探偵×売れない小説家のバディ小説です。
【あらすじ】
主人公の天王君佳は売れない小説家である。
二〇〇九年八月――今度の小説の舞台を下見するため、とある村のご神木を見に行こうと路線バスに乗ると、車内で言い争う男たちの姿が。
ひとりの男が
腹の傷口に手を突っ込み、体内に隠していたポリ袋を取り出した瞬間、袋は破れて奇妙な緑色の液体が車内に散らばってしまう。空気中に霧散した液体を吸ったバスの運転手は気絶してしまい、君佳も激しい頭痛に襲われる。方向感覚を失ったバスは、そのまま山道のカーブを曲がり切れずに山の斜面に衝突した。
次に君佳が目覚めると、真新しいバスの中にいた。
バスを降りると、立体的な広告看板や、斬新なモデルのスポーツカー、見たことがない薄っぺらい携帯電話を持って歩く人々がいた。
駅で購入した新聞には、二十年間未解決のままとされた『路線バスの神隠し事件』の記事、そして、新聞の日付を見て君佳は驚愕する。ここは、事故から二十年後の世界――二〇二九年八月の日本であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 14:02:33
16478文字
会話率:38%
「未来にある目的地に辿り着くのも良いが、時には過去の場所まで帰ることも大切だろう。」
売れない小説家として生計を立てていた主人公。
ある日、書店から家まで帰宅している最中に不運過ぎる事故に巻き込まれ死亡してしまい、異世界生をしてしま
う。
転生した先で命を手に入れたのは良いが、魔法の才能無し、友人無し、居場所も無し。と、追い打ちをかけるように最悪な状況だったのだが、ある出来事をきっかけに自らを『見届ける者』として生きることになる。
『見届ける者』になった主人公は、物語と観客の間
に存在する仮想の壁、『第四の壁』を認知出来るようになってしまう。主人公はその存在を、『観測者』と呼ぶことになった。
見届ける者となった主人公が得た能力は、観測者が歩んできた人生の経験や、その目で視てきた数多の事象を読み取り、それを自分の物にするというもの。そして、この異世界において、観測者は物語の根幹を「観測」すると、自動的に主人公に情報が送られるという能力があるということが判明する。
主人公はそこで思った。この世界においての物語の結末は何処なのだろうと。どのような条件で、何をしたらゴールに到達するのだろうと。前世で物語を制作していた側として、興味を抱かずにはいられなかった。
主人公は言う、今日から貴方達はこの物語と共に歩む運命にあると。都合良く色々な場面を覗き、自分自身にそれを無意識に共有してほしいと。(結末のネタバレはNG)せっかく手に入れた不可思議な能力で、自分が成し遂げれなかった夢を追いかけたいと。
「おれは、観測者が視ている世界を利用し、夢である世界一の小説家になる。協力してほしい。」
主人公は『見届ける者』という立場を利用して異世界の往く先を見届け、同時に夢である『異世界一の小説家』を目指し、観測者と共に強制的にネタ探しをする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:36:07
53524文字
会話率:42%
売れない小説家の長谷川真治は昴皇子という売れっ子作家の替え玉として、とある祭典に参加することになる。その祭典とは資産家百瀬光一氏が主宰し、最優秀者には彼の全財産を与えるというものだった。
祭典の参加者は『これからの日本を変える若者50人』
に選ばれた人間で、その中から百瀬氏がさらに選りすぐった人達であった。百瀬氏はその中から一人を選んで最優秀者にするという。
百瀬氏はメディからは隔絶された山奥にある麗美山荘と言う名前の山荘に住んでいる。そこで『選択と対応』といった一風変わった催しで祭典が進行されていく。
祭典参加者は6名で全員が癖のありそうな人たちである。
そして祭典が始まる。
部屋決め、食事などを参加者が選択していく形になっており、それによって対応が変わって行くという。
夜になって事件が起きる。なんと主催者の百瀬氏が殺されるのだった。さらにはそれは密室殺人であった。山荘の責任者でもある執事の与那が言うには百瀬がこの殺人を予見していたという。つまり百瀬氏の祭典目的は犯人を見つけてほしいということになる。
続いて山荘までの道が崖崩れで閉ざされる。完全なクローズドサークルになってしまうのだ。
はたして長谷川真治は犯人を見つけ、謎解きが出来るのか、はたまた真治にまとわりつく謎の美女中村知里は何者なのか、登場人物すべてがあやしく見える。
さらに惨劇はこれだけでは収まらない。その後連続して起きる殺人事件。はたしてそれはどういう謎を秘めているのか、真治は謎解きをして生き残ることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 14:56:41
112666文字
会話率:57%
売れない小説家に未来から爆売れ小説を持ってきた女。その正体は?
