時は世界大戦の真っ只中。強大な特殊能力(魂装能力)に目覚めてしまったが故に、10歳で軍に強制徴兵された神谷祐輔は、困難な戦場で数々の戦果を上げ続けた結果、齢15歳にして少将の地位に就いていた。
全世界の戦場を飛び回っていたが、同じ魂装能力者
で女性士官である速水少尉と組む事ににより、晴れて日本国内に戻る事が出来た。帰国の喜びも束の間、ひょんなことから未成年の少年が軍にいるという事が世間にバレかけたため、軍の上層部から祐輔に、特務魂装学園という軍の学校へ通い経歴ロンダリングをするよう命令が下る。
青春を取り戻せると内心喜ぶ祐輔だったが、特殊な学校であるためか、はたまた幼少の頃から常在戦場だったためなのか、次々とトラブルが巻き起こる。何故か色々と癖のある女性たちに囲まれながら、果たして祐輔は学園生活をエンジョイ出来るのか?
※ローファンタジー要素のある現実世界ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 05:16:20
441215文字
会話率:54%
人型兵器のパイロットになった少年。OL風のおねーさんが
最終更新:2024-03-28 21:48:06
589文字
会話率:57%
騎兵が草原を駆け抜け、砲弾が大地を震わし、艦隊が大波を砕く――。
戦記に彩りを添えるは、女性士官・奥方様・美少女……女性陣は、ものぐさな知将が気になる様子。
「あと5分……いや、4分30秒でいい……寝かせて……くれ」
「少佐、作戦行動中で
す。仕事してください」
イタタタ……中尉、耳を引っ張るのは勘弁してくれ。
400年の長きにわたった帝国による五大陸七大海の統治――それが揺らぎはじめている。
広大な草原に育まれた騎馬民族国家
四方海に囲まれ船と暮らしてきた海軍国家
風雪に鍛えられた精強な将兵有する寒冷地国家
各地で国々が威信をかけ、立ち上がる。
それらを迎え撃つのは、このぐーたらな知将が所属する帝国軍。
彼は、戦術面から謀略面まで、斜陽の母国軍に変化をもたらす。
国家の存亡を賭けて、知将が黙考し、勇将が咆哮する。
次の一手をめぐる、智将どうしの盤上の応酬。
名将の采配は、芸術的ともいえる大軍の進退を生み出す。
「今朝も朝食前に軍議ですか」
「ああ、老人たちは朝早くて困る」
彼はあくびを噛みころしながらこたえた。
国と民を富ませる内政
国家の命運を背負った外交
国と国の誇りがぶつかり合う軍事
権謀術数渦巻く調略
蒸気機関技術が全盛を迎えようとしているリアルな世界とともにご体感ください。
少女から青年、婦人そして老将まで、数多の人物が織りなすドラマがそこにはある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 14:04:44
565226文字
会話率:18%
栖歴2132年1月、地球人類が約170年ぶりに試みる月面着陸「ムーントリップ計画」は原因不明のアクシデントによって失敗に終わった。
それから約2か月後、月に住まう者たち――通称「ルナサリアン」が地球へ宣戦布告を行い、あらかじめ潜伏させてい
た軍勢を南ヨーロッパへ差し向け先制攻撃を仕掛ける。
準備不足のヨーロッパ諸国は優れた軍事技術と高い練度を誇るルナサリアンの軍隊相手に敗北を繰り返し、領土の大半を占領される国も少なくなかった。
そう、もはや過去の歴史となりつつあった「異星人との戦争」が再び勃発したのだ。
オリエント国防海軍第8艦隊――。
2129年に新設されたばかりのこの艦隊は正規空母2隻と戦艦2隻を擁する、国防海軍においては一般的な編制の艦隊である。
第8艦隊指揮下に属する「第17高機動水雷戦隊」を率いる女性士官メルト・ベックスは軍上層部からの命令を受け、本隊に先行して東ヨーロッパ諸国の救援へと向かうのだった。
一方、宣戦布告が行われる前から宇宙の不穏な動きを察知していたオリエント連邦政府の勅命を受け、大規模プライベーター「スターライガ」はスペースコロニー群の防衛に当たるべく星の海へと飛び立つ。
ルナサリアンが地球に対して差し向けた艦隊と睨み合うスターライガ及びオリエント国防海軍だったが……。
※タイトルの「∞」は「メビウス」と読んでください。
※本作は「スターライガ」の続編にあたる作品です。前作を読んでおけば物語を更に楽しめる……かもしれません。
※夕方6時半(18時半)前後を目安に、約5~7日に1話のペースで最新話を投稿します。
※Twitterの@sr32_STRもよろしくお願いします。
