%
ポンコツ王子は婚約者のことが大好きでした。
来る日も来る日も彼は彼女に気持ちを伝えようとしましたが…それは叶うことがありませんでした。
※※※
ポンコツ王子の巻き戻り、恋愛ものです。
小説の中で「好きだからイジメちゃって…そのまま自業自
得のバットエンド」って流れが多いですがバットエンドから奇跡の復活を遂げる、そんなことがあってもいいんじゃないかな?と思ってます。
しっかりとポンコツ王子は罰を受けます。
罰を受けた後の更生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 08:00:00
36918文字
会話率:21%
主人公のともやは幼馴染のひかりが東京に行くのを好きだからと言って止めれはしなかった。ひかりも、ともやと離れるのは辛かったが、夢である東京で暮らすことを決意した。その東京でひかりが事故にあってしまう。ひかりを失ったともやはその傷を抱えながら、
2年が経ち東京に来た。その東京で見るあり得ない光景と本当の事実に困惑する。ひかりとともやのすれ違いが見どころの作品となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 22:50:06
722文字
会話率:58%
私の名前はチェリエ。
私はあなたが好きだから、自分の名前を捨てたい。
※「カクヨム」「アルファポリス」でも同タイトルで作品を掲載してます。
最終更新:2024-01-31 07:49:23
22679文字
会話率:42%
見た目がイケメンの女子高生と、見た目が美少女の男子高校生が、学校の帰り道にだらだら喋るだけのお話
最終更新:2024-01-29 17:00:04
8047文字
会話率:99%
眠る度、たくさん夢を見る日々が、私のスマホのメモにしか残らないのを寂しく思って作った。
人の夢のお話を聞くのも好きだから、そういう場になったら幸せだなって衝動的にアカウント作成したけど、何もわからないからしばらく自分だけかもな。
初め
てなのでとっても不慣れ。
夢から覚めてすぐに書いたものが多いから、意味のわかる誤字は敢えて残してみる。
間違いや失礼なことがあったら教えて頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 20:36:38
3191文字
会話率:0%
「遠回りして気付いた想い」の続編です。
二人の関係が、どうなっていくのか見届けてください。
時々、他キャラ目線が、入るかもしれませんが、最後まで暖かく見てください。
※アルファポリス様にも掲載させていただいてます。
最終更新:2024-01-25 09:26:33
335255文字
会話率:31%
「遠回り・・・」と「好きだから・・・」の番外編を気が向いた時にアップしたいと思います。
最終更新:2018-02-17 18:09:37
22894文字
会話率:32%
田舎の高校に通うフユ。
彼女は東京の高校に行った幼馴染みであるハルとの約束を今でも大事にしていた。
夏休み。そんなハルがこっちに帰ってきて、フユはハルと二人で会うことになり、二人は昔みたいにバカな話で盛り上がる。
でもフユは今日、この胸に秘
めた想いをハルに伝えようと思っていた。
「……あのさ」
フユが想いを伝えようとタイミングを伺っていると、ハルが先に口を開いて……。
家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。
現代恋愛。ハピエン、ではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 21:08:27
8709文字
会話率:39%
ずっと可愛がってくれた祖母。
ベッドに横たわるそんな祖母のもとに主人公は足しげく通った。
祖母のことが大好きだから。
そして、その窓辺にはいつも金魚鉢の中で一匹の金魚が優雅に泳いでいた。
なろうラジオ大賞5参加作品。
ヒューマンドラマです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 19:42:49
997文字
会話率:34%