吉村は売れない小説家。ある日家に帰ると、玄関に見知らぬ靴が。
勝手に上がり込んでいる未来人。未来にいる吉村の子どもに頼まれて
爆売れ小説を持ってきた。この小説を模写して、出版す
れば
父は売れっ子の仲間入り。吉村はこの小説を受け取って、売れっ子小説家に
なるのだろうか。というか、玄関に入ってきたこの未来人、うさん臭い。
コイツの正体は????
というSFのようなサスペンスのようなホラーのような、ごった煮のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 22:07:58
2268文字
会話率:63%
売れない小説家の春。
バリキャリの社長令嬢の雪。
2人の恋の行方は山あり谷あり。
最終更新:2024-02-12 20:24:38
15371文字
会話率:52%
売れない小説家の宇奈月春花とキャラの濃い男性スタッフ二人と春花の推し海月夕生が繰り広げるドタバタコメディ!
とんだ茶番劇でごめんなさい!
最終更新:2024-02-05 23:46:11
21093文字
会話率:74%
売れない小説家"深瀬雪"と趣味で小説を書く"和月桃花"
社会のレールから外れた二人が紡ぐ時間は意外にも優しさと温かさで溢れていて・・・。
不器用な二人が導き出した答えとは?
最終更新:2024-01-27 20:53:55
12742文字
会話率:55%
売れない小説家と、家に帰れない少女による悲しい恋物語
最終更新:2024-01-17 23:01:37
7584文字
会話率:41%
過去の栄光にしがみつく売れない小説家の小鳥遊ゆづきは、ある日「熱烈なファン」を名乗る若い女性、「くみ」に出会う。
「先生の作品を読んで生まれて初めて魂が震えた」
「あの作家が売れて、先生の作品が評価されない世の中は間違っているとしか言いよ
うがない」
ゆづきへの狂信的とも言える称賛と、ライバル視している作家への辛辣な批評と世間への批判。
ゆづきが欲する賛美の言葉を次々に口にする「くみ」は徐々にその信頼を得て、ついにはゆづきの『最大の理解者』となっていく。
ゆづきを崇拝する様な「くみ」。
しかしその行動にはある理由があるのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:36:03
6685文字
会話率:42%
ピッキングのプロであり一流の金庫破りでもある湊早苗は、凄腕のドライバーである枢木ミクル、売れない小説家の及川直之と、窃盗団を結成していた。
ある日、情報屋の大熊がもたらした情報により、とある富豪の豪邸に盗みに入る。早苗と及川は金庫を見つけ
、無事に開けるが、中には現金の他に「あるもの」が入っていた。
その「あるもの」を手に入れてから、早苗たちは物騒な事件に巻き込まれるようになる。そして、物騒な事件に巻き込まれるなか、早苗の元恋人であり大金を借りて消息を絶った男、早瀬正臣が早苗の前に再び姿を現す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 10:00:00
132980文字
会話率:56%
※虫の擬人化(厳密に言うと違う)のキャラクター達が出てくるお話です。苦手な方はお気をつけください。
また、ガッツリとした表現もあまりないため、コアなものを求めていた方にも申し訳ございません。
※番号が付いてる物とは違う創作物になります。
・
番号付き→大きいシリーズものとして繋がっている。
・番号なし→シリーズとは関係の無い、それ単体で完結している創作。
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主人公である源生は情報屋として駆け回り色々な人間を引っ掛け回すのが好きであった。
そんな中とある人物から依頼がかかる。
それは売れない小説家からだった。顔見知りである彼からの依頼に渋々出向き話を聞くと不思議な話をしだした。
「自分は殺された。その遺体も燃やされた。だがどういうことか死ぬ前の記憶を持って今こうして生きている」
と、実に突飛な話である。
情報屋である源生にその話を持ちかけたのは、なにか情報を知っていたら教えて欲しい─あわよくば一緒に解決して欲しいのと、自分を遺体まで燃やした相手が、自分が無事に生きていると知ったら今度は何をされたかわかったものでは無いので護衛して欲しい。
との事だった。源生は真に受けないまま適当にその依頼を受け、他の依頼のオマケ程度に解決していくことに...
「俺は探偵じゃなくて情報屋なんだが...???」
これは普通では無くなってしまった人間生物の謎解き物語であり、世界を知る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:03:37
569文字
会話率:0%
売れない青年小説家が、異世界に召喚された。
しかし、利用価値無しと判断され帝国から追放される。
生活の為に、元いた世界の歴史小説を書いて出版しようとした。
それが禁忌に触れて、帝国政府から暗殺者を使わされて命を狙われる。
しかし、自分の命
を狙ってきた暗殺者の美少女に一目ぼれする青年小説家。
異世界から来た小説家は、彼女を嫁にする為に恋愛小説を書いた。
そして、そのついでに帝国の悪事を世界中にばらし、野望の阻止を始めるまでの物語。
(一部残酷な描写がありますが、殺傷なども無い極めて軽い表現となっております。)
(当サイト以外では、 カクヨム、エブリスタ(、アルファポリスも予定)にも投稿を予定しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:00:00
52365文字
会話率:35%
売れない小説家が起死回生を狙って書いた自己満足小説。その売れ行きは?