※いないと思いますが、無断転載は絶対にしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 18:26:48
1882045文字
会話率:40%
蘇生魔術という、人や魔物の屍を蘇らせ、兵士へと変える禁忌の魔術がある。
希少な蘇生魔術の使い手であるエルマは、その技を戦の道具として用いられ、その結果こき使われていた。
が、ある戦でその蘇生魔術を使い、数体の魔物の屍を兵士へと変えた直
後、突如空から現れた人型の兵器に阻止される。逃げ出した味方から見捨てられたエルマは、その人型重機を操るパイロット、カルデローニ少尉に助け出されることになる。
連れて行かれた先は大きな宇宙船。地球(アース)七七二という、はるか遠くの星からやってきたという人々の船であるが、彼らはズーデルアルデ王国の王都ティルブダムの脇に宇宙港と街を建設し、そこで暮らしている。その街で住むことになったエルマは、宇宙からもたらされる先進的な文化や食事に触れて感銘する。
女性士官アンドレオーニ少尉との共同生活を通して、次第にその街での暮らしに馴染んでいくエルマ。しかしその宇宙港の街では時折、ゴーレムが発生するという事態に悩まされていた。エルマ自身も、そのゴーレムの出現を目撃することとなる。
そんなある日、エルマ自身がそのゴーレムと遭遇する事件が起きる。エルマは蘇生魔術によってその危機に立ち向かうが、その際に用いたのは、この街ではごく当たり前に売られているある「食品」だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 07:36:37
108625文字
会話率:46%
洋上の女傑と称される女性士官メルヴィは名提督ロルフの副官である。かつて海戦で家族を海賊に殺された2人はその仇を討つため、ある誓いを立てて今日も海を駆け巡る。
最終更新:2023-03-20 19:12:53
11983文字
会話率:62%
国際的防衛組織である人類防衛機構に入隊した大沢実花少尉が初めて参加した軍事作戦は、市井に潜む非合法活動家の摘発作戦だった。
初めての実戦に緊張を隠せない大沢実花少尉。
そんな彼女を厳しくも温かく励ましたのは、対テロ作戦の指揮を執る加森千姫子
中佐だった。
凛々しくも頼もしい美貌の中佐の生き様を目の当たりにする事で、若き少女士官は戦場で成長を遂げていくのだった…
※ 本作品は、XI様御主催の「男前ねえさん企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 07:02:21
4668文字
会話率:35%
人類初の星間戦争となった長い戦役の中で要塞として
存在した「逆巻」は戦後、その軍事的な価値を喪失し
「逆巻市」として改装され
今は、多くの市民を守り支えている
「逆巻港」と呼ばれることもあったこの居住地も
終戦後、五十年以上という長い時間
が経過し
重要資源の枯渇によって経済的な価値をも喪失していく
この状況を打破するため「市長」はある計画を立案する
その計画の第一段階として寄付を募り警備隊を発足させた
――――――なぜ今、警備隊なのか?
その答えをいまだに知らずにいた隊長の御影護と隊員達は
初任務として資源宙域の警護に向かうことになる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 00:27:25
302754文字
会話率:54%
彼は空を飛ぶのが好きだった、空に浮かぶ無数の島とその間を飛ぶ飛行船や小型の飛行機を見ながら自分もといつか…と少年の憧れを持っていた。そして彼の夢はいつしか士官学校で出会った親友と共に空を飛ぶことに変わり、出会いと別れを経て、最終的には生きる
ために変わった。
彼こと、クリフ・バンデラスは今現在、大陸群が二つに分かれて争う北南戦争に従事していた。傭兵上がりとしての経歴を持つという事で下士官上がりの特務士官として任官され今では戦闘機隊の小隊長も務めている。彼が参戦する数カ月前から始まっていたこの戦争は彼が参加してから数カ月経過しても終戦の兆しは見えなかった。双方の軍は当初2,3カ月で停戦になると見込んでいたが、その見込みが外れたことにより際限なく軍の補充と拡充そして消耗を繰り返していった。
そんな彼はある一人の女性士官と出会い彼女の過去と自分の過去の関係を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 11:48:02
