菊池 祭りに参加したある作者に罰が下る。
最終更新:2024-08-17 13:00:00
1368文字
会話率:49%
21世紀生まれ21世紀育ちの男子高校生の俺はある日目覚め、気づいたら宇宙戦艦に乗り込んでいた。見知らぬ太陽、見知らぬ大地、見知らぬ都市にひしめく人民の大歓声が俺の眼下に広がっている。現実とは思えない。
しかも、俺の身体は何故か西暦40
00年を生きる銀河帝国皇子、ジギスムント殿下とやらに仕立て上げられている。隣には軍服の美少女だ。何が起きているのかさっぱり理解できないまま皇子の影武者をやっていると、ジギスムント殿下を狙う敵の襲撃を受けることになる。徐々に判明する事実を踏まえれば、天の川銀河に広がる銀河帝国の命運は、俺の肩に乗っているらしい。
え? どういうこと?
どうしてこうなった?
あまりにも荒唐無稽で、SF的な展開だった。少々身体が不自由なだけの普通の男子高校生である俺としては、説明を要求せざるを得ない。
『生きる』ことにすら絶望していた少年が、銀河帝国の帝位継承戦争に巻き込まれながら、どのように『生きた』か。その物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 07:00:00
219669文字
会話率:32%
天才騎手と称された若き青年と漆黒のサラブレット。
その二人が出会い、クラッシック路線へと進む。
そして無敗で迎えた東京優駿。
一心同体でレースに挑み、迎えた最終直線。
最後尾から矢のように放たれた驚異の末脚。
それは全ての若きサラブレットを
飲み込むと、瞬く間に先頭に立ち突き放した。
大歓声の中、ゴール板を通過した瞬間。
天馬の足は砕けてしまう。
そのまま前に転がり、騎手とともにこの世を去る……
二人は天弓と呼ばれ、永遠に語り継がれることとなった。
そして天界へと導かれた二人の魂は不完全に混じり合い、神でも簡単に分かつことができない。
そのため自然に二人の魂が分かれるのに任せ、輪廻の門をくぐったのだった。
そうして一人の人間とサラブレットの魂を持った魂は、何の因果か牧場の息子として生まれる。
主人公は前世の記憶を持ち、愛馬とともに新たな世界を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:01:14
62528文字
会話率:53%
主人公マリー・ド・パロメスは前世、涎と鼻水が詰まって死んだ。
あまりにも不憫だと思った神様に特別として転生と転生特典をもらうことになるが、神様を強請って水の加護と雷の天賦の才を得る。
が、そこまでは良かったが学園ゲームの悪役皇女に転
生させられた。
マリーは憤慨するがどうしようもないので、水の加護で家族たちの体を治しながらすくすくと成長していく。
なぜか原作より大きな身体になった兄弟や姉、マイルドになった皇妃様と和気藹々と過ごしていくうちにマリーは思い出す。
自分がラスボスの魔王の妃として、世界を地獄に落とす諸悪の根源になると!
マリーは魔物を助け、魔の王と崇められたり、神聖国から聖女に認定されたりして行くうちに、マリーは歴代初の魑魅魍魎たちを統べる女帝となった。
そんな大歓声の中、マリーは天を指差し……
心の中で「違うでしょうが!」と叫んだ。
ドタバタギャグコメディーの最強物語になります。どうぞ、お付き合いよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 14:15:14
106139文字
会話率:42%
ベクストは奴隷剣闘士としてコロシアムに上がり、戦うことが仕事だった。
しかし、顔立ちは普通、戦い方も消極的な彼は客からの人気がイマイチだった。興行主のザンベッカもベクストのことを金を生まない穀潰しと評価した。
ザンベッカはベクストに死に
華を咲かせてやろうと生存率が最も低い闘獣試合を組んだ。
だが、ベクストはこれを生き残り、さらに試合に使われた虎5匹のうち3匹を短刀で刺し殺した。
コロシアム中に大歓声が響き渡り、ベクストは一気に人気剣闘士となった。
味をしめたザンベッカは闘獣試合を組みまくり、ベクストも連戦連勝だった。
しかし、そんな運営が半年続いた時、最悪の事態が訪れた。
ネタ切れである。
虎、狼、熊、水牛、軽装の人間がギリギリ勝てなさそうな獣は出し尽くしてしまった。
