爽やかで和やかな、ブラウンの瞳をもつ上司。
切れ長の瞳と、ぴりっとする熱をもつ先輩。
そんな2人からかけられた言葉に、迷い悩む女性の話です。
最終更新:2025-01-15 21:42:39
3358文字
会話率:32%
婚約者探しを始めたイネス。親友のルシアと共に夜会を転々とするものの、社交辞令としか思えないやり取りにウンザリ気味で、ピンと来る出会いもない。ブルネットの髪、ブラウンの瞳に、メリハリ体型。可愛げがないのは自他共に認めるところ。
ルシアは
容貌、振る舞い、言葉遣いも令嬢らしく振る舞うことができるが、一方、イネスは取り繕うことが嫌い。
将来の伴侶探しの場面で、猫をかぶっても意味がない。取り繕ってもいつからボロが出る。それなら、最初から期待させないのが一番!
とは思うものの、やっぱり多少の取り繕いは必要なのかと鬱々としている。
ある夜会で、留学生のマクシミリアンから意味深な視線を投げかけられるイネス。異国に嫁ぐ気もないイネスはマクシミリアンを対象外に認定する。マクシミリアンはルシアに気があるのだと思ったら、そうではない?
手紙も会話も皮肉で返しているのに、めげないマクシミリアンとイネスの恋の行方のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 09:24:32
59865文字
会話率:59%
気がついたら、私異世界転生してました!
と言うことで、田中麻理は今日からマリリン・ナカータ男爵令嬢に!!
しかも、元ネタも分からない不明なここは、多分乙女ゲームの世界ではありませんか? お約束のピンクブランドにチョコレートブラウンの瞳で、大
変甘ーい見た目でスタイル抜群童顔美少女で、元平民とか、お約束過ぎます!!!
さらにこちらの攻略対象の皆様、距離感おかしいですよ!!破廉恥です!どうなってるの、この世界!!
あー、あー、困りますー!!私ここで親友と仲良く学園生活を送らせていたたぎます!!あと美人ママとラブラブ生活ですよ!!!だから皆様、他所行ってください!!迷惑です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 21:01:38
10047文字
会話率:30%
エステルは可愛い。
ストロベリーブロンドのふわふわした髪に零れ落ちそうに大きなハニーブラウンの瞳。
どこか舌足らずの口調も幼子のように天真爛漫な行動も、すべてが愛らしくてどんなことをしてでも守ってあげたいと思っていた。
……彼女のあの言葉
を聞くまでは。
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アルファポリス様に掲載していたものを大幅に改稿しています。
拙作「私を愛さなかった貴方へ」と同じ世界、同じ国の二十年後のお話です。
絵師の四宮迅様に主人公のヴィゴーレ君の立ち絵を描いていただきました。
近々コノシェンツァ君の立ち絵もいただく予定です。
もともと可愛らしい容姿の設定だったんですが、あまりに可愛らしさに「こんなのがいたら誰もヒドインになびかなくなるんじゃないか」と悩んだのは内緒ですw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 16:00:00
310554文字
会話率:34%
ローズと名付けられた
その少女は、母方のイギリスの血を
濃く受け継いで、
お人形のようにかわいい子だった。
ブラウンの巻き毛に、
白い肌、細くて長い手足、
日本人離れした高い位置にあるウェスト、
そしてキラキラ輝く大きなブラウンの瞳。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 22:00:00
2940文字
会話率:10%
「ボク」は、あの夜、ミュージックバー『ビジュー』で「彼女」と出会った。
出会ったばかりだというのに、彼女はボクの左手を強く引きステージに上がる。着崩した白いシャツと細い黒ネクタイで揃いのジャズメンたちがたむろするその場所で、彼女は観る者の
魂を揺さぶる踊りを披露し客の大歓声を浴びる。だが、その歓声にはにかんで応えるだけの彼女は、ステージの袖で見ていたボクに駆け寄り、首に手を回して抱きつくのだった。
意外な展開に驚くボク。結局彼女と連れ立って店を出たボクたちふたりはその日から一緒に暮らし始める。
翌朝、彼女は苗字一文字をもじってボクを『ペキちゃん』と呼び始める。だが、ボクは彼女の名前さえ知らない。なのに、彼女の天真爛漫な振る舞いはボクの心を捕え、徐々に彼女に魅了されてしまう。
他方、彼女と一緒にいるとボクは過去の記憶にもなぜか囚われるようになる。長いひとり暮らしの後にやってきた彼女がボクに人恋しさを教えたのか、それとも、彼女自身に過去の記憶に連なる何か特別な印象があるのかはわからないが、ボクはしばしば過去に連れ去られる。幼かった頃の自分と家族との思い出が断片的に蘇るのだ。
ある日、彼女がボクを連れ出したのは「蓼科」。そこは幼い頃、家族旅行した思い出の場所で、高速道をドライブした日のことや、妹の身の上に起こった危険な出来事などが繰り返し蘇る。すっかり忘れていたそれらのことを思い出すこと自体がボクには不思議だった。
そして辿り着いた古いログハウス。そこは彼女の祖母の持ち物だったが、玄関に足を踏み入れた瞬間、古臭くも懐かしい香りがボクを捕える……
魅惑的だが名前も知らないブラウンの瞳の彼女が、ボクの失われた記憶を呼び覚ます物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 18:00:00
70361文字
会話率:54%
「少女には、嘘と花がよく似合う」
鳴海要は、才能も美貌も、親友に彼氏まで、他人が羨むものをたくさん持っていた。しかし、同性である親友へ向けた恋心に身を焦がしていた。
中谷雪奈は、持ち前の明るさと軽快な会話術で、女子生徒の人気と信頼を得
ていた。しかし、彼女が思う自身の価値とは、全てを手にする親友が自分に恋愛感情を向けていることだけだった。
笠原小百合は、フィンランド人の父と日本人の母から受け継いだ、長く美しい銀髪と澄んだブラウンの瞳で、男子生徒の視線と女子生徒の嫉妬を集めた。しかし、彼女を何よりも燃え上がらせることが出来るのは、ひとりの少女の悲しみに溢れた表情だけだった。
香山美許は、クラス内トップカーストのひとりとして、計算され尽くした可愛さを駆使し周囲を魅了した。しかし、過去の経験から自分を偽り、大切な幼馴染みと話せずにいた。
これは、4人の少女が吐いた、嘘の話。
【http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5513550】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 22:28:02
11591文字
会話率:33%