2537文字
会話率:59%
俺は、地球から見て太陽の向こう側、約三億キロ彼方の宇宙空間に浮かぶ地球連邦宇宙軍の宇宙要塞アマテラスに勤務する兵士だった。俺たちの使命は要塞に保管されている反物質を敵の手から守ることだ。
この時代、人間は頭蓋骨の中に機械を埋め込むことで
、脳の機能を拡張していた。
専門的な知識や技能を脳に直接「インストール」することで自分のものとしたり、考えるだけで宇宙船やメタルクリーチャーと呼ばれる動物型ロボットを遠隔操作したりしていたのだ。
しかし、その恩恵に預かるためには多額の費用をかけて脳に機械を埋め込む必要があった。
唯一、費用を必要としないのは、地球連邦宇宙軍に入隊し下士官以上になることだ。貧乏な生まれの俺はそのルートを狙って兵士になった。
俺は脳の機能を拡張することに強い憧れを抱いていたが、中には俺の友人のように「それで人間といえるのか」という疑問を抱く者もいた。
ある日、俺たちの部隊に若く美しい女性士官が配属されてきた。要塞内の案内を命じられ、彼女とお近づきになった俺は幸せな気分を味わっていたが、敵である火星の特殊部隊が、要塞内部に突如侵入したことで甘いひと時は終わりを告げた。敵の狙いは反物質を奪取することにあったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 23:30:29
95687文字
会話率:34%
旧タイトル「俺と彼女と宇宙輸送艦セドナ」
はるか未来、火星に移住した人類と地球人類との間で戦争が行われていた。
火星の宇宙軍士官学校を卒業した俺(ダテ・ダイスケ准尉)は、友人たちが宇宙戦艦や航宙母艦に配属されるなか、親友(マリオ・マルコ
ーニ准尉)とともに、どう考えても華々しい戦果とは全く無縁な宇宙輸送艦セドナに配属されて腐っていた。
しかし、宇宙輸送艦セドナには謎があった。
地球との艦隊決戦が近いというのに、戦場から遠く離れた資源採掘用の小惑星に大量の燃料を輸送するというのだ。
機密の匂いがしたが、上官たちは下っ端の俺達に艦の使命を親切に教えてくれたりはしなかった。
俺とマリオに求められたのは謎解きではなく艦内清掃などの雑用だったのだ。
唯一の心の救いは有能だけどちょっとアレな美人女性士官(リサ・リンドルース中尉)とお近づきになったことくらいだ。
俺とマリオとリサさんは平和でのどかな日常を送っていたが、そんな幸せな日々はある日突然終わりを告げた。
宇宙輸送艦セドナの使命を妨害するために地球のステルス偵察艦が攻撃をしかけてきたのだ。
そして、俺は宇宙輸送艦セドナの使命を知って愕然とした。確かに俺は戦争の行方を左右する機密作戦の渦中にいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 06:00:00
82372文字
会話率:44%
銀河の片隅であったかも知れない、戦況報告書。
突撃艦コンコルディアの艦長 カロル・バルバリーゴ少佐のお仕事とは。
主人公による会話劇が中心です。戦争がメインのストーリ展開ですので人が死にますが直接的な表現はありません。短編と2~4話程度の中
編で構成しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 13:55:03
274972文字
会話率:56%
天譴【てんけん】神・天帝が不埒者に下す罰を意味する言葉、天罰、神罰。
万世一系の皇帝が知召す世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国』(帝国)と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合』(連合)そして、
革命により専
制君主を打倒し、民主主義国家となった国々の共同体『民主国家同盟』(同盟)
三大勢力が覇を争そう、豊かな自然が広がり、膨大な資源を包蔵する『南方大陸』
帝国と同盟がその山岳地帯の帰属をめぐり激しい議論が繰り広げられる会議の場で、
トガベ少将が同盟全権大使の前で放った大胆な一言、
「では、もしどこかの誰かが、その死の山の頂に立てばどうされますか?」
から壮大な作戦が動き出す。
成功のカギを握るのはまだ何人も無しえていない映像による生中継
その開発を任されたのは若き角有人の女性士官シィーラ・ルジャ・シャルマだった。
果たして彼女は未知の技術を確立できるのか?