最終更新:2023-04-02 00:14:31
565文字
会話率:24%
売れない小説家の男がある日公園で空中浮遊する人をみて、、、
最終更新:2023-02-16 23:50:27
1765文字
会話率:45%
捨て猫にお菓子をあげることが日課の売れない小説家の話です。
※この話はカクヨム様でも掲載しております。
最終更新:2023-02-06 19:22:40
5709文字
会話率:29%
たまたま小説投稿サイトに投稿した短編小説がバズってしまった売れない小説家。
しかし、その小説のせいで、思わぬ事態に巻き込まれ……。
「すいません、オチを付けないと殺されるんですが……こんな状況じゃ、アイデアが湧く筈ありません。誰か助けて……
」
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 15:25:08
4337文字
会話率:29%
自分の小説…というか、一行すら書いてなかったプロットだけの世界に、担当編集と共に転生した売れない小説家のわたくしは、自らの生き残りをかけて設定を詰め込み過ぎた小説世界に立ち向かいます。
最終更新:2023-01-02 14:15:04
2107文字
会話率:12%
ハッピーエンド主義の売れない小説家、西坂悟は子供を助けた代わりに自分がトラックに衝突し即死してしまう。
思念だけの存在となった彼の元に謎の声がやって来て話しかけてくる。
「蘇らせることはできないけど、転生した世界で君の能力を覚醒させること
はできる。転生する気はあるかい?」
楽しそうなその声に導かれるまま悟は転生することを選択する。
目を覚ますと自分の小説の主人公に転生していた。
さらに頭の中で声が聞こえてくる。それは小説の主人公の声だった。
いろいろ混乱したが悟はこの世界で楽しく生きてハッピーエンドを目指すことにした。
トラブルを小説家特有のチート能力を使い無双して解決していくうちに気づけばなぜかハーレム状態に。
果たして悟はハッピーエンドを迎えることができるのか!
ハッピーエンド主義者の異世界転生ライフ、開幕!
※しばらく毎日投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 19:48:31
596208文字
会話率:33%
実家暮らしの売れない小説家、中村秀一
そんなダメ人間秀一の前に突如現れた
銀髪美少女"天霧 優"
どこか、変な少女に突如言われた言葉
「君人生やめてみない?」
今まででは考えられなかった秀一の新たな
人生
一体秀一は新たな人生で楽しく過ごし
ていけるのか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 17:43:23
1479文字
会話率:48%
明治から大正に掛けての変革の時代。勃起不全障害を持つく久賀野親弥は、売れない小説家として執筆活動を続けていた。親弥が目指すのは、田山花袋のような「自然主義文学」だが、親弥の忌み嫌う不倫などの不貞行為を描こうとするも、「妄想の産物」と揶揄さ
れ、作品は一向に認められない。障害の治療も先が見えず、親弥は自身のコンプレックスによって大きな不満を抱え、他人を避ける生活をしていた。妻の宮に対しても極力身体的接触を避け、宮を愛しているものの、夫婦関係はどんどん悪化していく。
同じく自然主義の作家として人気のある友人、田之上兪吉に、「作家活動をやめろ」と言われ、激高した親弥は一度捨てた自分の原稿を読み直すが、田山花袋の模造としか思えないような自分の文章に気付き、執筆ができなくなってしまう。そんな折に、アルツハイマーを患う、親弥の義父である華族の大谷禄太郎氏の邸宅に招かれた親弥と宮は、禄太郎氏の病状の悪化を目の当たりにし、二週間横浜の屋敷に滞在することを決める。その間も一向に執筆活動ができず、禄太郎氏からのストレスも相まって精神を蝕まれていき、親弥は薬に頼るようになる。また、宮は親弥に黙って不穏な動きを見せる。
横浜で兪吉と会い、兪吉の知り合いだという楼主の千寿喜明の案内で「永真遊郭街」に出向く親弥。そこで、宮に瓜二つな「楓」に出会い、宮の持ち得ない色気や、見ず知らずの男に抱かれている楓に嫉妬と精神的情欲を覚えた親弥は、小説内で楓を犯すことにのめり込む。
※直接的な性描写はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 20:00:00
80870文字
会話率:46%
俺-山田博文は売れない小説家であると同時に、すぐキーボードを壊すことで知られていた。
そのことを悩んでいたとき、公認会計士である内田明が新たなものを用意する。
はたしてキーボードは壊れずに済むのだろうか。
これは、道具とは何であるかを少し考
える、そんな日常の一コマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 14:11:24
4706文字
会話率:30%