20分ぐらいの会議で解決法が見つかった。
「そうだ、魔物と戦わせればいいんだ」
水牛に勝ったんだからミノタウロスぐらいいけるだろ。でもいきなりミノタウロスはもったいないから、最初は弱い魔物からだんだんと強くしていこう。
これまで以上に厳しい戦いになるが、ベクストは生き延びなければならない。
「いつか自由になる日のために……」
奴隷は金を稼ぎ、自分を買うことで自由になれる。
ベクストが自由になるために必要な金は残り139万オーツ、魔物を1匹殺せば4万オーツになる。
このペースだと、戦っている間に魔物の強さのインフレが進みそうである……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:54:22
5667文字
会話率:57%
大賢者ガルガーノは勇者と共に魔王軍へと立ち向かい、遂には魔王を異世界へと放逐する事に成功する。
王都へと凱旋した勇者パーティーは民衆に大歓声の元迎えられ、そしてそこで何故かガルガーノは人類の裏切り者として捕らえられてしまう。
その罪状は魔王
を召喚し、人類を脅かしたという言いがかり以外何物でもない物だった。
何が起こったのか、自分の状況が理解できず茫然とするガルガーノ。
そんな中、次々とパーティーメンバーの口から語られる身に覚えのない悪逆の数々。
そして婚約者であったはずの王女ラキアの口から発せられた信じられない言葉。
余りの出来事に放心していると、気づけば牢獄の中。
足には神封石という魔法を封じる枷を付けられ。
告げられた刑期は1000年。
事実上死ぬまで牢獄に居ろと告げられた彼は、自分を裏切り陥れた国と、そして勇者パーティーに復讐を誓う。
「ふざけんな……ふっざけんなふざけんなぁ!!俺はここから抜け出して見せる!必ず!必ず後悔させてやるぞ!」
こうして始まる。
かつて大賢者と呼ばれた男の、復讐のための筋トレ生活が――
※この物語は冤罪で投獄され、魔法を封じらた大賢者が自分を嵌めた勇者達に復讐する物語です。
戦争で敗れた魔族や奴隷達を集めて国を興したりもします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 08:01:08
128355文字
会話率:25%
「ボク」は、あの夜、ミュージックバー『ビジュー』で「彼女」と出会った。
出会ったばかりだというのに、彼女はボクの左手を強く引きステージに上がる。着崩した白いシャツと細い黒ネクタイで揃いのジャズメンたちがたむろするその場所で、彼女は観る者の
魂を揺さぶる踊りを披露し客の大歓声を浴びる。だが、その歓声にはにかんで応えるだけの彼女は、ステージの袖で見ていたボクに駆け寄り、首に手を回して抱きつくのだった。
意外な展開に驚くボク。結局彼女と連れ立って店を出たボクたちふたりはその日から一緒に暮らし始める。
翌朝、彼女は苗字一文字をもじってボクを『ペキちゃん』と呼び始める。だが、ボクは彼女の名前さえ知らない。なのに、彼女の天真爛漫な振る舞いはボクの心を捕え、徐々に彼女に魅了されてしまう。
他方、彼女と一緒にいるとボクは過去の記憶にもなぜか囚われるようになる。長いひとり暮らしの後にやってきた彼女がボクに人恋しさを教えたのか、それとも、彼女自身に過去の記憶に連なる何か特別な印象があるのかはわからないが、ボクはしばしば過去に連れ去られる。幼かった頃の自分と家族との思い出が断片的に蘇るのだ。
ある日、彼女がボクを連れ出したのは「蓼科」。そこは幼い頃、家族旅行した思い出の場所で、高速道をドライブした日のことや、妹の身の上に起こった危険な出来事などが繰り返し蘇る。すっかり忘れていたそれらのことを思い出すこと自体がボクには不思議だった。
そして辿り着いた古いログハウス。そこは彼女の祖母の持ち物だったが、玄関に足を踏み入れた瞬間、古臭くも懐かしい香りがボクを捕える……
魅惑的だが名前も知らないブラウンの瞳の彼女が、ボクの失われた記憶を呼び覚ます物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 18:00:00
70361文字
会話率:54%
漫画「はじめの一歩」の『デンプシーロール』で有名なジャック・デンプシーの逸話に多少のフィクションを加えました。
最終更新:2009-10-05 23:46:44
1365文字
会話率:4%