そして、その先に待つさらなる試練とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 15:31:27
113281文字
会話率:25%
宇宙船強奪を目指しドイツと蘭国は連携し日本攻撃に踏み切った、首都攻撃を目指して潜水艦隊が房総沖に浮上したが情報を入手していた日本軍が急襲し一気に撃沈、同じころ駿河湾にはドイツ軍が蘭国の潜水艦で到着ーゴムボートで上陸を果たせたが大間港でロボッ
ト軍に捕獲された。
陽動作戦失敗を知らず新潟港沖に到着した輸送船団から上陸部隊出撃、青海のミサイル基地から核ミサイルが発射され全面戦争の火ぶたが切られたが待ち受けていた帝国軍の装備で固めた日本軍に一気に攻められ一夜で殲滅された。
蘭国は帝国軍の装備に震えあがり軍を撤収させ休戦、日本国民は戦いが有ったことを知らずに過ごしていたがついに地球規模で災害が始まった。
大平洋の海底が割れ島々は海に飲まれ日本はじめ各国の沿岸に海水が押し寄せた。
東京の下町地区は水没し地下鉄や鉄道網は全滅、霞が関は月のアルファー基地に移転、市民も山の手地区に避難した。
それから間もなく中部地方が割れてマグマが噴出、住民は銀河鉄道と幸子の船団により助け出されギニアに植民したが驚いた他に住む国民は一斉にギニアへ植民しようと銀河鉄道のステーションに押しかけた。
白瀬は危険が迫っている地区から脱出を指示したから嵐の中でもモクモクと歩いてステーションに向かう日本人特有の規律正しさで避難が進んでいた頃、世界各地では生き残りを掛けてあらゆる策謀戦闘が行われ、アメリカではテロリストと麻薬関係者をひそかに処分しギニアに脱出させなかった。
脱出の様子を眺めていたエミリヤはヨーロッパの壊滅を命じたためサーシアは核爆弾をアルプス山脈に投下して粉砕、ヨーロッパ各都市は噴石の雨の中に埋もれ生き残った人たちはギニア目指してロシアへーしかし国境線では軍が砲口を避難民に向けていた。
その頃辺境星域では一人のシリウス軍の女性士官が任務中に現地人の警官に射殺されたが彼女には日本に一人娘が待っていた。
母が亡くなった事を知らない少女は避難命令が出ている中で一人部屋で泣いていた時防衛隊の兵士に救出されギニアにたどり着いたが誰も世話してくれる大人はいない、空港を一人で出て野原をさまよい川の水を飲みながらとぼとぼ歩いていくと建物を見つけた。
今後少女を援け育ててくれる神田良子の住まいだ、良子は少女を部屋に連れて行き食事をさせるとスヤスヤと寝入ってしまい良子は夫の帰りを待った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 13:25:24
68118文字
会話率:58%
「はううう……美味しすぎるううう~っ」
今日も腕によりをかけて作った手料理に、異世界で一緒に育った幼馴染の嫁は毎晩ごろにゃん状態。近衛隊長の嫁は、職場では勇猛でツンな態度をとってはいるが、二徹の料理の前になるとその仮面はもろくも外れて、素
直な自分をさらけ出してしまう。
サヴォイ伯爵家の長男として生まれたルウイは、8歳の時にある記憶が蘇った。それは、自分は日本という国で板前修業をしていた伊達二徹という日本人だったという記憶。そして、時間を操作することができる不思議な力も持っていたのであった。
実家は王家のお家騒動に巻き込まれて没落してしまったが、紆余曲折の上、許嫁の王国近衛隊の美しい女性士官ニコール・オーガスト中尉と結婚して平穏な生活を手に入れることができた。
現代の料理技術を駆使し、忙しい嫁を料理で癒し、時には時間操作能力で悪い奴らにはお仕置きする異世界最強の専業主夫が今日も行く。
飯テロ&嫁テロファンタジー。ニヤニヤ、グーグー注意報発令中。
※ポイント40000超え達成。読者の皆様、ありがとうございます。
※オーバーラップ様より、オーバーラップノベルス 11月25日 第1巻好評発売中。
*2巻 4月25日発売予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 20:00:00
969336文字
会話率:53%
私、カミラ・ウィールドンは人狼族です。
狼のような耳、狼のような尾、白銀の髪。まだ小さいけど、これでも結構戦えるんですよ?
