アデライドはバルテルミー公爵家の養子で、十三歳。
大好きな義兄のマクシミリアンが学園の卒業式のパーティーで婚約者に、婚約破棄を申し入れられてしまう。
公爵家の後継者としての威厳を保つために、婚約者を社交界に出られなくしてしまったマクシ
ミリアンは、そのことで恨まれて暗殺されてしまう。
義兄の死に悲しみ、憤ったアデライドは、復讐を誓うが、その拍子に階段から落ちてしまう。
目覚めたアデライドは五歳に戻っていた。
義兄を死なせないためにも、婚約を白紙にするしかない。
わたくしがお義兄様を幸せにする!
そう誓ったアデライドは十三歳の知識と記憶で婚約者の貴族としてのマナーのなってなさを暴き、平民の特待生に懸想する証拠を手に入れて、婚約を白紙に戻し、自分とマクシミリアンの婚約を結ばせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 07:10:00
104913文字
会話率:43%
怪盗セレーネとして、魔女狩りが行われるより前に、魔女が魔力を付与したとされる『魔女の宝石』を集める公爵令嬢ユーミリア。
最後の一つである魔女シリーズは、リディア帝国の第一王子エリックが持っていることを知る。
宝石目当てでエリックに近づくが
、なぜかエリックに溺愛されるようになり、ユーミリアも次第に彼に好意を抱くように。
けれど宝石目当てで近づいた負い目から、彼の愛に応えることはできなくて。
「ユミィの全ては僕が奪ってみせるから。」
なんて言われても困ります!私はあなたの想いにに応えられないんだもん。
奪うことに特化した令嬢は、彼の心を奪ってしまったようで…。
しかし幸せな時間はあっという間で、ついに最期の時が来てしまう。
ユーミリアは、王子を前に宝石を奪うことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 10:02:33
18967文字
会話率:32%
【悪い男×悪い女、恋と潜入作戦】
最高に美しい顔を武器にして、数多の悪女を牢屋にぶち込んできた、ハニトラ専門の潜入騎士クロル・ロージュ。次の任務は、悪女の最高峰『女泥棒ソワール』の正体を突き止め、捕まえるというものだった。
しかし、二人
はお互いに正体を知らないまま、両片思いの複雑な恋に落ちてしまう。根っからの犯罪者嫌いのクロルは、彼女がソワールだと知って絶望、失恋。断固拒否の姿勢を取ることに。
「俺は悪女が嫌いだ。虫酸が走る。近寄るな」
「ふふっ、私はクロルのこと大好き~。奪ってみせるわ」
こうして、こじれまくりの恋が始まった。
騙し騙され、盗って盗られて、恋と潜入作戦が同時に進んでいく。騎士が許容するのか。悪女が改心するのか。最後は誰が何を盗むのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 12:01:49
496218文字
会話率:54%
僕には小学校の頃から四年間片想いしている相手がいた。けれど今、その人が目の前で泣いていた。その光景を見たとき、僕の中で一つの覚悟が決まったんだ。キミを彼氏から奪ってみせる。僕に惚れさせて幸せにしてみせる。
最終更新:2021-12-22 22:00:00
2659文字
会話率:37%
大丈夫! 僕が必ず君を奪ってみせるから!
僕の好きな女性ひとは、許婚がいる。
最終更新:2021-07-20 03:00:00
1539文字
会話率:47%
美しくて周りから愛され、何でも与えられるのに、何故か周りから冷遇される姉の物を持ちさり、姉の婚約者さえ奪ってみせる妹。そして、姉以外に唯一その本性を知っている男の話。
最終更新:2019-09-08 22:17:49
7159文字
会話率:22%
幼い頃より、復讐を誓った。
己の全てをかけて、必ずあの男から全てを奪ってみせると。
それが弔いだとは言わない。
この意味の無い行為の理由に、死んでいった者たちを利用したりはしない。
だから……私に構わないで欲しい。切実に。
騎士学校生のフィアナの最大の障害。
それは戦士としては最高峰だが人としては底辺な師匠の嫌がらせ行為である。
ある日突然舞い込んできたのは、第一王子の専属護衛でもある第三騎士団長への就任話。
勿論、師匠の差し金だ。
箪笥の角に小指をぶつけてそこから腐って死んでしまえばいいのに。
復讐の前に師匠への報復を誓いつつ、フィアナは今日も王宮で奮闘する。
────これは少女の復讐譚。
そして、王子と騎士の恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 22:29:07
185589文字
会話率:34%
金さえ払えばどんなものでも奪ってみせると自負する『スモーキー一味』は、チャンピオンベルトだの恋心だのと、わがままをいう依頼人たちに振りまわされながらも、今日も宇宙を駆けまわる。※シリーズ作品
最終更新:2009-05-22 21:09:20
104224文字
会話率:44%