これは私の、人狼族故の能力を最大限に活かし、新大陸を縦横無尽に戦い続ける物語……ではないんですよね、残念ながら。
合衆国南部の秘境の辺境に位置する砦、サラゴサ砦。その砦の主は寝坊、サボり、セクハラ魔という負の三拍子がそろった女性士官なんです。
彼女の従卒(世話役)として彼女の面倒と補佐と愚痴の相手をこなし、毎日毎日軍務とは関係ないところでてんてこ舞い。
その脇で「私そんな事情知りません」とばかりに動く歴史。
あぁ、もっといい上司に出会えたらな。贅沢言わないから寝坊しない上司が欲しいですね。
そんな感じの、私の日常の物語です。
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不定期投稿、息抜き投稿、ゆったり投稿。見切り発車なので生暖かい目で見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 19:31:31
75739文字
会話率:47%
23世紀初頭の近未来。火星に移住を本格的に開始した人類だったが、ある事件をきっかけに火星の地上には有害なウィルスが蔓延り、移住者は火星本土からの撤退を余儀なくされた。さりとて、地球への帰還もままならない人々が窮余の策として、作り上げたのが小
惑星改造型人工宇宙都市。以来、150年の月日をかけて火星の衛星軌道を中心にその周辺空域には、百期以上のスペースコロニーが点在していた。人々は自らが作り上げた新天地をスペースコロニーとは言わずに、親愛を込めて”わが邦城”、またはオービット・フォートレス”軌道要塞”と呼んだ。
各軌道要塞はその住民の民族性、宗旨、生活習慣が共通する者同士が連合、同盟を組み連邦国家を形成するに到った。この時代の火星空域には大きく五つの連合国家が誕生しており群雄割拠し、離合集散を繰り返していた。
主人公の女性士官、ルナン・クレール中尉は連邦国家の一つ、神聖ローマ連盟の自由フランス共和国海軍に属し、フリゲート艦に乗り組んで次期決戦兵器の試験運用航海に出ていたが、艦隊を組んでいる僚艦が謎の敵によって次々と撃破されていく。その最中に艦長と次席が次々と戦死。若干20代の若手女性士官が指揮を執ることに!艦は被害を受けて漂流状態。部下の間にも不穏な空気が立ち込める…。更には指揮権引継ぎ時に無理難題も…。ルナンはどうやってこの難局を乗り切るか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 20:05:04
159706文字
会話率:19%
『此処ではない、もう一つの世界の中の日本。
第3次アイドルブームの中、突如として現れた新人アイドルグループ。
それは、「特別国家公務員・自衛軍隊員」の女性陣が結成した公務員アイドル!』
軍隊に勤務していても既に戦いは過去になり、血生臭い表
現は無しで行きたいと思います。
要約しますと、自衛軍のパイロットでアイドルマニアの女性士官が基地内の女性士官たちを集めてアイドルグループを結成してアイドル界に殴りこみ!というパラレルコメディです。
更新は早くて一日おき。
不定期に更新が止まる日がありますが、読まれていなくても連載を辞めるつもりは毛頭ありませんので気長にお付き合い頂ければ幸いです。
※ 設定置き場として「第六航空基地倉庫」を立ち上げました。
ネタバレがありますので御注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-05 15:00:00
76342文字
会話率:43%
敵潜水艦と戦うのは野生のクジラ・・・!? 新任獣医少尉、垂木水菜(たるきみずな)と、はぐれクジラのセイゲンが新鋭潜水艦に挑む。
水菜は着任先の研究所で、変人先任士官の腰水(こしみず)と出会った。腰水が会話をするその相手は、なんと鯨。人類と鯨
のコミュニケーション能力向上は皮肉なことに、鯨の軍事利用を一段と加速させていた。協力を拒んでいたセイゲンも、水菜が仲間の病気を治したことをきっかけに参戦。高い能力を示す。戦局の悪化と共に、出される指令は過酷なものとなり、ついに、セイゲンは核爆雷を抱えて敵艦隊に突入する役目を負わされる。果たして水菜とセイゲンの運命は・・! クジラと人間の絆、海洋バトルチックな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 11:51:08
123220文字
会話率:60%
若輩者の女性士官に与えられた任務は“最終秘密兵器”を戦闘が膠着している北東国境へ運ぶことだった。しかしその“兵器”とは、いつも編み物を手離さない、小柄なお婆ちゃんだった…。
モンティバル王国陸軍中尉リュテカは、荷馬車で旅する祖母と孫とし
て、お婆ちゃんとともに北東の要塞へと出発する。中途、要塞への補給物資を運搬する小部隊と合流し、一安心…。
だが、これが物語である以上、当然すんなりといく訳がない。
二人の、そして小隊の後を追う怪しい男女。頼りないリュテカをフォローすべく派遣される元上官(♂)。さらには小隊の中にも不穏な空気の漂う中、一人飄々としている婆ちゃん。彼らに翻弄されるリュテカ率いる(?)小隊の行く手を阻む数々の苦難。リュテカは任務を果たすことが出来るのか。怪しい男女の目的とは?そして婆ちゃんが“最終兵器”である理由とは…。今、手に汗握る波乱万丈の冒険物語が幕を開ける…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 00:19:52
133529文字
会話率:50%
木星国の女性士官の物語です。
最終更新:2015-01-02 17:47:57
2465文字
会話率:23%